試合結果
アイスリボンマーチ2024/後楽園ホール
2024年03月23日 開始時間 11時30分〜 / 開場時刻 10時45分
アイスリボン後楽園ホール大会
「アイスリボンマーチ2024」
2024年3月23日(土)
10時45分開場/11時30分開始
観衆:541人
◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
櫻井裕子&×しのせ愛梨紗(13分03秒 体固め)YuuRI&咲蘭○
※ダイビングフットスタンプ
◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○杏ちゃむ(8分35秒 体固め)Yappy×
※チョーク・スカル・スラムを切り返し
◆第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
長谷川美子&花屋ユウ&○古川奈苗(11分32秒 ギブアップ)小池真優香&藤滝明日香×&南ゆうき
※人折り
◆第4試合 トライアングルリボン新王者決定戦 時間無制限1本勝負
○真白優希(13分20秒 特盛クラッチ)松下楓歩×
※真白優希が第45代王者となる
※もう1人は真琴
◆第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合30分1本勝負
[王者]×弓李&芦田美歩(15分16秒 エビ固め)まなせゆうな&トトロさつき○[挑戦者]
※動くこと雷霆の如し
※第62代王者初防衛に失敗 第63代王者誕生
◆第6試合 株式会社Compass Presents ICEx∞選手権試合30分1本勝負
[王者]○星いぶき(23分02秒 いぶning star)星ハム子×[挑戦者]
※第37代王者3度目の防衛に成功
■ICERIBBON LIVE plus(全試合配信)
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◆第1試合 タッグマッチ20分1本勝負
櫻井裕子&×しのせ愛梨紗(13分03秒 体固め)YuuRI&咲蘭○
※ダイビングフットスタンプ
お互いを意識し合う咲蘭と愛梨紗が後楽園ホール大会のオープニングマッチで対戦。試合はYuuRI&咲蘭の奇襲でスタート。愛梨紗を場外に落とし、櫻井を2人でロープに振るとダブルエルボーで倒し、YuuRIがキャメルクラッチ。咲蘭が櫻井の腰を狙ったおてんばダッシュからシャボン玉スティックで顔面シャボン玉攻撃。YuuRIがロックを外し咲蘭に託す。しかし櫻井が反撃のエルボーからコーナーに詰めての顔踏み。さらにはりつけボディアタックからカバーもカウント2。代わった愛梨紗がボディスラムでカバーもカウント2。愛梨紗が逆片エビ固め。ロープに逃れた咲蘭は代わった櫻井にエルボー連打も櫻井は前蹴りから滞空時間の長いボディスラムでカバーもカウント2。咲蘭が櫻井の膝にドロップキックを決め、前のめりで倒れた櫻井にドロップキックをヒット。代わったYuuRIがドロップキック。愛梨紗がアシストに入り、2人でYuuRIをロープに振るがYuuRIがクローズラインをかいくぐり2人をぶつけると、ロープに飛んで2人まとめてのランニングネックブリーカードロップを狙うも愛梨紗がかわす。
倒れた櫻井の上にYuuRIが愛梨紗をボディスラム。YuuRIが櫻井に延髄ハイキックも櫻井がかわし、YuuRIの腰にボディプレス。櫻井がコブラツイスト。さらにグランドコブラでカバーもカウント2。櫻井が低空ドロップキック。代わった愛梨紗との串刺し連係からダブルタックル。愛梨紗がカバーもカウント2。YuuRIが619もその蹴り足を愛梨紗がキャッチ。さらにYuuRIのミドルキックをキャッチした愛梨紗がトーホールドを決めながらのキャメルクラッチ。ロープに逃れたYuuRIがトラースキックから愛梨紗のバックに回るが愛梨紗がこらえる。代わった咲蘭がダイビングボディアタックからカバーもカウント2。咲蘭がエルボー連打からドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭がグランドスリーパーから胴締めスリーパー。
ロープに逃れた愛梨紗に咲蘭がドロップキック。さらにダイビングフットスタンプも愛梨紗がかわす。咲蘭をコーナーに振るが愛梨紗の飛び込みをかわした咲蘭が串刺しドロップキック、おんぶスリーパー。コーナーに叩きつけて外した愛梨紗が串刺しボディアタック、タックル3連発でカバーもカウント2。アシストに入った櫻井がハイアングルキックを決め、愛梨紗がタックルでカバーもカウント2。愛梨紗がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。ロープに飛んだ愛梨紗をエプロンのYuuRIがハイキック。咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。愛梨紗が肩口に咲蘭を担ぎ上げるも咲蘭がバックに回っての回転エビ固めでカウント2。切り返した愛梨紗が横入り式エビ固めもカウント2。愛梨紗が回転式の横入り式エビ固めもカウント2。カットに入ったYuuRIを櫻井が捉え、愛梨紗がドロップキックもYuuRIがかわし、櫻井に誤爆。YuuRIが愛梨紗にドロップキック、ブレーンバスター。そこに咲蘭がダイビングフットスタンプを決めカウント3を奪った。
◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○杏ちゃむ(8分35秒 体固め)Yappy×
※チョーク・スカル・スラムを切り返し
杏ちゃむとYappyの初シングルマッチ。ゴングと同時にタックルを狙った杏ちゃむだが、こらえたYappyが杏ちゃむを抱え上げる。さらにYappyがタックルを決める。ロープに飛んだYappy。杏ちゃむがカウンターのクロスボディもYappyがキャッチし膝の上にバックブリーカー。コーナーに杏ちゃむを寝かせたYappyがチョップからボディアタックでカバーもカウント2。Yappyがフロントチョークからのジャイアントスイングでカバーもカウント2。Yappyにコーナーに振られた杏ちゃむが飛び込みをかわしての串刺しエルボー。杏ちゃむがコーナーでトップロープを掴んでのヘッドシザース、フェイスクラッシャーからカバーもカウント2。杏ちゃむがコルバタから丸め込みを狙うが、こらえたYappyがヒップドロップを決めカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから杏ちゃむがローキック。続くミドルキックをYappyがキャッチ。逃れた杏ちゃむがハイキックでカバーもカウント2。杏ちゃむがアームバー、キャメルクラッチ。起き上がって切り崩したYappyだが、杏ちゃむがフェイスロックからサッカーキックもYappyがかわす。杏ちゃむが低空ドロップキックを顔面にヒットさせカバーもカウント2。
Yappyがドラゴンスリーパー。ロープに逃れた杏ちゃむにYappyが開脚ヒップアタック。Yappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。Yappyが杏ちゃむを抱え上げるも杏ちゃむがバックに回っての回転エビ固め。カウントは2。杏ちゃむがクロスボディも再びキャッチしたYappyがサイドバスターでカバーもカウント2。Yappyがロープ2段目に乗って振り向きのボディプレス=タラサ・インピエルノも杏ちゃむがかわしドロップキック、トラースキックでカバーもカウント2。杏ちゃむがダイビングフットスタンプもYappyがかわす。Yappyが飛び込みアックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。Yappyがチョークスカルスラムを狙うもYappyの首をロックした杏ちゃむが着地、後転してYappyをカバーしカウント3を奪取。逆転勝利をモノにした。
◆第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
長谷川美子&花屋ユウ&○古川奈苗(11分32秒 ギブアップ)小池真優香&藤滝明日香×&南ゆうき
※人折り
2023年デビュー組の中に長谷川が加わっての6人タッグ。試合は古川vs小池でスタート。ロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックの取り合いから長谷川、南に交代。長谷川に対してセクシーポーズで挑発する南。長谷川もセクシーポーズで反撃も腰を痛めてしまう。至近距離でのにらみ合いでも長谷川が膝をついてすっかり落ち込み、花屋に交代。南も明日香に交代。明日香が花屋をコーナーに振る。花屋がコーナーに上がるも南がカットに入り、明日香が花屋の両足を抱え背中に背負うと、そのまま回転して花屋を振り回す。さらにトップロープに逆さづりにすると、小池と南がエプロンで花屋の足を押さえる。
リングに戻し明日香がカバーもカウント2。長谷川と古川がアシストに入り、明日香の腕を両サイドで絞め上げるとバックから花屋が明日香の髪を掴んで引っ張り上げる。3人で御神輿を狙うも、こらえた明日香が長谷川と花屋をヘッドロックに決めて起き上がる。その背後から古川がダブルハンマーでカット、代わった長谷川と小池はエルボーの打ち合いから小池がクロスボディでカバーもカウント2。長谷川がボディスラム、ダブルニードロップでカバーもカウント2。小池がブレーンバスターでホールドもカウントは2。代わった南がドロップキック4連発でカバーもカウント2。南がボディスラムからアームバー。明日香が花屋をフルネルソン、小池が古川をカンパーナも、長谷川がロープに逃れる。
長谷川がフライングクロスチョップ。代わった古川がスピニングトーホールドから足4の字固め。ロープに逃れた南がドロップキック。代わった明日香がジャンピングボディプレスから逆エビ固め、アルゼンチン・バックブリーカーも長谷川がカット。明日香がタックルでカバーもカウント2。明日香が再度、逆エビ固めも花屋がカット。古川がヘッドロックからビックブーツでカバーもカウント2。古川がチキンウイングアームロックも小池がカット。明日香がバックフリップでカバーもカウント2。アシストに入った長谷川が明日香をロープに追い込んでの飛び込みクロスボディ。古川がサマーソルトドロップでカバーもカウント2。古川が腕ひしぎ十字固め。南がカット。古川が変形羽折り固め=人折りを決め、明日香からギブアップを奪った。
◆第4試合 トライアングルリボン新王者決定戦 時間無制限1本勝負
○真白優希(13分20秒 特盛クラッチ)松下楓歩×
※真白優希が第45代王者となる
※もう1人は真琴
復帰後、一度返上したはずのトライアングルリボンのベルトを持ち出し、王者であることをアピールする真白。これにNGを出したのが楓歩だ。3月2日『1333』大会で真白にフォール勝ちした楓歩はベルトの返上を要求。これに対して真白は翌3月3日新木場大会で楓歩にフォール勝ちし、借りを返すと、その場で楓歩とのトライアングルリボン王座のタイトルマッチを要求。これを楓歩が受け、真琴を加えた3人で、真白の中では防衛戦、オフィシャルとしては新王者決定戦が行われることになった。3人でロックアップ、続けて真白が両手を挙げて「来い!」と挑発。3人で力比べから真白が前方回転で逃れ真琴と楓歩を背中合わせにすると、横に反転させて2人まとめてカバーもカウント2。真琴と楓歩が真白をロープに振るが真白が2人の足をすくい上げて倒すと2人の足を同時に逆片エビ固めに決める。真琴と楓歩が両サイドのロープに逃げようとすると真白がこらえきれずにロックを外してしまう。真琴が真白の背中にかかと落としを決めキャメルクラッチ。楓歩がロープに走って真白、ではなく真琴にサッカーキック。「間違えました!」と真琴に謝った楓歩がもう一度ロープに走る。再び真琴を蹴ろうとするが、気づいた真琴が蹴るタイミングで振り返り、楓歩が蹴りをためらってしまう。
真琴が楓歩をボディスラム。さらにバックに回る。その後ろから真白が膝カックンもバランスこそ崩すも決められず、逆に真琴、楓歩に抱え上げられてしまう。真白がその状態から2人を投げ飛ばす。場外に落ちた真琴と楓歩にエプロンを走った真白がクロスボディも真琴と楓歩がキャッチし、真白をリングに戻す。納得のいかない真白がもう一度、クロスボディも再びキャッチされてリングへ。3度目のクロスボディもキャッチされ、今度はリングではなく場外に落とされた真白。そこに松澤さんが乱入し、大の字の真白に「なんで、私を(挑戦者に)指名しないんだ!」真白を跨いでのモンゴリアンチョップ。さらに真白を引き起こすも真白が目突きで反撃し松澤さんを蹴散らす。
そこに真琴が入り、真白をリングに戻す。楓歩と2人で交互にサッカーキックを入れ、さらにサンドイッチサッカーキック。楓歩がカバーも真琴がカット。真白が真琴にドロップキック。さらに楓歩を倒れた真琴の上に倒して楓歩を挟む形で真琴に変形キャメルクラッチ。さらに2人まとめて丸め込むもカウントは2。真白が楓歩にキーロック。逃れた楓歩がサッカーキック。真白が楓歩をコーナーに振ると飛び込みジャンピングエルボー。真琴が串刺しビックブーツ。真琴が真白に指示を出してダブルのブレーンバスターを狙うが、楓歩がこらえる。真琴と真白が楓歩にダブルの脇固め。コーナーに上がった真琴を真白が抑え、楓歩が雪崩式ブレーンバスター。その楓歩の上に真白がコーナーからダイビングヒップドロップでカバーもカウント2。真白と楓歩がエルボーの打ち合い。真白が楓歩を抱え上げようとするが、こらえた楓歩が真白を抱え上げる。真白がそのままバックに回ってエビ固めを狙うも楓歩が潰してカバー。カウントは2。真白が変形ヘッドシザース。真琴が2人をカバーもカウント2。真琴が2人まとめてコブラツイスト。
真琴が真白をダブルアーム・スープレックス。カバーもカウント2。真琴がスピアーを狙って、真白に「立て!」と構えるも、真白は大の字のまま。真琴が真白に近寄ると、真白が真琴を丸め込みカバーもカウント2。真白が真琴に目突き。楓歩が真白にミサイルキック。楓歩が真琴を変形ブロックバスターもカウント2。楓歩がバズソーキック、ファルコンアローでカバーも真白がカットし、楓歩を丸め込むもカウントは2。真白がビーナスクラッチを狙うが楓歩がかわす。真白が楓歩のバックに回って特盛クラッチを決め、カウント3を奪取。
「トライアングルリボンは自分のベルト」とアピールし続けてきた真白が有言実行のベルト奪回。44代王者から45代王者となった。
◆第5試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合30分1本勝負
[王者]×弓李&芦田美歩(15分16秒 エビ固め)まなせゆうな&トトロさつき○[挑戦者]
※動くこと雷霆の如し
※第62代王者初防衛に失敗 第63代王者誕生
3月3日新木場大会でアイスリボン復帰を果たしたまなせ。タッグベルト奪回に執念を燃やすトトロとのBIG☆DEKAI!!!でベルト奪回を果たすべく、弓李&芦田のチアベルに挑んだ。ゴングと同時に奇襲に出たチアベルだが、これを蹴散らしたBIG☆DEKAI!!!がチアベルの2人を寝かせて重ねると、トトロがまなせをおぶってのプレス。さらに芦田にトトロがイナバ物置。これにまなせが加勢する。代わったまなせが串刺しラリアットでカバーもカウント2。代わったトトロがボディスラム、再度、まなせ、トトロ、まなせの順でボディスラムを決めまなせが芦田をカバーもカウント2。BIG☆DEKAI!!!が芦田に満員電車攻撃。ぺちゃんこになった芦田をまなせがカバーもカウントは2。エルボーの打ち合いから芦田がドロップキック。代わった弓李がいきなりまなせにナックル攻撃。アシストに入ったトトロにもナックルを見舞い、レフェリーに怒られる。BIG☆DEKAI!!!が弓李をロープに振るもクローズラインをかわした弓李がまたもナックルでのボディブローを2人に決める。まなせの上にトトロを寝かせると、後ろに跨ってトトロにパンチ連打。
芦田が加わろうとするが、なぜか弓李は芦田にもパンチを入れ、アシストを拒否。弓李がまなせにクロスボディもキャッチしたまなせが前に落としカバーもカウント2。弓李が低空ドロップキックからまたもナックルパンチ。代わった芦田がドロップキック3連発もまなせが仁王立ち。芦田がエルボーからボディスラムを狙うが、まなせがこらえる。逆に芦田をボディスラムに決めカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから芦田がドロップキックをヒット。ダイビングフットスタンプを狙うもまなせがかわす。着地した芦田がジャンピングキックでカバーもカウント2。まなせがタックル。代わったトトロがボディプレスでカバーもカウント2。トトロが串刺しラリアット。トトロかロープに走りラリアットを狙うが、芦田が開脚で体を沈めてかわし、蹴り上げからの丸め込みを狙うが、こらえたトトロがヒップドロップでカバーもカウント2。芦田を起こそうとするトトロ。芦田が四つん這いになったところで弓李が入り、芦田を踏み台にトトロに飛び込んでのコードブレイカー、ダイビングボディアタック。芦田がスピンキック2連発でカバーもカウント2。
芦田がブロックバスターを狙うが、トトロがこらえる。トトロがまなせに芦田を振り、まなせがボディアタック。今度はまなせが芦田を振りトトロがボディアタック。3往復させた上でサンドイッチボディアタック。トトロがカバーも弓李がカット。トトロが飛び込みラリアット。カバーもカウント2。場外では弓李がまなせを養生テープで鉄柱に括りつける。
トトロが芦田をコンバイン。弓李がカット。代わった弓李がドロップキック。トトロがタックル。ロープに飛んだトトロに弓李がクラッカー攻撃から丸め込むがカウント2。さらに丸め込みの連発でピンチのトトロ。鉄柱から逃れたまなせがリングに飛び込む。芦田も入り、チアベルがまなせを2人でロープに振るも、まなせが2人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。まなせが弓李をバックフリップ。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。BIG☆DEKAI!!!がダブルのパワーボム。トトロがカバーも芦田がカット。トトロが弓李を肩口に担ぎ上げるも、芦田のキックのアシストから弓李が後方回転エビ固め。カウントは2。トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。トトロが肩口に弓李を担ぎ上げ、動くこと雷霆の如しを決め、カウント3を奪取。
BIG☆DEKAI!!!が約1年8ヶ月ぶりのリボンタッグ王座奪回を果たした。
◆第6試合 株式会社Compass Presents ICEx∞選手権試合30分1本勝負
[王者]○星いぶき(23分02秒 いぶning star)星ハム子×[挑戦者]
※第37代王者3度目の防衛に成功
史上初となる実の親子によるICE×∞王座戦。実娘であり王者であるいぶきに対して「プロレスラーとして覚悟を決めている!」とした母でありプロレスラーとしての先輩であるハム子。以前から「いぶきに負けたら引退する。」と語っていたハム子だけに、この覚悟が自身のプロレスラー生命を懸けて臨むことを意味していると受け取ったファンは多い。そして迎えた運命の一戦。試合前、この試合のスポンサーである株式会社Compassの代表取締役CEOの大津愛氏より両選手に激励の花束が贈られ、記念撮影が行われた。選手コール後、握手を交わした両選手が各コーナーへ。試合開始のゴングが鳴るも両者がコーナーからなかなか動かない。先に動いたのはいぶき。それに合わせてハム子も歩を進めると、会場はハム子コールが上回る。苦笑いを浮かべるいぶき。ロックアップから腕の取り合い、ハム子がヘッドロックを決める。いぶきがロープに振ろうとするが、ハム子はヘッドロックを離さない。ヘッドロックを取り返したいぶき。ハム子がいぶきをロープに振る。寝転がったハム子を飛び越えたいぶきはハム子に蹴りを入れる。バックの取り合いからハム子がアームホイップ。いぶきがハム子の足を払ってカバーもすぐにハム子がキックアウトし、セクシーポーズ。
いぶきがハム子をロープに振るも前転したハム子が再びセクシーポーズ。いぶきが蹴りを入れる。「ハーイ♡」と髪をかき上げるハム子。いぶきがハム子の顔面にビックブーツもハム子は再度「ハーイ♡」。いぶきがまたも蹴りにいくが、この蹴り足をキャッチしたハム子がその足を振り払いいぶきを倒す。いぶきの腕を取って起こしたハム子が「お腹が空いた!」と腕に噛みつく。さらにコーナーに詰めての腹ウォッシュ。コーナーで倒れ込むいぶきに「ギブアップだろ!」とアピールするハム子。続けてハム子が串刺しラリアットからのお・し・り・ダーッ!も、ハム子の後ろからいぶきが蹴りを入れ、ロープに飛ぶといぶきがジャンピングヒップドロップでカバーもカウント2。いぶきが逆エビ固めもハム子が足の力ではね返す。ハム子がはりつけドロップキックを決めれば、いぶきもすぐにはりつけドロップキックのお返し。さらにエプロンにハム子を寝かせると場外に降りたいぶきが助走付きの飛び膝蹴り。場外戦に持ち込むが反撃に出たハム子がコーナーからのプランチャを決め「ベルト獲るぞ!」とアピール。
いぶきが場外DDTからリングに戻ってのダイビングボディアタックでカバーもカウント2。いぶきがハム子をコーナーに振るが、ハム子がカウンターのタックルでいぶきを吹っ飛ばし、四股踏み逆片エビ固め。ロープに逃れたいぶきが起き上がると、ハム子が正面からエルボー。両手を後ろに組んだハム子はいぶきの逆水平チョップの連発を受けてみせる。いぶきが卍固め。ロープに逃れたハム子に飛び込み顔面ウォッシュ、飛び込みニーからいぶきがカバーもカウント2。ハム子が突っ張り連打。いぶきがダブルチョップで倒しカバーもカウント2。いぶきが馬乗りダブルチョップの連打。起き上がったハム子がラリアット。いぶきがかわすと延髄ラリアットから往復ラリアット。続けて飛び込みラリアットでハム子がカバーもカウント2。いぶきがニールキック2連発でカバーもカウント2。
いぶきのハイキックをかわしたハム子が投げ捨てジャーマン。起き上がったいぶきがダブルチョップ。すぐに起き上がったハム子が飛び込みラリアット。両者ダウン。どちらからともなく起き上がり、エルボーの打ち合い。ハム子が突っ張り連打からバックフリップ。カバーもカウント1でいぶきがキックアウトし、今度はいぶきがバックフリップでカバーもハム子がカウント1で返す。いぶきがアッパーエルボー。ハム子もアッパーエルボーで返す。いぶきがビックブーツからライトニングスパイラル。カバーもカウント2。いぶきがコーナーに上がる。追いついたハム子が雪崩式ブレーンバスター。なかなか起き上がれなかったハム子が必死に這いながらカバーもカウント2。両膝をついたまま両者がエルボーの打ち合い、さらに起き上がっていぶきがエルボーもハム子がラリアットで吹っ飛ばしカバーもカウント2。いぶきがハム子をロープに詰めてのチョップ連打。ハム子がカウンターのボディアタックでいぶきを吹っ飛ばし、腹ウォッシュ連打からシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。
ハム子がエクスプロイダーもカウント2。ハム子がダイビングボディプレスもいぶきがかわす。いぶきがグッド・いぶニングを狙ってスライディングもハム子が上から潰してカバー。ハム子がハムロールでカバーもカウント2。すぐにいぶきがいぶロールもカウント2。いぶきがグッド・いぶニングもカウント2。いぶきがトラースキック2連発から後頭部へのランニングダブルニーアタック、ランニングダブルニーアタックでカバーもカウント2。いぶきがいぶning starもカウント2。
ハム子がグッド・いぶニングもカウント2。ハム子が女の執念もカウント2。ハム子がハムドンもカウント2。ハム子がダイビングボディプレスもカウント2。「3だろう!」とアピールするハム子。バックに回ったハム子がタイガースープレックスを狙うも、いぶきがこらえる。ハム子が飛び込みラリアット。カバーもカウント2。いぶきがかち上げの膝蹴り、ランニング式のかち上げの膝蹴りを決めカバーもカウント2。
いぶきがランニングstarもカウント2。続けていぶきがいぶningstarを決め、遂にハム子から初めてのカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
※MIOレフェリーがICE×∞のベルトをハム子に渡し、ハム子がふらふらになりながら、いぶきの腰にベルトを巻く。いぶきが勝ち名乗りを受ける。
いぶき 「星ハム子に初めて勝って、ベルト防衛したぞーっ!今日勝って星ハム子を超えたわけではない。でも、すごく自分にとって自信になりました。星ハム子が、いやママがプロレスラーになって、一緒に過ごせない時期があって、プロレスが大嫌いでした!でも今はプロレスがめちゃくちゃ大好きになりました!こんなに夢中にさせてくれるとは、ね。でもね、星ハム子が言ってた腹をくくってるとか、覚悟を決めてるとか、それって…プロレス辞めないよね?」
ハム子「ああ…悔しい!悔しい!悔しい!悔しいーっ!いぶきに負けた時はプロレスを引退する時かなって前に言いました。でも、今日いぶきに負けてこんな悔しい気持ちのまま、プロレス辞められない!プロレス大好きだわ。星いぶきも大好きだわ。アイスリボン広めたい。満員にしたい!親子レスラー、もっとこの世に知らしめたい!」
いぶき「その言葉、待ってたよ、星ハム子!まだまだこれからもずっと一緒にプロレス続けましょう!星ハム子も、ママも大好きだよ!」
いぶきからハム子に強烈なキス。
離れたあと、恥ずかしいのか、いぶきが頭を抱えて座り込む。
ハム子「そんな照れてんじゃないよ。まだまだ私たち頑張っていこう!アイスリボンもっともっと大きくして広めていこうね!」
※握手回りのあと、いぶきが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締める。
※最後はいぶき、トトロ、まなせ、真白のチャンピオン4人で記念写真。
〈試合後の星いぶき&星ハム子〉
いぶき「星ハム子に勝ったぞ〜!イエ〜イ!」
ハム子「ムカつく!悔しい!」
いぶき「シングルでやっと勝つことが出来ました。でも、星ハム子を超えていく超えていくって言っていたけど、今日勝っただけで超えたわけではないので、これからもいつまたシングルをどこでやるか分からないけど、そのときは自分が絶対勝って、今度こそ星ハム子を超えたって言いたいと思います。」
ハム子「悔しいですね。プロレスってやっぱり、勝ったら嬉しくて、負けたら悔しいんですよ。でもね、久しぶりにいぶきとタイトルマッチという形でシングルができて、年齢だけじゃなくてプロレスラーとしても成長したっていうのを今日、体で感じて、(※自分の赤く腫れた胸を見て)ちょっとヤバイですね。でもね、母親の意地っていうのもあって、負けるかって思ったんですけどね、最後の最後にやられてしまって。でもこれで私、いぶきに負けたらプロレス辞めようって決めていたんですけど、なんか今日もっとプロレスやりたくなっちゃって。なんか、このタイミングでいぶきとタイトルマッチできてよかったなって改めて思います。私、まだまだ一緒にプロレス続けます!」
――いぶき選手の成長した部分というのは?
ハム子「なんていうんだろうな…やっぱり向かってくる気持ちとか。技が増えただけじゃなくて気持ちの面でも強くなったなって。この子、心が弱かったんで、すぐ諦めたりしてたんですけど、何度も何度もやってきて、技が失敗したと思ってもまだまだやってきたりとか。とにかく気持ちの面でも強くなったなって思いました。」
――いぶき選手は「アイスリボンの顔になる」と言ってますが。
ハム子「やって欲しいですね。やってくれそうっていうか、やってもらいたいですよね。母がエース的な存在ではなかったので、まあ娘に託しますか。」
――母ハム子選手と後楽園のメインでシングルのベルトを懸けて戦って勝つという夢を果たしました。
いぶき「こんな早く叶える日が来るとは思わなかったんで(笑)。」
ハム子「ふざけんじゃねーよ(笑)。」
いぶき「自分がキャリア10年くらい経ってからなのかなって思ってたんですけど、思ったより早く実現ができたので、またさらに大きな目標を掲げてアイスリボンの顔として頑張りたいなと思いました。」
――この先の目標は?
いぶき「このベルトの最多防衛。藤本つかさの防衛を超えることと、このベルトを持って海外に行ってアイスリボンをもっと広めたいなっていう目標が出来ました。」
――リング上ではもっとお客さんも増やしたいと言ってましたが。
いぶき「はい。まだまだアイスの選手1人1人の個々の力があると思うので、それを出してホールを、コロナ前みたいなオレンジシートを埋める、そんなアイスリボンの大会にしたいと思いました。」
――お母さんにキスをしたのは、どんな気持ちから?
いぶき「会見で(自分とハム子の)人生年表があったと思うんですけど、それでチューをしてる写真があったんですよ。もし勝ったらしたいなと思ったんですけど、ちょっとヤバいな、やりたくないなって思ったけど…。」
ハム子「どういうこと(苦笑)。」
いぶき「でも行ってやろうと思って。ちょっと後悔はしましたけど、そこだけ昔に帰れたかなって思います。」
――感謝のキス?
いぶき「感謝しかないですよね。自分をプロレスの道に導いてくれてありがとうみたいな感じですかね。」
――母娘対決を終えて2人の関係は?
いぶき「変わらないんじゃないですか?」
ハム子「ケンカもするし、仲良くもするし。ね?」
いぶき「このままが一番いいとは思いますね。」
ハム子「そうだね。たまには今度は組みたいね。もうそろそろ。」
いぶき「確かに。」
ハム子「ベルト狙うとかじゃなくても、戦った後は組んでもいいなみたいな。母娘としてどっかに売り出してくれ!」
――シングルでの再戦は?
ハム子「しばらくは無いと思います。」
いぶき「しばらくはいいなって。」
ハム子「戦うのはいいかな、1対1で。」
いぶき「お互い何かある時に、ね。」
ハム子「そうですね。もうちょっと期間を置きたい。もう嫌だ、チョップ。痛い!(笑)。」
――次の防衛戦は?
いぶき「自分は上を目指していきたいし、食いついていきたいし。下の子がくるならそれを噛みちぎってやろうかなみたいな。誰が来ても全然受けて立つし。でも、6月のホールはアイスリボンの周年でもあるので、そこに見合った選手が次、来てくれたらいいなとは思います。」
――自分からは探しに行く考えは?
いぶき「探しには行きたいんですけど、でも、それは所属外の話ですかね。所属だと下の子がどんどんきて欲しいなって。例えば愛梨紗とか咲蘭とかって、まだまだ上を目指していけると思うのに、今のままで止まってるので。そういうベルトに挑戦して経験を積んでいって欲しいので、下の子が率先して挑戦してきてほしいなって思います。」