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試合結果

アイスリボン1093 in SKIPシティ

2021年01月10日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



「アイスリボン1093 in SKIPシティ」
2021年1月10日(日) SKIPシティ多目的ホール
11時30分開場/12時00分開始
観衆:100人(満員札止)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき(6分33秒 片エビ固め)石川奈青×
※ライトニング・スパイラル

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢&○山下りな(10分09秒 エビ固め)星ハム子×&宮城もち
※ラリアット

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○世羅りさ&藤田あかね(12分39秒 エビ固め)春輝つくし&Yappy×
※エアーズロックII

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
尾ア妹加&ラム会長&×真白優希(12分36秒 ギブアップ)チェリー&本間多恵○&松屋うの
※T-Control

◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
○鈴季すず&安納サオリ(18分38秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)藤本つかさ&トトロさつき×

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Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so38735291
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)


◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき(6分33秒 片エビ固め)石川奈青×
※ライトニング・スパイラル



いぶきと石川の初シングルマッチ。序盤から先手を取ったのはいぶき。タックルで石川を吹っ飛ばし、コーナーでの踏みつけ、キャメルクラッチと痛ぶっていく。カウンターのクロスボディで反撃に出た石川は、コーナーに振っての串刺しボディアタックを決めると、エルボーを叩き込む。これにいぶきは逆水平チョップで応戦。激しい乱打戦からいぶきがフェースクラッシャー、逆エビ固めを決めれば、石川もタックルの連発でいぶきをマットに叩きつける。カウンターのドロップキックを決め、コーナーからのダイビングボディアタックで勝負に出た石川だが、カウント2でキックアウトしたいぶきは飛び込み式のダブルチョップを決めると、ライトニング・スパイラルでフィニッシュした。


◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢&○山下りな(10分09秒 エビ固め)星ハム子×&宮城もち
※ラリアット



らぶりーぶっちゃーずが昨年5・30『1043』大会以来、久々の登場。入場時のラブリーダンスに始まり、お・し・り・だーッ!の競演、連係&合体攻撃、さらに山下に無理やりセクシーポーズを強制するなど、Rebel&Enemy軍相手にらぶっちゃワールドを全開!らぶっちゃのペースに巻き込まれたRebel&Enemy軍だが、徐々に自身のペースを取り戻し、荒々しい連係でらぶっちゃに対すると、最後は山下がハム子をブレーンバスターに決め、雪妃のスライディングキックのアシストを受けてのラリアット2連発を決めてカウント3を奪取した。


◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○世羅りさ&藤田あかね(12分39秒 エビ固め)春輝つくし&Yappy×
※エアーズロックII



大みそかの後楽園ホール大会では大荒れのFantastICE戦を繰り広げた世羅とあかねがチームしまなみを結成し、前日の新春横浜リボンでIW19新王者となったつくし&Yappyとのタッグ戦に臨んだ。ベルトを手に入場したつくしは開始早々、世羅のリバースカンパーナ、ジャイアントスイング10回転を浴びるも、得意の手の甲へのフットスタンプからキャメルクラッチを決め、世羅の髪の毛をむんずと掴む。小悪魔っぷりで体格のハンディを感じさせない痛ぶりをみせる。つくしのラフ攻撃に怒ったしまなみは、代わって入ってきたYappyの手の甲へのフットスタンプを連続で決めるが、これに耐えたYappyはケツへの攻撃には余裕で耐えると、つくしとのサンドイッチヒッププッシュで反撃。さらに勢いに乗ったつくしが立体的な動きでチームしまなみを翻弄するが、最後はYappyを捉えた世羅が豪快なエアーズロックUを決め、逆転フォール勝ちでフィニッシュした。


◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
尾ア妹加&ラム会長&×真白優希(12分36秒 ギブアップ)チェリー&本間多恵○&松屋うの
※T-Control



前日の横浜リボンで正式決定したトライアングルリボン王座戦の前哨戦。王者のラム会長の対角には挑戦者のうの、推薦者のチェリー、そしてうのとはJoint Armyの盟友であり、さらに元トライアングルリボン王者の本間がトリオを結成。まさに会長包囲網状態での一戦となった。試合は例によって自信満々で先発に出た真白がうのらに集中攻撃を浴びる攻防でスタート。なんとか真白がしのぎ、会長につなぐと、会長vsうのが実現。会長が馬乗りになってのエルボー連打を決めれば、うのはコブラツイストで応戦する。チェリーとのダブル攻撃を狙ったうのだが、これを切り返した会長は素早い動きで2人を翻弄。さらに妹加が会長をフォローし、真白が流れを引っ掻き回していくが、最後は今年初試合に気合十分の本間が真白をグランドに持ち込むと、真白の腕を絞め上げてのT-Controlでフィニッシュ。勝利した本間は自らマイクを手にした。

≪試合後のリング上≫
本間「ジョイアミとチェリーさん!特別な3人で勝ちましたーっ!ありがとうございます!きのうの横浜リボンで、なんとJoint Army、(他メンバーに)進垣リナっているんですけど、3人のユニットが皆様の投票により、特別賞を得ました!ありがとうございます!2021年、皆さんが期待しているユニットということで、賞をいただいたんですね。その期待にちゃんと応えていくために、1月23日の後楽園ホール、うのさんがトライアングルリボンに挑戦するということで。私とリナ、リーダーのうのさんが攻めるのに、私たちと2人が攻めないのもおかしいですよね。リナは今欠場中ですけど23日、間に合うので、エネミーの皆様、ベルト、集まってらっしゃいますよね。っていうことで、トライアングルにはリーダーのうのさんがいくということは、インターナショナル・リボンタッグのベルト、私と進垣リナ、ジョイアミの残り2人でぜひ挑戦させていただきたいんですけども、どうでしょうか?」
会長「真白に勝ったくらいで?」
※セコンドの雪妃がリングに上がり、マイクを持つ。
雪妃「ねえねえねえ、多恵ちゃんと妹加ってさあ、アクトレスガールズのタッグのベルトを狙ってるんじゃないの?組んでるんじゃないの?」
本間「はい、組んでいます。妹加とはデビュー日もまったく同じ同期なんですね。なので絶対にアクトレスガールズのタッグベルトを2人で巻きたいっていう気持ちはあります。ただ、それにプラスして、同期の尾ア妹加という1人の選手に私は勝ちたいんです。(シングルでは)まだ一度も勝ってない。なので、せっかく今、ものすごいいいチャンスだと思うんです。タッグ組んでいても挑戦できるという、この環境。恵まれていると思います。なので私はタッグベルトを巻くのはもちろん、それ以外のリングで尾ア妹加を潰す。それは2021年の目標でもあるんで、なのでユキさん、さらに燃えているんです。ありがとうございます。」
妹加「そうなんですよ。アイスではユキさんと組んでいるんですけど、アクトレスガールズでは多恵と組んでベルトを狙っているんですが、ここはアイスリボンなので。多恵とは組んでもよし、戦ってもよしの関係でいたいので、私は挑戦を受けてもいいと思います。(雪妃に)どうですか?」
※雪妃がうなずき、雪妃&妹加vs本間&進垣のリボンタッグ戦が1・23後楽園ホール大会で行われることが決定した。
本間「では皆さん、1月23日、すごいですね。ジョイアミ3人ともタイトル戦決まった。皆さん、ぜひぜひ後楽園ホールにお越しください。そしてジョイアミの応援をよろしくお願いします!」

≪試合後のチェリー&松屋うの&本間多恵≫
本間「個人的に私、今日が2021年1発目のプロレスの試合だったので、絶対に勝ちたいっていう気持ちもあったし、同じユニットのうのさんがいるっていうのもそうなんですけど、SKIPといえば私はもう(パートナーは)チェリーさん。2人がいたんで絶対に勝てると思っていたので、勝ってベルト挑戦というのを自分の口から言いたいなと思っていたので、それが今日できたことが自分の中でも良かったなと思っております。」
うの「やっぱりリーダーの自分が先頭切らなきゃいけないなと思っていたので、きのうに引き続き、多恵さんもこうやってベルト挑戦表明してくれて、すごく嬉しいです。でも私はいつまでも引っ張っていく立場でいたいなと思うので、またさらにいい刺激をもらったので、自分も23日、トライアングル戦に向けて、気を引き締めていこうかなって思いました。」
チェリー「ジョイアミ、皆さんに期待されて、これからドカンといくユニットだと思うんですが、水を差すようで申し訳ないんですが、23日のトライアングルリボンはわたくしがチャンピオンになりたいと思っいますので、チェリーの応援をよろしくお願いいたします。」
うの「やりづらいですねえ。ちょっとやりづらいんですけど…。」
本間「勝ってよね。」
うの「勝ちます!私はジョイアミにベルトを持って帰るので。ここはちょっと…。」
チェリー「私、何回もトライアングルのチャンピオンになってるから。」
うの「自分もなったことありますよ!」
※本間を挟んでうのとチェリーが言い合いをはじめ、さらに立ち上がってもめ合う。
本間「間に挟まれてるぅ〜。」
うの「師弟タッグとか関係ないんで!」
チェリー「私が獲るから!」


◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
○鈴季すず&安納サオリ(18分38秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)藤本つかさ&トトロさつき×



前日の横浜リボンに続き、1・23後楽園ホール大会でICE×∞戦を行うすずvs藤本の前哨戦第2ラウンド。仕掛けたのは藤本。開始と同時にトトロの入場アイテムであるガウンの虎のぬいぐるみ(=トトロ命名・トトラ)を手にすずのコーナーを急襲。すず、安納を滅多打ちにした。しかし、すずもすぐに体勢を立て直すと、初タッグ結成の安納との連係を積極的に仕掛け、藤本に迫る。試合はもちろんすずvs藤本のからみが注目されたが、ここに割って入ったのがトトロ。パワー全開ですず、安納を攻め込み、藤本のフォローというよりも、自身の勢いを十分にアピールする好ファイトをみせた。試合は両チームが攻守に渡って互角の攻防を展開。しかし、最後は王者のすずが意地をみせ、重量級のトトロをきっちりとジャーマン・スープレックス・ホールドに決め、カウント3を奪取。藤本との前哨戦を1勝1敗とした。

≪試合後のリング上≫
すず「勝った〜っ!(安納に近づきながら)あのたん!あのたん!あのたーん!うちらのタッグ最高だったじゃないですか!どうですか?」
安納「(観客の拍手に)微妙。」
すず「微妙か?でも、自分は大好きなあのたんとタッグを組むことが出来て、本当嬉しかったです!そして、勝利を飾ることが出来て本当に嬉しかったーっ!見てたか、藤本つかさ!藤本つかさにはアイスリボンマーチ2020、3月14日、後楽園ホール大会の第4試合で、17分14秒で鈴季すずが勝ってるんですよ!あなたは一度鈴季すずに負けてます。しっかりと3カウントで負けてます!今日、自分が勝つと思ってましたか?藤本つかさが勝つと思ってましたか?」
藤本「トトロさつきが勝つと思ってました。」
すず「今日勝ったのは、ここにいる鈴季すず。ICE×∞チャンピオンの鈴季すずです!1月23日、藤本つかさには絶対勝たせない!鈴季すずが必ずスリーを獲って、藤本つかさに勝ってやります!」
藤本「自信のあるチャンピオンから勝てるの、楽しみだなぁ!1回私に勝ったことがある。それを誇りに思ってくれてるんだね。ありがとう嬉しいよ。私、すずにシングルで4回勝ってるけどね。」
すず「…そうでしたっけ?」
藤本「はい。あともう少しですね、1月23日まで。1つだけ言っておきます。赤い色は私の色だ。以上です。」
すず「赤い色は藤本つかさの色か…赤い色はエースの色。鈴季すずの色です!(藤本に)それでは負けたので、どうぞお下がりください。(藤本が首を振ると)下がらない?じゃあ、もういいです。今日、参戦した選手、どうぞリングに上がってください。1月23日、後楽園ホール大会までもう少し。まだまだアイスリボン突っ走っていきますので、皆さんどうか追いかけてきてください!プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!」

≪試合後の鈴季すず&安納サオリ≫
すず「我々のタッグ、勝ちましたね!」
安納「勝っちゃった。ありがとう。」
すず「どうでしたか?あのたん。楽しかった?あのたん。」
安納「(苦笑)。はい。」
すず「実はタイトルマッチ、12月31日に安納さんとやらせてもらってから、あのたんの大ファンになってしまいまして、うちにカレンダー2つ貼ってあるし、今日のタッグが楽しみで仕方なかったんですよ。しかもこのタッグで勝つことが出来たということは、タッグとして機能してたということなので。」
安納「色々合わないときもあったと思うけど、ごめん。ちょっと出しゃばったわ。」
すず「最初の方とかあんまり相手してくれてないかと思ったんですけど、最後はキッチリしっかりダブルでやってくれんじゃん!と思って、嬉しくなっちゃいましたよ。楽しかったです、今日は。そして藤本つかさ。前哨戦で当たることが出来て、いや〜、図々しいですね、本当に。最後、リングから去れと言ってるのに去らないし、赤は自分の色だって言い張るし。赤は自分の色じゃない。みんなの色だし、鈴季すずの色だし。本当にいつまでも先頭に立っていたい人なんだと思いました。図々しいところが藤本つかさの良いところであるのかもしれないですけど、このベルトを防衛してきたのは鈴季すずですので。ここにいるあのたんからも防衛したんでね。これはもう防衛するしかないでしょう。」
安納「ホント守ってよ。」
すず「じゃあ1月23日、セコンドついてください。」
安納「ゴメン、出れないの。他の用事があって出れないの。Twitterで追っかけてるし、応援してるよ。頑張って、すずたん(と言って先に去る)。」
すず「お!勝つしかないじゃないですか!すずたんだって!」

――嬉しい呼び名?
すず「嬉しいじゃないですか!だって推しからすずたんなんて呼ばれたら嬉しいですよ!元気が出たんで、1月23日は勝ちますね!もう持っていきますよ、あのたんのカレンダー。試合前に見てから試合します。良かった良かった!」

――お互いを知り尽くした同士のタイトル戦。濃いタイトル戦になると思いますが。
すず「濃いですよね。今チャンピオンは鈴季すずですけども、藤本つかさがアイスリボンにいる期間、そして藤本つかさがアイスリボンを支えている期間っていうのは本当に長いし、やっぱりアイスと言えば藤本つかさだと思うんです、まだまだ。本当にそれを覆したい。藤本つかさの時代はもう終わりだって、みんなが思うぐらい。藤本さん、お疲れさまでした。これからは鈴季すずがアイスリボンを引っ張っていきますと、改めてリングの上で藤本つかさに伝えたい。ベルトを防衛して。濃い試合になると思います、きっと。」

――1月23日でバトンタッチすると?
すず「正式にバトンタッチする瞬間を皆さんに肉眼で確認してほしい。正式に藤本つかさの時代が終わる瞬間を、皆さんに目撃者になってほしいですね。」

―試合後の藤本つかさ&トトロさつき
藤本「(トトラを抱えながらトトロに)ごめ〜ん、破れちゃった(笑)。」 トトロ「ぬいぐるみの背中が破れてんだよ!せっかく昨日お披露目して愛着が沸くようにトトラっていう名前も付けたのに…。」
藤本「私と組むとこういうことになるんだよ、分かって。でも、トトラのおかげで今日は先制打つことが出来ました。ありがトトラ。」

――全然悪びれてないじゃないですか…。
藤本「まあ、会場沸いたからいいかなって。ダメ?」
トトロ「このぉ…。」
藤本「でもね、良いコスチュームとガウンですよ。やっぱりレスラーたるもの原宿の竹下通りを歩いてても浮く格好じゃなきゃいけない。大阪を歩いてても浮く格好じゃなきゃいけない。それをトトロは実現している。レスラーとして立派に育ったなと思います。」

――コスチューム以上に荒ぶっていたように見えましたが?
藤本「私、今のトトロって、あともう一歩で突き抜けるんじゃないかっていう、ギリギリのところまで来てると思うんですよ。だから何か突破口をね、トトラと一緒に見つけてほしいなと思います。本当にあと一歩だと思う。私がベルト獲ったら本当に挑戦してきてほしいよ。」
トトロ「真っ先に挑戦します。」

――23日の前哨戦でした。赤い色はエースの色だとすず選手が言っていましたが。
藤本「いやいや、最初に言ったのは私でしょ。赤はね、団体のトップというイメージがあるので。最初、白ピンクだったすずが赤にして本当に団体の顔になって、エースになって、そういうすずと対戦したいなって。赤対赤のタイトルマッチになるだろうと思いますけど。私の青コーナーの色も赤に変えてもらえませんか。全てを知ってるというか、彼女の良いところも弱い部分も強みも全部知っているから、そういう知ったうえで試合をすると、お互いの技を出させなかったり、逆に掟破りをしたりとか、そういう試合になるのかなって、今日戦ってイメージは沸いてきました。」

――イメージの中ではどんな結末を迎えていますか?
藤本「私が新しいベルトを巻いて、嬉し涙なのか、なんの涙なのか分からないんですけど、泣いてそうな気がします。」

――それを実現させる自信はあると。
藤本「ベルトが今の私にとって通行手形みたいになるのかな。プロレスラーである証というか、プロレスを続けていく証というか。そういうものになる気がするので、勝って腰に巻きたいです。」