試合結果
アイスリボン1371/アイスリボン道場
2024年09月21日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時45分
「アイスリボン1371」
2024年9月21日(土)アイスリボン道場
11時45分開場/12時00分開始
観衆:47人
◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○YuuRI&若菜きらり(11分16秒 ジャックナイフ式エビ固め)Yappy&グリズリー藤滝×
◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○芦田美歩(9分14秒 手柄横取り式体固め)弓李×
※もう一人は紫雷美央
※紫雷が弓李にシラインバスターを決めるも、芦田が紫雷を押しのけてフォールを横取り
◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○真白優希(0分10秒 ビーナスクラッチ)海乃月雫×
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○櫻井裕子&柳川澄樺(14分33秒 ブレンバスターホールド)神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗×
『CLUB ICERIBBON』(全試合配信)
https://youtu.be/2PXjUmQkgn0
■月額:1,190円
◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○YuuRI&若菜きらり(11分16秒 ジャックナイフ式エビ固め)Yappy&グリズリー藤滝×
ICE×∞王者のYuuRIが第1試合に登場。デビュー2ヵ月のきらりをパートナーに、Yappy&グリズリーのパワーコンビとの一戦に臨んだ。開始早々に奇襲を仕掛けたYuuRIときらりがYappy、グリズリーをロープに振ろうとするが、これを踏ん張ってこらえたYappyとグリズリーは、逆にYuuRIときらりをコーナーに振っての串刺し攻撃。グリズリーがきらりをカバーもカウント2。グリズリーがきらりをキャメルクラッチ。さらにボディスラムを狙うが、これをこらえたきらりがドロップキック。しかしグリズリーがこらえる。きらりのドロップキック6連発もグリズリーにダメージなし。ここでYuuRIがアシストに入り、2人でグリズリーをコーナーに振っての串刺し連係。きらりがカバーもカウント2。グリズリーがタックルからカバーもカウント2。代わったYappyがサーフボード式キャメルクラッチ、串刺しヒップアタック、串刺しラリアットでカバーもカウント2。
さらにきらりをコーナーに横に固定しての逆水平チョップ連打、串刺しボディアタックからカバーもカウント2。Yappyがヒップアタックでカバーもカウント2。続けてドラゴンスリーパーを決めたYappyがファイナルカッターを狙うが、これを逃れたきらりがドロップキックからバックに回ってのパロスペシャル。ロープに逃れたYappyに飛び込みドロップキックを決めたきらりがカバーもカウント2。代わったYuuRIが正面ドロップキック2連発でカバーもカウント2。YuuRIが首4の字固め。
ロープに逃れたYappyに619もYappyがかわし、YuuRIをロープに固定したYappyが開脚ヒップアタックもYuuRIがかわし、ロープ1段目と2段目の間から619。カバーもカウント2。YappyがYuuRIの飛び込みを肩口に抱えてのカツどんでカバーもカウント2。Yappyがロープ際にYuuRIを追い込んでの開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。代わったグリズリーがタックル4連発からカバーもカウント2。YuuRIがカウンターのトラースキックからミドルキックも、蹴り足をキャッチしたグリズリーが変形バックブリーカーからバスターでカバーもカウント2。グリズリーが変形アームバー。ロープに逃れたYuuRIがグリズリーの飛び込みをかわして、きらりとのサンドイッチ低空ドロップキック。さらにきらりをボディスラムでグリズリーの上に落としカバーもカウント2。YappyがYuuRIときらりにまとめてラリアットを決め、YuuRIをウェイストランド。続けてグリズリーがリバーススプラッシュでカバーもカウント2。YuuRIがグリズリーにトラースキック。片膝をついて倒れかけたグリズリーの後頭部にきらりが低空ドロップキックをヒットし、YuuRIが倒れたグリズリーをジャックナイフで丸め込みカウント3を奪った。
◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
○芦田美歩(9分14秒 手柄横取り式体固め)弓李×
※もう一人は紫雷美央
※紫雷が弓李にシラインバスターを決めるも、芦田が紫雷を押しのけてフォールを横取り
トライアングルリボン王者の弓李が美央、芦田を相手にトライアングル戦に臨んだ。開始早々、チアベルで美央に対抗すべく、芦田が弓李に共闘を申し入れる。これを受け入れた弓李だが、2人で美央をロープに振るも、芦田からの指示がなかったため、弓李が棒立ちの間に、芦田が1人でフロントキックを美央にヒットさせる。もう一度、トライもまたも芦田のみフロントキック。今度は美央がビックブーツを芦田に叩き込み、芦田を場外に落とすと、弓李が「邪魔者がいなくなった。」と美央との一騎打ちを要求。手探りからヘッドロックの取り合い。美央がつま先蹴りを入れ、ロープに飛ぶも、これを芦田が場外から足払い。すかさず弓李が美央にエルボー。芦田がリングに戻るも倒れた美央の上に弓李が芦田にバッククラッカーを決めながら倒れ込む。美央の上に芦田がカバーに入る形となるが、ここで弓李が芦田のバックに回り、美央の腕もからめながら、芦田を絞め上げる。下から美央が弓李を蹴り上げて逃れるも、美央と芦田を対角コーナーに立たせた弓李が対角線を走りながら、アッパー気味にナックルを叩き込む。
ここで美央と芦田が共闘し、弓李をコーナーに振ろうとするが、弓李が切り返して、美央と芦田をコーナーに叩きつけ飛び込む。先に逃れた美央が弓李のバックから襲い掛かり、2人まとめて女郎蜘蛛。さらにコーナーに上がった美央だが、これを捉えた芦田がファイヤーマンズキャリー。しかし、何をしたらいいかわからない芦田が弓李に救いを求めるが、これを弓李が無視。美央が切り返しの後方エビ固めでカバーもカウント2。弓李が美央を丸め込むがカウント2。今度は芦田が弓李を丸め込むもカウント2。美央が芦田を丸め込みがカウント2。弓李と芦田が両サイドから美央を2人で逆さ抑え込みもカウント2。芦田が美央を逆エビ固め。弓李も美央の背中に爪を立ててのキャメルクラッチで合体。攻められる美央が弓李に、ほんとか嘘か、芦田が弓李をディスっていたことをチクる。逆エビを外した芦田が弓李に弁明。詰め寄る弓李。しかし、起き上がってきた美央にチアベルの合体キックがヒット。
返す刀で弓李が芦田にエルボー。芦田も返し、打ち合いに。さらに張り手の打ち合いから芦田が弓李をブロックバスターホールド。美央がカット。弓李が美央をブロックバスターホールドもカウント2。コーナーに上がった芦田に弓李がコールドスプレー攻撃。エプロンに落ちる芦田。今度は美央に弓李がスプレー攻撃も美央が蹴りでスプレーを吹っ飛ばす。美央が延髄ハイキックでカバーもカウント2。美央がビックブーツで弓李をカバーもカウント2。美央が弓李をシラインバスターでカバーも、ここで飛び込んできた芦田が美央を押しのけて弓李をカバーしカウント3を奪った。
決め技の公式発表は「手柄横取り式体固め」。あ然とする美央、そしてフォール負けを喫した弓李に対して、意気揚々とマイクを手にした芦田は「キューさんから、トライアングルのベルトを持っているキューさんからスリー取りましたーっ!でも、今日、分かったことがあります。キューさん、私のこと、好きじゃないですよね?私はこんなに愛をぶつけているのに…。私のことが全然好きじゃないってことが分かったんですけど、今日、やっと。これからも私はチアベルでたくさん試合をしたいので、これから2人でいいチアベルロードが歩めるように、いったんキューさんとしっかり決着をつけるべきだと思っています。そうすることで、これから2人のチアベルがうまくいくと思うんですよね。なので、私、そのキューさんのトライアングルのベルト、挑戦させてもらいます。」と弓李のトライアングルリボン王座への挑戦を表明。
芦田の宣戦布告にも我関せずの弓李に対し、美央が「他人事みたいに!(芦田に)お前、めちゃくちゃ嬉しそうに、意気揚々と語ってますけど、完全に俺の流れだったよ。(芦田が「でも勝ちは勝ちなんで。」と開き直ると)ここで私が名乗り出てもつまんねえから、私が推薦者で、別の人を(タイトル戦に)出してあげまーす。くせ者を連れてきてやるから、お前たちチアベルのストーリーでなんて思うなよ。お前たちのキャラがかき切れるような、素晴らしいプロレスラー連れてきてやるから覚悟しろ!」と挑発。弓李のリアクションは別として、挑戦者=芦田、美央推薦者=くせ者Xを迎え撃つ形で、弓李のトライアングルリボン王座初防衛戦が行われることになりそうだ。
◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
○真白優希(0分10秒 ビーナスクラッチ)海乃月雫×
10月19日ICE×∞王座戦に挑む真白が、前回のICE×∞王座挑戦者でもあった海乃とのシングル戦。まさに王座戦を見据えての一戦でもあった。試合は握手した手を引き込んだ海乃がいきなり丸め込みを仕掛けるも、真白がカウント2でキックアウト。その流れのままに、今度は真白が海乃をビーナスクラッチで抑え込み、カウント3を奪ってみせた。開始からわずか10秒。秒殺決着で真白が海乃を下した。
試合後、その場で再戦をアピールした海乃だが、真白はあくまで冷静に海乃の正面に立つと「海乃が獲れなかったICEのベルトを私が獲るので、そのあとでまた再戦しましょう。」と語り、さっさとリングを降りた。
しかし、試合後、真白が右足肉離れを起こしたことが判明。2日後の横浜リボンでのYuuRIとの前哨戦を欠場することになってしまった。
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○櫻井裕子&柳川澄樺(14分33秒 ブレンバスターホールド)神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗×
前回の道場マッチで真白&咲蘭に連勝街道を止められたちあぷり。仕切り直しの一戦は、ちあぷりにとって最も意識するタッグチームでもある櫻井&柳川のヤナギサクラ。共に意識しあう2チームの一戦は次期リボンタッグ王座挑戦者決定戦といってもいい大一番でもあった。試合は柳川vs愛梨紗でスタート。ロックアップから腕の取り合い、柳川がグランドに持ち込んで足を絞め上げ、さらにヘッドロックで起き上がるも、愛梨紗がヘッドロックで切り返す。グランドに持ち込み、これを柳川が逃れ距離を取ったところで櫻井、神姫楽に交代。タックルの打ち合いから、櫻井がロープに飛んだところを愛梨紗がエプロンからカット。ちあぷりが櫻井をコーナーに振り、2人揃っての猪ムーブから串刺し連係、ダブルエルボードロップ。神姫楽が櫻井をカバーも柳川がカット。今度はヤナギサクラが神姫楽をロープに振ってのダブルビックブーツ、ダブルドロップキック。
櫻井が神姫楽をカバーもカウント2。神姫楽が櫻井のコーナーへの飛び込みを交わしスタンディングのミサロック。愛梨紗がパロスペシャルで柳川をカット。櫻井がボディスラムを狙うが、神姫楽がこらえる。櫻井が低空ドロップキック。代わった柳川が片足ドロップキック、串刺しジャンピングニー、串刺しダブルニーでカバーもカウント2。柳川が神姫楽の腿に正面ドロップキック。神姫楽を倒して腿にダブルニードロップ、足4の字固め。ロープに逃れた神姫楽がタックル、セントーンでカバーもカウント2。代わった愛梨紗がタックル7連発でカバーもカウント2。愛梨紗が逆片エビ固め。ロープに逃れた柳川に愛梨紗が飛び込むもかわした柳川が飛び込みニー。愛梨紗がカウンターのタックルから逆エビ固め、チンロック。愛梨紗がボディスラムを決め、神姫楽がダイビングセントーン。続けて愛梨紗がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。
柳川がバックスピンキック、スピンキック。2人がマットに倒れる。代わった櫻井に愛梨紗がエルボー。櫻井も応戦して打ち合い。愛梨紗がチンクラッシャー、タックルでカバーもカウント2。櫻井がバックに回ってのドラゴンスリーパー。神姫楽がカット。櫻井が串刺しエルボー、タックルでカバーもカウント2。櫻井が2度目のドラゴンスリーパー。スタンドからグランドへ。愛梨紗がロープに逃れる。ロープに飛んだ櫻井を神姫楽が飛び込みラリアット。櫻井が神姫楽にタックル。神姫楽が櫻井にラリアット。愛梨紗が櫻井にネックブリーカードロップ。カバーもカウント2。愛梨紗が俵返しからカバーもカウント2。愛梨紗がシャイニングウィザードを狙うが、柳川が助走する愛梨紗に片足ドロップキックをヒットして阻止。櫻井がビックブーツ。ロープ際に倒れた愛梨紗に柳川が飛び込みニー。櫻井がカバーもカウント2。櫻井がドラゴンスリーパーからサクラプレスでカバーもカウント2。櫻井がビックブーツでカバーもカウント2。櫻井がブレーンバスターでホールドし、粘る愛梨紗からカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
櫻井「3連休の始め、アイスリボンの道場マッチ、ちあぷり対ヤナギサクラ、勝ったのはヤナギサクラだーっ!今日まで、いろんなパートナーを交えて試合をしてきて、お客さんだけじゃなく、私たちもこの連休始めの試合、すごく楽しみにしていました。勢いをつけてるちあぷり。でも、その勢いだけでこの先、進めると思ったか!私たちずっとアイスでタッグ組ませてもらって、もちろん、ヤナギサクラとして、こうして活躍させていただいているからこそ、アイスのタッグのベルトも挑戦していきたいなと思っています。私たちが獲ったら、一番最初に挑戦させてあげてもい・い・よ。」
神姫楽「今日の勝ちで調子に乗んなよ!勢いだけじゃないって、自分は自信持って言えるよ。うちら変わってきてるよ、2人で組んでから。お前らは勝ったけど、変わっているのかよ!今日は負けたけど、絶対に勝つ。うちらがリボンタッグのベルトを巻くまで、うちらは巻いてから先も見ているし、あきらめないから。この先も、2人の未来も、今日、ここにいる皆さんにも見せるから。あんま調子に乗んなよ!」
愛梨紗「今日は負けたけど、絶対にヤナギサクラから勝つことはあきらめないし、絶対に、絶対に2人より先にちあぷりでベルトを巻く。私は絶対にあきらめないから(とマイクを叩きつける)。」
櫻井「マイクは大事にしてもらっていいですか。正直、いろんなタッグチャンピオンがいる中で、挑戦していくメンバーがいなくて、このカードが組まれたからこそ、私たちが挑戦してきてほしいって思われているのかなって思って、今日の試合に臨んだ。だから2人のその気持ちが聞けて、私は嬉しかったです。」
神姫楽「なんで上からなんだよ!」
櫻井「勝ったからね。」
※櫻井が出場選手を呼び込み「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めたが、ここで9月24日が誕生日の神姫楽にバースデーケーキが贈られ、みんなで祝福。
新しい1年に向けての抱負を聞かれた神姫楽は「何歳でもお誕生日は嬉しいですよね。ありがとうございました。私はこのプロレスのリングで叶えたいことがたくさんあります。それは2年半前、アイスリボンさんに初めて出させていただいてから、このリングで叶えたいことがたくさん見つかったし、同じこのリングに立っているみんなや応援してくださる人たちと私は叶えたい夢がたくさん見つかって、人としても成長させてもらっているなって本当に感じます。だからアイスリボンのベルトを私は全部獲りたいし、その上でアイスリボンに恩返しもしたいと思うし、もっともっと、このリングだけじゃなくて、いろんなリングで、いろんな人たちと熱く魂を燃やしたいと思っています。今年も1本目のベルトをやっと獲ったばかりですけど、まだまだあきらめずに、たくさんベルトを獲って、いっぱいみんなと笑っていきたいと思っています。ありがとうございました。みんな大好き!さっきは調子に乗るなよなんて言いすぎてすみませんでした。自分が負けたんで上から言われてもしょうがないって、今ちょっと冷静になって思っています。」と語り、改めて神姫楽が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。