月〜

試合結果

アイスリボン975

2019年08月10日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



「アイスリボン975」
2019年8月10日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:85人

◆第1試合 6人タッグ20分1本勝負
テキーラ沙弥&〇ジュリア&つくし(12分37秒 ギブアップ)世羅りさ&藤田あかね&テクラ×
※蜘蛛の巣

◆第2試合 ICEx∞王座決定トーナメント15分1本勝負
〇雪妃真矢(1分47秒 レフリーストップ)朝陽×
※雪妃真矢がトーナメント2回戦進出。

◆第3試合 ICEx∞王座決定トーナメント15分1本勝負
〇藤本つかさ(12分19秒 ギブアップ)鈴季すず×
※極楽固め
※藤本つかさがトーナメント2回戦進出。

◆第4試合 ICEx∞王座決定トーナメント15分1本勝負
△星ハム子(15分00秒 時間切れ引き分け)星いぶき△
※両者トーナメント脱落。
※世羅りさが2回戦不戦勝となり準々決勝進出が決定

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so35755452
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)


◆第1試合 6人タッグ20分1本勝負
テキーラ沙弥&〇ジュリア&つくし(12分37秒 ギブアップ)世羅りさ&藤田あかね&テクラ×
※蜘蛛の巣



8月3日大阪リボンでリボンタッグ初防衛を果たしたバーニングロウが、ジュリアの親友(!?)つくしとのトリオでオープニングマッチに登場。チームしまなみはパワーを武器にバーニングロウ狙いに出るが、つくしを含むタッチワークとクイックコンビネーションで応戦すると最後はジュリアがテクラを捉え、蜘蛛の巣を決める。スタンディングから回転しながらグランドに持ち込んでの絞め上げでギブアップ勝ちをモノにした。

◆第2試合 ICEx∞王座決定トーナメント15分1本勝負
〇雪妃真矢(1分47秒 レフリーストップ)朝陽×
※雪妃真矢がトーナメント2回戦進出



大阪リボンでの雪妃vs藤本戦が時間切れ引分けに終わり、空位となったICE×∞王座を賭けたトーナメントが今大会より開幕。1回戦最初の試合は前王者である雪妃が朝陽との一戦に臨んだ。
試合前、握手した雪妃の手を引き込み、スモールパッケージを決めた朝陽は、さらにスクールボーイ、逆さ押さえ込みと秒殺を狙っての丸め込みを連発するが、これは雪妃がクリア。さらに脇固めから619を狙うが、これをかわした雪妃はロープに宙吊りになった朝陽の背中に膝蹴りを叩き込むと、さらにリング上に引き込み、うつ伏せの朝陽の脇腹に二ーを連打する。そのまま動きの止まった朝陽にダウンカウントが入るが、その状態に異変を感じたレフェリーが朝陽に歩み寄り、ゴングを要請。朝陽はそのまま担架で控室へと運ばれた。
メイン後、藤本が試合のダメージではなく、熱中症の症状による試合続行不可能であったことを説明した。1回戦を突破した雪妃は「朝陽にとっては不本意な結果に終わったトーナメント初戦だったのかなって思いますが、怪我じゃなくてなによりですね。ちゃんと体調整えてリングに戻ってくるといいなと思います。私は文体のメインで決勝を戦うということしか考えていないので、勝ちは勝ち。1コ私は駒を進められたので、次はバニーか。バニーと2戦目。1コ1コ確実に勝ちを獲って、文体に向けて気を引き締めて試合していこうと思ってます。」と淡々と語った。

◆第3試合 ICEx∞王座決定トーナメント15分1本勝負
〇藤本つかさ(12分19秒 ギブアップ)鈴季すず×
※極楽固め
※藤本つかさがトーナメント2回戦進出



雪妃から王座を剥奪する形となった藤本はすずとの1回戦。すでに雪妃が2回戦進出を決めているだけに、藤本も必勝を期してすずに対した。いきなりすずのドロップキックを浴びた藤本だが、すぐに体勢を立て直すとサッカーキックを連発し、さらに逆エビ固めですずを揺さぶる。すずは朝陽の無念を思ってか、朝陽の持ち技である飛びつき式ヘア投げを繰り出すが、うまく決まらず。さらに4つのコーナーからの連続クロスボディを決めるが、直後に繰り出したスワンダイブ式のクロスボディは失敗に終わる。そして藤本をジャーマンで投げたすずだが、ホールドの形が崩れてしまい、これも決め手とならず。最後は藤本が腕ひしぎ十字固めにいくとみせ、試合中、常に警戒しディフェンスしてきた極楽固めへ移行してのギブアップ勝ちで勝利をモノにした。



何度か勝ちを狙えるチャンスはあったものの、技の失敗が響いたすずが、試合後、「悔しい。悔しい〜。悔しい〜〜。スワンダイブ〜。スワンダイブ〜〜。むちゃむちゃ練習したんですよ。1日300回ぐらい練習したんです。300回練習したのに2回も失敗した。しかも、藤本さんをジャーマンで投げきったのに全然キレイに投げれなくて、スリー入らなかった〜。朝陽さんはデビューしたからずっとライバルだけど、今日、試合で朝陽さんの技を出したのに失敗した〜〜〜。トーナメントは負けてしまったんですけど、絶対リベンジさせて下さい。藤本さん、シングルいつかもう一回やって下さい。そのときはスワンダイブも決めてもっともっと練習して、藤本さんに勝つまでいつかお願いします。悔しい、悔しい、悔しい…。」と涙ながらに語ると、藤本は「負けたことに悔しいのかスワンダイブ失敗で悔しいのか分からないですけど、このシングルマッチは経験と場数の差が出たと思います。私の前の試合で緊急的なトラブルがあった時に、すずは動揺してしまった。こういう経験って初めてだったんじゃないかな。私は何度かあって、その度に自分を落ち着かせようと、落ち着く方法も学んできているし、逆にすずを見て冷静になれた自分がいました。今日は私にとっても良い経験が出来た試合でした。次は弓李ですね。すんなりと勝って文体は赤コーナーに立ってチャンピオンになりたいですね。」と余裕の表情をみせた。

◆第4試合 ICEx∞王座決定トーナメント15分1本勝負
△星ハム子(15分00秒 時間切れ引き分け)星いぶき△
※両者トーナメント脱落。
※世羅りさが2回戦不戦勝となり準々決勝進出が決定



トーナメント1回戦で実現した星親子対決。これまでも何度か実現している顔合わせだが、いずれもハム子が勝利をモノにしている。この日も序盤からペースを握ったのはハム子だった。いぶきの動きをしっかりと読んでの切り返しなど、常に余裕をのぞかせ、「お前が入っていたお腹だ!」とコーナーでの腹ウォッシュ、さらにお・し・り・だーっ!も決めたハム子。対するいぶきは得意のエルボーを連発し、徐々に試合の流れを動かしていく。途中、ハム子がハムロールで転がりすぎて場外に落ちれば、コーナーからのボディアタックを決め、カウンターの飛び込みエルボーも連打していったいぶき。何度かハム子を追い込むシーンも作り、試合は一進一退の攻防へ。と同時に、試合時間のカウントダウンが始まる。残り時間が5分を切ったところで勝負に出たのはハム子。ラリアットの3連発からエクスプロイダーを決めると、ダイビングボディプレスを狙ってコーナーに上がろうとする。しかし、ここでいぶきが立ち上がれないものの、ハム子の足にしがみつき必死でハム子がコーナーに上がるのを阻止。残り時間が過ぎていく中、なんとかいぶきを振り払い、コーナーに上がったハム子だが、ダイブしたとほぼ同時に試合終了のゴング。試合は引き分けとなり、規定により両選手が1回戦で失格。この結果により、2回戦で勝者との対戦が決まっていた世羅は不戦勝で準々決勝進出を果たした。



試合後、いぶきが「自分(とハム子)は、普通の家族じゃない。小学生の時からずっと離れて暮らしていて悲しい思いをして、中学生の時には関係が悪くなって、喧嘩ばっかりして、そして、上京してきてから仲良くなって会話が弾むと思いきや、家では話さないでリング上でしか話さない。自分もうこんなの耐えられない。もう無理。もう無理です。もう本当に無理です、つっかさん。精神的にもやられるし、なんで(家では)一言も話さないで道場でしか話せないのか、意味分からないし、そんな母親っていると思いますか?」と語ると、ハム子が「そんな母親ここにいますけど。そう思ってんだったら私から離れたら?一人で学校行くなり、一人でご飯作るなり、一人で洗濯するなり、自分のこと全部一人でやってみたらいいんじゃない?私に近寄りたい、それならそれなりの態度してみたら?私も今日、トーナメント戦でいぶきと引き分けるなんて全く予想してなかったです。本当はこの引き分けたいぶきを称えたいところなんですけど、やっぱり私たち普通の親子関係じゃなくて、プロレスでやっと親子関係が繋がったと思ったんですけど、やっぱりまだわだかまりっていうのがあるんだなって思いました。いぶきがそう思うなら、私から離れて自分でやってみて下さい。」と突き放す。 これにいぶきも「もうお前なんか先輩でも母親でもね〜!」と返すなど、壮絶な親子げんかを座談会で展開した。



これにより重い空気で終わりそうになった座談会。ここで藤本がテクラに「大好きなシンガーは誰だっけ?」と振ると、テクラは少し困った表情を見せながらも中央に出ると「演歌歌手の梶芽衣子が好きでーす。」と『怨み節』のサビの部分をこぶしを効かせて披露し、会場の雰囲気をしっかりと和ませてみせた。