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試合結果

アイスリボン1287〜七夕リボン〜/アイスリボン道場

2023年07月08日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時35分



「アイスリボン1287〜七夕リボン〜」
2023年7月8日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆:42人

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき(8分28秒 回転足折り固め)咲蘭×

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
×弓李&松下楓歩(10分6秒 ジャックナイフ式エビ固め)鈴木ユラ&海乃月雫○

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
△杏ちゃむ&YuuRI(時間切れ引き分け)柳川澄樺&神姫楽ミサ△

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
トトロさつき&×星ハム子(11分46秒 体固め)AKARI&Yappy○
※ハムロールを切り返す

『CLUB ICERIBBON』(生配信)
https://youtube.com/live/O-NBVbeIAqg
■月額:1,190円


◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき(8分28秒 回転足折り固め)咲蘭×



いぶきから常にエールを送られてきた咲蘭が、いぶきの対角線に立ち、6度目のシングルマッチに挑んだ。ロックアップからいぶきをコーナーに詰めた咲蘭は先制のエルボーを連打。さらにドロップキックの連発を狙うが、3発目を叩き落としたいぶきが、倒れた咲蘭の顔面に低空ドロップキックをヒット。コーナーに詰めての顔面踏みつけ、はりつけドロップキックとつないだいぶきがカバーもカウント2。咲蘭もいぶきの足に低空ドロップキックをヒットし、お返しの顔面への低空ドロップキックを決め、手の甲へのフットスタンプから踏みつける。座り込んで痛がるいぶきの手に蹴りを入れた咲蘭は、いぶきを起こしてエルボーを叩き込む。しかし、ここでいぶきと距離を取った咲蘭は、いぶきの次の攻撃を予想し涙目になるも、コスチュームを胸の上の位置までずり上げると「よし、来い!」といぶきの前に立つ。大きく振りかぶって強烈なチョップを叩き込むいぶき。覆わずへたり込んで痛みにこらえる咲蘭。セコンド陣、観客の声援を受けて起き上がった咲蘭は再び胸を張っていぶきの前に立ち、2発目のチョップを浴びる。



その場で倒れた咲蘭だが、三度、起き上がりいぶきの前に立つ。ダブルチョップを打ち込んだいぶきはさらに連打を狙うが、これをかわした咲蘭は、ドロップキック3連発からカバーもカウント2。さらに丸め込んで抑え込む咲蘭。あわやカウント3の場面を生むが、なんとかキックアウトしたいぶきはコーナーに振ろうとする咲蘭を逆に振ると、串刺しエルボー。咲蘭は飛びつきの回転エビ固めもカウント2。さらにカサドーラもカウント2。ここで咲蘭が人工衛星ヘッドシザースの形で飛びつくと、脇固めでテイクダウンさせる。ロープに逃れたいぶきはコードブレイカーからDDTで反撃しカバーもカウント2。ライトニングスパイラルもカウント2。咲蘭がエルボーの連打からボディスラム、そしてダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。いぶきがカウンターのエルボーでカバーもカウント2。



ダブルチョップでカバーも、これを咲蘭が切り返しカバー。カウント2でいぶきが切り返しの片エビ固めもカウント2。続けていぶきが回転足折り固めを決めカウント3を奪うも、心折れることなく、何度もいぶきを追い込んでみせた咲蘭の頑張りが光った。


◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
×弓李&松下楓歩(10分6秒 ジャックナイフ式エビ固め)鈴木ユラ&海乃月雫○



弓李と楓歩が入場曲がらみの仮面女子タッグを結成し、今回が初タッグのユラ&海乃と対戦した。ゴングと同時に奇襲に出たのは海乃。しかし、ユラが合わせることなくコーナーに戻ったため、仕掛けた海乃と仕掛けられた楓歩の間に一瞬、微妙な間が空くが、気を取り直して力比べから試合が再開。海乃を押し倒した楓歩がブリッジした海乃の上に乗っかるが、海乃はブリッジを崩さず。この攻防が2度続き、首の取り合いからグランドへ切り返しから海乃がカバーもカウント2。海乃がキャメルクラッチを決め、ユラが楓歩の足首をロック。さらに楓歩をコーナーに追い込んだ海乃がチョップ連打。楓歩がカウンターのタックルを決め弓李に交代。海乃をコーナーに詰めた弓李はチョーク攻撃、さらにロープ2段目に乗って上からのナックル連打。レフェリーに離されるも、今度は海乃の腕に噛みつき。海乃もお返しの腕への噛みつき。



さらに脇固め、ボディスラムからカバーもカウント2。代わったユラがタックル、ボディスラム、サッカーキックでカバーもカウント2。弓李が払い腰から腕4の字を決めての口塞ぎ、腹へのチョップ。代わった楓歩がユラにタックルを決めドロップキックを狙うも、かわしたユラがボディスラム。楓歩が串刺しエルボーからミサイルキックも再びかわしたユラが正面ドロップキック、串刺しニー、サッカーキックからのPKも今度は楓歩がかわし丸め込みもカウント2。楓歩をロープにはりつけたユラがエプロンでのミドルキック3連発からリングに戻ってのはりつけドロップキックでカバーもカウント2。代わった海乃が片足ドロップキック連打、ドロップキック連打からカバーもカウント2。楓歩がハイキックもかわした海乃がSTF。弓李がカットに入り、楓歩がSTOから飛び込みサッカーキックでカバーもカウント2。



代わった弓李がヘアーからカバーもカウント2。弓李が脇固め、アームブリーカー、フィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。海乃がカウンターの片足ドロップキックからカバーもカウント2。代わったユラがタックルからカバーもカウント2。ユラがボディスラムを狙うもバックに着地して逃れた弓李がユラをロープに押し込み、後方回転のエビ固めに決めるも、ユラがロープに押されたタイミングでユラの体にタッチしていた海乃がリングインし、ユラを押さえ込んでいる弓李をジャックナイフでフォール。海乃のタッチをしっかり見ていたレフェリーがカウント3を入れ、海乃が頭脳プレーで弓李を文字通り丸め込んでの勝利を掴んだ。




◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
△杏ちゃむ&YuuRI(時間切れ引き分け)柳川澄樺&神姫楽ミサ△



共にタッグチームとしてリボンタッグ王座獲りを目標とする『Q.V.』と『1111』が初対戦。共に負けられない一戦は杏ちゃむvs神姫楽でスタート。先制のタックルを決めた神姫楽だが、杏ちゃむはカウンターのクロスボディを決め先制のカバー。カウント2で神姫楽がキックアウトし、YuuRI、柳川に交代。ロープに飛んだ柳川の足を払った杏ちゃむはエプロンで柳川を捕獲も、反対側のエプロンで神姫楽がYuuRIを捕獲。ここでのあっち向いてホイは柳川が制し、『1111』が最初の連係攻撃。コーナーのYuuRIに柳川が神姫楽をスイングしての串刺し攻撃の連打からYuuRIを大の字にし、2人で踏みつけての『1111』ポーズ。すぐに『Q.V.』も柳川をロープに振るとYuuRIのバックキック、杏ちゃむのフェイスクラッシャーの連係からサンドイッチ低空ドロップキックを決め、柳川を踏みつけての『Q.V.』ポーズ。



意地の張り合いは場外戦へ。杏ちゃむが柳川を、YuuRIが神姫楽を捉える。花道でのエルボー合戦を制した杏ちゃむが柳川の髪を掴んでリングに入れる。コーナーに振ろうとするが、柳川が切り返して飛び込むも、これを蹴りでディフェンスした杏ちゃむがフェイスクラッシャーからカバーもカウント2。杏ちゃむがキャメルクラッチを決め、YuuRIが柳川の顔面に飛び込みで蹴りを叩き込む。さらに杏ちゃむが腕十字を狙ってポジションを移動。ロープに逃れた柳川に杏ちゃむがサッカーキックを決めカバーもカウント2。ロープに飛んだ杏ちゃむをボディスラムに決めた柳川がダブルニーからカバーもカウント2。柳川が串刺しジャンピングニー、片足ドロップキックからコンテンポラリーキックを狙うが蹴り足をキャッチした杏ちゃむが逆エビ固めから逆片エビ固め。ロープに逃れた柳川に代わったYuuRIがドロップキックから619を狙うがこれをかわした柳川がバッククラッカー。さらにコンテンポラリーキックを仕掛けるも、これをかわしたYuuRIが低空ドロップキックからサンセットフリップを決めカバーもカウント2。



柳川が至近距離でのヘッドバットを決めコンテンポラリーキック、ネックチャンスリーからカバーもカウント2。柳川が鎌固め。ロープに逃れたYuuRIに柳川が飛び込みニーでカバーもカウント2。YuuRIが延髄ハイキック、柳川がコンテンポラリーキックをヒットし、両者がダウンし、杏ちゃむ、神姫楽に交代。神姫楽がタックルを決めるも、杏ちゃむが低空ドロップキックでカバーもカウント2。杏ちゃむが腕十字。ロープに逃れた神姫楽は杏ちゃむをコーナーに振ると突進式のジョン・ウー、串刺しラリアット、ボディシザーズとつなぎ、サーフボードで絞め上げる。さらにブレーンバスターを狙うもボディスラムで切り返した杏ちゃむがダイビングフットスタンプ。代わったYuuRIがミサイルキック、串刺しエルボー、ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。さらにサッカーキック3連発から低空片足ドロップキックでカバーもカウント2。神姫楽が切り返しのブレーンバスターからカバーもカウント2。エルボーの打ち合いから神姫楽がタックルから逆エビ固めを決めるも、ここでタイムアップとなり、試合は引き分けに。



試合後も収まらない神姫楽とYuuRIが掴み合うも、これはセコンドが分ける。負けられないタッグチーム同士の一戦は初対決にしてハイレベルな攻防を展開し、アイスのタッグ戦線を今後さらに熱くしていくことを期待させてくれた。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
トトロさつき&×星ハム子(11分46秒 体固め)AKARI&Yappy○
※ハムロールを切り返す



星ハム子が6月10日『1282』大会以来1ヵ月ぶりに道場マッチ参戦。トトロとの王者タッグを結成し、前回の道場マッチでシングル戦を行ったAKARI&Yappyとメインでぶつかった。試合はハム子vsAKARIでスタート。ハム子をアームホイップで投げたAKARIがYappyと交代。ハム子をロープ際に引きずっていったYappyはエプロンに立つと、AKARIとのサンドイッチヒップアタックを決め、リングに戻してのジャンピングヒップアタックでカバーもカウント2。ハム子がエルボーでYappyをコーナーに追い込み反対コーナーに振る。トトロが串刺しラリアット、ハム子が串刺しボディアタックを決めダブルのお・し・り・ダーッ!からハム子がブルドッキングヘッドロック。セクシーカバーもカウント2。ハム子がコーナーにYappyを詰め、自らコーナーに上がっての腹ウォッシュ。代わったトトロはYappyとタックルの打ち合いからタックルでYappyを吹っ飛ばし、Yappyをロープ際に寝かせるとハム子を担いでYappyを踏みつける。Yappyがカウンターのエルボーからのタックルでトトロを吹っ飛ばす。AKARIとのダブルエルボードロップからカバーもカウント2。



代わったAKARIがコーナーに乗っての変形スリーパーからミサイルキックでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いからトトロがロープ際でのラリアット。「ハム子100キロ!」、「トトロ1トン!」と連続ボディプレスでカバーもカウント2。トトロがボディスラムでカバーもカウント2。代わったハム子にAKARIがトーキックを入れるも、ハム子はポーンと腹を叩き効いてないポーズで応戦。AKARIが脇固めでテイクダウン。ロープに逃れたハム子の腕をロープにからめて絞め上げブレーンバスターを狙うも、こらえたハム子が飛び込みラリアット。さらにロープに飛んでの飛び込みラリアットでカバーもカウント2。コーナーにAKARIを振るもハム子の飛び込みをトーキックで返したAKARIがブレーンバスターからカバーもカウント2。代わったYappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、さらにヒップドロップでカバーもカウント2。Yappyがドラゴンスリーパーからファイナルカット。ハム子をファイヤーマンズキャリーで担ごうとするが、これを逃れたハム子は突っ張り連打からボディアタック。トトロがタックルのアシストからハム子とトトロがサンドイッチラリアット。ハム子がカバーもカウント2。AKARIがロープに飛んだハム子に飛び込みラリアット、Yappyが続けて飛び込み開脚ヒップドロップ。



AKARIが619、飛び込みラリアット、Yappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。ハム子が腹アタック連打からシャイニング腹ザードを狙うもYappyがボディアタックで吹っ飛ばし、ファイヤーマンズキャリーから前方に落としてカバーもカウント2。カットに入ったトトロをAKARIと2人でロープに振るもトトロは2人まとめてラリアットで吹っ飛ばし、さらにハム子もラリアットで2人を吹っ飛ばし、Yappyにシャイニング腹ザードの追撃。カバーもカウント2。トトロがウラカン・ラナの要領で飛び付いたハム子を抱え上げてYappyの上に落とし、ハム子がカバーもカウント2。ハム子のラリアットをかわしたYappyだが、ハム子が後頭部にラリアットを決めロープに走る。Yappyがカウンターのアックスボンバーを決めカバーもカウント2。ハム子がカウンターのラリアットでカバーもカウント1で返されると、すかさずハム子がハムロール。カバーに入るも、後転で切り返したYappyがカウント3を奪取。ハム子から初フォールを奪った。



試合後、マイクを取ったYappyは「ハムさんに初めて勝ったーっ!自分とAKARIはタッグを組むのは今日で6回目。そして6連勝!負けてません!なので、チャンピオンのハムさん、そのベルト、挑戦させていただけますか?」とハム子の持つリボンタッグのベルトを指さし、挑戦を直談判。これを受けてハム子は「いいよ。でもねえ、7月17日、横浜でタイトルマッチ決まってるの。むこまこが絶対防衛するから、次の相手やってあげてもいいよ。」とYappyの挑戦を受諾し「17日、むこまこの防衛する姿、目に焼き付けてください。」と、この日のリベンジを含めて、横浜での防衛戦必勝を宣言。



リボンタッグを巡るタッグ戦線は初挑戦を狙う『Q.V.』、再挑戦を狙う『1111』、『ひーかほ』に、この日、AKARI&Yappyが加わった。最後はYappyが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締め、選手が退場する中、17日にICE×∞王座戦を行うトトロとYuuRIが最後までリングに残り、無言で向かい合った。7月17日横浜大会に向けて、それぞれの思いが加速していく。