月〜

試合結果

藤本つかさ生誕祭プロデュース「アイスリボン900」

2018年07月28日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



藤本つかさ生誕祭プロデュース
「アイスリボン900」
2018年7月28日(土)アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 102人(満員)

◆第1試合 35カウント目の人には豪華景品 タッグマッチ15分1本勝負
×松本都&直DATE(0分08秒 ハルカゼ)トトロさつき&つくし〇

◆第2試合 もちがやりたかったパラパラ選手(兼)権試合、ここでどうぞ! タッグマッチ15分1本勝負
×宮城もち&テキーラ沙弥(8分44秒 スクールボーイ)尾ア妹加&松屋うの〇

◆第3試合 コスチュームチェンジマッチ タッグマッチ15分1本勝負
×世羅りさ&華蓮 DATE(9分11秒 ビーナスクラッチ)弓李〇&雪妃真矢
※藤本つかさの技のみフォール、ギブアップが認められる。

◆第4試合 ランバージャックマッチ〜未勝利選手出てこいや〜 シングルマッチ20分1本勝負
〇藤本つかさ(15分32秒 片エビ固め)ジュリア×
※ビーナスシュート

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so33824253
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)


【前説】


今大会は2日後の7月30日に誕生日である藤本の生誕祭プロデュース興行。前説もレフェリーのMIOと共に藤本本人が担当した。

◆第1試合 35カウント目の人には豪華景品 タッグマッチ15分1本勝負
×松本都&直DATE(0分08秒 ハルカゼ)トトロさつき&つくし〇



藤本の年齢に合わせて、試合中にレフェリーに35カウント目を叩かせた選手に藤本から豪華景品が贈られるという特別ルールで行われた。
しかし、都が張り切って先発に出ると、一方のつくしがトトロに耳打ち。
ゴングと同時にトトロが直を牽制に走り、つくしが都にいきなりハルカゼを決めると、そのままカウント3を奪取。
わずか8秒でつくしが勝利を掴んだ。これに慌てたのが藤本だ。
リングに上がるとルール変更を要求。フォール、ギブアップで勝敗が決しても35カウント目までは試合を続行させることとし、プロデューサー特権でつくしの勝利もノーカウントとした。



【再試合】
フォール、ギブアップを奪っても35カウント目が入るまでは試合を継続するルールに変更
〇松本都&直 DATE(6分08秒 みやここクラッチ・BLUE)トトロさつき×&つくし
※同時に35カウント目を奪う。



結果的にフォール負けを免れた都は、藤本からも檄を受け、今度はうまく直をリード。積極的にダブル攻撃を仕掛けると最後はトトロに担がれたものの、バランスを崩させ、バックに回り込むと、一気にみやここクラッチへ。この3カウント目がちょうど35カウント目となり、都が勝利と藤本からの景品を手にした。



プレゼンターとしてリングに上がった藤本は、豪華景品が藤本自身がその場で書く似顔絵であることを明かすと、色紙を手に都の前に立ち似顔絵を描き始めた。
数秒で書き上げた藤本は笑顔でその似顔絵を都に渡すが、観客に披露したあと、都はその色紙をへし折ると客席に投げ捨ててしまった。
トトロは「最初スリーカウント入りましたよね?それで勝ったと思ったんですけど、凄い残念です。私も藤本さんに似顔絵描いて欲しかったです。次回…来年ですか、36カウント入ったら、36カウント取るんで絶対似顔絵描いてください。」と語ると、
つくしも「なんか、豪華景品ハワイ旅行とかそういうものかと思ったんですけど、つっかさんの似顔絵の景品って超嬉しいですよね?すっごい欲しくて…。ハワイよりディズニーより何よりも欲しいです、自分。凄い一生大事にするし…っていう気持ちだったんですけどあんなグチャグチャにされて超可哀相ですね。だから、来年も自分も、36カウント目、36カウント目、自分もお願いします。覚えててください。」と語った。
直は「今日はなんか変則的なルール初めてだったんですけど凄い楽しかったです。久しぶりにタッグパートナーであるトトロさんとも戦えて、たまにはこういう風にお互いを試し合うじゃないですけど、それもいいなって思いました。」と語り、
都は「はい今日は頭がいいので勝ったんですけど、でも豪華景品が欲しくて苦しい気持ちで頑張ったのに、叩き割りましたから(笑)。もっと良い景品が欲しかったので、来年はもっと良い景品を用意しといてください。」
また藤本から8・5両国KFC大会でアジャ・コングvsつくしのシングル戦を行うことが発表された。



「いろんな思いがあって、つくしだから受けてくださったのだと思います。」という藤本の言葉を受けて、つくしは「怖いけど、アジャ・コングに勝つぞーっ!絶対、勝ちます。アジャさんの気持ちを無駄にしたくないので。」と気合十分のコメント。

◆第2試合 もちがやりたかったパラパラ選手(兼)権試合、ここでどうぞ! タッグマッチ15分1本勝負
×宮城もち&テキーラ沙弥(8分44秒 スクールボーイ)尾ア妹加&松屋うの〇



前回の道場マッチ(=宮城もち生誕祭プロデュース興行)で行われたパラパラ選手(兼)権試合。欠場したもちがこの試合にからめなかったことを悔しがっていたため、藤本からのプレゼントとして、もちを入れての再戦が改めてマッチメイクされた。
前回からの連続参戦のうのは前回の勝者でもあり、連破を狙って、入場からパラパラを踊るなど、やる気満々。今回も試合中、何度かダンスミュージックが流れ、いきなり選手、MIOレフェリーがパラパラを始めるが、妹加とMIOはパラパラ経験がなく、今ひとつついていけない感じ。その中で常に先頭で踊っていたのがうのだ。そして今回もダンス終わりのタイミングでもちを捉えると、スクールボーイの連発もカウント3を奪取。
もちろんもちからの初勝利だけに、試合後、うのは喜び爆発!
一方のもちはぼう然とした表情で、歓喜のうのを見つめていた。
もちはがっくりした表情「私、今日うのに負けたんです…。うのって、踊りの才能が凄いあるんだなって、凄い深くリスペクトの気持ちでいっぱいで、ちょっとあの…なんか良いものを発見したなってちょっと思いました。なので、皆さんの生誕祭の時には1試合ぐらいはパラパラ選手権を入れて頂いて、うのさんと私の抗争をなんとかこう…悔しいので。皆さんその際はよろしくお願いします。まあ、そんなことは言っておりますけど、私、膝の方、完治いたしました。やっぱ細胞が若いんでしょうね。ということで、おい!!大畠美咲&水波綾!私の膝は治ったぞ〜!8月26日文体でやるだけじゃ足りないから、アイスリボンに乗り込んでこい!」とアビリバとの前哨戦をアピールした。
沙弥は「(藤本とは)同じ学年なんですけれども、ちょっと半年以上早いので先にいかれてしまって、まだ私の方が若いんですけど(笑)。まあでもすぐ追いつくんで。追いつくんで待っててください。というわけで今日はですね、パラパラマッチ、ちょっと函館にはパラパラ届いてなくて、私世代っぽいんですけど、匂いだけは感じてたぐらいで函館にはパラパラ届いてなかったのであんま知らなかったんですけど、まさかのうのちゃんにもちさんが負けるってマジヤバくないですか(爆笑)。マジヤバイと思う(笑)。楽しい生誕祭でした。はい、いってらっしゃい!35歳(笑)。」と語り、
妹加は「なぜ私がこのパラパラ選手権に組み込まれたか凄く謎なんですけど、私全然世代じゃなくて、3人は凄いノリノリで踊ってたんですよ、私は分からないので、美央さんも世代じゃないんですよ。なんかちょっと1コ前の世代だったらしくて、でも美央さんはなんか上手に踊ってて、私は本当ダンスも下手なので。意外と難しいんですよね。ゆるいんですけどキレを見せるっていうのが凄いパラパラ難しくて、なんかダンスにも色んな種類があるんだなと思って勉強になりました。うのちゃん!凄いじゃん。パラパラ選手権2冠?前回も勝ってたらしいですよ。だから、心強いパートナーだなと思ってたら、今日も勝ってね!うのちゃんパラパラ選手権本当いいと思う。毎回やっちゃえば?(笑)。」と語ると、
笑顔のうのは「先週に引き続き今日もパラパラ選手権、しかも今日はパラパラマスターのもちさんがいる中、なんとパラパラの神様はうのの味方をしてくれました〜!パラパラの神様に愛されてる〜!!イェ〜イ!めっちゃ嬉しいです。この際毎週パラパラマッチ組んで下さい!」と語った。

◆第3試合 コスチュームチェンジマッチ タッグマッチ15分1本勝負
×世羅りさ&華蓮 DATE(9分11秒 ビーナスクラッチ)弓李〇&雪妃真矢
※藤本つかさの技のみフォール、ギブアップが認められる。



藤本のコスチュームを着用して、藤本の技でのみフォール、ギブアップが認められる一戦は、3年連続出場の弓李、文体で藤本と対戦する雪妃がタッグを組み、一方、“ロリコン”世羅と華蓮の危険タッグも実現。
試合は藤本の技に戸惑いつつ、選手たちがついつい自身の技を仕掛けてしまう中、藤本の直接指導を受け、藤本と同じ技を使う華蓮がサッカーキック、カサドーラ、ビーナスクラッチと仕掛けていくが、最後はその華蓮に必要以上にチームワークを求めた世羅が華蓮の怒りを買い、華蓮に三行半の攻撃を受けると、直後、雪妃が蹴り、そして弓李が世羅をビーナスクラッチに決め、3カウントを奪取。
試合後、納得がいかない世羅は華蓮に修復を求めるが、華蓮がこれを拒否すると、強引に華蓮に抱きつき、セコンドに引き離された。世羅は「なんか負けてました。弓李に負けちゃいました!
(弓李に)お前何やっとんねん!!違うよ!あのね、私はですね、可愛い可愛い華蓮ちゃんを守ろうと必死に必死に華蓮ちゃんが出て行った後もあとを着けて必死に守ってたんですよ。最後も守ってあげようとしてなだれ込んじゃっただけで、私は悪くないんだよ〜。ね〜。(無反応の華蓮に)はい。あとで、上で覚えてなさい。そしてですね、改めまして、私今日負けましたけども、先日の大阪大会で電流爆破デスマッチで復帰しまして、爆女王になりました〜!!ありがとうございます〜!第3代爆女王ということで、世志琥選手からね、もぎ取ったベルトですので、ちょっと世志琥さん以上に広めていきたいと思いますので…(ベルトを手に)ちょっと入場の時も重くて落としそうになったんですけど。墓石で出来てるベルトなので。なんで墓石で作ったんだよ!って感じなんですけども、このベルトと共にこれからはデスマッチ復帰して頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。」と語り、
華蓮は「組長、明後日で誕生日、35歳おめでとうございます。今日は組長のコスチュームを、コスチュームマッチということで着させて頂きました。最近は組長とも背丈がちょっと近くなってきて、で、組長のコスチュームを着たので似てるかな〜とかちょっと自分でも思ってしまいました。今回負けてしまったんですけど、まあ世羅さんと久々に組んで楽しかったです。ちょっと微妙なんですけど。まあ組長のコスチュームを着て楽しかったです。自分は35歳まであと20年。まだまだ頑張っていきたいと思います。」と語った。
雪妃は「藤本さんお誕生日おめでとうございます。今日の主役は、生誕祭なのでね、藤本さん今日の大会の主役ですけども、8月26日横浜文体の主役は雪妃真矢なので、そこのところよろしくお願いいたします。今日ランバージャックで場外でちょっとやり合うぐらいじゃ全然、なんかもう全然、早くシングルやりたいなと思っているので。1ヵ月もうないですね。1ヵ月切ってるんですよ。凄い楽しみで楽しみでしょうがないので、このままあのベルト私の腰に巻きます。8月26日是非とも皆様応援よろしくお願いいたします。」と語ると藤本から「8月5日の両国KFC大会で前哨戦しましょう。私もやり足りないんで。お願いします。」と2人の前哨戦が行われることが明らかになった。
そして世羅からフォールを奪った弓李は「勝ちました〜!!イェ〜〜〜イ!!たぶん藤本さんのコスチュームを着させて頂くのは3回目なんですね。やっと藤本さんのコスチュームを着て勝つことが出来ました。藤本さんのコスチュームは凄い自分としては大人っぽいコスチュームなので、気分も大人になれたような気がして嬉しいです。似合いますか?」と語ると藤本は「弓李のためのこの試合ですから。クローズのコスチュームを着た弓李が凄く可愛いと思って、そこから弓李が自信をもつきっかけになって、色々と気を遣うようになったよね。なので、今回この試合は弓李のための試合なので、やっと勝ってくれてありがとうございます。」と弓李を祝福。
弓李も「こちらこそありがとうございます。嬉しいです。これからも可愛く成長できるように頑張ります。」と改めて決意表明。

◆第4試合 ランバージャックマッチ〜未勝利選手出てこいや〜 シングルマッチ20分1本勝負
〇藤本つかさ(15分32秒 片エビ固め)ジュリア×
※ビーナスシュート



藤本の対戦相手はまだ自力未勝利のジュリア。5月5日横浜以来、3度目のシングル戦が行われた。
またこの試合はそれぞれのセコンドがリングから場外に落ちた選手に攻撃を仕掛けることが許され、その上でリングに上げるというランバージャック・ルールが採用された。しかし、藤本のセコンドについたもちはバラ鞭、世羅に至っては有刺鉄線竹刀を持ち込むなど、ハードコアなにおいもプンプンする中、試合は開始と同時に放った藤本のドロップキックでゴング。試合は藤本が攻め、ジュリアが必死に耐えるという攻防が続いたが、藤本に攻められながら、ジュリアが「このばああ」と発言したことから、試合の流れが微妙に変わった。怒り心頭の藤本はジュリアの髪を引っ張り、さらにパンチ、ストンピング。そして止めに入ったMIOを場外に吹っ飛ばす。
ここで場外のセコンドから攻撃を浴びることになったMIOはリングに戻るとジュリア寄りのレフェリングを展開。ジュリアがフォールに入ると高速カウント、藤本がフォールに入るとスローカウントはもちろん、リング上をグルグル回りながら時間稼ぎをしたりと、ジュリアを支援する。さらに藤本のセコンドだったはずの世羅がジュリア側につき、場外に落ちた藤本を急襲。客席からビニ傘を持ち出した藤本と有刺鉄線竹刀でちゃんばらを繰り広げるなど、こちらもジュリアをバックアップ。レフェリー、セコンドのアシストもあり、過去2戦でギブアップを奪われている藤本の極楽固めにも、この日は耐え抜くなど、必死の健闘をみせた。
しかし最後は藤本のビーナスシュートがヒット。自身の生誕祭をきっちりと勝利で飾った。
ジュリアは「今日は本当にドキドキしました。デビューして早々、既にもう今日で3回目の藤本さんんとのシングル。これってなかなかないよなって思ってて、初めてシングルした時は秒殺されて、そこから何度か一緒に組ませてもらったりとかシングルしたりとか当たったりとかして、またシングルしたいな〜と思ってたんですけど、まさか今日、藤本さんのバースデーのメインにシングルでやらせてもらえるなんて、今までは何をするにも私なんて私なんてって、結構おこがましいと言うか、そういう気持ちでいることが多かったんですけど、今日、これで私は自信が持てました。藤本つかさの生誕祭のメインにシングルで戦った女として、これからも頑張っていきます。文体まで突っ走っていきたいと思います。そしていつか自分は、今の自分が言うのもまたおこがましいかもしれないですけど、藤本さんを超えるようなレスラーになって、いつか藤本さんに勝って、何年かかるかわかんないですけど、藤本さんにそういうプレゼントができたらなと思って、これからも頑張りますので、よろしくお願い致します。」と語り、
その言葉に涙ぐみながら藤本も「私の生誕祭を利用してでもいいので、ジュリアには早く勝利してほしいなと思ってました。今日の結果は負けですけども、この負けがいつかの勝ちにつながるように頑張ってほしいなと思います。」とジュリアにメッセージを送った。



【エンディング】
最初の円陣のあと、バースデーソングのBGMが流れる。MIOが持ってきたのはなぜか数字が3のローソクをつけたりんご。「雨が降っていたので、誰もケーキを買いに行けなかった」というもちの言葉を苦笑いを浮かべながら、「気持ちは3歳でこれからも突っ走りたいと思います。」と35歳の抱負を語った藤本。
リンゴを手に再び円陣に入ったところで、再びバースデーソングが。今度は5本のローソクがささったバースデーケーキが登場。2段落ちのサプライズを受けた藤本は「去年はちょっとつらい涙を流しながらの誕生日だったんですけど、今年はすごい笑顔でハッピーで迎えられたので、本当に嬉しいです。皆さん、ありがとうございまーす!」と今度は笑顔で語ると3度目の円陣も仕切り、藤本生誕祭は幕となった。