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試合結果

アイスリボン1281 in 176BOX

2023年06月04日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



アイスリボン1281 in 176BOX
2023年6月4日(日)176BOX
11時30分開場/12時00分開始
観衆:183人

◆第1試合 トライアングルリボン 15分1本勝負
○Aoi(9分39秒 AOI)キク×
※もう一人は沙恵

◆第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○Yappy&YuuRI(12分18秒 ギブアップ)みゆ×&HisokA
※リバースゴリースペシャル

◆第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○星いぶき(10分53秒 片エビ固め)柳川澄樺×
※ランニング・ダブルニー・アタック

◆第4試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]○星ハム子&真琴 (19分59秒 片エビ固め)清水ひかり&松下楓歩×[挑戦者]
※ダイビング・ボディプレス
※第59代王者組が2度目の防衛に成功

◆第5試合 ICE×∞選手権試合 30分1勝負
[王者]○トトロさつき(14分31秒 エビ固め)宮城倫子×[挑戦者]
※動くこと雷霆の如し
※第35代王者が2度目の防衛に成功


【入場式】


楓歩が異議を唱えたことで、ファン投票によりメインとセミの試合順が決められることになった大阪大会。入場式で発表された投票結果はリボンタッグ王座戦が135票、ICE×∞王座戦が142票と、わずか7票差ではあったものの、結果的にメインを取ったのはICE×∞王座戦だった。この結果を受けて、挨拶に立った楓歩は「1ヵ月前から準備をして、ひーかほで作り上げてきたものがあるので、めちゃめちゃ悔しいですが…はい!今、切り替えました〜っ!自分たちはセミファイナルをむちゃくちゃ盛り上げて、初めてひーかほでベルトを獲りたいと思います。」と語った。一方、メインに立つことになったトトロは「私はこのICE×∞のベルト、2度目の防衛戦。絶対に地元で防衛するので、応援よろしくお願いします!」と語った。


◆第1試合 トライアングルリボン 15分1本勝負
○Aoi(9分39秒 AOI)キク×
※もう一人は沙恵



海乃の欠場により、急遽、実現したトライアングル戦。高々と片手を挙げるAoiと沙恵にキクが手四つに持ち込もうとジャンプするが、なかなか届かず。Aoiと沙恵の足を踏みつけ、2人が体勢を低くしたことで、3人の力比べへ持ち込んだ。しかしAoiと沙恵が2人でキクを押しつぶすとキクをロープに振ってのクローズライン。これをかわしたキクがAoiと沙恵の同士討ちを狙うが、寸前でとどまった2人が共闘をアピール。キクをコーナーに振ると串刺しビックブーツの2連発。ここでAoiがキクをカバー。慌ててカットに入った沙恵がAoiに詰め寄り、Aoiをコーナーにぶつけると、キクを起こしてボディスラムからカバー。今度はAoiが沙恵をどけてカバーも沙恵がカット。Aoiが沙恵に蹴りを入れチョップ連打。沙恵にロープに振られるもカウンターのフライングクロスチョップを決め沙恵をカバー。これをキクがカット。Aoiがキクを場外に落とし、沙恵にビックブーツを連打。受けて立った沙恵だが、カウンターのビックブーツを顔面にヒットされてダウン。Aoiがカバーに入るがキクがカット。



再びキクを場外に落としたAoiがコーナーの沙恵に飛び込むが、カウンターの蹴りを決めた沙恵はコーナーに上がりぶら下がり式の首4の字。さらにスピアーからカバーもカウント2。沙恵がロープに飛ぶがエプロンに立ったキクがキックを入れリングイン。Aoiと2人で沙恵をロープに振り、キクがカニばさみ、Aoiがビックブーツ、さらにキクが低空ドロップキックをヒットし、Aoiに握手を求めるも、Aoiがトーキック、エルボー、チョップを連打。ロープに飛ぼうとしたAoiだが、髪を引っ張って倒したキクは沙恵とAoiをロープにはりつけ、フライパン攻撃。2人を倒してカバーもレフェリーが認めず。キクが沙恵にエルボー連打も沙恵がDDTを決め、低空ドロップキック。かわしたキクが低空ドロップキックを決めキクロックへ。これはAoiがカット。逆に沙恵にアームブリーカーを決めるが、今度はキクがカット。キクが沙恵にもう一度、キクロックを決めるがAoiがカット。沙恵にストンピングを連打し、ロープに飛んでのフェースクラッシャーを狙うが、これをかわした沙恵がビックブーツ。Aoiを起こして、キクにフライパン攻撃を指示。沙恵がAoiを羽交い絞めにして、キクがフライパンをフルスイングもAoiがかわして沙恵に誤爆。Aoiが沙恵にビックブーツを決め場外に落とす。キクがAoiにスクールボーイもカウント2。Aoiが飛び込んでくるキクにAOI(変形河津落とし)を決めカウント3を奪った。




◆第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○Yappy&YuuRI(12分18秒 ギブアップ)みゆ×&HisokA
※リバースゴリースペシャル



前日の道場マッチでICE×∞王座のトトロからフォール勝ちを奪い、勢いに乗るYappyがYuuRIとのタッグで第2試合に登場。HisokAとみゆの奇襲攻撃で試合がスタート。YuuRIをコーナーに振ると、Yappyにおんぶの形でみゆが乗り、HisokAがYuuRIにスイングし、串刺しボディアタック。さらにみゆがYappyにドロップキックを決めカバーもカウント2。Yappyをコーナーに振ろうとするみゆだが、まったく動かないYappyは逆にみゆをコーナーに振り、串刺しボディアタック、ビックアスで顔面を潰す。代わったYuuRIがドロップキック。カバーもカウント2。さらにボディスラム、ストンピングでYappyに交代。Yappyが滞空時間の長いボディスラムからギロチンドロップでカバーもカウント2。みゆをコーナーに叩きつけ、さらにロープ目潰しからカバーもカウント2。代わったYuuRIがストンピングからサッカーキックでカバーもカウント2。さらにはりつけニー、はりつけドロップキックでカバーもカウント2。



Yappyに交代。Yappyが変形キャメルクラッチ、ストンピングでYuuRIに交代。YuuRIが首投げ連発からカバーもカウント2。YuuRIがブレーンバスターを狙うも、こらえたみゆが首固めもカウント2。YuuRIがコーナーに振る。飛び込みを蹴りで逃れたみゆがドロップキックを決めHisokAに交代。HisokAがカサドーラもカウント2。HisokAが三角締めから腕十字。YuuRIがロープに逃れる。HisokAの飛び込みをカニばさみでかわしたYuuRIが619。かわしたHisokAがエプロンからロープに立ってのぶら下がり腕十字。YuuRIがカウンターのボディスラムでカバーもカウント2。YuuRIがサッカーキック3連発からPK、低空ドロップキックでカバーもカウント2。HisokAが目突きから丸め込みもカウント2。HisokAがコーナーに振るもYuuRIがミサイルキック。Yappyに交代。Yappyが串刺しヒップアタックからヒップドロップでカバーもカウント2。



YappyがファイヤーマンズキャリーもHisokAが腹固めから回転エビ固めもカウント2。HisokAがドロップキックからカバーもカウント2。みゆに交代。みゆがエルボー連打もYappyもエルボーで返す。みゆがドロップキック3連発からカバーもカウント2。Yappyがみゆをロープ際に追い込み飛び込みヒップアタックもみゆがかわす。みゆがスクールボーイもカウント2。スクールボーイ連発もYappyがしのぐ。HisokAがダイビングボディアタック、みゆもダイビングボディアタックを決めカバーもカウント2。Yappyがカウンターのアックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyがファイナルカットでカバーもカウント2。Yappyがリバースゴリースペシャルで絞め上げ、必死に耐えるみゆからギブアップを奪った。




◆第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○星いぶき(10分53秒 片エビ固め)柳川澄樺×
※ランニング・ダブルニー・アタック



タッグではいぶきからフォール勝ちをモノにしている柳川が満を持して臨んだいぶきとのシングル戦。いきなり蹴りの仕掛け合いも両者がかわす。柳川のドロップキックを叩き落としたいぶきがカバーもカウント2。ロックアップから腕の取り合い、柳川がヘッドロックもいぶきも切り返す。逃れた柳川がトーキックからいぶきをコーナーに詰めて膝で抑え込む。いぶきを起こして首筋にエルボー、ストンピング。いぶきを起こして首投げからフルネルソン。横に寝かせてダブルニーからカバーもカウント2。柳川がサーフボードから足で持ち上げ蹴り上げる。柳川がストンピングから髪を掴んでコーナーに振る。怒ったいぶきがお返し。さらにコーナーに詰めての顔面ウォッシュ。いぶきがロープに振ってのエルボーもかわした柳川がドロップキック。さらに串刺しジャンピングニー。ネックブリーカーからカバーもカウント2。柳川がエルボー、いぶきが逆水平チョップ。



打ち合いから柳川がヘッドバット連打。いぶきが顔面エルボー。柳川も返す。打ち合いからバックに回ったいぶきが河津落とし。グランドに持ち込んだいぶきがヘッドシザースで腕を絞め上げる。柳川がなんとかロープに逃れる。いぶきがロープ際の柳川に飛び込みニー、飛び込みダブルニーを決めカバーもカウント2。いぶきがファイヤーマンズキャリーもバックに回った柳川がバッククラッカー。柳川が鎌固め。ロープに逃れたいぶきに柳川が飛び込みジャンピングニー、飛び込みニーからカバーもカウント2。柳川がコンテンポラリーキックもいぶきがかわす。柳川がバックキック、コンテンポラリーキックでカバーもカウント2。いぶきがグッドいぶニングも丸め込みの応酬から柳川がカバーもカウント2。柳川がカウンターのトラースキックもいぶきもトラースキックで返すとバズソーキックからカバーもカウント2。いぶきがエクスプロイダーでカバーもカウント2。いぶきが続けてランニングダブルニーアタックを決め、カウント3を奪った。




◆第4試合 インターナショナルリボンタッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者]真琴&○星ハム子(19分59秒 片エビ固め)清水ひかり&松下楓歩×[挑戦者]
※ダイビング・ボディプレス
※第59代王者組が2度目の防衛に成功



入場式でセミに組まれたことに悔しい気持ちを爆発させた楓歩だが、リングに上がった時点で切り替えができていたか、ゴングと同時に奇襲攻撃に出た。真琴を場外に落とし、2人でハム子の腹にパンチ連打。さらにダブルの蹴りを決めロープ際に追い込むも真琴がカット。ハム子が清水に、真琴が楓歩にはりつけボディアタック。ひーかほを場外に落とし、場外でのむこまこバーガーもかわされて反撃を受ける。両チームが激しい場外乱闘を展開。何度も清水が場外どころか会場の外に押し出されてしまう。ようやく両チームがリングに戻り、試合再開。ハム子が清水を引き起こすが、清水が切り返してハム子に首投げからサッカーキックでカバーもカウント2。代わった楓歩がハム子をコーナーで踏みつけ。清水もアシスト。楓歩がハム子をボディスラムでカバーもカウント1でキックアウトしたハム子がボディスラムでカバー。楓歩もカウント1で返す。ハム子がコーナーで腹ウォッシュ。



さらに真琴とのダブルお・し・り・だーっ!からハム子がブルドッキングヘッドロックでカバーもカウント2。ハム子が逆エビ固め、逆片エビ固め。楓歩が必死にロープに逃れる。代わった真琴が飛び込みビックブーツからカバーもカウント2。コーナーに振られそうになった楓歩が切り返して真琴を首投げ。サッカーキックを狙うも、真琴がかわす。楓歩がバックキック。ロープに振るがハム子が真琴を押さえる。飛び込む楓歩にサンドイッチで真琴の蹴りとハム子のラリアットがヒット。真琴がかかと落としからカバーもカウント2。真琴がニー連打。真琴の飛び込みをかわした楓歩がバズソーキックでカバーもカウント2。代わった清水が楓歩と2人で真琴をロープに振り、カニばさみから楓歩が低空ドロップキック、清水がフットスタンプでカバーもカウント2。清水が変形キャメルクラッチ。ハム子がカット。真琴が清水をロープに振るも清水がコルバタからコーナーに飛び込むも、かわした真琴が清水をコーナーにうつ伏せで寝かせてのボディ蹴り上げ。さらに串刺しの蹴りからダブルアーム・スープレックス。



カバーもカウント2。真琴がファイヤーマンズキャリーもバックに回った清水がロープに真琴を飛ばし、コーナーから楓歩がハイキック。清水がおんぶスリーパーから胴締めスリーパー。真琴がロープに逃れる。清水がコーナーに上がるがハム子が追いつく。真琴が雪崩式ダブルアーム・スープレックスでカバーもカウント2。真琴が顔面蹴りからスピアー、バズソーキックも清水もハイキックで反撃し両者ダウン。ハム子、楓歩に交代。エルボーの打ち合いから楓歩がドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。ハム子をコーナーに振るも、ハム子がカウンターのタックルからミサイルキックでカバーもカウント2。むこまこバーガーからハム子が持ち上げようするも、こらえた楓歩がSTO。倒れたハム子の起き上がりに清水がサッカーキック。ひーかほがサンドイッチキックで楓歩がカバーもカウント2。



ハム子がハムロールもかわした楓歩がハムロールもカウント2。ハム子がアッパーエルボーからロープに飛ぶも清水がカウンターの稲妻レッグラリアットを決め、楓歩が振り子式に叩きつけてのカバーもカウント2。真琴がカットに入るが清水がハイキック。さらに清水、楓歩が続けてハム子にハイキックを決め、2人でロープに飛ぶもハム子が2人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。4選手がリング上でダウンし、ダウンカウントが入る。カウント8で起き上がったハム子と楓歩がエルボーの打ち合い。ロープに飛んだ楓歩をカウンターのボディアタックでハム子が吹っ飛ばす。さらにシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。むこまこがラリアット&スピアーの同時攻撃。ハム子がカバーもカウント2。ハム子が楓歩を、真琴が清水をロープに振ろうとするが、切り返したひーかほが同時エクスプロイダーで投げ飛ばす。



さらにひーかほが同時ダイビングボディアタックを決めカバーもカウント2。楓歩がハム子にファルコンアローを狙うが、こらえたハム子がラリアットでカバーもカウント2。ハム子が飛び込みラリアットでカバーもカウント1。ハム子がスモウラリアットを狙うも、かわした楓歩が延髄ハイキック、バズソーキック、ブレーンバスターでカバーもカウント2。楓歩がバズソーキックでカバーもカウント2。楓歩が変形ブロックバスターもカウント2。ハム子が女の執念もカウント2。カットに入った清水を真琴が止めに入るも、清水がハイキックを決め、ひーかほがサンドイッチハイキックも、これをかわした真琴が2人まとめてスピアー。ハム子が楓歩にスモウラリアット。カバーもカウント2。清水を場外に蹴散らした真琴が入り、楓歩に盛艶のうねりを決め、ハム子がダイビングボディプレスで楓歩からカウント3を奪った。





〈試合後の真琴&星ハム子〉
ハム子「2度目の防衛、成功しました!勝利の紙テープ、ありがとうございます。(ひーかほは) 自らメインをやりたいとか、お客さんの支持を得るように自ら動いて。楓歩はひーかほで絶対ベルトを獲るっていう意思が強いのが見えていたので、それに押されちゃ、私たちベテランタッグ王者いけないなと。落ち着いていこうと。絶対防衛を心に決めて今日戦いました。お客さんもひーかほ、ひーかほって言ってるのわかりましたし、でも勢いと若さも大事だと思うんですけど、やっぱり実力も大事で、その実力を後輩に見せて、後輩に伝えていかないとなって。勢いと若さだけじゃ獲れないんだぞっていうのを見せないと、私たちがチャンピオンになってる意味がないと思うので。今日はそれを見せられたんじゃないかなって思います。」
真琴「向こうはフレッシュで若くて、かわいくて、スラッとしていて。ホントにうらやましい限りだったので、そういう人にこそ勝てて、すごい気持ちよくなっちゃいました。これからもドンドン若くてかわいい人、きてほしいです。潰してやる。」
ハム子「(セミになったことは?) でも私はそれをやると言った以上、お客さんの意見、民意は大事だと思うので。私はそれを素直に受け止めて。試合順がセミだろうとメインだろうと、絶対防衛っていうのがあったので。メインのつもりで戦いましたね。(次の防衛戦は?) 誰かいないんですかね、やりたい人いないんですかね。むこまこ怖いんですかね?私たちは誰の挑戦でも受けるので。ベルトの価値を上げましょう、私たちで。」
真琴「はい、大事なベルトなので。」

〈試合後の清水ひかり&松下楓歩〉
楓歩「(※バックステージで座り込んで) あー、もう無理だ。もう無理(泣き崩れる)。ああ。私、いつからか、このタッグにずっと全力だったんです。もう今年に入ってからずっと、この一戦というか、タッグに挑戦できる日に懸けていて。あぁ獲れなかったですね。」
清水「今回やる前にどっちがセミかメインかって話。正直、私はそういうのがすごく好きじゃない。自分がシングルのタイトルマッチがセミになったことがあるから。だから私は今回、そこには一切触れなかったの。でも、今日試合やって、やっぱこのアイスのタッグのベルトは、いままでの歴代の人たちがすごい価値を上げてきたし、それはシングルも変わらないかもしれないけど、でもいまむこまこが持ってる、このタッグのベルトは今までで最高の価値があると思う。だから、もう1回この投票やらせてもらおう。で、次は必ずこっちをメインにして、その時に私たちが勝とう。」
楓歩「めっちゃいいじゃないですか、それ。はい、ちょっと、ちょっと休みたいです、私。半年ほどお休みをください。」
清水「ダメです、ないです。」
楓歩「あーめっちゃ無理だ。もう無理だ。」
清水「半年かけて武者修行します。滝行行ってきます。」
楓歩「はい、出直します。」


◆第5試合 ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
[王者]○トトロさつき(14分31秒 エビ固め)宮城倫子×[挑戦者]
※動くこと雷霆の如し
※第35代王者が2度目の防衛に成功



前日の道場マッチでYappyにフォール負けを喫したトトロ。また前哨戦を経ても、未だに実態が掴み切れないでいる宮城の存在も大きなプレッシャーとして圧し掛かったまま、2度目の防衛戦に臨んだ。がっちりと握手を交わして両コーナーに戻った2人。ロックアップから一度離れ、2度目はヘッドロックの仕掛け合いから離れ、頭を突き合わせてのにらみ合いからトトロを宮城が突き飛ばし、エルボー。トトロもエルボーを返す。エルボーの打ち合いからタックル合戦へ。トトロが打ち勝ち、宮城を吹っ飛ばす。宮城が場外へ。トトロが追う。宮城を起こして鉄柱へ。トトロがラリアットで飛び込むも宮城がかわし、トトロにパイプ椅子を投げつける。さらにパイプ椅子を乱打した宮城はトトロに蹴りを入れてリングへ。なかなかリングに上がれないトトロに宮城がトトロコール。



さらに宮城が場外に出てトトロを強引に中に入れると蹴り、顔面蹴りから首投げ。そして背中にドロップキックを入れカバーもカウント2。起き上がったトトロがエルボーを入れるが、宮城は両手を広げて受けて立つ。ロープに飛ぼうとするトトロの髪を掴んで押し倒した宮城。そのまま膝立ちでカバーもカウント2。宮城がコーナーに投げ串刺しエルボー。さらにコーナーからミサイルキックを2連発。カバーもカウント2。場外に逃れるトトロ。追う宮城。トトロを鉄柱にぶつける。さらに客席にトトロを投げる。場外で暴れまわる宮城。



トトロは防戦一方。再びパイプ椅子をトトロに投げつける宮城。さらにパイプ椅子を振り上げるも、トトロがかわしてラリアット。さらに宮城の飛び込みを抱え上げて場外ボディスラム。両者がリングへ。トトロが串刺しラリアットからボディスラム。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。トトロがカミカゼでカバーもカウント2。



トトロがコーナー最上段からフォーリングトトロも、かわした宮城が丸め込む。前日の道場マッチでYappyがトトロを下したフィニッシュシーンが甦るが、これはトトロがカウント2でキックアウト。宮城がトトロを起こして首固めで丸め込むもカウント2。トトロがロープに走るも飛び込みを宮城がかわして、レフェリーをトトロの前に押し出す。トトロが寸前で止まるも宮城が目突きから丸め込み。トトロがカウント2でキックアウト。宮城がビックブーツ連発。



宮城の飛び込みにトトロがカウンターのラリアット。カバーもカウント2。トトロがボディスラムからフォーリングトトロ。カウント2。続けて動く雷霆の如しを決め、トトロが王座X2を果たした。





〈試合後のリング上〉
トトロ「宮城さんはアイスリボンに上がる存在意義がほしいからっていう理由でこのICE×∞に挑戦してきましたけど、その強さだけで十分アイスリボンに上がる存在意義になるんじゃないですかねえ。もっともっと、あなたと戦いたいです。」



※トトロが話終わると、宮城はリングを降り、無言で控室へ。
トトロ「地元大阪のメインイベントでこのベルトを防衛することができました。私はこのベルトを持って、まだまだやらないといけないことがある。 まだまだこのベルトを持ってないといけないし、他の人に渡すわけにはいきません。」
※Yappyがトトロの後方からリングに駆け上がり、「トトロさーん!」と絶叫。
トトロ「ビックリした〜!」
Yappy「今日ちゃんと守ったね。昨日はトトロさんからスリー取ったよ、Yappyが。先週は宮城さんがYappyからスリー取った。今日はめっちゃ心配しました。でもちゃんとアイスのベルトとプライド、守ったんだね。良かった。」
トトロ「昨日、約束したやん。このベルトとアイスリボンのプライド守るって。」
Yappy「うん。」
トトロ「そしたらさあ、Yappyにやってほしいことあるって言ったよね。」
Yappy「そうですね。トトロさんはアイスリボンの大黒柱ですね。でもYappyはアイスリボンの世界の懸け橋です。だからYappyがベルト獲ったら世界中に届けます!だからトトロさん、挑戦させて!お願いします!」



トトロ「もちろんOKですよ。よろしくお願いします。(2人で握手)ちなみにいつやりたいとか希望はあるんですか?」
Yappy「アイスの道場は大事な場所です。なので道場の近くの場所が欲しい。SKIPシティでどうでしょうか?」
トトロ 「6月18日か。SKIPシティ大会でこのICE×∞のベルトをかけてタイトルマッチやりましょう。」
※改めて2人で握手を交わし、最後は復活した握手回りのあと、トトロが楓歩を誘って2人揃って「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

〈試合後のトトロさつき〉


「なんとか防衛することができました。アイスリボンにいる選手と毛色が違うっていうところがあって、トリッキーな技を使ってきたりとか。タイトルマッチで目つぶしして、丸め込みする選手ってなかなかいないと思うんですよね。トリッキーな選手ですけど、どうにか勝つことができました。(ファン投票でメインになって、試合で負けられないっていう気持ちもありましたか?)もちろん。試合順関係なく、絶対にこのベルトを防衛するっていう思いは持ち続けてるけど、タッグに関しては前回の大阪で対戦カードが決定していて、そのなかでプロモーションとかして、万全の態勢を彼女たちは整えていたと思うんで。そういう中での、彼女たちの悔しさっていうのはすごく感じます。メインイベントに選んでいただいたからにはより一層、防衛しないといけないなと思いました。(次はYappyとの防衛戦ですが) 肉体派がきましたね。実は昨日の道場マッチでYappyから負けてるんですよ。ダイビング・セントーンしたところをくるっと丸め込まれてしまって。でも、同じ轍は二度と踏まない。6月18日SKIP、日程も決まった。どんな相手からでも防衛してこそのチャンピオンだと思うので、次も絶対私が勝ちます。いろんな相手とタイトルマッチできることは楽しみなので。Yappyはアイスリボンのベルトに挑戦するの初めてだと思うので、初めての相手がトトロさつきでよかったなって思うようなタイトルマッチにします。」