試合結果
横浜リボン2024・Nov./ラジアントホール
2024年11月23日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分
横浜リボン2024・Nov.
2024年11月23日(土・祝)
11時30分開場/12時00分開始
観衆:187人(満員)
◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○若菜きらり(7分54秒 ロールケーキ)叶ミク×
◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○まなせゆうな(6分32秒 体固め)Lil Marz×
※ラリアット
◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実&×キク(10分14秒 体固め)杏ちゃむ&YuuRI○
※スワントーン・ボム
◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
星ハム子&真琴&×海乃月雫(13分55秒 片エビ固め)トトロさつき&櫻井裕子○&柳川澄樺
※櫻雷
◆第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×真白優希&紫雷美央&ウナギ・サヤカ(17分11秒 片エビ固め)神姫楽ミサ○&咲蘭&しのせ愛梨紗
※はれときどきミサ
■ICERIBBON LIVE(全試合配信)
https://iceribbonlive.ctpfs.jp/store
◆チケット:3,500円
※販売及びアーカイブ視聴期限:12/3まで
【オープニング】
大会を前にお母さんになった星いぶきがリングに上がった。
いぶき「皆様にお話ししたいことがあって、リングに上がらせていただきました。自分がもうプロレスをやりたくて、やりたくてやりたくてやりたくて会社に相談したところ、11月30日の道場マッチでエキシビション5分間をやらせていただくことになりましたーっ!自分、やりたい相手がいまして、自分が妊娠中にアイスリボンを見ていて、一番成長を感じた咲蘭とやりたくて、シングルマッチのエキシビション5分間が決定しましたーっ!(花道奥にいる咲蘭に)咲蘭…(と声を掛け、咲蘭がリングに上がる)11月30日、ぜひ自分の相手をしてください!お願いします!」
咲蘭「自分でいいんですか?」
いぶき「咲蘭しかいないと思って、咲蘭を指名させていただきました。」
咲蘭「ぜひ、お願いします!」
いぶき「やったーっ!」
11月30日の道場マッチの咲蘭とのエキシビションマッチをスタートラインとして、星いぶきの復帰ロードが始まることになった。
また入場式ではきらりが代表の挨拶。「皆さん、こんにちは!本日、叶ミク選手とのシングル。こないだ負けたときから、ずーっと、ずーっと、ずーっと悔しくて、絶対に勝ちたいと思っていました。今日は絶対絶対絶対絶対ぜーったい勝ちます!」と語り、きらりが開幕宣言。
◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○若菜きらり(7分54秒 ロールケーキ)叶ミク×
11月9日刈谷リボンで同期のミクにフォール負けを喫したきらり。これが、ミクにとってはデビュー後、初勝利であり、逆に言えば、きらりにとって、これほど悔しい負けもない。リベンジを訴えてきたきらりの思いの強さが敗戦からわずか2週間での再戦を実現させた。2連敗は絶対に許されないきらりは握手を拒否すると、いきなりドロップキック4連発を叩き込みカバー。カウントは2もさらに押さえ込みでカウント2。もう一度、押さえ込むもカウント2。エルボー打ち合いから髪の掴み合い。ロープに飛んだミクがドロップキックで倒すと、髪を掴んでコーナーへ叩きつけ、顔面を踏みつける。
さらにきらりをロープにはりつけてのドロップキックを叩き込むが、すぐにきらりがお返しのはりつけドロップキック。きらりのエルボーをディフェンスしたミクが変形STO、サマーソルトドロップでカバーもカウント2。ミクが腕ひしぎ十字固め。きらりがロープに逃れる。ミクがバックに回ってクラッチもきらりが前方回転エビ固めで切り返しカバーもカウント2。きらりがボディスラムでカバーもカウント2。きらりがドロップキック4連発でカバーもカウント2。きらりがコーナーに振るがコーナーに乗ったミクが飛び込むきらりをジャンプでかわしドロップキック3連発でカバーもカウント2。ミクがボディスラム2連発でカバーもカウント2。エルボーの打ち合いからきらりがポンスタナー、ローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。きらりがミサイルキックで3度カバーもいずれもカウントは2。
ミクが逆エビ固めを切り返してカバーもカウント2。ミクが腕ひしぎ十字固め。きらりがロープに逃れる。ミクがバックに回ってクラッチもきらりがロープに逃れる。きらりがカサドーラもミクが反転してカバー。カウントは2。きらりがオクラホマロールもカウント2。きらりが十字固めもカウント2。きらりが後方に回転して上からかぶさって押さえ込むロールケーキでカウント3を奪取。
ミクにリベンジを果たすとともに、きらりにとってはデビュー戦以来2勝目の自力フォール勝ちとなった。
〈試合後のリング上〉
きらり「これで1勝1敗。まだまだ戦ったり、組んだりもしてみたいって思いました。それとまだ決着がついてない人がいます。光芽ミリア!大晦日、後楽園ホールで私は光芽ミリアとのシングルを希望します。」
ミク「私もそう思ってた。私たち、きらりとミリアと私のこの2024年同期、もっともっとバチバチ熱い試合を、これからも、この先もしていこうよ。そして、今日は会場に堀田祐美子選手がいらっしゃっております。堀田さん、私たち同期のこの熱い戦い、今日はどうでしたでしょうか?」
堀田「(本部席でマイクを持ち)リングに立ったときに後輩も先輩も関係ない。誰よりも強い、そして頑張る気持ちを持った人が一番星を掴めると思っています。なので、自分たちがその気持ちを持っているなら、思いっきりこれからもっともっと練習して頑張っていったら、あなたたちが同期として、活躍できるんじゃないかと思います。でももっともっともっと練習しなきゃダメだと思う。頑張ってください。(さらに本部席から花道に出て)そしてもうひとつ、今日は叶ミクが出るということでこの会場に来たのですが、すごく気になっていることがあって、今回、アイスリボンで大量離脱をするということを聞いて、私もすごく心配になりました。27年前、全日本女子プロレス(から所属選手)が大量離脱したとき、私は全女に残りました。出る側も残る側もいろんなことがあって、それは仕方ないことだと思っています。でもアイスリボンに残った人たち、必ずいいことがあります。私たちも全女からたくさん抜けたとき、下の子が当時、1年目、2年目の選手しか残っていなくて、どうやってこの子たちを上に上げようか、どうやって巡業を回るか、残った子たちで考えたときに、お客さんに見せれる選手にさせなきゃいけないって頑張った。泣きながら、その子たちは頑張って練習してくれました。それで新生全日本女子プロレスとして活動して、たくさんのファンの人もついてくれて、全女が盛り返したという27年前のことを思い出しました。なので、本当に私はその気持ちがあって、今日この会場に足を運びました。ミクはアイスリボンの選手じゃないけど、離脱するってときに、アイスリボンに出ますか、出ませんか?って聞いたときに「私は助けたい」って言った一言で、今、このリングに上がっているよね。だからこそ、若い子たちがこのリングを盛り上げて、お客さんにまた見たいと思わせるような試合を繰り広げていかなくちゃいけない。あなたたちが重要ポイントだと思います。なので、今日、勝ったきらり選手にも私がアイスリボンを盛り上げていく気持ちで、頑張ってもらいたいなと思いました。私がみんなに言えることは練習。本当に練習をしたからこそ、今の女子プロレス、今、極悪女王が流行っていて、そういう先輩もすごく練習してきて、私たちも練習してきた。だから練習をした者が勝ちだと思っているので、頑張ってほしいと思っております。私に出来ることがあれば、本当にいくらでも協力したいと思っています。頑張ってください。」
きらり・ミク「ありがとうございます!」
※ここで星ハム子がリングに上がる。
ハム子「堀田さん!堀田さん!堀田さん!私は堀田さんの大ファンでした!だから、全女が大量離脱になったときもファンとして見ていました。堀田さん、私は(当時の)堀田さんの立場と今、いっしょです。アイスリボンに残る選手、リングに上がってください!堀田さんもリングに上がってください。堀田さん!堀田!堀田!(と客席をあおる)」
※藤本、勝、トトロ、いぶき、楓歩、海乃がリングに上がる。遅れて堀田もリングに上がり、アイスリボンの選手と対峙。
ハム子「アイスリボンに残るメンバーです。堀田さんのプロレスに対する熱い気持ちをこの子たちに伝えてほしいです。12月31日、アイスリボン後楽園ホール大会に参戦していただけないでしょうか、お願いします!」
海乃「堀田さん、今、おっしゃいましたよね?リングに上も下も関係ないって。気持ちが強い者が星を掴めるって。私は一番最初にここに残るって宣言しました。だから私と対戦してください。」
トトロ「私は残るんじゃなくて、これからもアイスリボンで戦う、アイスリボンを引っ張っていく、そういう気持ちでやってます。過去に同じ経験をしたあなたと対戦したい。自分とも戦ってください。」
堀田「すごいじゃん!残ったみんな、熱いじゃない!すごいじゃない!素晴らしいよ!できるよ。頑張ればいいんだよ、このリングで。結果を見せればお客さんついてくるよ。そういう熱い気持ちがあれば絶対に大丈夫だよ。私も協力するよ。(涙をぬぐいながら)なんで私が泣いてんだよ。本当にその気持ちがあれば大丈夫。頑張ろう!」
※堀田がリングを降りた後、アイスリボン選手が中央で手を合わせて「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」と一致団結をアピール。
〈堀田祐美子=バックステージでのコメント〉
「(アイスリボンは)スタイルも違うし、そういったことで接点がなかったんだけど、叶ミクが参戦する中で、離脱っていう話が出てきたのを聞いて、そのときに全日本女子プロレスのことを思い出しましたよね。全女のときに私がトップでやっていて、今、(アイスでは)ハム子がトップでやっている中で、その気持ちを考えると、居ても立ってもいられないっていうか、ハム子は私が若いときから応援してもらっていた子だったので、そういう部分であの子、大丈夫なのかなとか、藤本も大丈夫なのかなっていう、そういう気持ちはあって、今日、会場に足を運んだんですけど。本当に頑張ってもらいたいし、やっぱりそういう経験をした人じゃないとわからない気持ちってあるし、だけど本当に残った者は絶対に報われなきゃいけないし、私は新生全女になって報われてきたので、だからこそ、今、リングに上がらせてもらって、(私といっしょに)リングに上がった子たちを見たときに、あ、これは大丈夫だなって。残る子たちもそういう勇気、出る人も出る人でその人たちが悪いではなく、だけど、残った人たちが、大変だとは思うけど、見返すつもりで、アイスリボンに残れば良かったなって思わせるくらいの気持ちで、出た人に対して、そういう気持ちで頑張ってもらえれば、私は良くなると思うしね。でも今日、リングに上がって、みんなの涙とかで、私もウルっときたし、頑張ろうって気持ちは心の底からある涙だと思ったので、協力できることは協力できたらなって。だってアイスリボンが天下取っているときだってあったわけだし、だから、そういう時代もあったからこそ、プレッシャーにもなった。でもまた、これを跳ね返す力もあると思うし、協力したいし。アイスリボンって見たこともなかったんですけど、でも1本目のきらり選手、めちゃくちゃいいじゃない。いるんじゃない、ああいう選手がっていうのを、本当に今日、見て思ったし、これからああいう子たちが頑張っていかないと。一番、重要な役割だと思うし、きらり、いいんじゃないの。ミクも良かったと思うし、ライバルとして戦って、ああいう子たちがお客さんに観てもらえたら、またアイスリボンも熱くなってくるんじゃないかなと思います。ここで協力してくれる人たちも出てくると思うし、盛り上げていくことはいくらでも可能だと思う。一番プロレスに必要なことって気持ちだと思うし、その気持ちをどう出すかっていうのは、練習をしていかなきゃいけないし、気持ちを出すためにできることって、自分に勝たなくちゃいけないし、自分を痛めつけなきゃいけないし、でもここまでどん底になったからには、そういった気持ちっていうのはあると思うので、そこは楽しみじゃないかなって、逆にね。こうなったことで、あとは上がるしかないじゃない。そうなったときが一番楽しいことが起きる気がします。」
◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○まなせゆうな(6分32秒 体固め)Lil Marz×
※ラリアット
11月6日『1382』大会でのトトロ戦に続き、トトロのパートナーでもあるまなせとの初シングルマッチに挑んだマーズ。タックルのぶつかり合い、エルボーとチョップの打ち合いなど、真向勝負を展開する2人。マーズが開脚式フェイスバスターを決め、コーナーに上がるが、追いついたまなせがパワーボムで叩きつけてカバーもカウント2。上体を起こしたマーズにまなせが飛び込みのラリアット。
さらに起き上がったマーズにまなせがカウンターのラリアットを叩き込む、カウント3を奪った。
◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
勝愛実&×キク(10分14秒 体固め)杏ちゃむ&YuuRI○
※スワントーン・ボム
杏ちゃむ&YuuRIのQ.V.(=クイーン・ヴァルキリー)がアイスのリングで久々に復活。しかし、2人ともタッグコスチュームを着ることも、入場後、中央に立ってポーズを決めることもなかった。試合は勝vsYuuRIでスタート。勝がタックルからバックブリーカーを決めカバーもカウント2。代わったキクがドロップキックからYuuRIをコーナーに振ろうとするが、YuuRIが切り返してキクをコーナーに振っての串刺しエルボー、フェイスクラッシャーで杏ちゃむに交代。不気味な表情でキクに迫った杏ちゃむはいきなりキクを場外に誘って客席に叩きつける。リングに戻ってヘッドロックからロープにキクの目をこすりつけて引きずると串刺しダブルニードロップ。片足での踏みつけフォールもカウント2。キクが膝蹴り連打から飛び込みの丸め込みもカウント2。代わった勝が顔面ストンピング連打からスタナー、トラースキック。踏みつけフォールもカウント2。杏ちゃむが脇固めでグランドへ。
さらにバックに回って髪を掴んで後頭部へのエルボーを狂ったように打ち込んでいく杏ちゃむ。ここでYuuRIがリングイン。なんと、杏ちゃむの背中に蹴りを叩き込み、杏ちゃむの攻撃を阻止。立ち上がった杏ちゃむがYuuRIを場外に投げ落とす。勝が裏拳でカバーもカウント2。杏ちゃむが低空ドロップキックでカバーもカウント2。代わったYuuRIがドロップキック。勝にコーナーに振られるもロープに乗ってのドロップキックでYuuRIがカバーもカウント2。YuuRIが後頭部エルボーからロープに飛ぶも勝が飛び込みエルボー。今度は勝がロープに飛ぶがYuuRIが飛び込みエルボーで阻止。勝がカウンターのラリアットでカバーもカウント2。YuuRIの延髄ハイキックをかわした勝がトラースキック、投げ捨てジャーマン。起き上がったYuuRIが雄たけびを上げながら勝にお返しの投げ捨てジャーマン。勝が風車式の開脚ツームストン。
代わったキクが蹴り連打でカバーもカウント2。キクの蹴りをかわしたYuuRIがサッカーキック。PKはかわされるも低空ドロップキックでカバーもカウント2。YuuRIがスリーパー。キクがロープに逃れる。YuuRIがトラースキックからエルボーもかわしたキクが膝蹴りからDDT、ブレーンバスターでカバーも杏ちゃむがレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。杏ちゃむがスパナを持ってリングイン。キクをトーキックで吹っ飛ばし、勝の脳天にスパナ攻撃。キクに開脚式フェイスバスターを決め、コーナーに寝かせるとYuuRIに目線を送る。一瞬、ためらいの表情を浮かべたYuuRIだが、コーナーに上がるとスワントーンボムを決め、カウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
YuuRI「勝ったけど、杏ちゃむさんにサポートもらったけど、正直、素直に喜べない。なんか、プロレスの考え方もスタイルも違うようだし、発展的解散ではないけど、お互いが強くなるために、それぞれの道、進んでいったほうがいいんじゃないかなって思う。どう思いますか?(と杏ちゃむにマイクを渡す)」
杏ちゃむ「今、アイスリボンで私たち立場が違くなった。YuuRIのことは嫌いじゃない。むしろ好きだけど、私たちにはやらなきゃいけないことがお互いにある。あなたがアイスリボンのスーパーヒーローなら、私はスーパーヒーローが一番嫌う憎い相手になります。いつかちゃんと殴り合って試合して体でも心でも今、私が考えていること、YuuRIが思っていることをぶつけ合えるように、今はお互いの道をいきましょう。ありがとうございました。」
YuuRI「今回、こうやってQ.V.ではいろいろあったけど、今言った通り、考え方もスタイルも違う。私はガンバレプロレスのYuuRIであって、自分はまっすぐに激しい、熱い試合がしたい。そんな中、自分が好きなタイプはガツガツとした、アイスリボンにはいないタイプの勝愛実とシングルがしたい!でも、それも会場も大きいところで試合がしたい。それがどこかって、12月31日の後楽園しかないでしょ!」
勝「私はYuuRIと初対戦して、周りの反応、もっともっと見たいっていうか、YuuRIとの対戦、おもしろいって声が多かった。実際、戦っても楽しかったし、面白かったし、熱くなれる。皆さん、どうですか?(会場から拍手が起こる)ここにいるみんなの反応が何よりの答えじゃないの?大晦日、YuuRIの体に勝愛実のプロレス、刻み込んでやるよ。」
YuuRI「YuuRIのガンバレを刻み込んでやるよ!では皆さん、12月31日、私が勝愛実から3カウント取るところを楽しみにしていてください!」
〈試合後のYuuRI〉
「正直、この試合を迎えるまでのSNSを見てもらったらわかる通り、Q.V.が今までどおりタッグ組めるかわからなかったけど、すごい不安な空気の中、この日を迎えて、試合も見ての通りだし、コスチュームもタッグのコスチューム着るか、普通のコスチューム着るか、自分でも悩みました。でもお互い着てこなかったってことはそういうことなんだなって思ったし、試合は結果的には勝ったんですけど、最後のサポート?だかなんかわかんないですけど…があって、まあ、素直には(勝利を)喜べなかったですね。杏ちゃむさんが言ったとおり、お互い考え方もスタイルも違うし、なんでこうなったかは、今後を見ていてほしいなと思いました。自分は自分を信じていきたいし、杏ちゃむさんは杏ちゃむさんで、自分たちが組んできたこともちゃんと意識して、お互いの道を進み、またいつか交われたらいいなって。自分はガンバレ☆プロレスのYuuRIであって、まっすぐでぶれることなく、ガンバレを燃やし続けて、ガンバレが止まることなくやっているわけで、それで自分の中ではアイスリボンではいないタイプのガツガツした試合が武器の勝愛実選手が自分はすごいタイプで、やればやるほど楽しいし、バチバチ燃えて戦える相手がいるっていうのは幸せだなって思うし、自分はまだシングルやってないんで、12月31日、後楽園でやる機会ができたわけで、今までもまだやり足りないと思うので、12月31日はしっかり私が勝って新しい年を迎えます。(杏ちゃむと対角に立つことは?)正直、しばらく立ちたくないなって。取っておきたいですかね。お互いが変わってどうなったか、久々に対戦したときに分かり合えるんじゃないかなと思います。今は勝選手から勝つことに集中して、前だけ見て頑張っていきたいな思います。」
〈試合後の杏ちゃむ〉
「私にはアイスリボンでやるべきこと、やりたいことがいっぱいあるんですよ。でも、ただ暴れているんじゃなくて、それを実現するために暴れています。(YuuRIとは)お互いに道が違うことが分かって、スタートするには別れもあると思います。私たちはまたいつかリングで会ったときに、その思いが、話ができればいいなと思います。だから私はBadBattsでYappyと暴れる方を選びました。どんな相手が来ようと、YuuRIだって、本気で立ち向かって試合をすると思う。私だって私のスタイルでやってやろうと思います。Q.V.を応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。でもまたいつか、リングでいっしょになることもあると思います。そのときにまた笑顔で見れるように、2人を応援してください。ありがとうございました(深々と頭を下げる)。」
◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
星ハム子&真琴&×海乃月雫(13分55秒 片エビ固め)トトロさつき&櫻井裕子○&柳川澄樺
※櫻雷
ハム子と真琴のリボンタッグ王者むこまこが、次期挑戦者の櫻井&柳川のヤナギサクラとのリボンタッグ前哨戦に臨んだ。試合はトトロvs海乃でスタート。海乃がコーナーでぶら下がり腕十字を決め、フェイスクラッシャー、ドロップキックでカバーもカウント2。代わった真琴がダブルアームを狙うが、こらえたトトロがサイドバスター。さらにロープに飛び込むも真琴がカウンターのビックブーツ、DDTでカバーもカウント2。トトロがコーナーに真琴を振り返しての串刺しラリアット、ボディプレスでカバーもカウント2。代わった柳川が片足ドロップキック、ロープ際の真琴に飛び込みニー、後頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。バックに回った真琴が柳川をマットに叩きつけて腰にダブルニードロップ、串刺しビックブーツ。再度、コーナーに振ってのビックブーツをかわした柳川。櫻井が串刺しエルボー、柳川が串刺しニー、続けてヤナギサクラのダブルドロップキック。柳川がカバーもカウント2。柳川の蹴りをかわした真琴がダブルアーム・スープレックス、
ブレイジングキックでカバーもカウント2。代わったハム子がボディプレス、突っ張り連打からコーナーに柳川を振る。ハム子の飛び込みを両足を上げて頭を挟み込んだ柳川がかかと落とし、コーナーからのダイビングヒップドロップでカバーもカウント2。ハム子が腹アタック連打から飛び込むも柳川がカウンターのスピンキック、フィッシャーマンズ・スープレックスからカバーもカウント2。代わった櫻井がハム子のラリアットをビックブーツでカットしコブラツイストへ。グランドコブラでカバーもカウント2。ヤナギサクラがダブルブレーンバスターを狙うが、こらえたハム子が2人まとめてラリアットで吹っ飛ばし、櫻井にむこまこバーガー。
ハム子がシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。櫻井がカウンターのビックブーツ、ビックブーツで吹っ飛ばすも変わった海乃がミサイルキック。さらに場外助走付き顔面キックでカバーもカウント2。櫻井がビックブーツ2連発でカバーもカウント2。櫻井がグランドでのドラゴンスリーパー。真琴がカット。海乃がDDT、顔面へのドロップキックでカバーもカウント2。トトロが入り、ヤナギサクラをおぶってのプレス。櫻井がカバーもカット。ロープに飛んだ櫻井に真琴が飛び込みニー。さらにむこまこがスピアー&ラリアットの合体攻撃。海乃がクレイモアでカバーもカットが間に合う。海乃がSTFから裏STF。柳川がカット。海乃がドラゴンスプラッシュも櫻井がかわす。柳川がトラースキック。ヤナギサクラがダブルブレーンバスター。櫻井がカバーもカウント2。むこまこをトトロが2人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。孤立した海乃に柳川が1010、櫻井が櫻雷(さくらい)を決め、ヤナギサクラが2人で海乃をカバー。カウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
櫻井「リボンタッグ、前哨戦、ヤナギサクラ勝ったぞーっ!もうみんなも気になっていることです。私たちといつ、そのベルトを懸けて試合してくれるんですか?」
ハム子「真琴さん、刈谷大会はドロー、今日は負けましたね。こうなったら、ヤナギサクラ、大晦日、後楽園ホール大会、私たちの相手にふさわしいと思いませんか、真琴さん?大晦日、後楽園ホール大会、いいですか、真琴さん?いいですか?いいですね、真琴さん?(※真琴が親指を立ててOKの意思表示をする)真琴さんがいいって言っているので、先輩のいうことは絶対なので、大晦日、後楽園ホール大会でリボンタッグ選手権試合、決定しましょう!」
櫻井「大晦日、そのベルトとお別れする準備をしておいてください。」
海乃「ちょっとハムさん、ハムさん、すいません。あの、ごめんなさい、前哨戦水差しちゃいました。すいませんでした。なんですけど、ハムさんにお願いがありまして、私のパートナーになってくれませんか?(※真琴が怪訝そうな表情を浮かべると)あ、違います、違います。大阪で私、再デビュー2周年記念試合をさせてもらうんですけど、再デビューのときのパートナーだったハムさんに、(今回も)パートナーになってほしくて。お願いできないですか?」
ハム子「真琴さん、大阪大会、参戦されます?」
真琴「一応。」
ハム子「タッグチャンピオンでいますよね?」
真琴「はい…。」
※慌ててその場で土下座して頼み込む海乃。
ハム子「でもね、後輩のこともかわいいんで、2周年記念ということで、海乃、よろしくお願いします!」
海乃「やったーっ!」
〈試合後のトトロさつき、櫻井裕子、柳川澄樺〉
櫻井「前回ドローで悔しい思いをして、今日、直接じゃなかったにしても、私たちヤナギサクラが力を合わせて勝利することができて、最高です。でも、この勝利はもちろんヤナギサクラがあったからですが、トトロさんがいたからです。ありがとうございます!」
トトロ「2人の勢いをめちゃめちゃ感じた試合やったね。2人ともと試合したことも組んだこともあるけど、こんなに強くなって、今日はこんな2人と組めて嬉しかった。ありがとう。」
櫻井「安心安全といいますか、むこまこ、2人の歴が長いのは分かってますけど、私たちも1戦1戦でたくさん経験積んでいますから。」
柳川「のびしろしかないんで。」
櫻井「そう!大晦日、ベルト、私たちが獲ってきます。」
トトロ「セコンドつくから、2人の。」
櫻井・柳川「わーっ!ありがとうございます!」
櫻井「絶対に勝つぞ!」
柳川「勝つぞーっ!」
――トトロ選手は堀田選手との試合になる?
トトロ「なってほしいですね。私、ずーっと気になっていたことがあって。みんなアイスリボンに残るとか残留って言い方するんですよね。私の中ではアイスリボンに残るっていうよりは、これからもアイスリボンで戦う、アイスリボンを守る、アイスリボンを引っ張っていく、そういう気持ちなので、過去に同じ経験をした堀田さんと今、戦いたいなって思っています。」
〈試合後の真琴、星ハム子〉
ハム子「この前、ドローで今日は前哨戦、負けちゃいましたね。こんなことないんですよ、今まで。このままではいられないので、大晦日といえば、年内最後の大舞台となるので、そこであの2人に挑戦させてあげますよ。」
真琴「正直、今までにない挑戦者チームだと思っていまして、2人と対戦すると、すごい心にさわやかな風が吹くんですよ。結果としてはドローだし、今日も負けているし、やばいんですけど、楽しみにしている部分もあります。」
ハム子「おっ!真琴さんを久々に本気にさせた相手がヤナギサクラなんですかね。私も真琴さんに頼ってばかりはいられないので、12月31日は堀田さんも参戦していただけるということで、堀田さんの目の前で私、チャンピオンでいたいですし、アイスリボンの選手もいなくなっちゃう子もいるんですけど、私は残る者として、チャンピオンでしっかり今年を締めたいって思います。」
◆第5試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
×真白優希&紫雷美央&ウナギ・サヤカ(17分11秒 片エビ固め)神姫楽ミサ○&咲蘭&しのせ愛梨紗
※はれときどきミサ
今年最後の横浜リボンのメインイベントはICE×∞王座前哨戦。前回のYuuRIと真白の同期によるICE×∞戦に続き、今度は真白が王者として、同期の神姫楽の挑戦を受ける同期タイトル戦が決定した。試合はババア呼ばわりされた美央の怒りの猛攻でスタート。愛梨紗を蹴りまくり、代わった真白がスリーパー。に入ったウナギが愛梨紗の顔をいじる。真白がカバーもカウント2。代わったウナギが愛梨紗にフェイスバスター、かかと落としでカバーもカウント2。代わった美央が愛梨紗の両腕を掴み、顔面を踏みつける。さらに串刺しビックブーツを狙うが、かわした愛梨紗がロープで美央の足を絞め上げる。さらに膝にエルボーを入れ、咲蘭に交代。咲蘭がドロップキック、神姫楽が抱えての蹴りからフットスタンプ。続けて手の甲へのフットスタンプを狙った咲蘭だが、美央がかわし、咲蘭の手の甲を踏みまくる。
美央が予告つきブレーンバスターを狙うが、あっさり咲蘭が逆さ押さえ込みで切り返しカウント2。咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。美央がカウンターのビックブーツでカバーもカウント2。代わったウナギがフェイスバスター、ギロチンドロップでカバーもカウント2。咲蘭がボディへのトーキックからドロップキックを狙うが、ウナギが払って落とす。さらに踏みつけカバーもカウント2。ウナギが美央式の予告ブレーンバスターを狙うが、逃れた咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。代わった愛梨紗が串刺しボディアタック。さらに2発目を狙うがかわしたウナギがビックブーツ、キャメルクラッチから愛梨紗の顔面いじり。
さらにウナギがゴムパッチンを狙うが、これは自爆。エルボーの打ち合いからウナギがビックブーツでカバーもカウント2。代わった真白がドロップキックでカバーもカウント2。愛梨紗が逆エビ固めを決め、神姫楽がミサロックで合体。ウナギがカット。真白が愛梨紗に膝カックンからのドロップキック。ロープに飛んだ真白に愛梨紗が飛び込みエルボー、飛び込みクロスボディ、河津落としでカバーもカウント2。代わった神姫楽がタックル、正面ドロップキック、愛梨紗、咲蘭と3人同時に猪ムーブから連続串刺し攻撃でカバーもカウント2。真白の目突きを神姫楽がカット。神姫楽の飛び込みを真白がカニばさみで倒す。グランドでのフェイスロックで絞め上げる。
ロープに逃れた神姫楽に真白が低空ドロップキック。カバーもカウント2。美央のPKとウナギのスライディングTANAKAがサンドイッチで神姫楽にヒット。真白がShine White in Spaceでカバーもカウント2。神姫楽がカウンターのラリアット2連発でカバーもカウント2。真白がソバット連打からバックドロップでカバーもカウント2。神姫楽がミサボム。場外に落ちた真白に咲蘭がプランチャ。リングに戻った真白に神姫楽がコーナー2段目からのセントーンでカバーもカウント2。真白が首固めもカウント2。愛梨紗が真白にシャイニングウィザードを決めコーナー下に真白を持っていく。神姫楽がはれときどきミサ(=コーナートップからのダイビングセントーン)で真白からカウント3を奪取。
〈試合後のリング上〉
美央「うちのチーム、チャンピオンとチャンピオン…(ウナギに)お前、チャンピオンだよな?」
ウナギ「チャンピオンだよ!」
美央「ツーチャンピオンで負けてる?なぜ?なぜだと思います、先輩?」
ウナギ「いや、どう考えてもお前のせいだろ!」
美央「ちゃうやんけ!絶対、ちゃうやん!」
ウナギ「お前、カジュアルに復帰して、12月31日の後楽園ホールで、お前をちゃんと引退させてやるよ。」
美央「あなた、ウナギ・サヤカさんは私を再度引退させるために、私との試合を希望するということでよろしいでしょうか?」
ウナギ「そうだよ!お前をこの世界から葬ってやるよ。」
美央「バカヤロー!これから出ていくやつといっしょに、プロレス界の荒波を頑張って乗り越えるぞって言っているのに、消されてたまるか、バカヤロー!」
ウナギ「プロレス界な、今、1人でやっていくの、そんなに甘くねえぞ。(周囲を見渡して)お前らも1人ずつ、ちゃんと倒してやるから、待ってて。その前にお前だ!(と美央と向かい合う)12月31日、後楽園ホール大会で紫雷美央を査定してやるよ。」
美央「その査定乗り越えて、新しいプロレス界のビックウエー…ちょっと待って、NGワード言いそう。とりあえず大晦日、お前との試合、楽しみにしておりますよ。ごめんね、先に負けたのにマイク持っちゃって(とマイクを神姫楽の前に置く)。」
神姫楽「この試合、勝ったのはミサ、咲蘭、愛梨紗の3人だーっ!口が達者なおばさんたちには負けないぞーっ!でもさすがおばさんは長く長く生きているから、持っていくのがうまいな!真白!真白からがっつり3カウント取ったぞ!モヤモヤしてるよね?3人で勝ったじゃんって言いたそうな顔してるよね?このベルトを懸けてのシングル、タイトルマッチ、大晦日でやりたい。お前もこのモヤモヤなまま、年越せないでしょ?私も越せないよ。大晦日、私がこのベルトを巻いて2025年に行く。大晦日にこのベルトを懸けてタイトルマッチしてください。」
真白「今日、負けてめちゃめちゃ悔しい。悔しいから1対1で決着できるところ、大晦日しかないと思う。このベルトを懸けて12月31日、大晦日、後楽園ホールで戦おう。」
神姫楽「お願いします。」
※真白が握手を拒否し、掴み合いに。セコンドが止める。握手回りになっても再度、掴み合う2人をセコンドが分ける。
握手回り後、神姫楽が咲蘭、愛梨紗といっしょに「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で横浜大会を締めた。
〈試合後の神姫楽ミサ、咲蘭、しのせ愛梨紗〉
神姫楽「ありがとう!今日は咲蘭と愛梨紗と組めて、しっかり2人がアシストしてくれて、私ががっつり勝つことができました。本当にありがとう!自分がアイスリボンさんに上がってから、たくさん成長させてもらって、この2人の素晴らしい後輩もできて、この2人が組んでくれたこともたくさんあったし、戦ったこともたくさんあったし、2人のおかげで、今、私はここに立っているなって、今日、改めて思いました。2人も勝ちたい気持ちがあったと思うけど、今日はミサさん行け!っていう気持ちを勝手にすごい感じて、2人のアシストが効いて勝つことができました。真白が持つICEのベルト、やっと日程が決まりました。大晦日…真白は同期で大切な仲間であり、ライバルなので、1対1で今の私たちをこのアイスリボンのリングでぶつけたいと思います。2人も大晦日、それぞれ全力でアイスリボンのリングに立とうね。」
咲蘭・愛梨紗「はい!」
神姫楽「最後は私がベルトを持って、笑顔で駆け寄りたいと思うので、3人で頑張ろうね!今日はありがとうございました!大晦日も私たちの応援、お願いします!」
咲蘭・愛梨紗「お願いします!」
――ICEのベルトに挑戦する以上、アイスリボンを背負う覚悟での挑戦ということになりますが。
神姫楽「はい、自分はアイスリボンのリングに立って3年になるんですけど、たくさんの先輩方や後輩にたくさん刺激をもらって、いろんな経験をさせてもらって、自分はまだまだだけど、リングに立つ覚悟をアイスリボンの選手からたくさん学んできたので、私が今できることをアイスリボンのリングで王者としてやっていきたいなって思います。ここのリングが一番ハッピーだって、みんな思えるように、王者としてやっていきたいです。それはもちろん覚悟はあるんですけど、自分の挑戦としてベルトを持たせてもらいたいなって思います。」
――試合後のリングに同期の柳川選手と言葉を交わし合って、2人でベルト獲りを約束しあっていましたが。
神姫楽「澄樺とはタッグパートナーとして、去年、アイスリボンのタッグのベルトを持ったんですけど、私はタッグとしては愛梨紗とのタッグをすごい大切にしていたので、この2人で今年中に挑戦できなかったのはすごい悔しいんですけど、愛梨紗は退団してもアイスリボンのリングに上がるっていうことで、自分たちの未来はこれからも続いていくと思うし、柳川は柳川で今、裕子さんっていうパートナーを見つけて、それぞれがいろんな夢を持っていいと思っているので、ここで私がシングルのチャンピオンになって、柳川がタッグのチャンピオンになって、2人でアイスリボンのリングを盛り上げたいなって思います。愛梨紗ともね、来年こそは…。」
愛梨紗「はい、来年こそは。」
神姫楽「(※涙を浮かべている愛梨紗に気づき、涙ぐみながら)…本当にかわいい、大切な後輩をここで見つけることができたのは、自分にとって大きいです。」
〈試合後の真白優希、紫雷美央、ウナギ・サヤカ〉
美央「(ウナギに)年齢詐称も甚だしいで先輩!なんか年齢公開したと思ったら、今日の態度はなんやねん、お前!」
ウナギ「ババアになったら、そんな小せえこともぐちぐち言い始めるんだな!」
美央「ちょっと待て待て待て。お前、メンタルがまるでババアじゃありませんみたいな感じで来ますけど、同じババアやんか!なんならお前の方がレベル上のババアやかんな!」
ウナギ「すべてにおいてのレベルが上なんだよ。」
美央「おお、いいこと言う。じゃあ、そのレベル上のお姉さん、私さ、大晦日で引退なんでしょ?あんたに負けたら。あんたはあたしに何懸けてくれんねん?あたしだけリスク負って、お前は何か懸けれへんのかなーと思うんやけど、どうですかね、お姉さん?」
ウナギ「じゃあ、今月(NHKの番組の)カネオくんで発表した最高月収600万…。」
美央「えっ!?」
ウナギ「600万懸けてやるよ!その代わり、お前、負けたら引退な!いいか、真白!お前、メインでベルト懸けているかもしんねえけど、これは私たちの戦いでもある。ババアがお前らのベルト(の懸かった試合を)食ってやるから。覚悟しとけよ!」
美央「スケールがでっかくなってる…。」
ウナギ「お前はちゃんと練習しておけよ!」
美央「いや、マジ、600万のためにバリバリ練習するわ!ぜってー600万もらって子供の学習机、1個しか買えてなかったのを3つ買ってやるわ!兄弟、それぞれに1個ずつの学習机買うために、600万、絶対に受け取ってやる!」
ウナギ「引退の準備しとけ!」
美央「ふざけるなてめえ!引退しねえからな!」
※2人でわめき合いながらインタビュー・スペースからフェードアウト。真白1人が残る。
真白「嵐が過ぎ去っていきました。今日は直接、ミサから負けてしまってすごく悔しいです。自分の気持ちの甘さかなってすごく思っています。でもミサが提示してくれた大晦日の後楽園大会…2024年の最終日でもありますね。そこで私が防衛して、2025年にこのベルトと共にいろんな団体、歩んでいきたいと思います。」