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試合結果

租税プロレスvol.4

2019年03月10日

プロレスで税金を学んじゃおう!
租税プロレスvol.4〜租税でハッピー!プロレスでハッピー!〜
2019年3月10日(日)
小平第一中学校体育館特設リング
開場 11:00〜
観衆:601人(満員)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇宮城もち(8分17秒 片エビ固め)鈴季すず×
※リバーススプラッシュ

◆第2試合 BASARA提供試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇トランザム★ヒロシ(小平第一中学卒業)&SAGAT(10分14秒 グランドコブラツイスト)関根龍一&下村大樹×

◆第3試合 Actwres girl'Z提供試合 シングルマッチ15分1本勝負
×五十嵐乃愛(5分58秒 片エビ固め)青野未来〇
※ダブルアーム・スープレックス

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
〇雪妃真矢&世羅りさ&トトロさつき(16分59秒 エビ固め)藤本つかさ&朝陽×&つくし
※雪の結晶

◆第5試合 租税タッグ選手権試合 時間無制限1本勝負
×弓李&尾ア妹加(13分25秒 ノルウェー)星ハム子&テキーラ沙弥〇
※テキーラ・ショットで2カウント後、税金に関する問題に正解。
※第3代王者チーム誕生。

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇宮城もち(8分17秒 片エビ固め)鈴季すず×
※リバーススプラッシュ



すずが、もちとの2度目のシングル戦に臨んだ。序盤戦はもちが観客をあおりながら、すずをラフ攻撃で痛ぶっていった。ムチまで持ち出しての暴走ぶりに苦しめられたすずはドロップキックの連打からクロスボディを決め、丸め込みで勝負に出るが、これをしのいだもちはすずをコーナー際にボディプレスで叩きつけるとリバーススプラッシュの3連発を決め、カウント3を奪った。

◆第2試合 BASARA提供試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇トランザム★ヒロシ(小平第一中学卒業)&SAGAT(10分14秒 グランドコブラツイスト)関根龍一&下村大樹×



BASARAからの提供試合は会場の小平第一中学の卒業生であるトランザムにとって母校凱旋という気合の入る一戦。対する関根&下村の戦闘民族は試合前から小平と小平のゆるキャラをディスり、トランザムを挑発。さらに場外戦に持ち込み暴れまくる。ヨガポーズを駆使しながら反撃するトランザムは、SAGATのアシストと地元の観客の声援を受け、最後は一瞬の切り返しからのグランドコブラで逆転勝利。地元に錦を飾った。

◆第3試合 Actwres girl'Z提供試合 シングルマッチ15分1本勝負
×五十嵐乃愛(5分58秒 片エビ固め)青野未来〇
※ダブルアーム・スープレックス



アクトレスガールズから乃愛と未来が参戦。試合前に子供たちにお菓子を振る舞った乃愛は試合前から観客に乃愛コールをアピールし未来に挑む。パワーでは未来に勝てないとみた乃愛は足踏みや顔かきむしりなど、姑息な攻撃で未来のリズムを崩しにいくが、これを冷静にさばいた未来は逆エビ固めで乃愛を絞め上げ、さらにはラリアットからのダブルアーム・スープレックスで快勝した。

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
〇雪妃真矢&世羅りさ&トトロさつき(16分59秒 エビ固め)藤本つかさ&朝陽×&つくし
※雪の結晶





セミで組まれた6人タッグはいきなり場外戦へ。藤本は雪妃を引きずりながら会場にあるエアートランポリンの中へ。そこで遊んでいた子供たちは藤本に促され、雪妃に容赦なくゴムボールを投げつけてくる。必死にそこから逃れるも子供たちの攻撃にすっかりダメージを受けてしまった雪妃。更に会場内で販売している飲み物の氷を投げ合ったり、コスチュームの中に入れる。また雪妃組に羽交い絞めにされた藤本、つくし、朝陽が同時に羽交い絞めからすり抜ける護身術を披露。これは大会2日前にTV放送された『カメラを止めるな!』の劇中に出てくる護身術の逃げ方。逃げたあとも「カメラを…カメラを止めるな〜!」と場外をさまよう藤本。すっかりはまってしまった様子。やりたい放題の一戦となったが最後は雪妃が粘る朝陽を雪の結晶で沈め、乱戦にピリオドを打った。

◆第5試合 租税タッグ選手権試合 時間無制限1本勝負
×弓李&尾ア妹加(13分25秒 ノルウェー)星ハム子&テキーラ沙弥〇
※テキーラ・ショットで2カウント後、税金に関する問題に正解。

※第3代王者チーム誕生。








[ルール]
※2カウントフォールで回答権を獲得。税金に関する質問に正解すれば勝者となる。
正解しなければ、試合は継続する。
※ギブアップの場合も、2カウントフォール同等とする。

あかねの欠場により空位となった租税タッグ王座を賭けた決定戦。タッグ二冠を目指すGEKOKU娘と、ハム子&多摩六都が第2の地元という沙弥の道産子タッグが競い合った。試合はカウント2あるいはギブアップを取った選手が本部席から出題される税金に関するクイズに答え、正解した選手がいるチームが勝ちとなる租税タッグ王座のオリジナル・ルール。王座決定戦に出場した4人は、プロレス前の租税教室にも参加し、その場でクイズに答えたが、これがなんと全員がほぼ正解するという優秀さ。これは最初にカウント2を取った選手が有利と思われた。開始早々に弓李を丸め込みカウント2を奪ったハム子は、なんと租税教室でも出題されたのと同じクイズにも関わらず不正解に終わるという悪夢。いざ試合になると頭はすっかり戦闘モードになってしまいクイズに答える頭の余裕がなくなってしまうよう。その後も各選手がクイズに答えるものの不正解。マラソンマッチの様相を呈するが、10分過ぎに弓李をテキーラショットで弓李からカウント2を奪ったあとのクイズ問題が「シンガポール、イギリス、ノルウェーの中で消費税の税率が一番高い国はどこか?」というもの。沙弥の父親から「北欧は税金が高い」と聞いた事を思い出し「ノルウェ」と解答。これが正解となり第3代王座はハム子&沙弥が獲得。沙弥はデビュー丸3年を前に悲願の初戴冠を果たした。
試合後、マイクを手にした沙弥は「ベルトを獲ることが出来ました。みなさん、応援、あと、答えを教えてくれた人たち、間違いも言われたけど、ありがとうございました」と挨拶。 ハム子は「私は税金のことは全く詳しくないけれど、チャンピオンになったので、これから税金のことをもっともっと勉強して、みんなのために役に立てるように頑張っていきたいと思います」と語った。 そして最後は沙弥が「税金とは?」と問いかけ、ハム子が「税金とは、私たちの生活を支える国民共通の会費です」と租税プロレスをアピール。 エンディングも沙弥が「プロレスでハッピー!租税プロレス!」で締めた。



〈試合後のハム子&沙弥〉


――ベルト奪取おめでとうございます。
沙弥「やったぁ〜!!嬉しい〜!(拍手)」
ハム子「嬉しい〜!!」
――ちょっと変わった試合形式で。
ハム子「本当だよね。」
沙弥「疲れました。」
ハム子「疲れた。ツーカウントで返さないとダメなんだよね?」
沙弥「そうですね。」
ハム子「取られると問題が答えられちゃうんだよね?」
沙弥「はい。もうパニックになりましたね。」
ハム子「てゆーかさぁ、沙弥、初ベルトじゃない?」
沙弥「そうなんですよ〜!!ありがとうございま〜す!!」
ハム子「初ベルトおめでとう〜!!」
沙弥「しかも、初ベルトがハムさんと北海道タッグで獲れたということで、本当嬉しい。」
ハム子「ありがたい。本当さぁ、ジュリアとバーニングロー組んでたのに初ベルトちょっと頂いてすいませ〜ん。」
沙弥「まあでもね。美女という共通点はあるんで、ジュリアと。」
ハム子「(笑)。そうだよね。」
沙弥「なんで笑っちゃったんですか?(笑)。」
ハム子「(爆)私も美女だから〜。」
沙弥「はい。」
ハム子「まあ、そこはね。」
沙弥「そうですね。」
ハム子「北海道だし。」
沙弥「ハムニングローですね。」
ハム子「そう、ハムニングロー。ヤバイ。焼いたら美味しそう(笑)。」
沙弥「確かに(笑)。」
ハム子「ね。でもね、私、昨日宣言した通り、租税に勉強全くしてないんですよ。」
沙弥「(笑)。」
ハム子「全く分かんなくて。」
沙弥「まあ難しかったですね。」 ハム子「そう。沙弥に任せてて、私はプロレスを頑張ろうと思ったので。それでもいいよね。プロレス担当、租税担当みたいな。」
沙弥「はい。いいと思います。」
ハム子「早く防衛戦がしたいな〜、私は。」
沙弥「そうですね〜。でもこれなんか1年に1回ですよね。」
ハム子「そうだった。」
沙弥「(笑)。1年間はこんな感じになっちゃう。」
ハム子「ね。1年持ち続けられる。」
沙弥「はい。そうですね。」
ハム子「私、来週北海道なんだけどさ〜、(ベルト)持って行こうかな(笑)。」
沙弥「はい。ちなみに私最後に答えた問題なんですけど、お父さんが仕事の関係でノルウェーとか行ってたんですよ、北欧の方に」
ハム子「へぇ〜、凄い。」
沙弥「だからお父さんのおかげで獲れたベルトだとも思ってるので。」
ハム子「へ〜。かっこいい〜。すご〜い。」
沙弥「はい。だから親孝行、お父さんにノルウェーって行ったらベルト獲ったよって言います。」
ハム子「すご〜い。超すご〜い。」
沙弥「はい。お父さんのおかげで獲ったベルト!北海道盛り上げていきましょう!」
ハム子「そうですね。親孝行しましょう。そして…。」
沙弥「はい。お願いします。」
ハム子「税金、大事に使おうぜ〜。」