試合結果
アイスリボン蒲田大会/大田区産業プラザPiO小展示ホール
2025年06月07日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分
アイスリボン蒲田大会
2025年6月7日(土)
11時30分開場/12時00分開始
観衆:93人
◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
若菜きらり&○叶ミク(9分25秒 片エビ固め)緋彩ませ&緋彩もえ×
※セカンドロープからのローリングセントーン
◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&×りこ(12分29秒 ギブアップ)神姫楽ミサ○&しのせ愛梨紗
※ミサトンクラブ
◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
杏ちゃむ&×バニー及川(16分25秒 ギブアップ)久令愛○&AKARI
※スカイデスペシャル
◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
×Blueshe(11分41秒 体固め)趙雲子龍○
※プロジェクトA
◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
勝愛実&×松下楓歩(11分21秒 エビ固め)藤田あかね○&米山香織
※みかんでポン
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【入場式】

挨拶のマイクを手にしたのは勝。「6月21日、雨のちリボン、後楽園大会で4度目の防衛戦、藤田あかね相手に決まっています。今日の前哨戦が最初で最後の前哨戦になります。今日、勝てないやつはベルトを獲れないし、ベルトを守れない。私は今日、藤田あかねに直接勝ってタイトルマッチにつなげていきたいと思います。」と横に立つあかねを挑発。ここで対戦相手のトトロが試合当日に発熱したため、欠場となり、まだ対戦カードが伝えられていないBluesheが「私の試合はどうなるんだ!」とアピール。「私がやる!」とリングサイドから出てきたのは現在、欠場中のYappy、海乃。

本部席にいた藤本がマイクを持つと「Yappy、海乃さん、怪我をしているお2人なので、お下がりください。お気持ちだけ受け取っておきます。ありがとう。12時試合開始で9時にオファーをして来てくれる都合のいい人なんていないんですよ。いないなと思っていたんですが、今日、たまたまYappyの腕の怪我の保険の話をするために来る人がいたんですね。その人にすぐ連絡をして、戻ってコスチュームを持ってきてくださいと言いました。今、向かってます。その名は保険屋さん、趙雲子龍選手です。」と試合開始3時間前に決まったBluesheの対戦相手を発表。そして、そのまま勝にマイクを返すことなく、藤本が本部席で大会のスタートを宣言した。

◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
若菜きらり&○叶ミク(9分25秒 片エビ固め)緋彩ませ&緋彩もえ×
※セカンドロープからのローリングセントーン

きらミクがリボンタッグ陥落後、初めてタッグを結成。一方、hotシュシュの実姉妹のませ&もえはこれが正真正銘の初タッグ。ゴングと同時に姉妹タッグが奇襲を仕掛ける。息の合ったローリングエルボードロップを同時に決め、さらに同時フェイスクラッシャー、さらに同時キャメルクラッチからの♡ポーズ。もえがきらりにドロップキックを仕掛けるがこれをすかしたきらりが串刺しドロップキック。続けてフットスタンプでカバーもカウント2。きらりが逆エビ固め。ませがカット。きらミクがもえにサンドイッチダブルドロップキック。もえをロープにはりつけて両サイドからの顔踏みつけ。ませがカットに入り、ませがミク、もえがきらりをロープにはりつけての仕返し顔踏みから同時はりつけドロップキック。もえがきらりをカバーもカウント2。代わったませがクロスボディもきらりがキャッチ。

サイドに回ったませが丸め込みもカウント2。きらりがボディスラムでカバーもカウント2。きらりがミクを呼び込みおてんばダッシュ。きらりがフットスタンプ。もえがアシストに入る。きらりのバックを取ったませが前方回転エビ固め。カウントは2。ませがクロスボディ2連発でカバーもカウント2。きらりが低空ドロップキック、ローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。代わったミクがボディスラムを狙うが、ウエイトをかけたませが押しつぶしてカバー。カウントは2。ませがボディスラムを狙うが、ミクがこらえる。もえが入ってダブルの投げを狙うがきらりがカット。ませがミクにもえがきらりにロープを往復してのフットスタンプ連打。

ませがミクをカバーもカウントは2。ませが飛びつき腕十字固め。きらりがカット。ませがミクをコーナーに振り飛び込むもミクがエプロンに逃れる。ミクが丸め込みもカウントは2。ミクが低空ドロップキックでカバーもカウント2。ませがコルバタ、ヘッドシザースドロップでカバーもカウント2。代わったもえがドロップキック6連発でカバーもカウント2。続けて3回カバーもカウントは2。ミクがボディスラムを狙うがもえが首固め。カウントは2。もえが横入式エビ固めもカウントは2。もえが逆さ押さえ込みを狙うがミクがこらえる。ませがアシストに入りもえが押さえ込むもカウント2。もえがラ・マヒストラルもカウント2。きらりがアシストに入り、もえにスタナー。きらミクがもえをロープに振ってのダブルフライングクロスチョップ、サンドイッチドロップキック、ダブルの外掛け。ミクがカバーもカウントは2。もえがラ・マヒストラルもカウント2。ミクがロープに飛んだもえにドロップキック。

さらにドロップキック。カバーもカウントは2。ミクがボディスラム、コーナー2段目からのローリングセントーンでカウント3を奪った。

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
真琴&×りこ(12分29秒 ギブアップ)神姫楽ミサ○&しのせ愛梨紗
※ミサトンクラブ

リボンタッグ初防衛に失敗し無冠となったちあぷりも再始動。真琴&りこの年の差タッグと対戦した。愛梨紗vsりこでスタートも真琴がすぐに入り、2人で愛梨紗をロープに振ると真琴がりこを抱え上げての2階からのドロップキック。倒れた愛梨紗に真琴がりこをボディスラム。そのままカバーもカウントは2。愛梨紗がボディスラム。りこをロープにはりつけてちあぷりがダブルの顔踏み、ダブルのはりつけ正面ドロップキック。愛梨紗がカバーもカウントは2。愛梨紗がチンロック。代わった神姫楽がコーナーにりこを叩きつける。何度かためらったあと、ロープを掴んでの両足踏みつけ。りこを引き起こしコーナーに振ると、愛梨紗を呼び込んでのダブルシャーも真琴が2人をエプロンでカット。神姫楽がりこをコーナーに叩きつけ愛梨紗と交代。愛梨紗がサーフボード。

ロープに振られたりこがカウンターのドロップキック2連発でカバーもカウント2。代わった真琴がビックブーツ。ロープに飛んだ真琴をエプロンで神姫楽が捕まえる。愛梨紗が飛び込むも真琴がかわす。ロープにもたれたちあぷりに真琴がロープ蹴り上げで愛梨紗をカバーもカウントは2。真琴がフットスタンプでカバーもカウント2。真琴がダブルアームで持ち上げるもこらえた愛梨紗がチンクラッシャー、ドロップキック、飛び込みクロスボディでカバーもカウント2。真琴がビックブーツ。愛梨紗が河津落とし、フットスタンプでカバーもカウント2。代わった神姫楽が愛梨紗を呼び込みダブルのタックル、正面ドロップキック。真琴がカウンターのトラースキック。2発目の真琴の蹴りをキャッチした神姫楽が膝にエルボー。さらに神姫楽がエルボー連打も真琴が膝蹴り、かかと落とし、ダブルニードロップでカバーもカウント2。

真琴がファイヤーマンズキャリーもバックに逃れた神姫楽がコーナーに真琴を振り串刺しスピアー、コーナーに上がってのミサロックからの丸め込みもカウントは2。真琴がダブルアーム・スープレックスでカバーもカウント2。代わったりこがドロップキック4連発でカバーもカウント2。神姫楽がカウンターのタックル。愛梨紗とのダブルシャーからのダブル正面ドロップキック、串刺し攻撃、ダブルエルボードロップで神姫楽がカバーもカウント2。神姫楽が逆エビ固めも真琴がカット。真琴とりこが神姫楽をロープに振るが、神姫楽が真琴にカウンターの正面ドロップキック。りこを担ぎ上げるがりこが逃れてエビ固めを狙う。こらえた神姫楽がヒップドロップ。神姫楽がロープに飛ぶが真琴が捕まえる。りこが首固めもカウント2。りこが横入式エビ固めもカウント2。りこが逆さ押さえ込みもカウント2。りこがクリスト。ロープに逃れた神姫楽にりこが619、ミサイルキックでカバーもカウント2。神姫楽がラリアットでカバーもカウント2。神姫楽がタックルでカバーもカウント2。神姫楽がミサトンクラブでギブアップを奪った。

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
杏ちゃむ&×バニー及川(16分25秒 ギブアップ)久令愛○&AKARI
※スカイデスペシャル

新リボンタッグ王者の杏ちゃむは初防衛戦の相手に逆指名したCREAKARIと対戦。杏ちゃむのパートナーのバニー及川も、この日はメイク&黒コスチュームの“Bad”バニーとなり、Bad Buttsのメンバーとしてリングイン。Yappyもチャンピオンベルトを持ってセコンドに入った。試合はバニーvs久令愛でスタート。力比べからバニーが足踏み、ヘッドロック。久令愛がヘッドロックを取り返すがバニーが腕に噛みつき。Badバニーをアピール。久令愛がタックルを決めロープに飛ぶが、杏ちゃむが蹴りでカット。杏ちゃむが久令愛を場外に落とし、場外戦へ。セコンドのYappyも加担する。CREAKARIがバニーをリングに戻し、ダブルのカニばさみ。久令愛がキャメルクラッチを決めAKARIが顔面ドロップキック。バニーをロープにはりつけての顔面踏み。代わったAKARIがコーナーにバニーを詰めて踏みつけ、ロープの間に寝ころんでの踏みつけでカバーもカウント2。

代わった久令愛とバニーがエルボーの打ち合い。バニーがヘッドシザースも起き上がった久令愛が低空ドロップキック。代わったAKARIがミサイルキックでカバーもカウント2。バニーがトラースキック、ドロップキック。代わった杏ちゃむがダイビングボディアタック、コルバタからの丸め込みもカウントは2。上体を起こしたAKARIに杏ちゃむが低空ドロップキックでカバーもカウント2。AKARIが膝十字固め、コーナーに杏ちゃむを寝かせての蹴り上げ。AKARIが619も杏ちゃむがかわす。AKARIがカウンターのソバット、ブレーンバスターでカバーもカウント2。代わった久令愛がワンハンドバックブリーカーでカバーもカウント2。杏ちゃむフィッシャーマンズ・スープレックスも起き上がった久令愛がビックブーツでカバーもカウント2。久令愛がドラゴンスリーパー。バニーがカット。エルボーの打ち合いから久令愛がビックブーツでカバーもカウント2。杏ちゃむが脇固め。カットに入ったAKARIの足も決めまとめて関節技でホールド。

Yappyがコーナーポストを外したコーナーへAKARIを叩きつけ、代わったバニーが久令愛にミサイルキックでカバーもカウント2。逆コーナーのコーナーポストも外され、今度は久令愛が叩きつけられる。バニーが久令愛にドラゴンスリーパー。ロープに逃れた久令愛にバニーが飛び込みドロップキック。アシストに入った杏ちゃむがローキック、低空ドロップキック。バニーが久令愛にダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。バニーがローキック連打。久令愛がビックブーツ。AKARIが619を決め、久令愛がバニーを抱え上げAKARIがフェイスクラッシャーの合体攻撃。久令愛がカバーもカウントは2。AKARIがコーナーからダイビングエルボードロップ。久令愛がダブルアームリストでカバーもカウント2。バニーが久令愛の蹴りをかわし、杏ちゃむがハイキック。続けてバニーがハイキックからのブレーンバスターでカバーもカウント2。久令愛がカウンターのトラースキックから裏アキレス腱固め。さらに体勢を入れ替えてのスカイデスペシャルでギブアップを奪った。

〈試合後のリング上〉

久令愛「北沢タウンホールでうちらのことをBad Buttsが指名してきたみたいだけど、かたや腕を怪我していて(Yappyに)お前、そんなんでタイトルマッチできるのかよ?」
Yappy「できるよ!片手でもできる!(とリングに上がる)ダブルタイトルマッチはどう?うちらのベルトと、その…その…(CREAKARIの腰を指差すがそこにベルトはなし)。」
杏ちゃむ「どこにいったの?」
久令愛「そのことに関して、この後出てくる米山さんに聞いたほうがいいんじゃないの?」
杏ちゃむ「ていうことはベルトない状態なんだ今。ほしいよねえ、このベルト。私たちも100%で戦いたいから、少しの間、待っていてもらうかもしれないけど、お互いに100%、いやそれ以上の力で戦わねえか?」
久令愛「みんな今の聞いた?こんなこと言われて楽しみじゃないわけないよね?」
AKARI「そのベルト、勝ちます。」
久令愛「ということで、いつかわかんないけど(ベルト獲りに)また来るよ。うちらからは以上だ。」
◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
×Blueshe(11分41秒 体固め)趙雲子龍○
※プロジェクトA

日米怪物ナンバーワン決定戦としてBluesheとのシングル初対決の予定だったトトロが体調不良で欠場し、急遽、対戦相手として入場した趙雲はリングに上がる前に売店の藤本の元に近づき抗議するも、藤本はこれを笑顔でいなす。リング上で握手を交わす2人。趙雲が手首をねじる。怒ったBluesheが趙雲を吹っ飛ばす。ロックアップの押し合いもBluesheが勝る。バックに回った趙雲だが、ロープに叩きつけられる。趙雲がヘッドロック。ロープに振ったBluesheがタックル。趙雲がこらえる。タックルの打ち合い。趙雲が倒れ込んでのナックルをBluesheのつま先に叩き落す。趙雲がタックルも逆に吹っ飛ばされる。Bluesheがスライディングラリアットでカバーもカウント2。趙雲がチョップ連打。Bluesheを場外に落とすとレフェリーを踏み台に場外へのアトミック・ボムズ・アウェイ。

場外戦でBluesheが反撃。趙雲を鉄柱に叩きつけ、倒れた趙雲にヒップドロップ。趙雲をリングに上げてロープを掴んでの踏みつけ。

Bluesheが串刺しボディアタック、背面プレスでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから趙雲がミサイルキック。コーナーにBluesheを叩きつけての飛び蹴り、エプロンに立ってのバックキック、コーナーからの飛び蹴りでカバーもカウント2。

趙雲がチャイニーズゴリースペシャルを狙うがBluesheがこらえる。Bluesheの飛び込みをアームホイップでかわしての羽根折り固め。ロープに逃れたBluesheにリバースの619もBluesheがかわす。Bluesheがパワーボムもカウントは2。趙雲が丸め込みもカウント2。Bluesheがカウンターのスピアー、コーナーからのダイビングボディプレスも趙雲がかわす。趙雲がダイビングセントーン、続けてプロジェクトAを決めカウント3を奪った。

試合後、売店の藤本の元に近づいた趙雲。藤本が「趙雲さん、最高!」と激励も最後は趙雲が頭をはたかれてしまった。
◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
勝愛実&×松下楓歩(11分21秒 エビ固め)藤田あかね○&米山香織
※みかんでポン

6月21日の後楽園ホール大会でICE×∞戦を行う勝とあかねの最初で最後の前哨戦がこの日のメイン。試合は勝vsあかねでスタート。ロックアップからあかねがヘッドロック。勝がロープに振るもあかねがタックル。タックルの打ち合いから勝がエルボーを決めタックルで吹っ飛ばし、楓歩に交代。楓歩がタックルからサッカーキック3連発。PKはあかねがキャッチしテイクダウンさせると、楓歩の膝を踏みつける。米山に交代。楓歩との初対決でいつもの鼻掴みで米山がご挨拶。

さらにコーナーに叩きつけあかねと交代。あかねがコーナーに詰めてのチョップ。中央に戻しての背中へのダブルチョップでカバーもカウント2。代わった米山があかねとのクローズライン。あかねがエルボードロップ、米山がセントーン。米山がカバーもカウントは2。米山がモンゴリアンチョップ、グルグルパンチ。楓歩がカウンターのタックルで米山を吹っ飛ばす。代わった勝が顔面ストンピング連打からダブルアーム・バックブリーカー。

カバーもカウントは2。勝が逆片エビ固め。あかねがカット。勝がダブルアームで抱え上げるも米山が着地。ロープに勝を叩きつけ、エプロンのあかねが勝の顔面蹴り上げ。代わったあかねが勝をロープにはりつけてのダブルチョップ。あかねの飛び込みを勝がビックブーツ。あかねが飛び込みアタックから水車落としでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから勝がスタナー、トラースキック。起き上がったあかねがダブルハンマーも勝がかわす。またも激しいエルボーの打ち合い。

あかねがタックルで吹っ飛ばす。代わった楓歩が飛び込みサッカーキック、低空ドロップキック。ブレーンバスターを狙うがあかねがこらえる。勝が入り、米山が入る。楓歩と勝がダブルのブレーンバスターを決める。楓歩がミサイルキックでカバーもカウント2。あかねが串刺しタックル、フライングショルダーでカバーもカウント2。あかねが変形キャメルクラッチ。勝がストンピング連打でカット。勝とあかねがエルボーの打ち合い。楓歩が延髄ハイキック、勝が投げ捨てジャーマン。楓歩がバズソーキックでカバーもカウント2。

アシストに入った米山に勝と楓歩がロープに振ってのダブルフロントキックも米山がかわし、楓歩のバックを取る。楓歩がバックを取り返し、勝が米山にトラースキック。楓歩があかねをコーナーに投げ落とし勝がリバーススプラッシュもあかねがかわす。楓歩があかねに串刺しエルボー。勝があかねにラリアットを狙うがあかねがかわし楓歩に誤爆。あかねが勝の脳天にヘッドバット。勝がその場に大の字でダウン。あかねが楓歩をバックフリップ。カバーもカウントは2。あかねがみかんでポンで楓歩からカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
あかね「直接ではないけど負けちゃいましたね。実は今だから言いますけど、勝さんのことが怖くて怖くてしょうがなかったんですよ。何年前かお互いが違う団体にいるときに、勝さんとの試合が組まれるたびに数日前から胃が痛くなるわ、試合がしたくなかったんですよ。怖いし、痛いし、そしてやっぱり強いし。めっちゃ怖かった。でも今年に入って、アイスリボンに参戦して、アイスリボンに勝さんがいる姿を見て、いじられるようになって丸くなったなと思ったんですけど、試合をしてみれば、あの頃の勝さんと何も変わってはいませんでした。でも、あの頃の何も自信がない自分とは違います。いろいろなところで、いろいろな選手といろいろな形式で試合をしてきて、負けない自信がつきました。今の私は勝愛実が怖くないです。」
勝「そうだな。あれから7、8年の時を経て、いろんな経験をして築き上げてきて、今があるんだよ。でもお前の言葉、私にはもっと怖い勝愛実を堪能したくてたまらないっていう風にも聞こえるんだけど。21日はお前の望む勝愛実であんたの前に立ってやるよ。」
あかね「次は1対1で、今日よりももっともっと怖い勝愛実を見せてくださいよ。そしてあなたはバチバチした試合が楽しいって言ってましたよね?」

勝「大好物だよ!」
あかね「21日はあなたを試合で楽しませたうえで、そのベルトをいただくので、覚悟しておいてください。」
※あかねがリングを去り、勝の合図で握手回りへ。握手回り後、リングに戻った楓歩が勝より先にマイクを手にする。
楓歩「勝に締めさせるわけないだろ、バーカ!」
勝「ちょっと待って、推し勝は?」
楓歩「(試合で)ラリアット打ちかましてきたこと、忘れないでください。ていうことで、今日は私が締めたいと思います。次のアイスリボンは21日の後楽園ホール大会。私のカードは決まってないですけど、いぶさんとのプライム・リンクを組みたいと思ってますので、楽しみにしていてください。それでは締めますよー!プロレスでハッピー!アイスリボーン!」
〈試合後の勝愛実〉

――最初で最後の前哨戦でしたが。
「前哨戦終えて言えるのは、やっぱり藤田あかね、いろんな経験を積んできているだけあって、面白くて熱いやつだなって思いました。もっと知りたいって思いました。あまりにも(今日は)対戦する機会が短かったので。まあ、この気持ちがタイトルマッチにすべていい方向で出るんじゃないかなと。今日の前哨戦を終えて、ますます自信に満ちています。藤田あかね、本当に4度目の防衛戦にふさわしい相手なんじゃないかなと。」
――前回の後楽園ホール大会で空席が目立ったことで、試合後、改めて変えていくという思いを語っていました。それ以来の後楽園ホールとなるわけですが。
「やっぱり今すぐに変えられる問題じゃないと思うんですよね。選手個々のモチベーションだったり、プロレスラーとしてリングに上がっている以上は試合レベルの向上とか、公式で上がっている試合の動画を見て、アイスリボン行ってみたいなと思ってもらえる人が増えたらいいなと。女子プロレスを見たことがない人たちにも私たちの戦いが届いて、実際に足を運んでもらえるっていう形につながったらいいなと思っているので、SNSをうまく活用していきたいなって思うのと、あとはプロレスラーとしてのポテンシャルをもうちょっと高めていけたらなと思います。長い目で見ていきたいなと思っています。」
――その中で後楽園ホールでは常にメインでタイトル戦が義務付けられるわけですよね。
「チャンピオンはどうしても団体の顔って言われることが多くて、実際に団体の顔であるべきで、絶対的な強さを持っていないといけないし、今のアイスリボンのメンバーの中では勝愛実が自信を持ってトップであり、顔ですと言えるような試合、戦いを毎回していかないといけないっていう、自分に圧をかけて、自分がその圧を乗り切って、毎回殻を破って強くなっていくっていう、このベルトの防衛戦と共に、勝愛実も強くなっていけたらなと思います。」
――なかなかプレッシャーのかかる立場ですね。
「それもいいプレッシャーだと自分は思っていますね。そうやって自分を追い込まない限りは上に上がっていけないと思うので。そういう相手が今、勝愛実に必要だと思います。」
――あかね選手とは前哨戦でしたが、米山選手とは久々の再開でした。
「超久々!楽しかった〜っ!米山さん、何も変わってないです、いい意味で。本当に楽しかったです。」











































