月〜

試合結果

アイスリボン1150

2021年10月09日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時35分




「Wrestle Arena League 〜Queen of 10 Minutes〜アイスリボン1150」
2021年10月9日(土)アイスリボン道場
13時35分開場/14時00分開始
観衆:30人

◆第1試合 WAL Dブロック公式戦10分1本勝負
○トトロさつき(5分16秒 ギブアップ)真白優希×
※コンバイン
※トトロ2点

◆第2試合 WAL Bブロック公式戦10分1本勝負
○尾ア妹加(6分35秒 ギブアップ)Yappy×
※アルゼンチン・バックブリーカー
※妹加2点

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤田あかね&○鈴季すず(13分05秒 片エビ固め)テクラ&咲蘭×
※ハーフネルソンフェイスバスター

◆第4試合 WAL Cブロック公式戦10分1本勝負
△世羅りさ(10分時間切れ引き分け)雪妃真矢△
※世羅3点 雪妃1点


◆第1試合 WAL Dブロック公式戦10分1本勝負
○トトロさつき(5分16秒 ギブアップ)真白優希×
※コンバイン
※トトロ2点



今大会が総試合数では折り返しとなる『Wrestle Arena League』。Dブロックは今回が初戦のトトロと、すでにつくしに1敗し後のない真白の公式戦だ。試合前に握手を交わした真白はそのままトトロの懐に入りスクールボーイを狙う。しかし、どっしり構えたトトロは動かず。逆に真白をボディスラムで叩きつけた。起き上がった真白は目突きを狙うが、これもトトロがしっかりとディフェンスし、前蹴りからコーナーに真白を振ろうとする。これを切り返し、逆にトトロをコーナーに振った真白は串刺しドロップキックをヒットさせる。真白の追撃を背中へのエルボーで防いだトトロは真白をコーナーに振り、顔面を踏みつけると、そのままうつ伏せに倒し、ロープ際で真白の腰に乗っかり踏みつける。さらに中央に持ち込んでの人間椅子を決め、真白を肩口に担ぎ上げるが、これをバックに回って逃れた真白は膝カックンからロープに飛んでのドロップキック。



カバーに入るもカウントは2。トトロがタックルで真白を倒し、ボディプレスを狙うが、これを自爆させた真白がドロップキック2連発からコーナーに上がる。追いついたトトロは真白を担ぎ上げようとするが、真白はこれを逃れて自らロープに飛んでのドロップキックからカバーもカウント2。さらにエビ固めに決めるもカウント2。スモールパッケージもカウント2。真白は背負い投げを狙うが、こらえたトトロは動くこと雷霆の如しを狙って肩口に真白を抱え上げる。真白はその状態からトトロに目突きを決めると、後方に回っての丸め込みでカバーもカウントは2。コーナーからのホワイトボディアタックを決めた真白はカウント2で返されるも、体勢を入れ替えて腕ひしぎ十字固めへ。トトロのロックを切るもロープに逃れられてしまう。ドロップキックからカバーに入った真白だが、これもカウント2。ロープに飛んだ真白だが、トトロはカウンターのラリアットからボディプレス。カウント2で返した真白だが、コンバインを決められギブアップを喫した。これで2戦2敗となった真白は残る藤本戦に勝たない限りは最下位。一方のトトロは初戦を勝利で飾った。




◆第2試合 WAL Bブロック公式戦10分1本勝負
○尾ア妹加(6分35秒 ギブアップ)Yappy×
※アルゼンチン・バックブリーカー
※妹加2点



テクラが2戦2勝でトップを走るBブロックは、妹加の初戦。一方、公式戦最終戦のYappyはなんとか勝利をモノにして有終の美を飾りたいところ。試合はパワー対決らしい力比べ、タックルのぶつかり合いでスタート。タックルで打ち勝った妹加は倒れたYappyをうつ伏せにして腰にエルボー、セントーンを続けて決めると、Yappyの腰に膝を立ててグランドで絞め上げる。Yappyの動きが止まったところで早くもアルゼンチン・バックブリーカーを狙った妹加だが、Yappyも必死にこらえる。Yappyをコーナーに振った妹加は串刺しボディアタックを決める。2発目を狙うがYappyはカウンターのタックルで妹加を吹っ飛ばし、倒れた妹加にジャンプ式ヒップアタック2連発からカバーもカウントは2。



妹加を抱え上げたYappyはコーナーの2段目のロープに妹加を横向きで固定すると、串刺しヒップアタック、串刺しボディアタックを決めてカバーもカウント2。エルボー合戦からYappyがレッグドロップでフォールもカウント2。ロープ際に妹加を固定しヒッププッシュからロープに飛んでの開脚ボディアタックからフォールもカウント2。妹加を起こしてファイナルカットもカウント2。妹加をボディスラムに決めてコーナーに上がるYappyだが、追いついた妹加がYappyを引き倒して逆にコーナーからのダイビングセントーン。カバーに入るもカウントは2。起き上がったYappyがカウンターのアックスボンバーもカウントは2。さらにファイヤーマンズキャリーから妹加を前方に叩き落としてのフォールもカウント2。Yappyの追撃をこらえた妹加がスライディングラリアットをYappyの延髄に放ちカバーもカウント2。さらにラリアット2連発からのエビ固めもカウント2。



ダメージの残るYappyをアルゼンチン・バックブリーカーに決めた妹加がギブアップを奪い、初戦を勝利で飾った。一方のYappyはリーグ戦全敗で終了。


◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤田あかね&○鈴季すず(13分05秒 片エビ固め)テクラ&咲蘭×
※ハーフネルソンフェイスバスター



テクラとの初タッグを結成した咲蘭は試合前の握手から気合十分。先発に出たテクラが良い形で咲蘭につなぐと、咲蘭はおてんばダッシュをすずに決め、テクラを呼び込むとテクラを振る形でおてんばダッシュをつなぐ。さらにこの日が誕生日の一二三レフェリーにもおてんばダッシュを強制し、咲蘭がリードする形で一二三レフェリーをセンターにテクラと共に誕生日をお祝いするポーズを決める。これに怒ったのが散々踏みつけられたすず。咲蘭の腰にフットスタンプを決めるとコーナーで咲蘭の顔面を踏みつける。一度はあかねに代わるもキャメルクラッチを決めたあかねにドロップキックをヒットさせ「あ、間違えた!」と言いつつも明らかに確信犯の笑みを浮かべたすずはあかねに頭をはたかれながら再び咲蘭に対するとお尻ペンペンを連発し、さらに髪を掴んで引きずり回す。すずの暴走ぶりに咲蘭が涙目に。あせったすずがあかねに交代。コーナーに飛ばされた咲蘭だが丸め込みで切り返しテクラにチェンジ。





代わったテクラがあかねとすずの2人攻撃を2人まとめてのフェイスクラッシャーで粉砕するとすずにカウンターの前蹴り、コーナーに詰めてのモンキーフリップを決めて咲蘭にチェンジ。すずにドロップキックを連発した咲蘭はおんぶスリーパーで勝負に出るも、これを振り落としたすずは逆エビ固めで絞め上げる。これをロープブレイクで逃れた咲蘭はテクラのアシストも受けながら、必死にすずを追い込むも、背中に飛び乗った咲蘭を自ら倒れ込み、そのまま真後ろに咲蘭を叩きつけたすずはカウント2でなんとか返した咲蘭にハーフネルソン・フェイスバスターを決めカウント3を奪った。


◆第4試合 WAL Cブロック公式戦10分1本勝負
△世羅りさ(10分時間切れ引き分け)雪妃真矢△
※世羅3点 雪妃1点



メインはCブロック公式戦の注目カードである世羅vs雪妃のアジュレボ対決。2人のシングルマッチは19年9月14日横浜文化体育館大会のメインで行われたICE×∞王座決定トーナメント決勝戦以来、2年ぶり。アジュレボコスチュームで先に入場してきた雪妃はアジュレボの入場同様に、世羅の入場をロープを上げて迎え入れる。一方の世羅もアジュレボコスチュームでリングイン。お互いにコスチュームを指さし「気が合いますね。」とニヤリ。アジュレボコスチュームでのシングル戦は今回が初だ。がっちり握手を交わし、コーナーに戻った2人はゴングが鳴ったあと、しばしコーナーから出ずに相手の動きを見る。そしてどちらからともなくリング中央で向かい合うとロックアップに行くとみせた雪妃が世羅の腰を抱え込んでエビ固めで丸め込む。勢いがつきすぎてロックが外れるもロープに飛んだ雪妃が体勢の整わない世羅に首固めを決めるがカウントは2。さらにウィールウィンドに入るが、これもカウント2で返した世羅は「ちょ、ちょっと待って。生き急ぎすぎ。」と距離を取り、動きが一瞬止まった雪妃にヘッドロックを決める。雪妃はヘッドロックを外して世羅をロープに飛ばすとドロップキックを狙うが、世羅はギリギリの距離で踏みとどまり、これを自爆させる。うつ伏せになった雪妃にロープに飛んでダブルニーを放った世羅だが、雪妃は横に回転して世羅を自爆させる。起き上がる世羅に右ミドルキックを放った雪妃だが、この蹴り足を世羅がキャッチ。雪妃は蹴り足を戻して逃れると前のめり体勢の世羅に右前蹴りのフェイントから飛び込みの右ミドルキックをヒットさせる。ロープ際まで逃れて再び呼吸を整える世羅だが、雪妃がエルボーで追撃。世羅もエルボーで返してのエルボー合戦からリバースカンパーナ。さらにジャイアントスイングを狙った世羅だが、足をばたつかせて雪妃が逃れる。コーナーに雪妃を振った世羅。雪妃は世羅の飛び込みのタイミングに合わせてカウンターの低空飛びの右前蹴りを世羅の左膝にヒットさせる。倒れた世羅の左足を持った雪妃はスピニング・レッグロック2連発。さらにボトムロープに世羅の左足を引っかけて膝を絞め上げる。続けてセカンドロープに左足を引っかけての絞め上げからコーナーに上がる。追いついた世羅だが、雪妃は世羅の頭をはたき反撃を逃れる。コーナーを降り、世羅に左ミドルを狙った雪妃だが、これをかわした世羅は雪妃のSTOも踏ん張って逃れると、バックに回って雪妃を抱え上げてセラリズムの体勢へ。しかし雪妃は世羅の左足に両足をからめると前方回転で左足をキャッチして膝十字固めへ移行。ロープに逃れた世羅の背中に飛び込みニーを入れた雪妃はセカンドロープから頭を出している世羅にコーナーからのダイビングニーを側頭部にヒットさせる。場外に落ちた世羅を客席に叩きつけた雪妃はリングに戻るとミサイルキック、髪を掴んでのニーからスピンキックを狙うが、これをかわした世羅は雪妃の腰を思いっきり踏みつけてからコンバインへ。さらに雪妃をパワーボムの形で前方に高々と抱え上げた世羅。これを雪妃はウラカン・ラナで切り返して丸め込むもカウント2。



世羅が上体を起こしたところに雪妃が蹴りを狙うが、これを叩き落とした世羅は、起き上がるとエルボーで反撃。2度目のエルボー合戦へ。その流れの中でスピンキックを決めた雪妃だが、追撃のミドルキックをキャッチした世羅は小股すくいで抱え上げると、コーナーにパワーボムで雪妃を叩きつけ、串刺しダブルニーからフォールもカウントは2。コーナーでリバースダブルニーを狙った世羅だが、これを雪妃がかわし反対コーナーに世羅を振ると、カサドーラから膝十字固めに移行。ロープに逃れた世羅に飛び込みニーを狙った雪妃。世羅にかわされるも、すぐに体勢を立て直すと、世羅の飛び込みをサイドに回ってかわしブレーンバスターの体勢へ。こらえた世羅が逆に雪妃をファルコンアローに決めカバーもカウント2。羅紗鋏を狙った世羅だが、抱えられながらもバックに回った雪妃が回転エビ固めもカウント2。さらにロープ際にもたれた世羅に飛び込みニーを決める。起き上がった世羅は雪妃の飛び込みを止めて抱え上げるとエアーズロック。さらに雪妃を引きずり起こした世羅だが、抱え上げられるところをこらえた雪妃が世羅のバックに回り込むと背中を押してロープに振る。戻ってきたところを絡め蹴りでフォールもカウントは2。タイガードライバーを狙い世羅をダブルアームの形に決めた雪妃だが、踏ん張って切り返した世羅は逆に雪妃を抱え上げるとデスバレードライバーもカウント2。コーナーからのダイビングダブルニーを狙った世羅だが、雪妃がかわして自爆。起き上がった世羅に右ミドルキックをヒットさせた雪妃がロープ際で世羅を丸め込んだところで10分時間切れのゴング。試合は時間切れ引分けとなり、世羅が得点を3に伸ばし、雪妃は初戦1点で終わった。

〈試合後のリング上〉
雪妃「生き急がないから、こういうことになるんじゃ。ふざけやがって。ブロックで全勝優勝を目標として掲げていたのに、初戦で頓挫ですよ。ふざけやがって。(世羅が笑顔で「3点目。」と指を立ててアピール)久しぶりにやって、世羅のリズムに引き込まれたので勝てなかったんですわ。しょうがないっすわ。」

世羅「これが本当のセラリズム。」

雪妃「すげーむかつく。ブ〜。でもこのタイミングでシングルできて、いつもアジュレボとして大事な試合の前とか、再結成する前とかにシングルすることが多いんですよね。」

世羅「せや。」

雪妃「なので、これで絆が深まったはずだから…わかんないけど。」

世羅「深まった、深まった!止めろ、そういう変な感じ作るの。深まったよ!」

雪妃「大丈夫、ないんで、このあと解散とか。大田区に向けて絆が深まったということで。」

世羅「せや。」

雪妃「せや。大丈夫な。」

世羅「せや。大田区、誰だっけ、挑戦者?」

すず「(リング下で手を挙げて)わしやーっ!わしとあのたんや!」

雪妃「ごめんなさい、忘れてました。」

すず「忘れるな!」

雪妃「すいやせん。来週、大阪で前哨戦あるんで。ま、楽しみにしていますよ、前哨戦。で、前哨戦のある大阪の前の日の道場なんですけど…。」

世羅「はい。」

雪妃「私、いないんですよ。」

世羅「なんでーっ?」

雪妃「あかねさんといっしょに高知に行ってまして。だけじゃなくて、参戦が元々来週は少ないんで、なのでゲスト選手を呼ぶ予定です。なので、よろしくお願いします。」

世羅「わし?」

雪妃「取り仕切っていただいて、道場のほうを。」

世羅「わし?」

雪妃「一応、もちさんもいるので。」

世羅「あ、ああ…。」

雪妃「ただ、ポンコツなので、先輩でもあれなんで、来週の道場はどうぞよろしくお願いしますね。」

世羅「雪妃さんがそうおっしゃるなら。パートナーなんで。雪妃の分も(すずを指さして)あいつをけちょんけちょんにしておけばいいんでしょ?」



雪妃「ただ、前哨戦は道場ではないかも。」

世羅「え〜え?」

雪妃「あのね、久しぶりにいぶきが出るんですよ。Cブロックでいぶきはリーグ戦出来てないんで、もしかして世羅さんとになるかもしれないですね。」

世羅「なるほど、やろう!」

雪妃「決まり。よろしくお願いします。そいうわけで今日、参戦した選手、リングに上がってください。」

世羅「ドローになると思ってなかったから…。本当はどっちかがかっこよく締めるはずだったんですけど、ごめんなさい。」

雪妃「ごめんなさい、半端だわ。」

世羅「いいんじゃない。たまにはアジュレボ2人で仲良く締めようよ。」

雪妃「そうですね。(他の選手が後ろで固まっているのを見て)もっと前に来てもらったほうが皆さん、撮りやすい。今日、集まっているお客さんは真のアイスリボンファンだからね。前の方で写真撮ってもらいなよ。今日は女子の大会がいっぱい各地である中、アイスリボン道場マッチにお越しいただいて、本当にありがとうございます。」

世羅「皆さんこそがアイスリボンですからね。」

雪妃「ファンの皆様、あってこそのアイスリボン。ありがとうございます。」

2人「プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!」

※この日が誕生日の斉藤一二三レフェリーのバースデーケーキが登場し、一二三レフェリーもリング上へ。



一二三レフェリー「本日は一二三リボンにお集まりいただきありがとうございます。この世に生を受けて36年経ちました。大人になっちゃいましたけど、こんなに元気にレフェリーが出来るのも皆さんのおかげです。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」

世羅「(一二三レフェリーのマイクを持つ手が異常に震えているのを見て)めっちゃプルプルしているけど、落とさないでね、チーズケーキ。あなたの要望ですから。なんも言ってないんだけども、ラインで”チーズケーキが好きです!”って送ってきた人なんで。落とさないでね、お願いだから。一二三さん、締めてください。」

一二三レフェリー「ありがとうございます。あんまりやったことがないんでちょっとドキドキですが。真のアイスリボンファンの皆さん、本当にありがとうございます。プロレスでハッピー!アイスリボ〜ン!」





■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so39927021
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)