試合結果
横浜リボン2024・July/横浜産貿ホール
2024年07月27日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分
横浜リボン2024・July
2024年7月27日(土)
11時30分開場/12時00分開始
観衆:181人(満員)
◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗(11分27秒 片エビ固め)咲蘭&若菜きらり×
※セントーン
◆第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○櫻井裕子&柳川澄樺(11分3秒 胴締めドラゴンスリーパー)Yappy&Betty Boa×
◆第3試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
トトロさつき&藤滝明日香&×芦田美歩(15分12秒 片エビ固め)杏ちゃむ&海乃月雫○&長谷川美子
※ゲアラハ・クレイモア
◆第4試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
[推薦者]○米山香織(9分3秒 エビ固め)松澤さん×[挑戦者]
※真白が気を失っている最中、米山が松澤さんを押さえ込む
※もう一人は[王者]真白優希
※第45代王者が4度目の防衛に失敗
※米山が第46代王者となる
◆第5試合 藤本つかさ復帰&中島安里紗ラストアイスリボン 6人タッグマッチ 30分1本勝負
×星ハム子&真琴&SAKI(21分28秒 片エビ固め)藤本つかさ&中島安里紗&ウナギ•サヤカ○
※スライディングTANAKA
◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○神姫楽ミサ&しのせ愛梨紗(11分27秒 片エビ固め)咲蘭&若菜きらり×
※セントーン
7月14日新木場大会できらりにフォール負けを喫した愛梨紗。この日がデビューのきらりに敗れた愛梨紗は試合後もインタビュー・スペースできらりを襲うなど、悔しさを露わにした。愛梨紗にとって、そのリベンジを果たすチャンスが早くも巡ってきた。神姫楽とのちあぷりで初タッグの咲蘭&きらりに対峙した愛梨紗はきらりからの握手を拒否すると、きらりを突き飛ばし、エルボーを連打。そのまま試合開始となった。腕の取り合いから神姫楽がアシストに入り、2人できらりの腕を決め、ポーズを決める。カットに入った咲蘭ときらりとロープにはりつけ、ちあぷりがはりつけドロップキックをヒット。さらにきらりにダブルエルボーでちあぷりが2人でかわいいポーズでカバーもカウント2。コーナーにきらりを叩きつけて踏みつける愛梨紗。きらりがエルボーで反撃も愛梨紗も打ち返し、エルボーの打ち合いへ。ロープに飛んだきらりに飛び込みニーを入れた愛梨紗がカバーもカウント2。きらりの髪を掴んで起こすとタックルでカバーもカウント2。きらりが愛梨紗の膝を狙ってドロップキック。膝をついた愛梨紗にもう1発ドロップキックを決め、咲蘭に交代。
咲蘭も打点の高いドロップキックを決めるが、神姫楽がアシスト。2人で咲蘭をロープに振り、クローズラインも咲蘭がくぐってかわすと愛梨紗を神姫楽にぶつけて、ロープに飛んだ咲蘭が2人まとめてフェイスクラッシャー。さらに2人の手の甲へのフットスタンプから愛梨紗にドロップキック、フットスタンプでカバーもカウント2。咲蘭が脇固め。ロープに逃れた愛梨紗に飛び込みドロップキック。愛梨紗がカウンターのタックルで咲蘭を吹っ飛ばして逆エビ固め。神姫楽が入ってミサロールを決め、合体攻撃。ロープに逃れた咲蘭に愛梨紗が飛び込み低空クロスボディ。カバーもカウント2。代わった神姫楽が咲蘭の手の甲を踏みつけてフットスタンプも咲蘭がかわす。逆に咲蘭がフットスタンプを決め、さらにエプロンに出て手の甲へのヒップドロップ。
リングに戻っておんぶスリーパー。コーナーにぶつけて逃れた神姫楽がコーナーに咲蘭を振る。飛び込むも咲蘭が前方回転エビ固めへ。こらえた神姫楽がヒップドロップ、エルボードロップ。セントーンは咲蘭がかわし、ドロップキック、フットスタンプでカバーもカウント2。代わったきらりがドロップキック4連発も神姫楽がこらえる。きらりがエルボー連打。神姫楽がタックル、ボディスラムでカバーもカウント2。コーナーにきらりを詰めての踏みつけ。猪ムーブからの串刺しスピアーはきらりがかわし串刺しドロップキック、エルボー連打からのドロップキックでカバーもカウント2。きらりが丸め込み連発もしのいだ神姫楽が愛梨紗とのダブルタックル。きらりとフォローに入った咲蘭をコーナーに振ると、神姫楽が串刺しスピアー。きらりをカバーもカウント2。ダメージの残るきらりに、愛梨紗がダブルニードロップを決め、続けて神姫楽がセントーンでカウント3を奪った。
◆第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
○櫻井裕子&柳川澄樺(11分3秒 胴締めドラゴンスリーパー)Yappy&Betty Boa×
WUW世界地下王者のベティがYappyと2度目のタッグを結成。櫻井&柳川の長身コンビと相対しても、2人より身長が上回るベティは先発に出ると、柳川をいつものスネークムーブで威嚇する。対する柳川がスネークムーブをやり返すと、櫻井を呼び込み、ベティを2人でロープに振ってのダブルハイアングルキック。さらに柳川が串刺しエルボー、コーナーに乗ってのヘッドシザース、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。柳川がサーフボード。コーナーにベティを振って飛び込むもコーナーに上がったベティがぶら下がり首4の字。ベティがボディスラムでカバーもカウント2。
代わったYappyがヒップアタック、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。柳川が膝蹴り連打。蹴り足を掴んだYappyがグランドへ持ち込み膝十字固め。ロープに逃れた柳川にYappyが飛び込むも柳川がかわしYappyに蹴り。ロープに飛んだ柳川を抱えたYappyがカツ丼でカバーもカウント2。柳川がバックスピンキック、ダブルニードロップでカバーもカウント2。代わった櫻井とYappyがタックルの打ち合い。Yappyが打ち勝つとロープ際に追い込んでの飛び込み開脚ヒップアタック。ギロチンドロップでカバーもカウント2。Yappyがドラゴンスリーパー。櫻井が同じドラゴンスリーパーで切り返す。ロープに逃れたYappyの上体をエプロンから出し柳川と2人でエプロンに出てのサンドイッチビックブーツ。
櫻井がカバーもカウント2。櫻井と柳川のダブルブレーンバスターをこらえたYappyが2人まとめてラリアットで吹っ飛ばし、櫻井をカバーもカウント2。ロープに飛んだYappyをエプロンで柳川が抑え、櫻井が飛び込みエルボー。Yappyがカウンターのアックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyが串刺しラリアット。代わったベティがモンキーフリップでカバーもカウント2。櫻井がコブラツイスト。ロープに逃れたベティに飛び込みビックブーツ、柳川が飛び込みニー。櫻井がカバーもカウント2。ベティがDDTを決め、アシストに入ったYappyがウェイストランド、ベティがジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。柳川が入り、ダブルブレーンバスター。
櫻井がカバーもカウント2。櫻井がグランドでのドラゴンスリーパーから胴締めを決め、絞め上げてギブアップを奪った。
◆第3試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
トトロさつき&藤滝明日香&×芦田美歩(15分12秒 片エビ固め)杏ちゃむ&海乃月雫○&長谷川美子
※ゲアラハ・クレイモア
トトロ&明日香のドンドコどすこいーずと芦田が合体。試合前、杏ちゃむが明日香に先発勝負を誘うが、これを自分と勘違いした芦田が明日香を制して先発に出る。芦田が先発と知った杏ちゃむは控えに戻り、誰も先発に出ないどころか、3人ともリング下に降り帰ろうとしてしまう。相手がいない芦田は1人ポーズを決めると、満足して明日香に交代。明日香が出ると、杏ちゃむが先発に。杏ちゃむがクロスボディを決めれば、明日香はタックルで反撃。トトロが入り、明日香との連続串刺しラリアットを決め、芦田に交代。芦田のドロップキックをかわした杏ちゃむが芦田を踏み台にしてのジャンピングセントーン。さらにサッカーキック。長谷川が串刺しエルボー、串刺しドロップキック。杏ちゃむが串刺しダブルニーアタックでカバーもカウント2。代わった海乃がコーナーでの踏みつけ。芦田が串刺しローリングエルボー、ジャンピングキックからカバーもカウント2。代わった明日香がタックルで海乃を倒し、その上に長谷川、杏ちゃむを続けてボディスラム。
さらに海乃にトトロとのサンドイッチボディアタックも海乃がカウンターのドロップキック、顔面ストンピング。代わった杏ちゃむがダイビングボディアタック。蹴りを狙うがキャッチした明日香が変形バックブリーカーからバスターでカバーもカウント2。代わったトトロが串刺しラリアット。さらに明日香が杏ちゃむをスイングし、トトロに叩きつける。今度はトトロが杏ちゃむをスイングし、明日香に叩きつける。この2往復からトトロがタックルでカバーもカウント2。杏ちゃむがコルバタから丸め込みもカウント2。杏ちゃむが低空ドロップキックを額に叩き込みカバーもカウント2。トトロの上体をエプロンに出し、杏ちゃむと海乃がサンドイッチで場外助走付きジャンピングキック。杏ちゃむが右ハイキックをヒットさせると、トトロが飛び込みラリアット。明日香と長谷川に交代。長谷川がドロップキック、ロープ際に明日香に飛び込むクロスボディ、膝にニードロップを入れて、マフラーストレッチ。
ロープに逃れた明日香がカウンターのタックル。芦田とのおんぶプレスでカバーもカウント2。ジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。代わった芦田を長谷川が丸め込むもカウント2。長谷川がドロップキック。代わった海乃がドロップキックも払いのけた芦田がジャンピングキックでカバーもカウント2。芦田がボディスラムでカバーもカウント2。アシストに入ったトトロを芦田がカニばさみで海乃にプレスさせ、トトロをどけた芦田がY字レッグドロップでカバーもカウント2。杏ちゃむが芦田にダイビングフットスタンプを決め、海乃が飛び込み顔面ウォッシュでカバーもカウント2。海乃がSTF。トトロがカットに入り、海乃にボディアタック。さらに明日香がバックフリップ、トトロがボディプレス。芦田がブロックバスター、引き起こしてのジャーマン・スープレックスでホールドも長谷川がカット。海乃がDDTでカバーもカウント2。海乃が片足ドロップキックでカバーもカウント2。芦田が起き上がるタイミングで海乃がコーナーから走り込んでの片足ドロップキック=ゲアラハ・クレイモアを決め、カウント3を奪った。
◆第4試合 トライアングルリボン選手権試合 15分1本勝負
[推薦者]○米山香織(9分3秒 エビ固め)松澤さん×[挑戦者]
※真白が気を失っている最中、米山が松澤さんを押さえ込む
※もう一人は[王者]真白優希
※第45代王者が4度目の防衛に失敗
※米山が第46代王者となる
「お前だけは許せねえんだよ!」と常に真白をつけ狙う松澤さんが、真白のトライアングル王座への挑戦を表明。これを受けて立った真白に「当日は大物選手を連れて来る!」と予告していた松澤さん。そしてもう1人の挑戦者として発表されたのは、松澤さんの主戦場であるYMZの総帥である米山。米山と松澤さんのYMZ連合がゴキゲンな同盟を結べば、真白にとっては1対2のハンディ戦となりかねない。その予想通り、開始早々から米山と松澤さんが共闘。真白を2人でロープに振ってのハイアングルキックから両サイドから真白の腕を決め、ポーズを決める。が、直後に一瞬、隙が出来た松澤さんを米山が丸め込む。カウントは2。米山に詰め寄る松澤さん。そこに真白が割って入ろうとするが、すぐに米山と松澤さんが真白を捉え、コーナーに振ると米山が串刺しエルボー。さらに松澤さんが飛び込むが、ここで再び米山が松澤さんをバックから丸め込み。カウントは2。「ごめん、間違えちゃった」と松澤さんに謝る米山。そこに真白がドロップキック。
松澤さんが米山の背中を押し、真白のキックは米山にヒット。米山を場外に落とした真白は松澤さんをロープに振る。真白の飛び込みをカニばさみで捉えた松澤さんだが、真白は両足を挟ませながらもこらえる。松澤さんが浣腸攻撃で真白をロープに叩きつけるとフライパン攻撃からカンパーナを決める。しかし、これで力尽きたか、松澤さんも真白と共にダウン。ここで米山が入り、松澤さんを場外に落とすと、真白を引き起こし、ロープに飛ぶが、これをかわした真白がバックに回っての膝カックンからのドロップキックでカバーもカウント2。真白がキーロック。松澤さんがリングに戻り、真白を邪魔する。米山が真白をモンゴリアンチョップ連打で倒し、セントーンでカバーもカウント2。カットに入った松澤さんに米山が飛び込むが、松澤さんがカウンターのエルボーで倒しカバーもカウント2。米山の蹴りをかわして、自ら蹴りを狙った松澤さんだが、足を上げた瞬間に足を押さえて倒れてしまう。
「折れたかも」と苦悶する松澤さんに米山が近づくと、松澤さんが下からの三角締め。真白がカットに入り、米山に「こいつをやっつけましょう!」と共闘を呼び掛ける、これに米山が応え、2人で松澤さんをロープに振るが、こらえた松澤さんが2人にモンゴリアンチョップを決め2人まとめてスタナー。コーナーに真白を追い込んだ松澤さんがブロンコバスターを狙うが、これを真白が間一髪よける。真白と米山が回転エビ固めの仕掛け合いで対角線を2人で回る。最後は米山が決めるもカウントは2。真白が特盛クラッチも松澤さんがカット。米山と松澤さんがクローズラインを狙うが、これをかわした真白が2人に同時目突き。2人の足を払い上げて丸め込むがカウントは2。松澤さんが真白にラ・マヒストラルを決めるが、ここに米山が飛び込み、2人まとめてジャックナイフもカウントは2。真白がまた2人に目突きを狙うが、これをガードした2人が真白をコーナーに逆さづりにする。松澤さんがブロンコバスター。
それもかなりじっくり決める。手応えを感じた松澤さんが観客に勝利を確信したアピールも、そのバックに回った米山が松澤さんを丸め込む。カットに入れない真白を横目に米山がまんまとカウント3を奪った。
ベルトを手にした米山は「真白さん、もらっちゃった〜。」と茫然自失の真白にベルトをかざす。その光景を見て松澤さんも「真白、無冠だ、お前は!命日だ、今日が!」と真白がベルトを失ったことに満足気な表情。米山は「改めまして、第46代トライアングルリボンチャンピオンの米山香織でーす!私がベルトを獲ったということは、アイスリボンさんでの防衛戦はもちろん、私はゴキゲンなプロレスYMZというのをやっているんですけど、そこでも防衛戦をやっていきたいと思います。このベルトを使って、たくさんのみんなをプロレスでハッピーで、ゴキゲンにさせるぞーっ!」とベルトを高々と掲げた。
◆第5試合 藤本つかさ復帰&中島安里紗ラストアイスリボン 6人タッグマッチ 30分1本勝負
×星ハム子&真琴&SAKI(21分28秒 片エビ固め)藤本つかさ&中島安里紗&ウナギ•サヤカ○
※スライディングTANAKA
驚異の回復力により6月23日後楽園ホール大会からわずか1カ月での復帰となった藤本。入場式で挨拶に立った藤本は「私がケガをして欠場してから、今日で34日目です。すごい悔しい34日間でした。正直、まだあのときの悔しさはずっと心に残っているんですが、その悔しさを上回る試合を今日はしたいと思います。」と力強く語った。復帰戦のパートナーはもちろん、ベストフレンズの中島。中島にとっては今回がアイスリボンでのラストマッチでもある。そして、ここに加わったのが藤本とは初遭遇のウナギだ。この異色トリオがどのような化学反応をみせるのかが、この一戦を左右する大きなポイント。そして、藤本の同期であり、永遠のライバルであるハム子がリボンタッグ王者として、パートナーの真琴、そしてCOLOR'SのリーダーSAKIと共に、藤本の復帰戦の対角に立った。まさに役者が揃った6人タッグ戦はハム子vs藤本でスタート。
ロープワークの攻防からハム子がセクシーポーズを決め、真琴vsウナギへ。ロックアップからロープ際での攻防へ。ブレイク時にウナギがチョップを放ち、怒った真琴が場外戦にウナギを誘う。他選手もこれに加わり、6選手が場外を走り回りセコンドも巻き込んでの乱戦。リングに戻ってSAKIvsウナギへ。両手を広げて、「久しぶり〜」とSAKIに対するウナギ。SAKIが飛び込み、ウナギがSAKIに抱きつくも、SAKIがそのまま前方に倒してカバー。カウントは2。もう一度、抱き合うもまたもSAKIが押し倒してカバー。これをウナギが反転してカバー。「マジメにやれ!」とベストフレンズがリングに入り、2人を引き離すと、SAKIではなく、ウナギに2人でストンピング。
「最悪のタッグだ〜」と座り込んでべそをかくウナギ。SAKIがなぐさめようと近づくと、ウナギがSAKIを丸め込む。カウントは2。ウナギがビックブーツからギロチンドロップもSAKIがかわす。ハム子がアシストに入るがウナギが2人まとめてコードブレイカー。ウナギがSAKIにビックブーツ。代わった中島がソバット。片膝をついたSAKIがナックルもチョキをアピール。SAKIがブレーンバスター、ビックブーツ。代わった真琴がビックブーツ、ダブルニードロップでカバーもカウント2。真琴が串刺しビックブーツを決め「全員上がれ!」とセコンドにアピール。藤本とウナギが中島をコーナーで押さえ、アイストレイン。最後は松澤さんのブロンコバスター。ダメージ大の中島を真琴がカバーもカウント2。
ビックブーツの打ち合いから中島がカサドーラ、フットスタンプ。代わった藤本が真琴をつっか式卍固め。中島がハム子をコブラツイストに決める。ここにウナギも入るが逆にSAKIのカンパーナを食らってしまう。真琴がグランドに藤本を持ち込み、藤本にアームブリーカーを決めると会場がどよめく。なんとか藤本がロープに逃れる。藤本がカサドーラでカバーもカウント2。藤本がサッカーキック連発からのPKも真琴がかわすが中島が入り、ベストフレンズのサンドイッチの蹴りが決まり、藤本がカバーもカウント2。真琴がカウンターのビックブーツでカバーもカウント2。代わったハム子にベストフレンズのダブルキック。藤本がサッカーキック連発からPKもハム子が蹴り足をキャッチ。蹴り合いにエルボーを入れたハム子。藤本をエプロンの真琴が抑え、ハム子が後頭部ラリアット。倒れ込む藤本をハム子がカバーもカウント2。ハム子がハムロールも藤本が両足を踏ん張ってこらえる。PKでカバーもカウント2。ふじもとがフェイスロック、極楽固め。
ロープに逃れたハム子が往復ラリアットのラッシュ。中島が入り、ハム子を投げ捨てジャーマン。藤本がジャックナイフもカウント2。藤本がハム子を肩車も強引にウナギがタッチ。ウナギがフェイスバスターからギロチンドロップでカバーもカウント2。ハム子がカウンターのタックル。真琴とむこまこバーガー、SAKIを入れてのトリプルでのバーガーでハム子がカバーもカウント2。ハム子がファイヤーマンズキャリーもウナギがこらえ、バックに回る。ここに中島がアシストのエルボーもハム子がよけてウナギに誤爆。
ハム子がカバーもカウント2。ハム子とウナギが丸め込みの切り返し合いの攻防。今度は藤本がアシストも間違ってウナギにサッカーキックを入れてしまう。ハム子がシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。むこまこがスピアー&ラリアット。ハム子がカバーもカウント2。ベストフレンズがハム子をコーナーに逆さづりにして、連続フットストンプ。ウナギがカバーもカウント2。ハム子が飛び込みラリアット。ウナギがビックブーツでカバーもカウント2。ウナギがハム子の腕を取ってのフェイスクラッシャーでカバーもカウント2。ウナギが城門突破でカバーもカウント2。ウナギがスライディングTANAKAを後頭部、さらに前方から叩き込みカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
ウナギ「勝ったぞーっ!」
中島「(私たちが)勝たしてやったんだろうがよ!」
ウナギ「勝たしてやっただ?冗談はその悪魔のような顔だけにしろよ。勝ちは勝ちですから。おい、ハム。お前、今ベルトを持ってるらしいじゃん。そして私はこないだの後楽園ホール大会で、MIO、(※「おっ!俺か!」とMIOがリングに上がり、ウナギの隣に立つ)お前の引退したくせにもう1回やるっていう…プロレスへの愛、正直、すごい感じたし、だって、こいつ、引退してるんだぞ。それで復帰したら、ただの大ウソつきだぞ。それでも復帰するっていう気持ち、あの日、藤本つかさがケガをして、飛び出た言葉だと思うんだよ。かっこよかった。だから、お前とタッグベルト、挑戦しようかなって思ったんだけど…(藤本に対して)復帰しちゃったから。お前が待っていた人、1ヵ月で復帰しちゃったからさあ。まあ、だから、これも何かの縁だと思う。もうこんな辞めてしまう悪魔のことなんか放っておいて、ニュー・ベストフレンズ…やろう!」
中島「(※にやける藤本に)ちょっと、つっか!」
藤本「(ウナギに向かって)安里紗の代わりになる人はいない。(※中島、手を挙げて喜ぶ)でも、今日はね、うちらのおかげで勝てたかもしれないけど、なかなかいいところもあるから、またアイス出て。お願い。右手で握手しよう。(※ウナギと握手を交わし)改めて言いますけど、私は8月24日の後楽園ホール大会でまた休業に戻ります。そういう理由もあってベルト挑戦は難しいんだけど、必ずこのリングに戻ってきますので、8月24日、皆さんぜひ一旦最後の私の姿を見に来てください。そして安里紗もね(とマイクを中島に渡す)。」
中島「本日はありがとうございました。引退まで1ヵ月切りまして、8月23日、引退させていただきます。たくさんお世話になったベストフレンズが生まれたのもアイスリボンがあったからだし、アイスリボンのおかげでうちらの活躍の場はめちゃくちゃ広まったと思います。この温かいアイスリボンのお客さん、大好きでした。本当にありがとうございました!8月23日、引退、ぜひ来てください。そして一般人・中島安里紗になった翌日、8月24日には初めてのプロレス観戦、アイスリボンの後楽園に、みんなと一緒に観戦に行きますので、よろしくお願いします。」
MIO「(ウナギに)振られてるやん。胸貸すで。」
ウナギ「胸ないのに。まあ、でもタッグベルトにはっていうか、星ハム子には挑戦したいと思っているので。お前よりな、私がこのリングをハッピーにしてやるよ。(MIOは)そのおまけだ。」
MIO「おまけって!いっしょにカブいてやりましょ!」
真琴「挑戦してくれるってことですか?」
MIO「します!」
真琴「次の私たちのおいしいおいしいごはんになってくれるってことですね、ウナギさん?夏といえばウナギなので、おいしくいただいて、スタミナも精力もつけさせていただきます。MIOさん、私はあなたが現役のとき、1回も勝ったことがないので、楽しみにしています。」
ハム子「チャンピオンとして、場所を決めさせていただきます。8月24日、後楽園ホール大会、リボンタッグ選手権試合、よろしくお願いします。」
※握手回りのあと、リングに出場選手が上がり、藤本から中島へ花束が贈られ、2人がセンターに入って、「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。
〈試合後の藤本つかさ、中島安里紗、ウナギ・サヤカ〉
藤本「(自分の)復帰戦と安里紗のラスト…。」
ウナギ「この3人(のタッグなんて)絶対にないよ。」
藤本「ないよね。」
中島「ない!だって組みたくないもん。」
ウナギ「おい!」
藤本「でも最後にからめて。ここしかチャンスなかったと思うから。」
中島「つっか、全然、危なげなくというか、戦っていたので安心しました、本当に。まだケガからね…」
藤本「34日目。安里紗が私の右腕になり、ウナギは私の?」
ウナギ「ひじの腱。」
中島「重要じゃん。でも最後、ウナギが勝ったっていうのがでかいと思うから、アイスリボンの今の状況において。それを実現させたのはうちらのこれ(と腕をポンポン)ですから。」
ウナギ「それは違う。でも辞めてもウナギがいるから大丈夫だっていうのを今日は絶対見せたかったので。」
中島「全然、思わなかったけどね。」
ウナギ「えーっ!」
中島「私とお前じゃちょっと違いすぎるな。しっかりね、戦いの方を伸ばしてもらって、本当に気持ちは素晴らしいと思うので、その前に前に出ていく感じが、その図々しさがいいと思うので。」
藤本「SEAdLINNNGのベルトも獲って、アイスのベルトも獲って。」
中島「いいんじゃないですか、そういうね、勢いに乗っている人が勝たなかったら、女子プロ界つまらないと思うから。」
藤本「私は1ヵ月、正直悔しい思いをしたし、安里紗とも組めなくて1ヵ月無駄にしてしまったので、この残り1ヵ月挽回したいと思うので、出来る限り試合はしたいと思ってます。」
ウナギ「でも、これ一時的なお休みでしょ?そしたら(復帰したときには)新ベストフレンズできているかもしれないし。」
中島「無理だよ!」
ウナギ「そんなのわかんねえよ!」
中島「つっかはもう私のもの。ずーっと!」
ウナギ「激重女じゃん!」
藤本「そうだよ。安里紗は重いんだから。」
ウナギ「辞めるんだからあきらめろよ。」
中島「辞めても一生私のものです。」
ウナギ「おも!」