月〜

試合結果

アイスリボン1352 in SKIPシティ/SKIPシティ多目的ホール

2024年06月09日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



アイスリボン1352 in SKIPシティ
2024年6月9日(日)
11時30分開場/12時00分開始
観衆:132人

◆第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○杏ちゃむ&Yappy(12分38秒 ギブアップ)海乃月雫×&長谷川美子
※あの日見た技の名前を僕はまだ知らない

◆第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○芦田美歩(6分28秒 スライミーチア)藤滝明日香×

◆第3試合 ICE×∞王者決定リーグ戦 Bブロック公式戦 10分1本勝負
△まなせゆうな(時間切れ引き分け)YuuRI△
※YuuRIがBブロック優勝
※まなせゆうな6点(2勝0敗2分)・YuuRI7点(3勝0敗1分)

◆第4試合 ICE×∞王者決定リーグ戦 Aブロック公式戦 10分1本勝負
○星ハム子(6分00秒 ハルカゼ)藤本つかさ×
※星ハム子がAブロック優勝
※星ハム子6点(3勝1敗0分)・藤本つかさ5点(2勝1敗1分)

◆第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○真白優希&真琴&櫻井裕子(22分57秒 特盛クラッチ)神姫楽ミサ&咲蘭&しのせ愛梨紗×

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【オープニング】


入場式前、膝の負傷で欠場中のトトロさつきがリングに上がり6月23日後楽園ホール大会での復帰を宣言。また、この日は手術を無事に終えた松下楓歩も久々に試合会場に姿を見せた。


◆第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○杏ちゃむ&Yappy(12分38秒 ギブアップ)海乃月雫×&長谷川美子
※あの日見た技の名前を僕たちはまだ知らない



前日の道場マッチのメインでタッグを組んだ杏ちゃむとYappyがSKIPシティ大会のオープニングマッチに登場。初めてタッグを組む海乃&長谷川と対戦した。試合はYappyvs長谷川でスタート。ロックアップから長谷川をロープに追い込んだYappyがブレイク際にチョップを入れる。長谷川がドロップキック4連発を仕掛けるもYappyが仁王立ちで受け止め、4発目を叩き落とすと、コーナーに詰めてのヒッププッシュ。さらに変形キャメルクラッチ。代わった杏ちゃむが右ミドルキックからヘアでカバーもカウント2。杏ちゃむが串刺しエルボー、串刺しランニングダブルニーアタックでカバーもカウント2。代わったYappyが杏ちゃむを呼び込み、2人でエプロンに立ってのヒッププッシュからサンドイッチヒップアタック。Yappyがカバーもカウント2。Yappyがコーナーでの絞首刑。さらにロープに長谷川を振るが、長谷川がカウンターのフライングクロスチョップを決め、海乃に交代。ロープにYappyを追い込んだ海乃が飛び込みの後頭部へのビックブーツから飛び込み片足ドロップキック、さらにエプロンにYappyの上体を固定しての場外助走つきジャンピングキック。カバーもカウント2。海乃がSTF。



杏ちゃむがカット。長谷川も入り、長谷川が杏ちゃむに、海乃がYappyに同時クロスボディを仕掛けるが、海乃をYappyががっちりとキャッチ。バックブリーカーから、コーナーの2段目のロープに横に寝かせると、Yappyが逆水平チョップ3連発、串刺しボディアタックでカバーもカウント2。Yappyがロープに飛んでのヒップアタックでカバーもカウント2。Yappyがドラゴンスリーパー。海乃が後方に反転して変形ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。代わった長谷川が串刺しエルボー連打から足を持って中央に引き込むが、Yappyが蹴り上げて逃れると、串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、雷電ドロップでカバーもカウント2。Yappyがファイナルカットでカバーもカウント2。代わった杏ちゃむが長谷川の腰にセントーン。カバーもカウント2。杏ちゃむが脇固め、フェイスロック。ロープに逃れた長谷川に杏ちゃむが飛び込むが、長谷川がビックブーツ。その蹴り足をキャッチした杏ちゃむがロープに長谷川の足を引っ掛けての飛び込みドロップキック2連発。続けてYappyが飛び込みの開脚ヒップアタック。杏ちゃむがカバーもカウント2。長谷川がブレーンバスター。



代わった海乃がボディブローから顔面狙いの片足ドロップキック。カバーもカウント2。Yappyが海乃を抱え上げ、ロープに飛んだ杏ちゃむがフェイスクラッシャーの合体攻撃。カバーもカウント2。アシストに入った長谷川のエルボーが海乃に誤爆。杏ちゃむがサムソンクラッチもカウント2。海乃がカウンターのドロップキック、長谷川がダブルニードロップ。上体を起こした杏ちゃむの側頭部に海乃が片足ドロップキックでカバーもカウント2。海乃がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。杏ちゃむのハイキックを海乃がかわすが杏ちゃむが変形フェイスクラッシャー。カバーもカウント1で海乃が返す。グランドのままサイドに回った杏ちゃむがアームブリーカーから「あの日見た技の名前を僕たちはまだ知らない」に移行しギブアップを奪った。




◆第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○芦田美歩(6分28秒 スライミーチア)藤滝明日香×



4月6日蒲田大会での杏ちゃむとのシングル戦以来の参戦となった芦田が同期の明日香と対戦。ゴングと同時に芦田がジャンピングのビックブーツ。コーナーに追い込んでのローリングエルボー、スピンキック、ビックブーツでカバーもカウント2。芦田がY字ポーズからのレッグドロップでカバーもカウント2。芦田がビックブーツも蹴り足をキャッチした明日香が変形バックブリーカーからスイングしてマットに投げ落とす。カバーもカウント2。エルボーの打ち合いから明日香がボディスラム、ジャンピングボディプレスでカバーもカウント2。明日香が逆エビ固め。ロープに逃れた芦田をファイヤーマンズキャリーも芦田が後方回転エビ固め。カウント2。芦田がチアガールを狙うもこらえた明日香が芦田の両足を固定してのフルネルソンで絞め上げる。



さらにアルゼンチン・バックブリーカーへ。コーナーに芦田を降ろした明日香が串刺しボディアタック。ロープに飛んでのラリアットで明日香がカバーもカウント2。芦田がバックスピンキックからブロックバスターもカウント2。両膝を衝いてのエルボーの打ち合いから明日香が助走つきバックフリップ。カバーもカウント2。明日香がダブルアームバスターを寝合うが、これをこらえて横に回った芦田がヘッドシザースの形で明日香を前方回転させると、左足を明日香の首に固定したまま、明日香の上体に芦田が仰向けに乗ってブリッジ。新技スライミーチアで3カウントを奪った。




◆第3試合 ICE×∞王者決定リーグ戦 Bブロック公式戦 10分1本勝負
△まなせゆうな(時間切れ引き分け)YuuRI△
※YuuRIがBブロック優勝
※まなせゆうな6点(2勝0敗2分)・YuuRI7点(3勝0敗1分)



ICE×∞王者決定リーグ戦も最終戦を迎えた。まずはBブロック。まなせvsYuuRIのガンプロ対決。ここまで負け知らずのYuuRIは勝ち点6。一方のまなせは2勝1分けで勝ち点5。YuuRIは勝ちか引分けで1位に、まなせは勝たなければ1位通過はないという状況での一戦。6月23日後楽園ホールでの復帰が決まったタッグパートナー・トトロのロープ上げでリングに入ったまなせはゴングと同時にタックルでYuuRIを吹っ飛ばす。ロープを走ったYuuRIが勢いをつけてのタックルもこらえる。エルボーの打ち合いからYuuRIが延髄ハイキックを決め、ロープに飛んでのタックルでまなせを吹っ飛ばす。さらにブレーンバスターを狙うが、こらえたまなせがボディスラム。まなせがヘッドロックで絞め上げる。YuuRIがロープにまなせを振るが、まなせがカウンターのタックルでYuuRIを吹っ飛ばす。



起き上がったYuuRIに飛び込みラリアット、バックドロップでカバーもカウント2。コーナーにYuuRIを振ったまなせ。YuuRIがコーナーに上がってのミサイルキック、串刺しエルボー、サッカーキック。起き上がったまなせがリング中央であぐらを組んで座り込み「蹴って来い!」と挑発。YuuRIが助走をつけてのサッカーキック。この攻防が3回続く。起き上がったまなせがエルボー連打。YuuRIもエルボーで反撃。まなせがカウンターのタックルからYuuRIを担ぎ上げるが、バックに回ったYuuRIがおんぶスリーパー。YuuRIをコーナーに叩きつけて逃れたまなせがコーナーに飛び込むも、かわしたYuuRIが飛び込みのジャンピングハイキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。YuuRIが飛び込み式の胴締めスリーパーでテイクダウン。さらに胴締めドラゴンスリーパーへ。



タックルの打ち合いからYuuRIがカウンターのタックルを決める。起き上がったまなせのバックに回ったYuuRI。こらえたまなせにYuuRIがランニングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。コーナーに上がったYuuRIをまなせがパワーボムでリング中央に叩き落す。そのままカバーもカウント2。まなせが飛び込みラリアットでカバーもYuuRIが反転してカバー。カウント2。YuuRIがまなせのラリアットを蹴りでガードし、ソバットから飛び込むが、まなせがラリアットで吹っ飛ばしカバーもカウント1。YuuRIがカサドーラ。まなせを丸め込んだところで10分時間切れ。



試合は引き分けとなったため、勝ち点を7としたYuuRIが1位通過でBブロックを制した。「ベルト獲れよ!」と檄を飛ばしリングを降りたまなせ。YuuRIは涙を浮かべながら片手を突き出し、ICE×∞王座返り咲きへの強い決意をアピールした。




◆第4試合 ICE×∞王者決定リーグ戦 Aブロック公式戦 10分1本勝負
○星ハム子(6分00秒 ハルカゼ)藤本つかさ×
※星ハム子がAブロック優勝
※星ハム子6点(3勝1敗0分)・藤本つかさ5点(2勝1敗1分)





Aブロックの最終戦は”名勝負数え歌”と言われた藤本とハム子の2020年5月2日『1038』大会でのIW19王者決定トーナメント1回戦(※19分ドロー。視聴者投稿によりハム子が勝利)以来、約4年ぶりのシングル戦。藤本はここまで2勝1分けで勝ち点5。一方のハム子は2勝1敗で勝ち点4。藤本は勝ちか引分けで1位。ハム子はこの試合に勝てば得点6となり1位通過という、Bリーグと同じ展開。藤本が当初、リーグ戦出場予定だった楓歩のロープ上げでリングに入れば、ハム子が実娘のいぶきのロープ上げでリングイン。がっちりと握手を交わし、試合開始。ゴングと同時にラリアットで突進したハム子。両腕を上げてガードした藤本はハム子の腕を絞め上げるとたいようちゃん☆ボムを狙ってハム子の背中に飛び乗る。これを阻止したハム子に藤本が延髄ハイキックを狙うが、これもハム子がかわす。ハム子がボディプレスをかわした藤本がハムロールを決めれば、ハム子はすぐにビーナスクラッチを仕掛ける。



この2人ならではの攻防が続く。カウント2でキックアウトした藤本にハム子がボディアタック。すぐに起き上がった藤本がドロップキックでハム子をコーナーに叩きつけ、串刺し低空ドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。藤本がインフィニティを狙うが、ハム子が振り落とす。ハム子が藤本の腕を取ったままラリアットを叩き込む。カバーもカウント2。ハム子がファイヤーマンズキャリー。上でじたばたして逃れようとする藤本を強引にバックフリップに決めたハム子がダイビングボディプレスも藤本がかわす。藤本がカサドーラ。そのまま何度も回転して最後に上を取った藤本だがカウントは2。藤本がサッカーキック3連発からPKでカバーもカウント2。藤本がPKでカバーもカウント2。



もう一発PKでカバーもカウント2。藤本がビーナスシュートを狙うが、コーナーに上がった藤本を押さえたハム子がなんとジャパニーズ・オーシャン・サイクロンの体勢で藤本を持ち上げて中央へ。バックに回って逃れた藤本。エルボーの打ち合いから藤本がダブルチョップ連打。ハム子が飛び込みラリアット、スモウラリアットでカバーもカウント2。ハム子がダイビングボディプレスでカバーもカウント2。タイガードライバーを狙うハム子。こらえた藤本がカサドーラからビーナスクラッチもカウント2。藤本がハムロールもカウント2。ハム子がアッパーエルボー、藤本が延髄ハイキックからインフィニティもカウント2。藤本がジャパニーズ・オーシャン・サイクロンの体勢でハム子を担ぎ上げるもバックに回ってハム子が逃れる。藤本がたいようちゃん☆ボムを狙うもハム子が丸め込みで切り返す。カウントは2。ハム子がハムロール。カウント2。間髪を入れずにハム子がハルカゼでカウント3を奪った。



試合後、健闘を称え合い、藤本が先にリングを降りると、ハム子がマイクを掴み、エプロンで試合を観ていたYuuRIに向かって言葉を投げた。
ハム子「YuuRI、初対決がタイトルマッチになるなんて思ってもいなかったよ。アイスリボンにずっと参戦してくれて、盛り上げてくれて、本当に感謝しています。でもね、私も守るべきものがたくさんあるから。アイスリボン最古参の意地をこの試合で見せつけたと思います!」
※ハム子の話の途中でリングに上がったYuuRIがマイクを渡される。
YuuRI「(泣きながら)正直言って、今どんな感情で泣いているのかわからないです。私は…娘さんのいぶき選手にベルトを獲られて、今こうやってハム子選手と(ICE×∞王座決定戦に)挑戦するっていう、なんかすごい面白いストーリーじゃないですか。なんか、自分、こうやってマイク渡されて…(話すのが)苦手だし、情けないんですけど、でも私は試合で証明してみせます。絶対にアイスリボンのスーパーヒーローのYuuRIが星ハム子に勝って、私がチャンピオンに返り咲きます!初シングル、よろしくお願いします!」
※2人で握手を交わす。



〈試合後の星ハム子〉


ハム子「試合前から手が震えるくらい緊張していて、つっかとのシングル、今日で47戦目らしいんですよ。私の方が全然、負け越していて…でもつっかが欠場している中、私はアイスリボンを見てきているので、自信を持とうって。心が弱いんで、緊張してしまうんですけど、やっぱり私が勝たなきゃって思いました。(アイスリボンに上がり続けていたという自信?)そうですね。今の若手の子たちばっかり注目されていると思うんですけど、私だってプロレスラーになりたくてプロレスラーになって、まだまだやりたいことだってあるし、私、新調されたICEのベルト、巻いたことないんですよ。今、いぶきが欠場していて、いぶきのあとだから巻きたいってわけじゃないんですけど、やっぱり私もアイスリボンの中心になって盛り上げていきたいっていう気持ちがあるので、このまま勢いに乗ってベルト巻きたいなって思います。(YuuRI選手とはこれが初シングルマッチ?)あまり試合も当たったことなくて、シングルも初めてだし、どうなるかなんてリング上のことはわからないんですけど、やっぱりアイスリボン所属として負けられないと思うので。つっかより難しいかもしれないですね、ある意味。今までつっかとは何回も対戦していて、わかっている部分もあるけど、YuuRIはまったくわからないので、そういうところはちょっと気を付けて、気持ちを引き締めていきたいと思います。やるしかない!頑張ります!」


◆第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○真白優希&真琴&櫻井裕子(22分57秒 特盛クラッチ)神姫楽ミサ&咲蘭&しのせ愛梨紗×



アイスの次世代選手である真白、咲蘭、愛梨紗の3人がSKIP大会のメインに登場。試合は真白vs神姫楽でスタート。ロックアップからヘッドロックを決めた神姫楽を真白がバックドロップ固めの体勢でカバーもカウント2。代わった櫻井が代わった咲蘭に「来い!」と右手を挙げる。ジャンプしても届かない咲蘭が櫻井の足を踏みつけ、さらに手の甲へのフットスタンプを狙うが、これは櫻井がかわす。すかさず咲蘭が低空ドロップキック。代わった愛梨紗がキャメルクラッチからの鼻フック、さらに櫻井の毛先を掴んで櫻井の鼻の穴をほじほじ。ロックを外した愛梨紗はロープ際に櫻井をはりつけろと、神姫楽、咲蘭と3人で櫻井を痛ぶり、はりつけドロップキック。続けてエプロンに立った愛梨紗が手の甲へのヒップドロップを狙うが、これをかわした櫻井が愛梨紗を場外に突き落とす。ここから6選手入り乱れての場外戦へ。愛梨紗に十分に場外で仕返しをした櫻井は咲蘭、愛梨紗、神姫楽を順番に真白に向かってスイング。真白が1人ずつ目突きでダウンさせる。



場外戦で上回った真白チーム。リングに戻った櫻井が愛梨紗をボディスラムでカバーもカウント2。代わった真琴が膝裏へのストンピングからレッグロック。神姫楽のカットを受けると、愛梨紗をボディスラムに決め、真白につなぐ。真白がダメージの残る愛梨紗をカバーもカウント2。真白がコーナーに愛梨紗をつけて顔面踏みつけ。代わった櫻井に愛梨紗がカウンターのクロスボディ。カバーもカウント2。代わった神姫楽が櫻井をタックルで吹っ飛ばし、正面ドロップキック、猪ムーブからの串刺しスピア、エルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。櫻井がカウンターのビックブーツ、タックルで吹っ飛ばしカバーもカウント2。代わった真琴がエプロンに出てのビックブーツ、リングに戻ってのビックブーツでカバーもカウント2。ロープ際の攻防から神姫楽が真琴をはりつけてのミサロック。



さらにリングに戻ってグランドでのミサロック。櫻井がカットに入り、真琴とのダブルビックブーツ2連発を神姫楽にヒット。真琴がダブルニードロップでカバーもカウント2。神姫楽がカウンターのラリアットでカバーもカウント2。代わった咲蘭がドロップキック3連発でカバーもカウント2。咲蘭がおんぶスリーパー。さらにドロップキックで真琴を倒しての馬乗りエルボーでカバーもカウント2。咲蘭の飛び込みをかかえてマットに投げつけた真琴がかかと落とし、ダブルニードロップでカバーもカウント2。真琴の串刺し攻撃をかわした咲蘭が串刺しドロップキックからダイビングフットスタンプも真琴がかわしダブルアーム・スープレックス。



カバーもカウント2。代わった真白がドロップキックでカバーもカウント2。真白がキーロック。ロープに逃れた咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭が脇固め。ロープに逃れた真白に咲蘭が飛び込みドロップキック。さらに低空ドロップキックでカバーもカウント2。代わった愛梨紗が串刺しボディアタック、タックルでカバーもカウント2。愛梨紗が逆エビ固め。ロープに逃れた真白に愛梨紗が飛び込むも真白がカニばさみでかわし、逆に飛び込みドロップキック。カバーもカウント2。エルボーの打ち合いから真白が膝カックン。真白が低空ドロップキック。真琴と2人で愛梨紗の腕をバックに回ってクロスさせると、2人で愛梨紗を踏みつけ。



真白がカバーもカウント2。真白が目突きを狙うが愛梨紗がかわしアームホイップ、飛び込み低空クロスボディでカバーもカウント2。愛梨紗がキャメルクラッチ。真琴がカット。愛梨紗と神姫楽が真白をダブルブレーンバスター。そこに咲蘭がダイビングフットスタンプ、続けて神姫楽がダイビングセントーン、愛梨紗がダイビングボディアタック。愛梨紗がカバーもカウント2。真白がソバット、ドロップキックでカバーもカウント2。愛梨紗がチンクラッシャー、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。愛梨紗がシャイニングウィザードを狙うが、櫻井がビックブーツでカット。真白が丸め込むもカウント2。愛梨紗が回転式オクラホマロールもカウント2でしのいだ真白が特盛クラッチを決め、愛梨紗からカウント3を奪った。



〈試合後のリング上〉
真白「勝ちましたーっ!きのう美央さん、試合したんですって?」
MIO「しました!」
※MIOがエプロンに上がる。
真白「動けてたって聞きましたけど、私のほうが今日は動いていましたから!絶対に美央とウナギ・サヤカを丸め込んで、トライアングル勝ってやる!」



※握手回りから選手がリングに戻ってきたところで、会場後方のビジョンにスターダムの岩谷麻優が映し出される。
岩谷「アイスリボンの大会にお越しの皆さん、スターダムのアイコン、岩谷麻優です。なんでこのVTRが流れているか知らない方もいらっしゃるかもしれませんけど、このIWGPのベルト、藤本つかさ、いつ挑戦してくるんですか?こっちのスターダムは、アイスリボンの会場でこのベルトを懸けて戦ってもいいと言ってくれました。アイスリボンさん、肇社長さん、藤本つかささん、お答え、今、聞かせてもらってもいいですか?たぶん、う〜んみたいな反応していると思うんですけど、早く返事待ってます!IWGPはいつなんどき、誰の挑戦でも受ける!早く日程決めてください!」



※VTRをじっと見ていた藤本は「アイスリボンの会場でこのベルトを懸けて戦ってもいいと言ってくれました」の言葉を聞いて、嬉しそうな表情をみせた。
藤本「チャンスはどんどん巡ってくるものですね!許可が下りたってことでいいですか?うちのリングでやっていいってこと?」
※本部席の佐藤社長がマイクを手にする。
佐藤社長「いろいろ日程を協議していましたが、6月23日、岩谷麻優vs藤本つかさ(のIWGP戦を)やりましょう!」
藤本「えーっ!やばーっ!ICE×∞巻けなくて悔しいって思ってたけど、私、IWGP巻くわ!巻いたらハムさんも(ICE×∞)巻いて、統一戦やろうよ!」
ハム子「いいね!やろう、やろう。」
※YuuRIが割って入る。
YuuRI「私にも挑戦させろ!」
藤本「じゃあ、私に挑戦させろ!よし!じゃあ、3人で締めよう!」
※藤本がYuuRI、ハム子と共に中央に立つ。



藤本「今回は本当に消滅しなくて良かったって思います。転んでも転んでも、こうやってチャンスが巡ってくる。これがプロレスであり、人生だと思うので、皆さん、ぜひ6月23日、後楽園来てください!」
※最後は藤本、ハム子、YuuRIの3人で「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

〈試合後の真琴、櫻井裕子、真白優希〉


真白「勝ちましたね。」
3人「やったーっ!」
櫻井「まこ不思議な2人に自分が交じるっていうので、足ひっぱらないようにって思っていて、頑張って助けにいけたのかなと。」

――真白選手は後楽園ホールでのタイトル戦が控えていますが。
真白「昨日、美央さんが動けたとか言っていましたが、動けて当然ですからね。勝つんで見ていてください。」

――今の真白選手なら勝てそうですか?
真琴「ウナギさんと美央さん…(一瞬間があって)はい。勝って、松澤さんをぜひ挑戦させてください。」
真白「思っていました。松澤さんを挑戦者にしようって絶対に思っているので。」
真琴「じゃあ、責務を全うしてください。」
真白「はい、終わったら松澤さんを指名するって決めていますので。」
真琴「本当ですか?乱入させますか?」
真白「乱入してください。来てもらっていいですよ!」

――同じ大会で藤本選手のIWGP挑戦も決まりました。
真白「美味しいところをもっていかれないように、私は3WAYを盛り上げたいと思います。美味しいところは持っていきますよ。盛り上げさせない!しない!させない!私が盛り上げる!ありがとうございました!」

〈大会後の藤本つかさ〉


「まさかの…ICE×∞(のリーグ戦)で負けて、すごい悔しい…なんかああいう風にまた新しいチャンスがどんどん沸いてくると。(他団体で初めて行われるIWGP戦の挑戦者となったわけですが)燃えますね!私にとってはホーム。アウェイのベルトかもしれないけど、ホーム。本当に喉から手が…足が出る?腕?喉から足が出るほどほしいベルトなので。夢が膨らむ。獲ったら統一戦…統一戦とかすごくないですか?アイスとIWGPの2冠チャンピオンとか、本当にいろいろ広がる。アイスリボンに入りたいって子がもしかしたら広がるかもしれないし、そういう面ではマジで獲らなきゃなと思います。(禁断の扉を開いたかいがあった?)そうですね。それをほしいと言ってくれる後輩たちもいっぱいいるから。やったりやすよーっ!(IWGPを)獲りますよ!いけます!調子いいんで。体調面とか。(今日は負けましたけど)そんなことありましたっけ?たぶん、いろいろ、この対戦が決まるまで大人たちがたくさんたくさん話し合いをしてくれて。本当にいいのかとか、こうしたほうがいいんじゃないかとか。私が期間限定っていうのもあって、6月か8月かっていう話も出てたみたいで。結果、私が(今日)負けたことによってっていう、不本意ではあるんですけど、でも決まったからには獲ることだけを今は考えます。」