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【インタビュー】元キッズレスラー”ひなた”7.17再デビュー「皆から応援される選手になりたい」

2023-07-13

2005年に小学6年生でデビュー、「さくらえび☆きっず」の初代メンバー。元祖キッズレスラーとして活躍。2007年に卒業し16年の月日を経て再デビューするひなた選手に、再デビューすることになったきっかけや、デビュー後の目標などをお話しいただきました。

インタビューの様子はこちらよりご視聴いただけます。


―アイスリボンを卒業してから、どのように過ごされていましたか?―
ひなた:まったくプロレスには関わっていなくて、見に行ったりもしていなくて、普通に働いて平凡な生活を送っていました。

―今回再デビューを決めたきっかけをお聞かせください―
ひなた:飛香と久しぶりに遊ぼうっていって遊んで、プロレス見に行こうかってなって、見に行ったところ社長に声をかけていただいて。そこから1年ぐらいは断って断り続けていて。はい、このタイミングで再デビューという形になりました。

―1年間断っていたのに再デビューを決意したのは何故でしょうか?―
ひなた:社長の押しもあって。やりたいって気持ちは観戦していくうちにだんだん「あー私も見る側じゃなくてリングに上がる側に立ちたいな」って思いが芽生えてきたというのはありますね。

―1年前にアイスリボンを観戦するまで、全く女子プロをみていなかった?―
ひなた:女子プロ本当にみてないんですよ!本当にプロレスと無縁の生活を送っていて今から自分でやるっていうのも信じられてないですね、まだ。

―今回復帰をお客様の前で発表し、お客さんの反応など感想をお聞かせください―
ひなた:人前に立つこと自体が久々で。でもお客さんが暖かい目で見てくれるのを感じました。私のことを知っている人ほとんどいないんじゃないかなって思っていて、中には昔から見てくれている方もいると思うんですけど、15年ぶりとなると0とか1くらいですかね。


―キッズレスラーとしてデビューし、2007年の卒業から16年のブランクがあっての再デビューですが、不安や期待など、心情はいかがですか?―
ひなた:キッズの時に上がっていたので、大人になってからはプロレスするのが初めての状態で、不安もたくさんありますし、ワクワクする気持ちもあって、毎日ジェットコースターみたいに気持ちが急上昇急降下してます。

―16年ぶりにプロレスの練習や動きに触れてみてどのような感覚でしたか?―
ひなた:運動もあんまりしていなかったので、なんか昔私めちゃくちゃバク転だったりとかすごい出来ていて、体もめちゃくちゃ柔らかかったんですけど、今はもう、昔190度開いた足が90度ぐらいしか開かないみたいな状態から始まり、もう、ボロボロになっていました。最初の練習のほうは。

―長年プロレスから離れていましたが、実際練習してみて体は覚えてましたか?―
ひなた:あのー頭は覚えてるんですよ。で、体もあの動きは覚えてるんですよ。 ただ、体がその動きについていけない状態です。簡単にできたことが、もう腰痛いだとかグキッてなっちゃったりしてます。


―練習の回数を重ねて最近はいかがですか?―
ひなた:まぁ少しずつ、はい、少しずつ少しずつ上っている状態です。(開脚も)100度ぐらいは110度ぐらいは行けます。

―パートナーとしての飛香選手はどのような存在ですか―
ひなた:ひかちゃんに関してはやっぱり私は(ブランクが)15年なんですけど、それよりももっと長く続けていたので練習見ていて「あ、これ試合で出たらかっこいいだろうな」って見てて思うので、一緒にリングに立てるの楽しみですね。

―普段の飛香選手は?―
ひなた:ひかちゃん、リングと違った一面もあり。ひかちゃんは一緒にいてすごく楽なんですよ。素でいられるし、まぁ、普段から結構遊んでたりするので、飲みにいったりもしますし、なんか落ち着く存在ですね。昔から知ってるのもあります。

―再デビュー戦がタッグ王座戦になりましたが?―
ひなた:(現役時代)タッグのベルトは獲ってないと思います。アイアンマンは獲ったことはありますが、団体を背負っているベルトへの憧れはありますし、そんな機会を最初から頂けるというのは、すごくうれしいです。

―今回対戦する2人の印象は―
ひなた:まこちゃんはキッズの時、まだ何にもできないって状態の時から知っているので、試合を最近見に行って私がキッズの時に知っているまこちゃんとは別人になっていて、まこちゃんの試合を見て、感動したんですよ、すごい。すごい成長していて、それみてまたやりたいっていうきっかけになった一人の方でもあります。
ハム子さんに関しては私が知ってる頃より1/3ぐらいのサイズになっていて、でもやはり迫力は変わらないんですよね。サイズは小さくなってても迫力は変わらなくて。そんな二人と戦える…勝ちたいですね。


―今回のタイトルマッチ、勝てる採算はありますか?―
ひなた:どうですかね。気持ちはめちゃくちゃ勝ちに行く気満々です。はい。あとは体がついていくかですね。

―今のアイスリボンをどのように見てますか?―
ひなた:私プロレス自体見てなかったので、試合見に行ってやはりすごく楽しかった部分もあるんですけど。アイスリボンでやるからには、アイスリボンの知名度を上げたいっていう気持ちが私はありますね。もっと、全国民がアイスリボンって言ったらわかるぐらいの団体になったらうれしいなと思います。

―復帰後やりたいこと、目指すことは?―
ひなた:さっきも話したは知名度を上げたいっていうのと、その中でキラキラした選手じゃないですけど皆から応援される選手になりたいですね。

―最後に復帰戦についての意気込みをお聞かせください―
ひなた:復帰戦では全力でやろうと思っているので。もう、自分でもリング上がってどうなっちゃうかわかんないんですよ!ただひたすら全力で。戦いたいと思っているので。そこを見ていただければと思います。