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2012年11月28日  開始時間 19時30分〜

アイスリボン431 19時30分開始

観衆101人(満員)

◆エキシビション
若松江莉vs佐藤扶美子
(0-0)

◆第1試合
タッグマッチ15分1本勝負
希月あおい&帯広さやか○
vs
内藤メアリ&堀田祥子×
(14分12秒 ハーフハッチスープレックスホールド)



久々の復活となったあおいとのハッピーメーカーズ結成にスタートから気合十分の帯広。シングルマッチであと一歩まで追い込まれた新人の堀田に対して、容赦ないチョップを叩き込んでいく。この帯広のチョップに堀田のパートナーのメアリが応戦する。「堀田、見とけ!」と叫びながら、凄まじいチョップ連打を帯広に叩き込むメアリ。帯広の肩先はあっという間に赤黒くミミズ腫れになる。メアリの教えを受けた堀田もチョップをあおい、帯広に繰り出す。前半は両軍の激しいチョップ合戦となった。その流れを断ち切ったのがあおいだ。徐々に自分のペースに試合を持っていきながら、要所要所で帯広につなぐ。キャリアにおいても試合運びにおいても、他の3人より勝っているあおいが中盤から試合をコントロール。最後はあおいのリードを得た帯広がハーフハッチ・スープレックスで堀田を沈めたが、その直前、帯広マジックをカウント2でクリアーした辺りには、デビュー1か月を迎えた堀田の成長ぶりもみてとれた。 試合後の座談会であおいとのタッグ再結成を喜んだ帯広だが、一方のあおいは「帯ちゃんが北海道にいる間に、私、もっともっと可愛くて、もっともっと若い緑色のコスチュームを着た青春緑っていうのを復活させて、だから私は今、青春緑、頑張りたいなって思ったの。」と苦笑い。一瞬、沈みかけた帯広だが、そこであおいが「帯ちゃん!!緑色のコスチューム着て、いっしょに入らない? 貸すから。今度いっしょにやろ! ということで、ハッピーメーカーズ健在でした〜っ!」とハッピーメーカーと青春緑を合体させる意向を示した。

◆第2試合
シングルマッチ10分1本勝負
松本都(崖のふちプロレス)×
vs
成宮真希○
(8分55秒 片エビ固め)
※変形アルゼンチンバスター



再起を賭けた名古屋リボンでもトーナメント1回戦で敗れた成宮にとって、まさに崖っぷちとなる都とのシングル対決。スタートからオーソドックスなレスリングを仕掛けていく成宮。さらにレスリングからグランドへと移行と、慎重に都に対する。執拗なまでにみっちりと攻め込まれた都は、しびれを切らしたか、途中喧嘩ファイトで応戦。成宮のペースを乱そうとする。しかし、この日の成宮はあくまで慎重な姿勢を崩さない。徐々に大技を決めていき、都のダメージを確実に蓄積させていくと、最後は俵投げの形で都をアルゼンチン・バックブリーカーに担ぎ上げ、一気にサイドへと浴びせ倒す変形アルゼンチンバスターでフィニッシュ。久しぶりの勝利を手中にした。勝利を噛みしめるような表情をみせ「やっと勝ちました。すっごく嬉しいです。やっと勝つことが出来ましたーっ! 本当に自分にとって遠かった一勝で、この久しぶりに掴んだ勝利の感覚、たった一勝かもしれないけど、自分はすごく変われたような気がするんです。久しぶりに掴んだこの勝利の感覚、絶対に手放さないように、絶対にもう負けない。勝ち続けます。」と力強く必勝宣言。長いトンネルを抜け、成宮の快進撃が始まるか…注目!

◆第3試合
インターナショナルリボン&REINA世界二冠タッグ選手権試合 20分1本勝負
【王者】
志田光&藤本つかさ×
vs
【挑戦者】
星ハム子○&ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)
(15分05秒 女の執念)
※志田光&藤本つかさが防衛に失敗。
星ハム子&ヘイリーヘイトレット組が、第29代リボンタッグ&第5代REINA世界タッグ王者となる。


名古屋リボンでタッグ二冠王者となったマッスルビーナス。藤本は前日のWAVE後楽園大会でWAVEタッグ王座も奪取し、タッグ三冠王としての道場マッチ凱旋。一方、名古屋のメイン終了後にタッグ王座挑戦を表明したハム子は、パートナーにヘイリーを指名した。このもっちりチャンピオンタッグ、道場マッチでは連勝を続けており、ハム子が最も信頼しているパートナーがヘイリーなのだ。 試合はハム子&ヘイリーの奇襲でスタート。これを蹴散らしたマッスルビーナスは、ハム子に的を絞り、早いタッチワーク、好連係で攻め込んでいく。個々の技ひとつひとつがフォールを奪えるだけの威力を持っているだけに、王者チームのラッシュは相当きつい。しかし、このラッシュにハム子は耐え抜いた。ヘイリーのフォローはあったものの、この一戦に賭けるハム子の覚悟が随所に感じられた。試合を制したのも、このハム子の覚悟だった。王者チームの同時ミサイルキック、サンドイッチサッカーキック、さらに志田のファルコンアロー、藤本のビーナスシュートのいずれにも耐えたハム子は、藤本のツカドーラを潰すと、間髪入れずに女の執念で丸め込み、一気にカウント3を奪ってみせたのだ。「We are sexy champion! 私は英語は全然、しゃべれなくて…でもヘイリーとは体で通じ合って、プロレスで通じ合って、こうやって今日、ベルトが獲れました。こんな私でもベルトが3つになりましたーっ!」とメイン後の座談会で喜びを語ったハム子。一方、敗れたマッスルビーナスの今後も気になるが、マイクを手にした志田に藤本が「ごめん…志田ちゃん。」と声を掛けると「負けてあやまるヤツが一番嫌い。だって全力出したじゃん。それで私たち2人で負けたじゃん。今日、負けた。全然、ハッピーじゃない。でも、だからマッスルビーナス、終わり? お前が言ったんだろ、負けたって、その先があるからハッピーでいられるって。私はまだマッスルビーナス終わるつもりはねえぞ。」と志田はタッグ続行を宣言。そのまま、リングを降りようとした志田に「じゃあ、今日、私の隣で輪に入ってくれる?」と藤本がリクエスト。一瞬、困惑の表情を浮かべた志田だが「…しょうがねえな…。」と負けたにも関わらず、エンディングの円陣にも参加。ベルトは失ったが、藤本と志田の溝は確実に埋まってきている。

◆第4試合
ICEx60選手権試合 20分1本勝負
【王者】
紫雷美央○
vs
【挑戦者】
新田猫子×
(9分05秒 土蜘蛛)
※第15代王者2度目の防衛に成功



コスチュームを新調しタイトルマッチに臨んだ猫子は、スタートから丸め込みのラッシュで勝負に出た。得意の打撃で流れを戻そうとする美央に対して、今度は執拗な左ひざ攻撃に出る。王者の表情が徐々に苦痛にゆがむ。反撃に出る美央だが、ひざのダメージもあり、踏み込みが弱い。猫子は美央の動きを十分に研究しており、その動きに合わせた攻めのバリエーションをみせ、美央に反撃のチャンスをなかなか与えない。しかし、徐々に美央も相手の先を読んで動くようになる。試合は、相手の動きの読み合う、心理戦の様相を呈していく。苦しい戦いを強いられた美央だが、8分過ぎにチャンスが巡ってきた。猫子のコーナー最上段ニャン回転を蹴りで追撃した美央は紫閃光の2連打。猫子は美央の肩口に飛び乗り丸め込みを狙うが、この動きを潰した美央は、猫子の顔面にビッグブーツを放つと、一気に土蜘蛛でカウント3。まさに一瞬のチャンスを逃さぬ王者の集中力が勝負の決め手となった。 王座V2を果たした美央。座談会の席で藤本から次回ICE×60のタイトルマッチ開催が大晦日の後楽園大会になることが発表された。挑戦者は未定ながら、この一戦を美央が乗り切れば、アイスリボンは王座流出のまま、年を越すことになる。「残念ながら今日は不完全燃焼な気がします。猫子も不完全だったと思う。お前は飛ぶだけだと思ってたけど、別のこともできる奴なんだなって、ちょっとびっくりしました。アイスリボンの選手がまだまだ進化することを猫子が証明してみせてくれたと思います。私の戦法を猫子がしっかり考えて、今日、このように攻めてきたということは次の後楽園ホール、誰かしらが同じように、まあ、効果があればですが、攻めてくると思います。ただ私も東スポの女子プロレス大賞、取りてえからさあ! まだもうちょっとこのベルトほしいんですよ。もう少々、私におつきあいくださいませ。というわけで、後楽園ホール、誰が来るか、楽しみにしてる。猫子が切り開いた勝利の道、誰かしら引き継いで、誰でもいい、かかって来い。じゃーな。」とは試合後の美央のコメント。ベルトを持って東京スポーツの女子プロ大賞受賞――王者・美央の目論見は達成するか!? そして、大晦日、美央に挑むのは誰だ!

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