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【遠征レポート】メキシコ2日目

2021-10-01




29日、メキシコ2日目。この日はまず、CMLL事務所にて各セッションへの挨拶からスタート。サルバドール・ルテロ社長、CMLL幹部との面会を行った。


その後、事務所内にて、Zoomにおけるメキシコメディアからの取材。その数約30社。各社の取材を3選手それぞれが丁寧に 受け答えた。質問の中心となるのは、やはり10月8日、初開催となる女子版の グランプリ。男子では15回もの回数を重ねる恒例のビッグイベン トだが、女子はこれが初めてという歴史的な大会。各メディアの関心も高く、3選手へ「誰から勝ちたいか?」という質問が飛びかう。

「ハロチータ。ウニベルサルトーナメントで優勝している実力者なので、絶対に勝ちたい」(藤本)

「日本で負けているのでマルセラからリベンジしたい」(つくし)

「私もマルセラさん。日本でもすごく 有名な選手なので、戦えることが光栄です」(向後)

とそれぞれ、意気込みを語った。さらにメディアから藤本へ「豊田真奈美さんにあこがれているそうだが、今回の遠征に向けて何か豊田さんに伝えたいことがあれば?」と質問が飛ぶと、「勝って豊田さんへ報告したい。 豊田さんの技で勝ちます!」とメキシコマットで“あの技”での勝利宣言も飛び出した。これらの取材の模様は、翌日以降メキシコの新聞、ネット媒体などで掲載される。



その後、CMLLの情報番組「CMLLインフォルマ」に出演。3選手の登場に先駆けて、アイスリボン&P'sPartyとCMLL女子部の提携発表が行なわれた。これまでCMLL女子部はレディースリングとの提携を行なっていたが、新たにアイスリボン&P'sPartyが加わることとなり、アイスリボン佐藤肇社長とレディースリング・泉井弘之介代表が出席。CMLL側からはサルバドール・ルテロ社長と、メキシコと日本を繋ぐキーマンであるOKUMURAが登壇した。「うちは日本で一番興行数の多い女子団体なので、将来的に日本でグランプリができるようになれば…」、泉井代表も「世界一のプロレス会場であるアレナメヒコに日本の女子選手を一人でも多く上げていきたい」とそれぞれ展望を語った。


続いて藤本、つくし、向後が登壇し、10月1日アレナメヒコ、10月8日アレナメヒコでのグランプリへの抱負をコメント。司会のフリオ・セ サールCMLL広報部長から前夜のアレナメヒコ大会で、3人ともネグロ・カサスを応援していたことツッコまれる場面も。和気あいあいの雰囲気のなか、最後は日本人がグランプリで勝利することを誓って終了となった。





引き続き、現地の地上波テレビ局である「Mexiquense TV」へ移動。 同局ではCMLL中継が毎週金曜日に放送されている。OKUMURAと3選手は、スポーツ情報番組「MXQ Deportes」へ出演。夜8時からの生放送でのルチャコーナーでの登場となった。




「9年ぶりに来ることが できて本当にうれしいです。私の名前はミカサ(私の家)トゥカサ(君の家)というスペイン語にも似ている”つかさ”なので、メキシコのファンの方にも”つかさー”と応援していただけるようになりたい」(藤本)

「日本の国旗を背負っていきます。必ず良い結果をもって日本へ帰ります」(つくし)

「メキシコの街に着いて感じたことはプロレスというものが日本よりも身近で人々に根付いている。その町に来れたことがうれしいです」(向後)

とコメント。出演中にはそれぞれの試合シーンも放映された。


こうして日本の女子プロレスを大いにPRしたなかで2日目が終了。10月8日世界各国から14選手が集って開催される女子版グランプリも日本人3選手を中心に、現地では戦前から盛り上がりを見せている。