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試合結果

アイスリボン1252

2023年01月07日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時35分

「アイスリボン1252」
2023年1月7日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆50人(満員)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
大空ちえ&×咲蘭(9分54秒 片エビ固め)柳川澄樺〇&YuuRI
※0101

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○朝陽(9分48秒 ちゃんまるボーイ)石川奈青×

◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×しゃあ(11分39秒 技名未定)海乃月雫○
※技名は後日公募。もう一人は谷もも

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○星いぶき(9分15秒 いぶニング・スター)松下楓歩×

『CLUB ICERIBBON』(生配信)
https://youtu.be/EN9S_CSrC0I
■月額:1,190円


◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
大空ちえ&×咲蘭(9分54秒 片エビ固め)柳川澄樺〇&YuuRI
※0101



4団体の選手がタッグで対戦したオープニングマッチ。開始早々、咲蘭が柳川を「ババア!」と挑発。これに怒った柳川がYuuRIを呼び込み、咲蘭の顔面を両サイドから踏みつけるが味方であるはずのYuuRIからも「ババア」呼ばわりされた柳川は思わず自軍コーナーでうずくまってしまう。フォローにいくYuuRIを、咲蘭と大空はコーナーに振り串刺し攻撃、おてんばダッシュと追い込む。大空に蹴りで反撃に出たYuuRIが柳川につなぐ。



エルボーの打ち合いからDDTを決めた大空だが、柳川もローリング式ハイキックの連打で反撃。代わった咲蘭がドロップキック3連発、馬乗りエルボーからはりつけドロップキックを仕掛ければ、柳川もドロップキックで応戦。咲蘭と大空はダブルドロップキック、サンドイッチドロップキックと息の合った合体攻撃を決め、咲蘭がダイビングボディアタック、さらにおんぶスリーパーで勝負に出るがYuuRIがカット。0101を逆さ抑え込みで切り返した咲蘭は丸め込みを連発し柳川を追い込むが、最後は柳川がロープに飛ぼうとする咲蘭を切り返しの0101で叩きつけ、3カウントを奪った。




◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○朝陽(7分48秒 ちゃんまるボーイ)石川奈青×



21年8月14日『1140』大会以来、4度目の朝陽vs石川のシングルマッチ。翌日に成人式を控えた朝陽だが、1月3日新春道場マッチでのアクトレスガールズ勢の参戦がキャンセルになるなど今後の展開がなかなかうまくいかず精神的に苦しんでおり、この日の入場時もうつむき気味で今ひとつ覇気が感じられない。そこを衝いたのが石川だった。タックルの連打で朝陽を何度も吹っ飛ばし、コーナーに追い込んでの踏みつけ、さらに逆エビ固めで朝陽を追い込む。ファイヤーマンズキャリーに決められた朝陽がエビ固めで反撃を狙うも、これを押しつぶした石川はエルボードロップ、セントーンと追撃。続くエルボーの打ち合いでも「エースだろ!」と朝陽を挑発しながら、張り手を見舞う。



石川は再度、ファイヤーマンズキャリーに決めるが今度は朝陽がエビ固めで切り返す。さらにグラウンドに持ち込み、石川の両腕を絞め上げた朝陽。619をかわされ、石川のダイビングボディアタックを浴びるが、朝陽もネックブリーカードロップで返す。しかし、この日の石川は反撃の手を緩めずにバックドロップ、ダブルアーム・スープレックスと大技を続けて放つと、朝陽のバックに回り込みジャーマンを狙う。必死にこらえた朝陽は石川の乙女の逆襲もかわすと、変形の首4の字固めへ。ロープに逃れた石川は朝陽の619を再度かわすとタチアガールを狙う。朝陽はこれを切り返してのちゃんまるボーイを決めカウント3を奪うも、試合後も顔を上げることなく石川より先にリングを降り、花道を引き揚げてしまった。




◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×しゃあ(11分39秒 技名未定)海乃月雫○
※技名は後日公募。もう一人は谷もも。



昨年7月16日『1214』大会以来、道場マッチ2度目の参戦となったしゃあ。当初は真琴との初タッグが予定されていたが、真琴の欠場により試合はトライアングルリボンに変更。ここで策士ぶりをみせたのが海乃。谷に共闘を求めると、ももざんまいをリクエスト。しゃあにダブルニーを決めた谷はそれに応えリング中央でももざんまいを決めるが、海乃は谷のバックに回ると逆さ抑え込みで谷をフォール。カウント2でキックアウトした谷だが、海乃は「魔が差した」と言い訳し再度、ももざんまいをリクエスト。しゃあをロープ際にひきずっていった谷だが、ここでバックに回ろうとする海乃も捕らえ、しゃあと海乃2人まとめてももざんまい。さらに2人まとめてはりつけニーを入れた谷がフォールを狙うが、これはカウント2。今度はしゃあとの共闘を申し出た海乃が谷に2人がかりでエルボーを連打、ストンピングからサンドイッチドロップキックを決める。谷が反撃に出てしゃあをキャメルクラッチに決めると、今度はしゃあにドロップキックを放つ海乃。さらに谷と2人でしゃあをロープに振ると、海乃が串刺しドロップキック、谷が串刺しジャンピングニーを決め、海乃がSTFでしゃあを追い込む。谷に交代した海乃だが、谷がしゃあにスリーパーを決めると、その後ろからスリーパーを仕掛けていく。



ここでしゃあが猛反撃。谷と海乃のクローズラインを2人まとめてのネックブリーカーで切り返したしゃあは更に2人をミサイルキックで吹っ飛ばし、谷にコーナー2段目からのムーンサルトプレスを決める。さらに谷にフィッシャーマンズ・スープレックスを決めるが、これは海乃がカット。今度は海乃がしゃあにフィッシャーマンズ・スープレックスを決めるが、これを谷がカットし、谷が海乃にフィッシャーマンズ・スープレックス。しゃあがカットに入り、フィッシャーマンズ・スープレックスの競演で勝負はつかず。ここで谷がしゃあを捉え串刺し式の蒼魔刀、コーナーでのニーを決めコーナーに上がる。しかしここで海乃が谷を襲う。谷の足をコーナーにロープで括り付け動きを止めると、リングイン。しゃあの両腕を決めると横に反転し、自らは仰向けで、しゃあを逆さ抑え込みの体勢にしてフォール。



しっかりカウント3を奪い、谷をコーナーで縛りつけたまま、海乃が勝利をモノにした。


◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○星いぶき(9分15秒 いぶニング・スター)松下楓歩×



リボンタッグ王座のパートナーである志田から与えられた試練として、1月3日新春道場マッチから、敗れたらリボンタッグ返上という厳しい条件付きでシングルマッチ連戦に臨んでいるいぶき。2戦目の相手である楓歩は試合前、握手の手を差し出すと、いぶきが手を出した瞬間に引き込み、そのまま丸め込みへ。カウント2で返されても何度も丸め込んでいく。なんとかカウント2でキックアウトし距離を取ったいぶきに、楓歩は改めて握手を求める。いぶきが手を差し出すと楓歩は再び丸め込みへ。今度はいぶきが切り返し逆に丸め込む。楓歩がカウント2でキックアウト。起き上がろうとする楓歩に蹴りを見舞ったいぶきは楓歩をコーナーに詰めて踏みつけ。中央に持ち込みキャメルクラッチで絞め上げ、さらに背中に爪を立てると、楓歩をロープにはりつけにし、ロープに走るフェイントから背中を思いっきり叩く。悲鳴を上げて倒れる楓歩をカバーもカウント2。起き上がったいぶきを楓歩がスクールボーイもカウント2。そのまま逆エビ固めへ移行。片逆エビ固めで絞め上げる。



ロープへ逃れたいぶきをはりつけにし、お返しと言わんばかりに背中を思いっきり叩く楓歩。倒れるいぶきをカバーもカウント2。ロープに逃れたいぶきが「嫌だーっ!まじで痛い!」と泣きを入れる。楓歩もロープ際で「私も嫌だーっ!」と応戦するも、いぶきの助走なしのドロップキックを浴びてしまう。さらに楓歩をコーナーに詰め、串刺しニーからフェイスクラッシャーを見舞うもカウント2。エルボーをヒットさせた楓歩だが、直後、自らロープ際にエスケープ。引っ張り出したいぶきの逆水平チョップに悲鳴を上げる楓歩。エルボーとチョップの打ち合いになるが、明らかに楓歩のダメージが大きい。さらにいぶきは楓歩をコーナーに詰め、チョップを連打。ダブルチョップを振りかざしたところで、楓歩がコーナーから逃がれ、逆にいぶきをコーナーに詰めチョップの乱れ打ちを決める。コーナーを出たいぶきは再び水平チョップ。3発目をかわした楓歩がいぶきを転がし起き上がったところにドロップキック。



さらに背中を狙ったサッカーボールキック3連発からPKを狙うが、これはいぶきが寝そべることでかわす。しかし起き上がったいぶきの後頭部に蹴りを入れた楓歩はブレーンバスターからフォールもカウント2。いぶきが楓歩のエルボーをカットし膝蹴り、ドロップキック、ロープ際で顔面ウォッシュ、エプロンに立ってロープから上体を出した楓歩に蹴りを見舞ったいぶきがカバーもカウント2。いぶきが膝蹴りも横に回った楓歩がサイドバスターでカウント2。ブレーンバスターを狙うもこらえたいぶきがハイキックも楓歩がかわす。楓歩が延髄蹴りを決め、さらにバズソーキック、変形ブロックバスターといぶきを追い込むもことごとくカウント2で返されてしまう。ブレーンバスターを狙うもいぶきがこらえると、そのまま丸め込みへ。丸め込みの切り返し合いからいぶきがフェイスクラッシャー。起き上がった楓歩にトラースキック、バズソーキックでフォールもカウント2。いぶきがエクスプロイダーからフォールもカウント2。最後はいぶきがいぶニング・スターを決め楓歩からカウント3を奪った。





試合後、マイクを手にしたいぶきは「このベルトは返上させませんよ、そう簡単にはね。志田光が言っていた、負けたら返上…負けたらこのベルトを返上しないといけません。自分は志田光の隣にいれば何か掴めるんじゃないかと思って、パートナーに選びました。だから、そのためにもベルトを返上したくないんです。楓歩に負けそうになったけど、自分はベルトが大事だから、粘りに粘って勝てたんだと思います。楓歩とはシングル3度目。楓歩は3度目の正直と思ったかも知れないけど、まだまだ超えさせない。また成長してからもう1回お願いします。」と語ると、楓歩は「次は秒殺してやるよーっ!」と悔しさをぶつける。いぶきは「たしかに今日は危なかったし、今後シングルの相手が秒殺を狙ってくることが多いかもしれないけど、絶対に秒殺はさせません。応援よろしくお願いします!」とシングル連戦に向けての強い思いを語り、最後はいぶきが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。