試合結果
アイスリボン蒲田大会/大田区産業プラザPiO小展示ホール
2025年04月27日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分
アイスリボン蒲田大会
2025年4月27日(日)
11時30分開場/12時00分開始
観衆:88人
◎エキシビション3分間
勝愛実(0ー0)リコ(仮)
◆第1試合 オンリーギブアップ シングルマッチ15分1本勝負
〇杏ちゃむ(8分59秒 ギブアップ)キク×
※フェイスロック
◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実&〇トトロさつき(10分25秒 片エビ固め)藤田あかね&緋彩ませ×
※勝愛実を背負ったままボディプレス
◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
〇Yappy(7分13秒 エビ固め)Patricia Ligaia×
※ケンタッキー•ボム
◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
△桜花由美(時間切れ引き分け)星いぶき△
◆第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]×若菜きらり&叶ミク(16分21秒 片エビ固め)神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗〇[挑戦者]
※シャイニングウィザード
※第65代王者組が初防衛に失敗
※ちあぷり(神姫楽&しのせ)が第66代王者組となる
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【入場式】

入場式の挨拶はちあぷりが担当。
神姫楽「ちあぷりにとって大切なこの日がやってきました。いよいよリボンタッグ、挑戦します。今日は2人で絶対にベルトを持って帰ります!」
愛梨紗「ちあぷりを信じてください!」
ベルト獲りをアピールし、大会スタートを宣言した。
◎エキシビション3分間
勝愛実(0ー0)リコ(仮)

リコの公開エキシ第4戦の相手はICE×∞王者の勝。ロックアップから先に腕を決めたのは勝。リコが切り返すもすぐに勝がバックに回る。取り返しにバックに回ったリコをヘッドロックに決めた勝は強烈に絞め上げ、早くもギブアップを迫る。さらに首投げを決めてカバーもカウントは2。ブレイクも起き上がれないリコの顔面にストンピングを叩き込む勝。起き上がったリコがドロップキック4連発も勝は仁王立ち。リコがエルボー連打も微動だにしない勝は1発でリコを吹っ飛ばす。

それでも食い下がるリコだが、勝はあくまで1発の返しでリコを吹っ飛ばしていく。さらに勝がボディスラムでカバーもカウント2。コーナーに振ろうとして勝を逆にコーナーに振ったリコが串刺しエルボーも、「こうやるんだ!」と勝が強烈な串刺しエルボーでお返し。倒れたリコに勝がエルボードロップでカバーもカウント2。

起き上がったリコを勝が滞空時間の長いボディスラムで叩きつけ馬乗りでカバーに入ったところで3分終了となった。大の字のリコに駆け寄った海乃がマイクを手にする。

海乃「リコ、お疲れさまでした。怖かったね。痛かったね。でも私は今までで一番リコの気持ちや気合が見れたエキシだったと思います。皆さん、どうですか?(拍手を受けて)次回、5月5日、横浜リボン、デビュー戦を行います。対戦相手、あなたのすべてを受け止めてくれそうな方にお願いしました。真琴さんです。私はずっと信じてくれないけど、デビューしたとき、リコみたいなドロップキックもできなかったし、エルボーも強くなかったし、本当に何もできなかったの。ねえ、桜花さん。」
桜花「WAVEでデビューした塚田(旧リングネーム)は本当に何もできなかった。でも今日のリコちゃんを後ろで見ていて、本当に感情が出ていて良いと思った。」
海乃「ありがとうございます。まさか、私のエキシをやっていただいた桜花さんの目の前で、私がこんなことを言うとは思いませんでした。桜花さん、この子がもうちょっと大きくなったら、あと4年ぐらいしたら、桜花さんと対戦できるように成長させますので、その時はぜひ、よろしくお願いします。(リコに)デビュー戦、頑張りますか?」
リコ「はい!」
海乃「頑張れ!」
リコ「はい!」

◆第1試合 オンリーギブアップ シングルマッチ15分1本勝負
〇杏ちゃむ(8分59秒 ギブアップ)キク×
※フェイスロック

前回の道場マッチのエンディングで5月生まれのトトロと弓李が5月17日に生誕祭を行うことを発表したところ、「私も5月生まれ」とリングに上がってきた杏ちゃむとキクがシングルで対戦。試合開始と同時にローキックを叩き込んだ杏ちゃむだが、試合を止めたキクが「自分をもっとランクアップしたいので、この試合をオンリーギブアップマッチにしたい。」と要求。関節技を得意とする杏ちゃむに異論はなし。再度、握手でスタートも、その握手の手を引き込んだ杏ちゃむがいきなりグランドに持ち込み腕十字固めを決める。ロープに逃れるキク。ロックアップからバックの取り合い。キクがバックに回るも杏ちゃむがヘッドロック。

キクが取り返すも、またも杏ちゃむが腕を取ってグランドに持ち込むと再度、腕十字固めへ。キクが体勢を入れ替えようとする動きに合わせて杏ちゃむがアームブリーカーへ。キクが切り返すも杏ちゃむが再度、切り返し、腕取りから足、続けてグランドヘッドロック。ヘッドロックを取り返したキクが首投げも杏ちゃむが腕十字固めで切り返す。ロープに逃れたキクを杏ちゃむがオクラホマロールで転ばすと、上体を起こしたところにサッカーキック。中央に開脚して座った杏ちゃむがキクにサッカーキックを要求。キクがサッカーキック。

キクが開脚座り。杏ちゃむがサッカーキック。この攻防が3度続き、杏ちゃむがPKを狙うが、キクが蹴り足をキャッチ。杏ちゃむが回転して逃れるも、キクが膝蹴りから飛び込みのオクラホマロール。もちろんノーカウント。悔しがるキク。キクが飛び込みの膝蹴り。杏ちゃむがミドルキックからフィッシャーマンズ・スープレックスで投げ捨てる。杏ちゃむが足4の字固め。ロープに逃れたキクの足をロープに引っ掛けて杏ちゃむが飛び込みドロップキックを膝に入れる。キクが飛び込みDDT、浴びせ倒しから腕十字固め。杏ちゃむが脇固めで切り返す。反転して逃れたキクだが、杏ちゃむがアキレス腱固めから反転しようとするキクをフェイスロックに決めギブアップを奪った。

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実&〇トトロさつき(10分25秒 片エビ固め)藤田あかね&緋彩ませ×
※勝愛実を背負ったままボディプレス

勝&トトロの大型パワータッグにあかねがパートナーに選んだのはhotシュシュのませ。前回のhotシュシュのvol.10大会に出場し6人タッグでませと対戦したあかねは、ませの頑張りを評価。この日のタッグ結成につながった。正面からぶつかれば勝ち目のないませをパートナーにあかねがどう戦うかがポイントになった一戦。試合前からませに対して敵意をむき出しにする勝。ませの握手も拒否。試合はトトロvsませでスタート。ロックアップで押すませだが、トトロは1ミリも動かない。あかねがアシストに入り、ませの後ろから押すがトトロが2人まとめてロープ際に追い込む。あかねとませが2人でトトロにストンピング。さらにませがカニばさみを狙うがトトロが動かない。あかねがトトロのバックに回って押し倒し、ませがトトロにロープに飛んでのフットスタンプを連打。カバーもカウントは2。トトロがませをロープ際に寝かせて「今日こそは!」と物置攻撃を狙うが、客席から大ブーイング。

あかねがトトロを背後からダブルチョップ。ませを起こしたトトロは今度はませをコーナーポストに叩きつける。代わった勝が膝立ちのませの顔面にストンピング。ませに容赦なしの連打を叩き込む。さらに抱え上げて膝の上に落としてのバックブリーカーから逆エビ固め。あかねがカット。ませのバックを取った勝。逃れたませがバックに回り、いつもように勝の股の間から顔を出すが、ここでませをキャッチした勝が担ぎ上げる。前方回転エビで逃れようとしたまえだが、これを押しつぶした勝がフォール。カウントは2。ませがコルバタで勝を投げ飛ばしあかねに交代。あかねと勝がタックルのぶつかり合い。

さらにエルボーの打ち合いから勝がスタナーを決め、トラースキック、フットスタンプでカバーもカウント2。代わったトトロがセントーンでカバーもカウント2。ボディプレスをかわしたあかねがエルボードロップでカバーもカウント2。トトロをコーナーに振ろうとするあかねだが、トトロが切り返してあかねを振り、串刺しを狙って飛び込むが、かわしたあかねが串刺しショルダーからコーナー2段目からのフライングショルダー。カバーもカウントは2。ロープにトトロをはりつけたあかねがロープに飛ぶもその背中にませがタッチ。あかねが飛び込みショルダーを決めるも、ここで入ったませがトトロの足にドロップキック。両ひざをついたトトロに飛びついてのへデックでカバーもカウント2。

ませがエルボー連打。トトロが返しボディスラムを狙うが、逃れたませがトトロのつま先を踏みまくる。自らロープに飛んでの大車輪でカバーもカウントは2。コーナーに上がったませだが、エプロンの勝がこれを阻止し、トトロがファイヤーマンズキャリー。バックに回ったませが後方回転エビ固めもカウントは2。逆さ押さえ込みを狙ったませだが、トトロが抱え上げてボストンバック。あかねがカットしませをファイヤーマンズキャリーに抱えてぶん回し、トトロに蹴りを入れる。勝がカットに入り、あかねにラリアット。ませがコーナー2段目からボディアタックもトトロがキャッチしマットに叩きつけてボディプレスでカバーもカウント2。勝とトトロがませにサンドイッチボディアタック。トトロがカバーもカウントは2。トトロに勝がおぶさり、おんぶプレスでトトロがカウント3を奪った。

試合後、あかねがマイクを手にする。
あかね「久しぶりの勝さん、相変わらず大人げないですなあ。」
勝「うるせえ、上等だ、こら!」
あかね「久しぶりに当たりましたけどね、まだまだやり足りないんですよ。」
勝「それはこっちも同じ。」
あかね「今度、シングルやりませんか?」
勝「いいね、いいね、いいねえ!やりたいねえ!」
ませ「ここはあかねさんが出るまでもないですよ!私があいつをぶっ倒します!」
勝「なんじゃ、こらーっ!」

ませに殴り掛かろうとする勝をトトロが止め、あかねがませをガードしながら控室へ。
◆第3試合 シングルマッチ15分1本勝負
〇Yappy(7分13秒 エビ固め)Patricia Ligaia×
※ケンタッキー•ボム

現在、フィリピンのプロレス団体PUSOレスリングで試合を行っているフィリピン出身25歳のパトリシア・リガイア(Patricia Ligaia)が初参戦。前日の道場マッチでYappyを急襲するなど、日本デビュー戦にやる気満々のパトリシア。憧れの存在でもあるYappyに対して試合前、はしゃぎながら握手を求めたパトリシアは、さらにロープ際で客席に向かって笑顔を振りまく。その後ろからYappyがボディアタック。踏みつけてカバーもカウントは2。Yappyがストンピング連打。コーナー2段目に横に寝かせての逆水平チョップ連打。崩れ落ちたパトリシアにヒップアタック。

さらにコーナーに詰めてのヒッププッシュ。中央に戻して踏みつけカバーもカウントは2。パトリシアをコーナーに振ったYappyが飛び込むもパトリシアがかわす。パトリシアが飛び込むもYappyがいなして絞首刑。Yappyがヒップアタックでカバーもカウント2。パトリシアが片足ドロップキック、フライングクロスチョップでカバーもカウント2。パトリシアが鎌固め。しのいだYappyをロープ際に追い込みパトリシアが肩口に乗っかる。

さらに飛び込みの片足ドロップキックもYappyがかわし、飛び込みの開脚ヒップアタック。今度はパトリシアがかわし、ロープに足を引っかけたYappyにパトリシアがフットスタンプ、ボディスラムでカバーもカウント2。コーナーに上がったパトリシアをYappyが捕まえて肩口に担ぐとアバランシュホールド、ギロチンドロップでカバーもカウント2。Yappyがファイヤーマンズキャリーもパトリシアが後方回転エビ固め。カウントは2。パトリシアがドロップキックでカバーもカウント2。バックに回ったパトリシアだが、反転したYappyがパトリシアを抱え上げてカツ丼。カバーもカウントは2。パトリシアがカウンターのダブルチョップからギロチンドロップでカバーもカウント2。パトリシアがダイビングボディアタックでカバーもカウント2。Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。Yappyがアックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyがケンタッキーボムでカウント3を奪った。

◆第4試合 シングルマッチ15分1本勝負
△桜花由美(時間切れ引き分け)星いぶき△

WAVEの重鎮・桜花といぶきのシングルマッチが蒲田大会のセミファイナルで実現した。試合はロックアップでスタート。桜花がロープに詰めるも切り返したいぶきがエルボー連打。桜花がカウンターのビックブーツ。いぶきをロープにはりつけて鼻フック。さらにエルボー連打でカバーもカウント2。いぶきがカウンターのタックルを決めてカバーもカウント2。桜花が払い腰からアームバー、変形羽根折り固め。ロープに逃れたいぶきの上に乗り、ロープを掴んでのニードロップ。桜花がカバーもカウント2。桜花が逆エビ固め。いぶきがロープに逃れる。いぶきがカニばさみから側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。いぶきが串刺しボディアタック、正面ドロップキック。

桜花を抱え上げようとするが、桜花が膝蹴りで逃れコーナーに振っての串刺しビックブーツ。さらにランニングビックブーツ。カバーもカウント2。コーナーに上がった桜花にいぶきがエルボーもその腕を掴んだ桜花がブラディEX。桜花がアームホイップから変形羽根折り固めもいぶきがロープに逃れる。いぶきが膝蹴り、飛び込み顔面ウォッシュ。いぶきがライトニングスパイラルでカバーもカウント2。桜花がロープチョークからビックブーツ連打でカバーもカウント2。桜花がフェイスロック、アームブリーカーもいぶきがロープに逃れる。いぶきが飛び込みのジャンピングニー。さらに飛び込みニーでカバーもカウント2。いぶきが逆水平チョップ。桜花がビックブーツ。

打ち合いからいぶきが飛び込みエルボーでカバーもカウント2。桜花がバックドロップ。両者ダウン。エルボーの打ち合いから桜花がDDT、かかと落としでカバーもカウント2。桜花がビックブーツでカバーもカウント2。いぶきがトラースキック2連発からバズソーキックでカバーもカウント2。いぶきがランニングダブルニーアタックでカバーもカウント2。桜花がビックブーツ、ブレーンバスターでカバーもカウント2。桜花のビックブーツをかわしたいぶきがグッドいぶニングを決めたところで時間切れとなり、ドローに終わった。

◆第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]×若菜きらり&叶ミク(16分21秒 片エビ固め)神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗〇[挑戦者]
※シャイニングウィザード
※第65代王者組が初防衛に失敗
※ちあぷり(神姫楽&しのせ)が第66代王者組となる

激しい前哨戦を繰り広げてきたきらミクとちあぷりが遂にリボンタッグ王座を懸けての決着戦のリングに立った。なんとしても初防衛を果たしてチャンピオンとしての強さを証明したいきらミク。一方、結成当時からタイトル挑戦をアピールしながらも、なかなか届かないベルト戦に向けて着実に実績を積み上げてきたちあぷり。それぞれがベルトへの熱い思いを抱きながら迎えた決着戦。試合前、片足を前に出すいつものポーズを決めたきらミクだが、ちあぷりが襲い掛かり、きらミクをコーナーに振っての同時串刺し攻撃からミクにダブルタックル。愛梨紗がきらりにボディスラム3連発でカバーもカウント2。ロープに飛んだ愛梨紗をエプロンのミクが阻止。ミクがリングに入り、愛梨紗を2人でロープに振ってのダブルフライングクロスチョップ、ミクがカニばさみ、きらりが低空ドロップキック。さらに愛梨紗を2人でコーナーに振って連続串刺しドロップキック連打からロープに振ってのダブルドロップキック。

きらりがフットスタンプ連打でカバーもカウント2。きらりが脇固め、アームブリーカー。愛梨紗がロープに逃れる。愛梨紗がカウンターのタックル。ミクが入ってきらミクが2人でロープに振るが、愛梨紗が2人まとめてクロスボディで倒しきらりにタックル。代わった神姫楽がきらりをボディスラムでカバーもカウント2。神姫楽がミサロックもミクがカット。きらりをロープにはりつけ愛梨紗、神姫楽の順にドロップキック。ダブルエルボードロップ。起き上がったきらりがエルボー連打。きらりが首固めもカウント2。きらりがオクラホマロールもカウント2。きらりがジャパニーズレッグロールクラッチもカウント2。きらりが低空ドロップキック、ポンスタナー、ローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。きらりがミサイルキックでカバーもカウント2。代わったミクがドロップキック4連発でカバーもカウント2。

バックの取り合いからミクがアームホイップ、飛び込み低空ドロップキック、大車輪でカバーもカウント2。愛梨紗がカットに入ってミクにタックル。ちあぷりがダブル猪ムーブからのダブル正面ドロップキック、串刺し連係から神姫楽が逆エビ固め。愛梨紗がサーフボードで合体。きらりがカットに入る。愛梨紗がきらりを逆エビ固め。ミクがロープに逃れる。ミクが後方回転エビ固めもカウント2。ミクが飛びつきの後方回転エビ固めもカウント2。ミクが回転式ジャックナイフもカウント2。きらミクが2人で神姫楽をロープに振ってのダブルドロップキック、ダブルの外掛け。コーナーにミクが上がるが、愛梨紗がエプロンで阻止し、神姫楽がデッドリードライブ、飛び込みラリアット。ミクがバックに回っての投げ捨てジャーマン。

代わったきらりが代わった愛梨紗にドロップキック。エルボーの打ち合いから愛梨紗がカウンターのタックル、チンクラッシャー、DDTでカバーもカウント2。愛梨紗がチンロック。きらりの上体を弓なりにするもミクがカット。愛梨紗がロープに飛ぶもミクが飛び込みドロップキック。きらミクがダブルの足かけ式の前方エビ固め。きらりがコーナー2段目からフットスタンプ。カバーもカウント2。きらりがコーナートップからフットスタンプ。愛梨紗がかわす。きらりが飛びつき十字固めもこらえた愛梨紗がバックフリップ。神姫楽が飛び込みラリアット。

愛梨紗が飛び込みエルボーでカバーもカウント2。愛梨紗が河津落としでカバーもカウント2。愛梨紗がシャイニングウィザードを狙うが、ミクが助走をカット。ミクがミサイルキック、きらりが対角でミサイルキックを決めカバーもカウント2。神姫楽がカットに入る。ミクが神姫楽を場外に落とし、プランチャ。同時にきらりがダイビングボディアタックでカバーもカウント2。きらりが飛び込み十字固め。ミクが入りきらミクレボリューションも神姫楽がカット。きらりが神栖も愛梨紗がカバーを切り返し手押さえ込む。カウントは2。神姫楽がきらりに飛び込みラリアット。ミクをちあぷりが抱え上げての高角度パワーボム。愛梨紗がちあふる☆ほいっぷでカバーもカウント2。愛梨紗がシャイニングウィザードでカウント3を奪取。


ちあぷりが第66代リボンタッグ王者となり、愛梨紗はこれが初戴冠となった。
〈試合後のリング上〉

神姫楽「愛梨紗!リボンタッグのベルト、巻かせてくれてありがとう!」
愛梨紗「(泣きながら)ありがとうございます。」
神姫楽「そして愛梨紗の初めてのベルト戴冠のタッグパートナーとして私を選んでくれて、このちあぷりでの勝利を掴んでくれて本当にありがとうございました。」
愛梨紗「ありがとうございます。」
神姫楽「愛梨紗はきらりのデビュー戦の相手で、デビュー戦で新人相手に負けて…自分も同じ団体で後輩のデビュー戦で私が負けたことがあったから、そのときの愛梨紗の悔しさがすごくわかって、絶対にリングで、自分自身の弱さと向き合って勝ちたいって思っていました。自分たちはあのデビュー戦で絶対に後輩に勝たなきゃいけなかった。後輩への申し訳なさと、自分へのふがいなさを自分たちは忘れずに。でもそれはもうどうしようもないから、これからリングに立っていく上で、その重さをちゃんと抱きしめて私たちは強くならなきゃいけないと思う。そして自分たちは誰よりも周りの人たちに感謝して、このことをこれからもちゃんと持って、リングに立ち続けなきゃいけないって思っています。愛梨紗は私のそんな思いを、同じ気持ちを持っている子だと私は思っていたから、私は愛梨紗とどうしても、このちあぷりっていうタッグで2人でタッグのベルトを巻きたかったです。だから今日は愛梨紗が愛梨紗の力で、このベルトを手にしてくれて、すごく嬉しかったです。隣にいさせてくれて、本当にありがとう。」
愛梨紗「こちらこそ。ミサさんはタッグパートナーがそれぞれの場所でたくさんいて、いつもうらやましいなって思ったり、ちょっと嫉妬したりするけど、このアイスリボンのリングでは誰よりも私を信じてくれて、頼りなかったかもしれない私のパートナーでいてくれて、本当にありがとうございます。初めてのベルト戴冠が、ミサさんと巻くこのリボンタッグのベルトで本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします。」
神姫楽「きらミク、2人は練習もすごいしていて、自分たちにも全力で向かってきてくれて、すごい刺激を受けています。今日は私たちと全力で戦ってくれてありがとうございました。」
きらり「こちらこそ、今日、戦ってくれてありがとうございました…なんていう気持ちよりも、悔しくて悔しくてたまりません!タッグチャンピオンになれてすごく嬉しかったけど、私1人でも勝てるぐらいに、もっともっと強くなりたい!だから私にとって試練の試合をさせてください。」

※佐藤社長に改めて嘆願し、きらりの試練の試合を行うことが決定。
※握手回りのあと、再びちあぷりがマイクを手にする。
愛梨紗「今日から私たちちあぷりがこのアイスリボンのリングをもっともっと輝かせていきましょう。」
神姫楽「そうだね!」
※最後は2人で「ちあぷりでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締め、周囲から突っ込まれまくって終了。

〈試合後の神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗〉

――ベルト戴冠、おめでとうございます。
2人「ありがとうございます!(2人で向き合って)ありがとうー!(と拍手)」
神姫楽「もう嬉しい!ありがとう!」
愛梨紗「こちらこそ、パートナーでいてくれて、本当にありがとうございます。」
神姫楽「私のせりふです。ありがとうございます。なんとかなったかな、今日(のマイク)?」
愛梨紗「私は嬉しかったですよ。」
神姫楽「伝わった?」
愛梨紗「はい!」
神姫楽「やっぱりこの、私のあふれる言葉にならない気持ちを、日ごろからちゃんと理解してくれる、理解のあるパートナーですごい嬉しいです。」
愛梨紗「思いをまっすぐ伝えてくれるパートナーが隣にいてくれて、私は嬉しいです。」
――2人にとって、このベルト戴冠までの道のりはけっこう長かったですよね。
神姫楽「自分たちが組んでからは、愛梨紗が教えてくれたんですけど、去年の6月ぐらいからちあぷりって言い始めたんですけど、それまで急に対戦したり、組むことが多くなったりして、その中で絆が生まれてきて、本当は去年、リボンタッグほしいってずっと言ってたんだけど、やっとね?」
愛梨紗「やっと!」
神姫楽「ね!獲れて嬉しいです。愛梨紗は初…。」
愛梨紗「初戴冠。やー嬉しいですね。忘れられない日です。記念日です。」
神姫楽「4・27はちあぷり記念日!」
――今度はベルトを守る立場になります。これからが勝負でもあります。
神姫楽「防衛が大事だからね。自分はベルトをいくつか、このベルトも何代か前に澄樺と持っていたし、JTOのタッグベルトもシングルのベルトも持っていたんですけど、実は防衛はほぼ重ねてないに等しいので、本当に獲ってからの道が険しいものだっていうのは知っているので、ここからまた。ここで手に入れたことで気を抜かずに愛梨紗ともっと頑張って防衛していきたいって私は思っています。」
愛梨紗「防衛戦はしたことないんですよ、初戴冠なので。でも私、ミサさんが隣にいてくれれば、絶対に、これからずっとずっと私たちの身から離れないベルトなので、大丈夫です、私たちなら。」
神姫楽「ねっ!誰が相手でも?」
愛梨紗「大丈夫!」
神姫楽「大丈夫です!」
――どんなチャンピオンになりたいですか?
神姫楽「さっきの聞いてた?」
愛梨紗「感謝、ですね?」
神姫楽「正解。ぎり正解!自分たちは後輩にも負けてきたし、その自分たちのふがいなさを、でもこうやって、仲間たちとか、愛梨紗への感謝を、周りのみんなに感謝を忘れないタッグでいたいです。」
愛梨紗「大丈夫です、私たちなら。強い最高のタッグになります。」












































