月〜

試合結果

アイスリボン新木場大会/新木場1stRING

2024年07月14日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



アイスリボン新木場大会
2024年7月14日(日)
11時30分開場/12時00分開始
観衆:177人

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
杏ちゃむ&○Yappy(8分22秒 ギブアップ)Betty Boa×&藤滝明日香
※マガツマンダラ

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○神姫楽ミサ(7分12秒 片エビ固め)長谷川美子×
※晴れ時々ミサ(ダイビング•セントーン)

◆第3試合 若菜きらりデビュー戦 シングルマッチ15分1本勝負
×しのせ愛梨紗(9分21秒 エビ固め)若菜きらり○
※神栖

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
弓李&×芦田美歩(19分29秒 片エビ固め)海乃月雫○&古川奈苗
※ドラゴンスプラッシュ

◆第5試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
[王者]○真白優希(10分19秒 エビ固め)咲蘭×[挑戦者]
※♡さらんらっぷ♡を切り返し抑え込む
※第45代王者が3度目の防衛に成功
※もう一人はYuuRI[挑戦者]

◆第6試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]×トトロさつき&まなせゆうな(21分23秒 片エビ固め)真琴&星ハム子○[挑戦者]
※ダイビング•ボディプレス
※第63代王者初防衛に失敗
※星ハム子&真琴が第64代王者となる

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【入場式】


3月3日以来、今年2度目の新木場大会。入場式での代表挨拶はこの日がデビュー戦のきらり。マイクを手にしたきらりは「本日デビューする若菜きらりです。憧れのアイスリボンのリングでデビューできることが、すっごく嬉しいです。絶対に勝ちたいと思います!」と前日の道場マッチ同様、必勝を期し、きらりが初めて大会の開戦を宣言した。




◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
杏ちゃむ&○Yappy(8分22秒 ギブアップ)Betty Boa×&藤滝明日香
※マガツマンダラ



前日の道場マッチに初参戦し、十分なインパクトを残したベティが新木場大会のオープニングマッチに登場。前日の顔合わせをシャッフルした形で明日香とのタッグを組んだベティは、ゴングと同時に、明日香と共に奇襲に出る。杏ちゃむ、Yappyをコーナーに振り、明日香が杏ちゃむに、ベティがYappyに串刺し攻撃。さらにそれぞれを中央に振って同士討ちさせようとするが、杏ちゃむ&Yappyがこれをしのぎ、コーナーに飛び込むとYappyがベティを絞首刑、杏ちゃむが明日香をぶら下がり腕十字に決める。さらにベティをロープ際に引き込みエプロン側に出ると杏ちゃむ&Yappyのサンドイッチヒッププッシュ、サンドイッチヒップアタック。



杏ちゃむがベティをカバーもカウント2。杏ちゃむが串刺しエルボー、串刺しダブルニーで再度カバーもカウント2。ベティがカウンターのビックブーツでカバーもカウント2。代わった明日香がボディスラム、ジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。杏ちゃむを抱え上げた明日香だが、杏ちゃむが後方回転エビ固めでカバーもカウント2。杏ちゃむがハイキックを狙うがキャッチした明日香が変形バックブリーカーからバスター。続けてフェイスロック。ベティがYappyに卍固めを決めアシスト。さらに杏ちゃむ、Yappyをロープにはりつけての同時ボディアタック。杏ちゃむがカウンターのドロップキック、低空ドロップキックで明日香をカバーもカウント2。代わったYappyが旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。Yappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、雷電ドロップでカバーもカウント2。Yappyが杏ちゃむ、ベティを続けて明日香の上にボディスラム。



Yappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。ロープに飛んだYappyをエプロンでベティが羽交い絞め。明日香が飛び込みボディアタック、ラリアットでカバーもカウント2。代わったベティがビックブーツ。3発目をキャッチしたYappyだが、ベティがバックスピンキックでカバーもカウント2。ベティが卍固め。Yappyが後方に倒れ込み解除。ベティがブレーンバスターでカバーもカウント2。Yappyがベティをゴリースペシャルに決め、杏ちゃむがロープに飛んでフェイスクラッシャーで叩きつける合体技を披露。Yappyがウェイストランドでカバーもベティが十字固めで反転。カウント2。ベティの腕を取ったYappyがグランドに引き込むと腕を決めながらヘッドシザースの形で絞め上げるマガツマンダラを決めギブアップを奪った。




◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○神姫楽ミサ(7分12秒 片エビ固め)長谷川美子×
※晴れ時々ミサ(ダイビング•セントーン)



アイスのレギュラー参戦選手同士のシングルマッチ。ロックアップから神姫楽をコーナーに詰めた長谷川がエルボー。エルボーの打ち合いから神姫楽がタックル4連発でカバーもカウント2。神姫楽が猪ムーブからのタックル、エルボードロップ、セントーンもかわした長谷川がフライングクロスチョップ、串刺しエルボー、神姫楽の膝をロープに掛けて絞め上げ、自らロープに飛んでの膝へのニードロップ。さらにグランドに持ち込んで膝へのダブルニーでカバーもカウント2。長谷川が裏アキレス腱固め。ロープに逃れた神姫楽に飛び込み低空クロスボディ、サマーソルトドロップでカバーもカウント2。



バックに回った神姫楽がボディシザース、反転してミサロック。ロープに逃れる長谷川。神姫楽が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。神姫楽が長谷川を抱え上げてのボディプレスからコーナーに上がろうとするが、足にしがみついた長谷川がドラゴンスクリューからマフラーストレッチ。コーナーに上がった長谷川が飛び込むも神姫楽がかわしてラリアット。カバーもカウント2。神姫楽がコーナー2段目からのダイビングセントーンでカバーもカウント2。神姫楽が続けて晴れ時々ミサ(=コーナー最上段からのダイビングセントーン)でカウント3を奪った。




◆第3試合 若菜きらりデビュー戦 シングルマッチ15分1本勝負
×しのせ愛梨紗(9分21秒 エビ固め)若菜きらり○
※神栖



2005年11月8日生まれ、埼玉出身のきらりは、つくしに憧れて小学5年生からプロサーに通い、プロレスラーを目指してきた。一度、受験のために練習を中断するも、今春、医療事務を専攻する専門学校への入学を機にプロサーでの練習を再開し、晴れてプロデビューの夢を掴んだ。デビュー戦の相手は年齢の近い先輩である愛梨紗。ロックアップでロープに詰めた愛梨紗がクリーンブレイク。再度、ロックアップで愛梨紗がロープに詰めるも反転したきらりがエルボー連打。しのいだ愛梨紗がきらりをコーナーに振っての串刺しボディアタック。カバーもカウント2。愛梨紗がきらりの髪を掴んでコーナーに投げ、踏みつけ。



会場からは愛梨紗にブーイングが起こる。愛梨紗がサーフボードから背中に両足を合わせて持ち上げる。前方に叩きつけ、今度はキャメルクラッチへ。しのいだきらりがドロップキックでカバーもカウント2。きらりがボディシザースからダイヤル固めでカバーもカウント2。ボディスラムを狙うきらり。こらえた愛梨紗がボディスラムでカバーもカウント2。愛梨紗が逆片エビ固め。ロープに逃れたきらりがエルボーで反撃。途中、肘のサポーターを投げ捨ててエルボーを連発する。愛梨紗もエルボーで応戦。きらりがドロップキック4連発でカバーもカウント2。



コーナーに上がったきらりを愛梨紗がファイヤーマンズキャリーもきらりがバックに逃れる。愛梨紗がチンクラッシャーからボディスラムを狙うが、こらえたきらりがボディスラム。カバーもカウント2。きらりが低空ドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。計3度、カバーもいずれもカウントは2。きらりがエルボー連打。愛梨紗がタックルで吹っ飛ばし、逆エビ固め。ロープに逃れたきらりが丸め込みを連発も愛梨紗がキックアウト。エビ固めの応酬からきらりがカサドーラでカバーもカウント2。きらりが愛梨紗に飛びつき、つくしのフィニッシュ・ホールドのひとつ『神栖』で、キャリア2年超えの先輩である愛梨紗から堂々のカウント3を奪取し、デビュー戦を勝利で飾った。



〈試合後の若菜きらり〉
――デビュー戦を勝利で飾りました。戦ってみてどうでしたか?
「新人とはいえ負ける気はなかったんですけど、本当に勝てるなんて正直思っていなかったので、すっごく嬉しいです。でも、これがゴールだと思わないで、スタートなので、次対戦することがあったら、また絶対、勝ちたいと思います。」

――思い通りの試合運びができましたか?
「はい!練習よりいい動きができたと思います。」

――目標はつくし選手になると思いますが。
「つくしさんは本当に…。」



※インタビュー・スペースに愛梨紗が乱入。きらりに掴みかかり「悔しい!」を連発。MIOに抑えられて退場。
「また戦うことがあれば、悔しい思いをさせてやりたいと思います。」

――試合途中に肘のサポーターを外したのはつくし選手を意識してですか?
「はい、そうです。エルボーで勝ってやろうという思いで、途中で外しました。」

――小学生の頃からプロレスラーを目指してやってきて、今日、プロレスラーになりました。どんなプロレスラーになりたいですか?
「プロレスラーとして誰もが応援してくれるような試合をして、きらりがきっと勝つだろうという風にお客さんに思われるような選手になりたいです。」

――今日のコスチュームに関しては?
「シンプルな、腕に何もない方が体のラインがしっかり見えて、筋肉もいっぱい見えるので、筋肉をいっぱい見せたかったので、こういうコスチュームにしました。」

――今日の対戦相手の愛梨紗選手に関しては?
「(年齢は)1個上なんですけど、年代が一番近い選手になりますので、ライバルとして勝手に思っているんですけど、これからもっといい試合ができたらいいと思います。」

――スポーツ歴はありますか?
「中学、高校の部活でバレーボールをやっていました。バレーボールを活かした試合をしていきたいなと思っております。」




◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
弓李&×芦田美歩(19分29秒 片エビ固め)海乃月雫○&古川奈苗
※ドラゴンスプラッシュ



海乃&古川の『ど根性ヤンキース』が前リボンタッグ王者のチアベルと対戦。試合前から芦田に対して冷たい態度の弓李が海乃側のコーナーに立ち、芦田と向かい合う。「3対1?」とさすがに困った表情の芦田を見て、自軍コーナーに戻った弓李だが、先発に出ようとする芦田を場外に叩き落すと、自らが先発に。対角からは海乃が先発に出る。バックの取り合い。腕の取り合いから弓李が海乃の髪を掴んで引っ張り回せば、海乃が弓李の腕に噛みつき。グランドから海乃が上を取るも、またも弓李が下から髪を掴む。対する海乃も弓李の足に爪を立てて引っ掻く。海乃のドロップキックを払いのけた弓李がキャメルクラッチからたこ焼き。すぐに切り返した海乃がお返しのたこ焼き。目には目をの仕掛け合いが続き、芦田、古川が入り、海乃が弓李を、古川が芦田をぶら下がり腕十字。



さらにビックブーツでチアベルを吹っ飛ばし、カバーもブリッジで逃れたチアベルがど根性ヤンキースに同時ドロップキック。さらに芦田が海乃をエプロンでレッグスリーパーに決める。頃合いをみて、弓李が海乃をカバーもカウント2。弓李が腕4の字から口を塞ぐ。代わった芦田に海乃がエルボー連打。芦田もエルボーで反撃。海乃がビックブーツ。代わった古川もビックブーツ、ストンピングから足4の字固め、ロープに逃れた芦田がエルボー連打からジャンピングキックも古川がビックブーツで吹っ飛ばし、監獄固め。弓李がドロップキックでカット。エルボーの打ち合いから芦田がドロップキックでカバーもカウント2。代わった弓李がフットスタンプ、側転プレスでカバーもカウント2。古川が脇固め。弓李が反転して脇固め、アームブリーカー。



弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、こらえた古川が膝蹴りから飛びつき腕十字。反転した弓李がカバーもカウント2。古川がタックル、サマーソルトドロップでカバーもカウント2。代わった海乃がスワンダイブ式ドロップキック、場外で助走付きジャンピングキック。弓李が海乃の両手を取り、グルグル回転からの丸め込みもカウント2。海乃がボディブロー。弓李がボディへの正拳突き。海乃がカウンターのソバットからフロントネックチャンスリードロップでカバーもカウント2。代わった芦田がドロップキック、ジャンピングキック連打でカバーもカウント2。海乃がDDTからフェイスロック。芦田がロープに逃れる。ロープに飛んだ海乃をエプロンから弓李が蹴り。逆に海乃をロープ際に追い込み、弓李が619、芦田がY字レッグドロップでカバーもカウント2。



芦田がジャーマンを狙うが、古川がカットに入り、古川が首を、海乃が足首を抱え込み、反対方向に捻る雑巾絞り攻撃を仕掛ける。ロープ際に芦田を追い込み、古川がスライディングダブルハンマー、海乃が低空ドロップキックを決める。海乃がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。コーナーに上がった海乃を弓李がデッドリードライブ、コードブレイカー。芦田がバックスピンキック、ジャーマン・スープレックスでホールドもカウント2で古川がカット。海乃と芦田が逆さ抑え込みを仕掛け合う。コールドスプレーを持ってアシストに入った弓李だが、スプレーが芦田に誤噴射。古川が芦田に串刺しエルボー、海乃が古川のアシスト付き串刺しドロップキックでカバーもカウント2。海乃がドラゴンスプラッシュでカウント3を奪った。




◆第5試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
[王者]○真白優希(10分19秒 エビ固め)咲蘭×[挑戦者]
※♡さらんらっぷ♡を切り返し抑え込む
※第45代王者が3度目の防衛に成功
※もう一人はYuuRI[挑戦者]



6月23日後楽園ホール大会でウナギ、美央を相手にトライアングルリボン王座2度目の防衛に成功した真白は次期挑戦者として、メインで行われたICE×∞新王者決定戦の勝者を指名。残る1枠は6月29日『1355』大会で真白とのシングル戦に引き分けた咲蘭が名乗りを挙げ、これを真白が了承。今回のタイトル戦の組み合わせが決定した。YuuRIにとっては所属以外の選手として初のグランドスラムのチャンスであり、咲蘭にとっては初戴冠のチャンス。試合はゴングと同時に、真白が両手を挙げて「来い!」と力比べを要求。それに2人が応え三つ巴の力比べへ。真白とYuuRIが両サイドに回り、咲蘭の両腕を絞め上げるが、咲蘭が前方回転からの跳ね起きで逃れる。続けて真白と咲蘭がYuuRIを捉える。YuuRIも跳ね起きで解除。最後はYuuRIと咲蘭が真白を捉える。しかし跳ね起きがうまく決まらない真白。YuuRIと咲蘭が真白をロープに振りクローズラインも真白がかわしYuuRIを咲蘭にぶつける。しかし、すぐに体勢を戻したYuuRIが咲蘭とのダブルドロップキックを真白にヒット。YuuRIがロープに飛ぶ咲蘭がカニばさみで真白の上にプレスさせようとするが、YuuRIがカニばさみをジャンプでかわし咲蘭にPK。



真白と咲蘭を並べて寝かせ、サマーソルトドロップ、旋回式ボディプレスで2人まとめてカバーもカウント2。真白が場外へ。咲蘭のドロップキックをすかしたYuuRIが低空ドロップキック。咲蘭が串刺しドロップキック、ドロップキックでカバーもカウント2。そこに真白が入って咲蘭に逆片エビ固め。YuuRIが逃れ、真白のバックに回ってのスリーパー。真白が逆片エビ固めを外す。起き上がった咲蘭がYuuRIにおんぶスリーパー。YuuRIが咲蘭をコーナーにぶつけて逃れるも咲蘭がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。



咲蘭がコルバタからヘッドシザースでYuuRIの腕を決める。真白が入って2人を丸め込む。カウント2。YuuRIと咲蘭が真白をダブルブレーンバスターの体勢で持ち上げる。途中、咲蘭が離れてYuuRIの足元に回り込む。YuuRIが真白をブレーンバスター。咲蘭が投げたYuuRIを丸め込むもカウント2。YuuRIが咲蘭をボディスラム。そこに飛び込んだ真白が咲蘭をジャックナイフ。YuuRIがカット。YuuRIが真白と咲蘭をまとめてランニングネックブリーカードロップ。真白がYuuRIに目潰しもYuuRIがしっかりガード。バックに回ったYuuRIの脚の間をくぐってバックに回った真白が膝カックンからの低空ドロップキックでカバーもカウント2。真白がキーロック。ロープに逃れたYuuRIをロープにはりつけ、真白がはりつけドロップキックを狙うが、はりつけられたYuuRIがそのままエプロンでスライド移動。的を見失う真白。



これが3度続くが、4度目で真白がはりつけドロップキックをヒットしカバーも咲蘭がフットスタンプ。真白とYuuRIがダブルのビックブーツを咲蘭に決める。さらに飛び込んでいった真白だが、咲蘭は619で反撃。続けてYuuRIも619。咲蘭が真白をカバーもYuuRIがカット。YuuRIが咲蘭をスピンキック。真白と咲蘭を並べて寝かせて、YuuRIがスワントーンボムも2人がかわしYuuRIにダブルドロップキック。咲蘭がコーナーに飛び込んできた真白を後方回転エビ固めもカウント2。真白がソバットを決めロープに飛ぶがリング下にいた松澤さんが真白の足を引っ張って倒す。



さらにエプロンに立って真白を押さえ込み、そこに咲蘭がドロップキック。続けて咲蘭がジャンピングレッグドロップでカバーもカウント2。咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもYuuRIがカット。YuuRIと咲蘭がエルボーの打ち合い。YuuRIがヨーロピアンクラッチも真白がカットに入り、2人まとめて丸め込むもカウント2。真白がYuuRIと咲蘭に目突きを狙うが、YuuRIと咲蘭が目突き。両目を潰された真白を咲蘭が♡さらんらっぷ♡に持ち込もうとするが、これを潰した真白が逆転のカウント3を奪い、王座防衛を果たした。



〈試合後のリング上〉
※「ちょっと待ったーっ!」と松澤さんがリングイン。
松澤「お前だけは許せねえんだよ、前から!今日だってなんだよ!姑息なことばっかりやりやがって!咲蘭、YuuRI、なんで獲れないんだよ、ベルト!今日、獲れると思ったのに!よーし、こうなったら…あたしが実力で、お前のベルトを剥がしてやる!よーし!次はいつだっけ?27日だよな?横浜のなんとかホール(=横浜産貿ホール)だよ!そこであたしの実力でお前のベルトを剥がしてやる!そのベルトは…トライアングルだったよな?」
真白「はい!」
松澤「よーし!私の知り合いの、大物選手がいるんだよ!その大物選手を連れて、お前のベルトを剥がしにいくからな!覚悟しとけ!顔洗って待ってろ!コノヤロー、足も洗ってこい!」



※挑戦を表明して、松澤さんがリングを降りる。
真白「わかったよ。顔も足も洗って何度でも挑戦受けてやるよ!そしたら7月27日の横浜大会でお前の挑戦受けてやる!もう1人誰でも来い!」


◆第6試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]×トトロさつき&まなせゆうな(21分23秒 片エビ固め)真琴&星ハム子○[挑戦者]
※ダイビング•ボディプレス
※第63代王者初防衛に失敗
※星ハム子&真琴が第64代王者となる



6月23日後楽園ホール大会で復帰を果たしたトトロ。そして復帰したタッグ王者に牙を剝いたのがアイス最年長のハム子。6月29日『1355』大会でのタッグ戦できっちりとトトロからフォール勝ちを奪った上で、真琴とのむこまこでのリボンタッグ奪回を懸けて、BIG☆DEKAI!!!への挑戦をぶち上げた。後楽園大会でタッグ王座の防衛戦ができなかったことに悔やんでいたトトロもこの挑戦を即、了承し、この日の初防衛戦が実現した。ゴングと同時にむこまこが奇襲に出るが返り討ちにしたBIG☆DEKAI!!!が串刺しプレスを決めるとむこまこをリング中央に重ね踏みつけてのポーズ。試合はトトロvsハム子。トトロがボディスラム2連発でまなせに交代。まなせはボディスラム1発でトトロに交代。トトロがボディスラム1発で再度、まなせに交代。まなせがボディスラムでカバーもカウント2。BIG☆DEKAI!!!がハム子をロープに振る。ハム子が2人にラリアットで飛び込むも、跳ね返したBIG☆DEKAI!!!がハム子にダブルタックル。トトロがハム子に物置攻撃。トトロが人間椅子で絞め上げ自軍コーナーへ。



ハム子に串刺し連係から代わったまなせがカバーもカウント2。まなせがスリーパー。代わったトトロがハム子とエルボーの打ち合い。代わったまなせが串刺し攻撃を狙うもかわしたハム子がボディスラム。ようやく真琴と交代。真琴がまなせにビックブーツ。コーナーに飛ぶもトトロが真琴をエプロンで捉える。まなせが飛び込むも真琴がかわす。同士打ち目前で止まったまなせ。その2人を頭を掴んだ真琴が2人の頭をぶつける。真琴がまなせにダブルニードロップでカバーもカウント2。



真琴のダブルアームをこらえたまなせに真琴がビックブーツ。まなせがカウンターのタックル、串刺しラリアット、ラリアット。代わったトトロがボディプレスも真琴がかわし、トトロにバックハンドブロー。さらにビックブーツ連打。真琴が丸め込みもカウント2。真琴がかかと落とし、ダブルニードロップでカバーもカウント2。真琴がスピアーを狙うが、これをがっちりとトトロが受け止め、フロントネックでグランドへ。ハム子がカット。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。真琴がDDT、ビックブーツでカバーもカウント2。真琴がトトロの腰にダブルニードロップ。代わったハム子がラリアットもトトロもラリアットで応戦。ラリアットの打ち合いからトトロが飛び込みラリアット。すぐに起き上がったハム子も飛び込みラリアット。エルボーの打ち合いからロープ際にトトロを追い込みエプロンと真琴とのサンドイッチ攻撃を決めたハム子が真琴を呼び込み、サンドイッチのラリアット&ビックブーツ。さらにロープにトトロを振ってのダブルハイアングルキック(※ハム子の足は届かず)。真琴がPK、ハム子がボディプレスでカバーもカウント2。ハム子がアッパーエルボーから飛び込むも、まなせの一撃からトトロがクロスボディ。さらにまなせとのおんぶプレスでカバーもカウント2。



真琴がトトロにビックブーツ、ハム子がシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。むこまこがラリアット&スピアーの合体攻撃でカバーもまなせがカット。アシストに入ったまなせに同じ合体技も起き上がったまなせが2人まとめてラリアットで吹っ飛ばすも、その場に倒れ4者ダウン。トトロとハム子がエルボーの打ち合い。ハム子が投げ捨てジャーマン、ミサイルキックでカバーもカウント2。再びコーナーに上がったハム子をまなせが押さえ、トトロがカミカゼ。まなせがスライディングラリアット。BIG☆DEKAI!!!がサンドイッチラリアット。トトロがカバーもカウント2。BIG☆DEKAI!!!がダブルパワーボム。



トトロがカバーもカウント2。トトロがハム子を肩口に持ち上げるが逃れたハム子が腹ウォッシュ連打から飛び込みラリアットでカバーもカウント1。トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント1。トトロが再度、飛び込みラリアットでカバーもカウント2。トトロがハム子を抱え上がるが、ハム子が逃れ、後方回転エビ固めでカバーもカウント2。ハム子が女の執念もまなせがカット。まなせに真琴がスピアー。ハム子がトトロにラリアットでカバーもカウント2。真琴がトトロにダブルニードロップ。コーナーからハム子がダイビングボディプレス。「まだだ!」とカバーにいかずにハム子が2発目のダイビングボディプレス。がっちりと抱え込みカバー。カウント3を奪い、むこまこが約1年ぶり3回目のリボンタッグ王座返り咲きを果たした。



〈試合後のリング上〉
ハム子「むこまこ、3回目のリボンタッグチャンピオンになりましたーっ!真琴さんを信じて、真琴さんがずっと隣にいてくれて、本当に本当に感謝しています。ありがとうございました。」
※ハム子が真琴に深々と頭を下げ、マイクを渡す。



真琴「ハム子さん、そんな…違いますよ!私のセリフですよ、それは。私なんかを指名してくれて、こうやって勝利につなげてくれたハム子さん、本当にありがとうございます。BIG☆DEKAI!!!…ビックでデカくて本当に栄養満点でしたね。お腹いっぱいだ。でも今度こそむこまこがアイスの絶対的タッグチームとして君臨する予定ですので、皆さん、目をそらさないでいてください。」
※ハム子が再度、マイクを手にして握手回りをスタートさせる。
※握手回りのあと、出場選手がリング上に。ハム子がきらりに「きらりもデビューしてやっと輪の中に入れるね。」と声を掛け、マイクを向けると、きらりが「逆エビ痛かったです。」と一言。「それだけ?」とハム子が再度、マイクを向けると「勝って嬉しかったです!」ときらりが笑顔。「勝ったの?すごい!」ときらりを祝福。



最後もハム子が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

〈試合後のむこまこ〉


ハム子「取り返した!3度目ーっ!ベルト、お帰り!BIG☆DEKAI!!!デカくて強くて、潰れそうでしたね。潰れましたよ。」
真琴「食べ応えがありすぎた。」
ハム子「本当ですね。お腹空いていたのに、お腹いっぱいですね。」
真琴「嬉しくてなんかもうほわほわしてます。」

――今回、ベルト挑戦にあたって、ベルトを獲ってアイスリボンをもっと広めたいという目標を掲げていましたが。
ハム子「私、北海道とかいろんな市の企業に入っていて、そこでチャンピオンの星ハム子ですって言ったほうがお〜ってなるんですよ、やっぱり。お祭りとかイベントにも、プロレスを知らない方にもプロレスを知ってもらいたくて、チャンピオンになった方が堂々と行けるなっていう。チャンピオンを利用させていただいて、アイスリボンを私は広めていくって決めましたので、これから。ベルトすぐに落とせませんよ、今度は。最多防衛狙っていきたいと思います。」
真琴「今度こそ!」



〈試合後のBIG☆DEKAI!!!〉


トトロ「(座り込んで泣きながら)私がタッグのベルトを巻いている意味は、ベルトを持っていたら、ベルトを持っているだけ、ずっとゆうなさんとBIG☆DEKAI!!!で組めるから。だから、タッグのベルトを持っていたかったし、今日も防衛しないといけなかったのに、自分が負けて、ベルト獲られて…」
まなせ「まるで今日で終わりみたいだな!たしかにここからやりたいこといっぱいあったから、防衛はもちろんしたかったけどさ。トトちゃんはさあ、1人で勝ったときはさあ、1人で勝ったってなるの?今日はさあ、一緒にやってさあ、私も一緒に負けたんだよ。今日はうちらBIG☆DEKAI!!!が負けたんだよ。でもそれで終わりじゃないでしょ、BIG☆DEKAI!!!は?ベルトはたしかにむこまこに獲られた…私、むこまこ、大っ嫌い!前回も今回もこうしてトトちゃんを泣かせてさあ!どういう道をあの2人が歩むかはわからないけど、それまでにうちらはビックでデカいヤツと戦って、さらに強化して、もう1回あのベルト獲ろうよ。」
トトロ「獲る!」
まなせ「獲ろう、あのベルト!私も悔しいからさ。ねっ?だからその今の悔し涙、もう次は嬉し涙に変えよう!」
トトロ「うん!」
まなせ「言ってやれ!言ってやれ!」
※トトロが起き上がろうとするが、椅子にコスチュームが引っかかる。
まなせ「椅子にも!なにすんだ、むこまこ!」
トトロ「(起き上がって)むこまこー!」
まなせ「むこまこ!トトちゃんをこんなにも泣かせて!」
トトロ「椅子まで味方につけやがって!」
まなせ「むこまこに風が吹いてた感じがしたけどな、向かい風っつーのは反対向ければ、うちらの追い風になんだよ!」
トトロ「もう明日からは泣きません!絶対にBIG☆DEKAI!!!でタッグのベルト獲り返すぞーっ!」