月〜

試合結果

アイスリボン1070

2020年09月19日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時35分

「アイスリボン1070」
2020年9月19日(土)アイスリボン道場
14時00分開始/13時35分開場
観衆:40人

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○山下りな(6分21秒 片エビ固め)星いぶき×
※ラリアット

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&×松屋うの(14分17秒 ビーナスクラッチ)藤本つかさ○&雪妃真矢

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△宮城もち(10分 時間切れ引き分け)尾ア妹加△

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
鈴季すず&×Yappy(12分13秒 体固め)トトロさつき&つくし○
※ダイビングフットスタンプ

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so38010906
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)


◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○山下りな(6分21秒 片エビ固め)星いぶき×
※ラリアット



山下が2月8日『アイスリボン1023』大会以来、7ヵ月半ぶりに道場マッチに参戦。いぶきとのシングル戦に臨んだ。昨年6月30日SKIPシティ大会以来となる2人のシングル戦だが、前回はいぶきが山下に勝ったら、いぶきは藤本とのディズニーデート権をゲットできるという特典がついていたが、結果的には山下のスリーパーにギブアップ負けを喫してしまった。1年3ヵ月ぶりの一戦を前に、入場式で「今日、山下さんに勝って、夢の国にいくぞーっ!」と気合を入れたいぶきは強烈な水平チョップを山下に叩き込むが、山下も強烈なエルボーで反撃。2人の激しい打撃合戦が展開された。途中、いぶきは場外戦でディズニーのカチューシャを自分だけでなく、山下、石黒レフェリーにもつけさせると、さらに気合十分のチョップを連発。さらにカウンターのクロスボディアタックからライトニングスパイラル、グッド・いぶニングと一気に畳みかけたが、これをしのいだ山下がラリアット2連発で食らいつくいぶきからフォール勝ち。
試合後、いぶきは「山下りなから勝つと言っていたけど、結局負けてしまって、夢の国へ行く権利がなくなってしまいました。でも、山下りな、聞いて欲しい。山下りなは海や川や山に行ってばっかりじゃ楽しくないよ、そんなの。サバイバルやったって楽しくないから。一緒に夢の国に行って楽しみましょう。だから、山下りなに勝った時は一緒に行ってください。お願いします。山下りなと一緒に行けるということになったので、またシングルして勝ちたいと思います。(世羅が「山下と夢の国に行って楽しい?」と聞くと)私がディズニーの良さを伝えます。」と前向きに語った。


◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&×松屋うの(14分17秒 ビーナスクラッチ)藤本つかさ○&雪妃真矢



世羅&うのが前回の道場マッチに続き、『獅子舞ポテト』を結成した。予告通り(小さめの)獅子頭を手に入場してきた2人はゴングと同時に獅子舞ポーズで奇襲攻撃を仕掛けるが、あっという間に藤本&雪妃に反撃され、さらには藤本と雪妃にしっかり獅子舞ポーズまで決められてしまう。前回は2人で決めたロープ渡りも、うのを阻止した藤本が軽快なロープ渡りをみせ、ロープ上で向き合った世羅に蹴りを叩き込むなど、完全に獅子舞攻撃を完封されてしまう。最後はうのを捉えた藤本が串刺しドロップキック、ミサイルキック、ダイビング・ローリング・ネックブリーカードロップとじわじわ追い込み、うののスクールボーイの連発、さらにスピアーをしのぎ、ビーナスクラッチで丸め込んでのカウント3を奪った。
試合後、うのは「今日はまた『獅子舞ポテト』として小さい獅子舞を持って大好きな世羅さんと獅子舞で入場したんですけども、結果自分が今日負けてしまいました。『獅子舞ポテト』は今のところ良い結果がありません。自分が足を引っ張ってるんだなって凄く痛感してしまいました。明日は第1試合から『Joint Army』として出陣しますけども、明日は自分がジョイアミを引っ張ってキッチリ勝って後楽園ホール大会を盛り上げていきたいと思います。そして、Fantastのタイトルマッチ、世羅さんと朱里さんが対決しますけど、自分はこれから『Joint Army』を引っ張って行きたいので、世羅さんには申し訳ないんですが、明日は朱里さんのセコンドに着かせて頂きます。」と語り、藤本は「最近『Joint Army』のうの氏が凄くいいな〜と個人的に思っていたので、今日の対戦が楽しみでした。だけど、正直今日燃えなかったんです、対戦してて。だから、どっちかに絞った方がいいのかな〜ってなんとなく思ってました。明日はいよいよ後楽園ホール大会です。そんな大事な大会の前日に、うちの社長がぎっくり腰になってしまいました。今、上のカメラのところに登っているらしいですが、もう降りてこられないです。明日はそこから後楽園ホールの成功を祈っていてください。私は氷結封印マッチ。本当に追放して、アイスリボンに氷結という言葉はもう二度と出ないようにしてみせますので、応援よろしくお願いします。」と語ると、世羅は「そうですね。獅子舞ポテトは獅子舞ありきな気がして、今日改めて獅子舞して、凄く楽しかったんですが、本当に私がうの氏の良いところを引き出せたのかって言ったら、自分は関節の知識そんなにないですし、関節技を思い切りやってるうの氏の方が素敵なんじゃないかなと、隣に立っていて思いました。だから明日、『Joint Army』のセコンドにうの氏がいるっていうのは私にとっても喜ばしいことなので。」と語り、さらに「明日はアイスリボン式ランバージャック・ルールとなってまして、通常のランバージャック・ルールはセコンドが(リング下に)立ってて落ちてきた人を押し戻すだけのルールなんですが、アイスリボンではその落ちてきた選手に攻撃をしてもいいというルールなので、今回はノーロープなのでポンポン落ちますよね。そしたら攻撃加えますよね。ということは、エニーウェア―・ルールでもいいんですよね。いいですよね?これはチャンピオンがルールを決めていいので、追加ルールとしてエニーウェア―フォールと、あと自分のセコンドはまだ決まっていないんですが、ある人たちに土下座までしてお願いはしているんですが、まだ断られている状態で、その人たちがつく場合、お互いのセコンドの人数だけアイテムの持ち込みを可能にしたいと思います。なので、朱里選手はリング上に立っているので、『Joint Army』は3人分のアイテムの持ち込みが可能。自分のセコンドがもしついてくれるなら、その人数分のアイテムの持ち込みが可能とさせて頂きたいと思います。」とタイトル戦の試合ルールを追加した。


◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△宮城もち(10分 時間切れ引き分け)尾ア妹加△



翌日の後楽園大会では『フランクシスターズ』vs『REBEL&ENEMY』のユニット対決を前に、もちと妹加がシングルマッチで対戦。序盤から感情むき出しでもちの顔面にストンピングを叩き込むなど、珍しくエキサイト気味の妹加に対して、もちは表情こそ変えないもの、エプロンで妹加を踏みつけるなど、非情な攻撃をみせる。さらに妹加のパワー攻撃封じとして利き腕の右手を集中的に痛めつけるもち。妹加は痛みをこらえながらアルゼンチン・バックブリーカー、ラリアットと仕掛けていくが、いつもの破壊力に欠け、もちを追い込むには至らない。試合時間がカウントダウンされる中、アルゼンチンバスターを決めカバーに入った妹加だが、これをキックアウトしたもちはもっちりバディシザース、そしてメタボリックサンドを決めるも、カバーに入る瞬間、タイムアップ。10分ドローに終わった。



試合後ももちに襲い掛かった妹加はセコンド陣に分けられと、マイクを手にし「宮城もち〜!お前私のことなめてんだろ〜!自分はEnemy軍に入って、以前の何もない尾ア妹加とは違うんだよ!(もちが「変わってないと思うよ。何も。」と言うと)はぁ?今日勝てると思っただろ!言い返せねぇんじゃねーかよ!明日、後楽園ホール大会、大舞台で大恥かかせてやるよ!覚えとけよ!」と改めて宣戦布告。座談会で、もちは「シングル10分1本勝負ってあっという間なんだなって思いました。今日で妹加に勝って、明日はフランクシスターズ対Enemy軍ということで、今日も勝って明日も勝って、みたいなキレイな言葉で締められたらいいなと思っていたんですけど、そうもいかなくなりそうです。今日私は妹加と試合してみて、何が言いたいのか何がしたいのかちょっと分からない節がいっぱいあったので、明日、Enemy軍が何を仕掛けてくるかは分からないですけど、上手く私たちフランクシスターズが引き出して、何を思うのか何を考えてるのかをリング上で少しでも引き出してあげたらいいな〜と思います。まあ潰しますけど。」と淡々と語った。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
鈴季すず&×Yappy(12分13秒 体固め)トトロさつき&つくし○
※ダイビングフットスタンプ



後楽園大会でのICE×∞戦を前にすずvsつくしの前哨戦最終ラウンドがこの日のメイン。試合はトトロvsYappyでスタート。トトロとつくしはタッチワークを活かしてYappyを攻め込んでいく。一気にフィニッシュに持ち込むというよりも、ここはじわじわとYappyを痛ぶり、すずにプレッシャーを与える作戦に思われたが、5分過ぎにYappyからタッチを受けたすずはリングインと同時にトトロにドロップキックをヒット。続けてつくしに放ったドロップキックはすかされるも、その直後に2人まとめてのドロップキックをヒットさせるなど、冷静な試合運びをみせる。この試合、すずとつくしの直接対決は1回。5分ほどの攻防ではあったが、激しいエルボーの打ち合い、お互いの技の読み合い、さらに相手の動きを読んだ逆転の仕掛けなど、翌日のタイトル戦への期待感が膨らむ攻防を展開。最後はYappyが捕まり、トトロのダイビングセントーン、つくしのダイビングフットスタンプを続けて浴び、フォール負けを喫したが、すずは試合後の冷静な表情を浮かべ、一方のつくしも不敵な笑顔ですずと向き合うなど、嵐の前の静けさを思わせるエンディングとなった。
試合後、Yappyは「今日はICEチャンピオンと組んで、相手は挑戦者たちですね。また、つくしさんか。すずさん、明日リベンジしてください。明日はキャリアの若い3人と『Joint Army』ですね。いぶきさん、バニー、ウチから見えるか?『Joint Army』にスリーだったら1万円焼き肉チケットプレゼントします!1万円、焼き肉。スリーしてね。」と語り、トトロは「(Yappyに)1万円で焼き肉って、わりとすぐよ。まずは明日の試合についてお話させてください。明日私が挑戦するトライアングルリボン。チャンピオンのラム会長。そして推薦者、レディー・コウジュ。彼女、尻が凄いんですよ。でも私、挑戦者トトロさつき、この大きな尻があるので、二人まとめて潰そうと思ってます。そして、私事なんですが、1年に1回だけある不動産屋の国家資格、宅地建物取引士という試験を受けることになりました。その日にち、お時間が10月18日の13時から15時。10月18日は大阪リボンですね。凄く迷ったんですけど、藤本さんにも早い段階からご相談させて頂いてまして、年に1回の試験ということもあり、もちろんプロレスラーとしてもですが、兼業の方もしっかりやっていきたいので、今回は試験のため大阪大会をお休みさせていただきます。ですが、次回以降の大阪では、明日ベルトを巻いて宅建の資格も取って、レベルアップしたトトロさつきで行きたいと思っています。なので、応援お願いします。」と語った。



そしてつくしが「新チャンピオンになる日が明日、とうとう迫ってきてます。すずとの前哨戦をやる度に、楽しみとか、高まってきていて、すずに勝つイメージも出来ているし、試合のイメージももちろん出来ています。明日は骨がなくなるまで削り合って自分が新チャンピオンになりたいと思いますので、よろしくお願いします。」と語れば、すずは「骨はなくならないと思うんですけどね。(つくしが「なくなるよ!なくなるよ!」と叫ぶ。)つくしさん、週プロモバイルの、このベルトについて語ってる記事読みましたよ。勝つイメージも出来てる。試合のイメージもバッチリ。でも、自分がこのベルトを巻く姿が想像できないって書いてましたよね。想像できないんですよね。コレを自分が巻いてる姿が。5回も挑戦して、5回も負けてるんで仕方ないことなんですかね。5回も、5回も、5回も負けてるんで。つくしさんはこのベルトには縁がないということですよ。このベルトには一生届かないということです。自分がベルトを巻く姿が想像できないような自信のない挑戦者は面白くないと思います。なので、明日は鈴季すずが完全に防衛します。そして明日、どんな顔でつくしさんがこのベルトを獲りにくるのか凄く凄く楽しみにしています。」と語った。


【エンディング】




座談会終了後、9月16日に18歳の誕生日を迎えたすずと、9月15日に31歳の誕生日を迎えたはらあいリングアナをバースデーケーキでお祝いした。抱負を聞かれた2人は「まさかピースパに引き続き、もう一個ケーキがあるなんて、しあわせ〜。幸せなので、明日は防衛できそうです。ありがとうございま〜す。」(すず)「まさかこの日に頂けるなんて思ってなくて、本当にありがとうございます。31歳になったので、今年は選手の100分の1でも身体を鍛えて頑張りたいと思います。今年もよろしくお願いします。」(あい)と語った。