月〜

試合結果

アイスリボン935

2019年01月12日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



「アイスリボン935」
2019年1月12日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:90人

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇星ハム子(8分09秒 ギブアップ)鈴季すず×
※スモーピオンデスロック

◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
〇藤本つかさ、〇宮城もち(9分54秒 エビ固め)松屋うの×
※丸め込みを切り返して

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
尾ア妹加&×松本都(11分46秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)テキーラ沙弥〇&ジュリア

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢&〇世羅りさ(14分36秒 片エビ固め)トトロさつき×&つくし
※ダイビングダブルニードロップ

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https://www.nicovideo.jp/watch/so34673400
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇星ハム子(8分09秒 ギブアップ)鈴季すず×
※スモーピオンデスロック



インフルエンザのために横浜、川口大会を欠場したすずのデビュー3戦目。最年長のハム子とは12月2日千葉大会でのエキシ以来のシングルとなった。ロックアップしてきたすずを2度、吹っ飛ばしたハム子は、すずのドロップキックも胸を張って受け、仁王立ち。それでもすずは前向きにエルボーをガンガン、ハム子に打ち込んでいく。さらにコーナーにハム子を投げつけてのチリチリンタックルも決めてみせた。逆エビ固めも必死にロープに逃れ、ドロップキック3連発からハム子のバックに回るとジャーマン・スープレックスを狙う。しかし、これはハム子がこらえ完封。最後は逆エビ固め、そして久々のスモーピオンデスロックでハム子がフィニッシュした。
試合後、すずは「今日はハムさんとエキシ以来のシングルマッチ、負けたんですけど、ハムさんをジャーマンで投げ切れなかったのが、すごく悔しいです。なのでこれからもっともっと練習して、ハムさんより大きな相手でもバンバン、ジャーマンで投げれるような選手になるので、皆さん、よろしくお願いします。(コーナーへのタックルを決めるときの掛け声の)チリンチリン、(観客にいっしょに)言っていただいて、ありがとうございました。」と語り、この日、進行役を本人いわく「試合より緊張しながら」務めたハム子からは「今日、デビューして初めてシングルしたんですけど、エルボーひとつが力強くなっていて、どんどん成長していくなって。その姿を見るのが楽しみです。頑張りましょう!」とエールが送られた。


◆第2試合 トライアングルリボン15分1本勝負
〇藤本つかさ、〇宮城もち(9分54秒 エビ固め)松屋うの×
※丸め込みを切り返して



トライアングル戦で好調ぶりをアピールしながらも、タイトル戦では連続挑戦にもかかわらず勝敗にからむことがなかったうの。仕切り直しのトライアングル戦は実力者の藤本、もちを相手にしての大一番となった。開始早々、「ベルトなくした悔しさをぶつけて来い!」と藤本、もちを挑発したうの。試合でもあえて2人を相手に技を仕掛け、丸め込みにいくが、さすがにインサイドワークに長けた2人を攻略するには至らない。最後は2人にセイバーチョップを決め、その流れで丸め込みにいったところを逆に2人に反転され、そのままカウント3を奪われてしまった。
敗れたうのは「藤本さんともちさんには申し訳ないことを言ってしまって、すいませんでした。たしかにベルトを獲ったこともないヤツに言われたくないと思います。去年は自分もベルトを狙っていたんですが、ああいう形で獲れなかったことが本当は悔しくて、八つ当たりみたいな感じで、今日はああいう言葉を言ってしまいました。でも本当はあきらめていません。トライアングルのベルト、絶対にほしいと思っているし、そのために日々努力して頑張ろうと思っています。絶対、いつかベルト獲ります。」とトライアングル王座への思いを語った。
もちは「私は試合終わって、八つ当たりみたいですいませんでしたって言われるのは嫌だな〜。いいんだよ、そういう気持ちを持って、試合でぶつければいいから、言いたいこと、どんどん言っていいんだよ。リングの上は何言ってもOKだよ。2019年になりまして…知ってますか、つっかさん、仙台リボンまで半年もないんです。そう思って、今日、試合に臨んだときに、つっかさんと対角にいて戦うのも面白いし、組んで戦うのも面白いなって思いました。こうやって戦いながらとか、隣にいてもらいながら、6月まで絆を深めていければいいなと思います。もしかしたら、隣にいてくださいってお願いすることが今年はあるかも。」と意味深発言。
藤本は「最近、対戦カードをいろいろ考えていく中で、私が余りものカードに入っている気がしているんですよ。自分で考えた対戦カードでも、藤本、どこに入れようかな…あ、ここ足りないから、ここ、みたいな感じになっているのがイカンなと思って。そろそろ今年、具体的に何をやるかとか、どういう路線で行くかとか、ちゃんと考えていかなきゃいけないなって思いました。タッグパートナーも明確な人がいないし、目標を定めたいと思います。そして来週、2018年度東京スポーツ社選定プロレス大賞の授賞式があるんですね。何を着ようかなとか、いろいろ考えているんですけど、そこでなんと賞金がもらえるらしいんですよ。私は藤本つかさの名前で賞をいただいたんですけど、やっぱりアイスリボンとしていただいたと思っていますんで、賞金の使い道をアイスリボンにしたいんです。何か残るもの、焼肉行こうとか、そういうのじゃなくて、何か形に残る物をその賞金で買いたいなと思っているので、みんなに考えておいてほしいなと思います。」と語った。


◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
尾ア妹加&×松本都(11分46秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)テキーラ沙弥〇&ジュリア



1月27日名古屋リボンでリボンタッグ戦を行うGEKOKU娘とBurning Rawの前哨戦。妹加にとっては都というハンディ付きでの一戦。Burning Rawの喧嘩ファイトが容赦なく都を追い込んでいく。序盤から苦しい攻防となった都だが、妹加のアシストもあり徐々に反撃に。なんと試合中盤では妹加が沙弥をアルゼンチン・バックブリーカーに決めると、都もうまくコーナーを利用してジュリアをアルゼンチンに決め、2人のアルゼンチン競演が見られるなど、都も意地をみせた。妹加も真っ向勝負でBurning Rawに応戦し、試合は予想以上の好試合となったが、ここぞという場面で都に妹加のラリアットが誤爆。このチャンスを逃さずに沙弥が都を丸め込み、きっちりとカウント3を奪ってみせた。
敗れた都は「私も今年のテーマっていうのをこの前、考えて1個やりたいことを見つかって、まだちょっと内緒なんですけど、それは道場破りとかも含まれているんですけど、いろいろ調べたら、そこの師範の方がもう亡くなられていて、どうしようと思って、それを現代に受け継ぎたいなと思っているので、それはまだ言えないので、何の意味かわからないと思うんですけど、でも徐々にこれは広げていけたらいいなと思っています。今日はパートナーに恵まれなくて、名古屋の前哨戦とか私は知ったこっちゃないし、そのタッグは2つとも悪い意味でまだまだ青いなと思ったので、名古屋までにもっと成長してほしいなと思います。私のカードも発表されていたんですけど、大日本の植木選手とシングル…本当に嫌で!別に男子の選手とか全然いいんですけど、植木選手と試合すると人間としての尊厳を傷つけられる気がするので、なるべく試合を早く終わらせたいと思います。(藤本が「もれなく胸毛がついてきます。」と言うと)なるべく早く試合を終わらせます。」と語り、
妹加は「パートナーに恵まれなかったって、こっちのセリフですよ、都さーん!都さんが来い!って言うから信じてラリアット打ちに行ったんですよ。そうしたら、何、ひっくり返されているんですか?(「人のせいにするな!」と都)胸毛でもなんでも食らっておけ。そうですねえ…なんでこんなに口が悪いかっていうとですねえ、Burning Rawと関わり始めてから口が悪くなってきて(「人のせいにするな!」と沙弥)そうですね。ごめんなさい。でも今日はちょっと勢いを感じましたね。名古屋まで日がないんですけど、楽しみにしています。負けた身なんですけど、本番はパートナーが違うので。」とBurning Rawを威嚇した。
ジュリアは「GEKOKU娘からしたらベルトに絡む試合は慣れたものだと思うんですけど、自分は初めてなので、ベルトに絡むっていうのは、デビューしてから。だから全然、気持ちの持ちようが違うなと思っていて、人のことをコメントで濃くて重いとか言っていたけど、それは自分たちが薄くて軽いってことじゃないのって感じだし、こっちは1分1秒、1試合1試合を大事にして本気でやっているけど、自分はGEKOKU娘はそういうチームには正直見えないです。だからイライラしているし、自分は初のベルトに絡んだ試合っていうことで、マジなので、あの2人がベルトを持っていることが嫌なので、本気で名古屋、沙弥さんと獲りにいきます。」とベルトへの思いを激白。



そして沙弥は「GEKOKU娘の尾崎妹加さんに質問があります。12月31日にベルトを獲って、あなたたちはチャンピオンとしてどんな活動をしていますか?何をしました?告知とか、マスコミさんにアピールするとか、そういったことを何ひとつしてなくないですか?チャンピオンとしての自覚が足りないんじゃないかなと思っていて、次、1月27日、名古屋大会、GEKOKU娘の持つタッグのベルトを賭けて、私とジュリアが挑みますが、その名古屋大会の宣伝をGEKOKU娘は何もしてない。何の発信力もないし、何の影響力もないチャンピオンが、アイスリボンのチャンピオンでいいんでしょうか?名古屋に宣伝に行ってくれる人がたくさんいて、チケットを売ったりとか、ポスターを張ってくれる人がたくさんいて、その間にGEKOKU娘が何をしているか…本当にGEKOKU娘がチャンピオンでいることが悔しくて情けないなって思っています。だから絶対、ジュリアとタッグのベルト獲りたいと思います。」と涙ながら熱い思いを語った。


◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢&〇世羅りさ(14分36秒 片エビ固め)トトロさつき×&つくし
※ダイビングダブルニードロップ



雪妃の初防衛戦の対戦相手に名乗り出たのは、妹加、トトロ、つくしの3選手。試合形式は未定ながら、2月9日横浜リボンで、3人が王座挑戦者決定戦を行うことが決定している。この日のメインでは、そのうちの2人、トトロとつくしがタッグを組み、王者・雪妃に挑んだ。試合前からトトロの闘志が半端ない。雪妃しか見えていないかのように、真正面からぶつかっていく。しかし、その感情が暴走…つくしが雪妃を攻撃しているとノータッチでリングインし、つくしを押しのけ、またはつくしごと攻撃を仕掛けていくトトロ。これには遂につくしが激怒。試合そっちのけでトトロとつくしが殴り合いを展開するシーンが2度も見られた。最後もなんとか2人でファンタスティックトトロを決めたものの、直後、アジュレボの連係攻撃にリズムを乱され、勝機を逃したトトロが世羅に捕まり、ダイビングダブルニーにフォール負けを喫した。
敗れたトトロは「今までの自分やったら負けたとき、絶対うじうじしていたと思います。でも今、自分にはベルトを巻いて大阪に帰るっていう目標があります。だから負けて涙が出ても前を見て、上を見て突き進むしかないんです。だから、2月9日、横浜、尾崎妹加もつくしも倒して、自分、どこで挑戦するかも決めています。(雪妃に)勝つから、挑戦させてください。」と語るが、
つくしは「あ〜マジムカつく。勝手にチェンジして勝手に負けて、本当にバカみたいな負け方ですよね。恥ずかしい負け方しているなって思いました。今日はユキさんと自分の前哨戦だったんですよ。本当に邪魔!マジで!って思いました。」とトトロを酷評し「それと妹加さんはタッグのことで頭がいっぱい。トトロさんは今日みたいに恥ずかしい負け方をして、何も2月9日のことを言わない。言っていいですか?名古屋終わったらすぐ、横浜リボン来ますよね?まだICE×∞次期挑戦者決定戦の試合形式決まってないですよね?何も2人が言わないんで、自分が決めていいですか?(藤本が了承すると)自分、巴戦やりたいんです。自分、どっちともシングルで当たりたいんです。だから巴戦、いいですよね、何も言わないから決めちゃって。」と提案すると、妹加、トトロが前に出てくる。



「上等や、やったるわ」(トトロ)
「いいですよ、私もシングルの方がいいんで」(妹加)
とつくしの提案を受けて立った。
つくしは「じゃあ、決定で。自分、三冠になるって決めているので。まずシングルのベルト獲りにいくので。」と雪妃に宣戦布告した。そしてアジュレボの世羅は「久々のアジュレボということで私はすごく楽しませていただきました。私も今年はいろいろやっていこうと思っていまして、爆女王の件もですし、きのう発表させていただいたんですけど、今年は私、脚本・演出をやることになりました。自分で台本を執筆して自分で演出するっていう舞台をやるんですけど、とてつもなく緊張しておりまして、今からもう吐きそうなくらい執筆作業に追われているんですけども、その執筆作業のイライラをすべて試合にぶつけていこうと思っているので、皆様、両方見に来てください。」と語り、
雪妃は「私は12月31日、後楽園ホール大会でICEのベルトを奪取することができまして、私はアイスリボンのために、自分のために何ができるんだろうという風に、チャンピオンとしてできることは何だろうって考えても、わかるものじゃなくて、チャンピオンになってから日々を過ごすうちにわかっていくのかなって思っていたんですけど、早速、先日、名古屋と大阪の宣伝に行きまして、その際にマスコミさんに聞かれることも、チャンピオンとして、ICEのベルトを獲りましたが、後楽園でシングルのチャンピオンになりましたよねって、そういう話からされることが常で、今までだったら、名古屋でアイスリボンの何をアピールしますかとか、そういうことで、もっともっと気軽な思いで宣伝してたんです。たくさん回って、たくさんの人にお話しを聞いてもらって、ポスター張れれば、それが集客につながると思っていたものが、今はチャンピオンとしてアイスリボンの看板を背負った状態で、アイスリボンをどうアピールできるのかっていうことを必然的に考えさせられる立場になったなという風に思います。だから、この先、何をしようって自分で考えるより先に、させられるんだなって、主動的に私はチャンピオンとして成長していけるんだなと思って、全然、不安がなくなったので、私が考える心配事はもう試合に勝っていくことだけです。なので3人、名前を挙げてくれていますが、2月9日の横浜リボンでぜひ切磋琢磨して潰し合って、私のベルトをもぎ取りにきてください。すごく楽しみにしています。私はそこで勝って、さらに成長してICEのベルトを高めたいと思います。」と語った。

【エンディング】
座談会終わりで、突如、世羅がマイクを持つと翌日の野良犬祭りでセコンドを務めるハリウッドザコシショウのネタを披露。これがまったく受けずに早々に控室へと引き上げた世羅だが、円陣後、雪妃のバースデーケーキを持って再登場。






雪妃の写真入りのプレートのついた、ちょっぴり豪華なケーキで祝福された雪妃は「ありがとうございます。いくつになっても私は年齢非公開のままですけど、いつまでも10代の気持ちのまま、いつまでも年を取らずにリング上で暴れたいと思います。」と語り、最後は雪妃が世羅と共に円陣を締めた。