月〜

試合結果

アイスリボン887

2018年05月26日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



「アイスリボン887」
2018年5月26日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:95人

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
雪妃真矢&×松屋うの(9分04秒 みやここクラッチ)松本都〇&つくし

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇星ハム子(8分30秒 ギブアップ)ジュリア×
※スモーピオンデスロック

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇世羅りさ(9分57秒 片エビ固め)トトロさつき×
※ダイビングダブルニードロップ

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇弓李&尾ア妹加(11分31秒 ブロックバスター・ホールド)星いぶき×&朝陽

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so33440473
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)


【オープニング】


この日のオープニングは藤本と世羅が担当。道場マッチではスタッフの手伝いをしている練習生のすず(15歳)をリングに呼び込み、改めて観客の前で紹介。すずは「早くデビューできるように頑張ります」と挨拶し、拍手を浴びた。また試合後の座談会では藤本から6月16日の大阪リボンからエキシビションを不定期で行っていくことを発表された。

すず(練習生)
身長:153cm
体重:52Kg
生年月日:2002.09.16(15才)
血液型:O型
出身地:宮崎県
趣味:歌、ギター、メイク
特技:バトントワリング、ヘアメイク
中学生時代から夏期休暇などでの短期合宿を行い、今春中学を卒業し上京しアイスリボンに入門。

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
雪妃真矢&×松屋うの(9分04秒 みやここクラッチ)松本都〇&つくし



前回の5月19日の道場マッチに続き、都&つくしが登場。前回同様、つくしが都のダブル攻撃の要求を無視したり、これといった連係もないまま息の合わなさを披露した。前回は最後はつくしが1人で戦っていた印象が強かったが、この日は都が全面に出て、雪妃の蹴りをかわしてのローキックを決めたり、うのとはキテレツな動きの応酬をみせたりと奮闘。最後はうのタックルを都が横に逃れ、つくしを牽制し背中を向けていた雪妃に誤爆。不意打ちタックルに崩れるように倒れる雪妃。某大学のアメフトで起こった不意打ちタックルを連想させたが、都はうののバックに回るとみやここクラッチを決めカウント3を奪取。きっちりと勝利をモノにした。誤爆タックルを放ったうのは「最後はちょっとタックルがユキさんの腰に当たってしまって、今ちょっと言えないんですけども…色々。違う!指示されてないです!誰にも指示されてないです。都さんのリズムに飲み込まれてしまったのかなと思います。都ワールド炸裂でした。気を取り直して頑張ります」とタックルが故意ではないとアピール。雪妃 「ダメだよ。あんな後ろから。危ないでしょ。危険でしょ。悪質だよ。本当に」とクレームを出しつつ、「都さんと試合したの久々な気がするけど、とにかくフラストレーションが溜まった感じで、何も発散出来てない。明日は温泉地でアジュレボ組むし、(世羅に)一緒に発散しましょう」と語った。つくしは「最近都さんとタッグを組む率が高くて、良いタッグだなと自分は思います(笑)。都さん、尊敬できるので。でも明日は都さんと対戦なので…」と言葉を濁すと、藤本が「何言ってるの?いつも控え室で言ってるじゃん。あれ言いなよ。控え室で都に言ってるの言いなよ」と言うと、慌てる表情をみせたつくしは「明日は対戦なので頑張りたいと思います」と話を切り上げた。そして都は「悪質なタックルは〜指示したのは私なんですけど。私は日大出身だし…」と言い出すと「あんたのせいでアイスリボンのブランドが落ちたらどうするの!」と藤本。都はスルーして「おかげで今日は勝てました。とっても嬉しい。つくしちゃんと組む事はあるんですけど、なんでおてんばダッシュとか最近付き合ってくれないの?(うなずくつくし)私の方がよっぽどおてんばなので…(「使ってください」とつくし)本当?ありがとう!じゃあ明日は決めます、あなたにおてんばダッシュを。明日はトライアングルかな?シングルかな?」と藤本に尋ねると、藤本が「明日つくしvs都のシングルマッチの予定だったけれども、沙弥が明日来れる事になり、沙弥をぶっ込みますので3WAYでお願いします」とカード変更について説明。都は「任せてください」と胸を張った。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇星ハム子(8分30秒 ギブアップ)ジュリア×
※スモーピオンデスロック



初シングルマッチ。ICE王者のハム子相手にどこまで奮闘するのか?試合はゴングと同時に放ったジュリアのドロップキックでスタート。この蹴りを胸を張ってはね返したハム子に対し、ジュリアはドロップキックを連発。更にエルボーでハム子に挑むとハム子は助走なしのドロップキックを放ち、ジュリアを吹っ飛ばした。サーフボード、ボディプレスと攻め込んでいくハム子に、カウンターのドロップキックを決め、ようやくハム子をダウンさせたジュリアはボディプレスで投げるなど、必死に食らいつく。執拗な連続フォールで追い込みハム子を驚かせるシーンも生んだ。しかし最後はハム子のカウンターのタックル、バックフリップ、そしてスモーピオンデスロックで腰を絞め上げられ無念のギブアップ。敗れたジュリアは「チャンピオンとシングルが出来る機会を作ってくださり本当にありがとうございます。凄く勉強になりました。でも負けると本当に悔しい。凄く悔しくて。こんなに負けて悔しいんだったら、もし勝ったらどれだけ嬉しいんだろうって考えると、わくわくしてます。自分もいつかタイトルに挑戦してチャンピオンになれるように頑張ります」と語ると、ハム子は「ジュリア。清々しい顔してるね。泣いてないね?初めてエキシビションで試合して、ずっと悩んでるジュリアを見てたから、今日のシングルマッチが凄く楽しみだったんですよ。早く試合がしたいなと思ってて。今日ジュリアと初シングルして、エルボーも凄く強くなってたし、打たれ強くなってたし、迷わず私に技を仕掛けてきたので、ちょっとずつだけど、私は成長を感じました。初勝利っていう目標に向かって、これからも頑張って欲しいなって思いました。そして、明日は和倉温泉、星いぶき、娘とシングルです。喧嘩してないぞ。だから今日の夜は仲良く過ごしたいと思います。明日も応援お願いします」と語ったあと、



「私は6月16日の大阪リボン、防衛戦の相手がつっかに決まりました。私の夢はチャンピオンとして北海道に行く事だったんだけども、防衛戦をしなければチャンピオンベルトを北海道に持って行く夢が叶うけど、私はつっかからベルトを守った事が無いんですよ。だから、堂々とつっかから勝ってチャンピオンとして凱旋したいと思います。なので遺恨はないけど、私たちの50戦目ぐらいになるんじゃないですかな?シングル。堂々と戦いたいと思いますのでよろしくお願いします」と大阪リボンでの藤本とのタイトル戦に必勝を期した。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇世羅りさ(9分57秒 片エビ固め)トトロさつき×
※ダイビングダブルニードロップ



昨年6月24日アイスリボン811大会以来、約11カ月ぶり2度目のシングル戦。当時のデビュー3カ月の新人だったトトロは、世羅に対して真正面から挑み、ゆりかもめでギブアップを喫した。試合はロックアップでスタート。トトロは早くもパワー全開で世羅を続けて2度、ロープ際に押し込んでみせた。しかし3度目のロックアップは世羅がロックアップにいくと見せかけてのボディへのパンチを決め挑発すると、その後も髪を掴んで投げ飛ばしたり、トトロの目をひん剥いて挑発したりと、世羅の揺さぶりが続く。しかしトトロはリズムを乱すこと無くボディスラムからのボディプレス2連発を決め、ロープ際で世羅をうつ伏せにしての踏みつけ、さらに腰へのエルボー連打と世羅の動きを止めにいく。カミカゼは丸め込みで切り返されそうになったが、丸め込みを踏ん張っての雷電ドロップを決めると、カウンターのラリアットで世羅を追い込んでみせた。残り時間が少なくなり、ドローまでで持ち込むかと思われたが、世羅がエアーズロック、そしてコーナーからのダイビングダブルニーでカウント3。残り時間3秒というギリギリのタイムで世羅が勝利した。試合後、トトロ「今日勝って大阪に弾みを付けるって言ったけど、敗因はチャンピオンの世羅さんに引き分ける事が出来るかもしれないって思ってた自分の甘さやと思います。(涙ぐむトトロ)大阪でタイトル挑戦させて下さいって言おうと思ってたけど、これが今のトトロの実力やって思い知りました。でも、いつか近いうちにベルトに挑戦出来るように気持ちを強く持って進んでいくので、そのときは挑戦させて下さい。お願いします。自分、大阪で戦いたいと思っている相手がいるんですけど、同期で、試合で組んだ事はあるけど戦ったことが無い。戦ったら楽しそうな相手がいるなと思って。大阪のジャパンプロレス2000の青木いつ希選手。6月の大阪大会で青木さんと自分のシングルを組んでくれたら嬉しいんです」と対戦を希望。藤本は「分かりました。オファーしてみます」とトトロの希望に応えた。そして世羅は「なんで泣いてるんすか?9分57秒?危ね〜。泣きたいのこっちだよ。怒られるんだから、こういうのやっちゃうと。何ギリギリ勝ってんだって。でも、腰、すごく痛い。そのパワーがあればどんな相手にも堂々と立ち向かって行けるんじゃないかなって思うので、大阪でトトロと防衛戦出来るんじゃないかって期待もあったけど、青木いつ希ちゃんとやるって決めたなら、絶対に勝ってね。ということで自分たちも大阪で防衛戦やりたいんですけど。まあ相手はさておき、アジュレボは組んでもいいですか?」と藤本に尋ねると、藤本は「いいですよ」と即決。「というわけでアジュレボ大阪ではたぶん防衛戦やりたいですので、是非大阪リボン応援に来て下さい」とPR

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇弓李&尾ア妹加(11分31秒 ブロックバスター・ホールド)星いぶき×&朝陽



この日のメインはGEKOKU娘と昨年デビューの10代同期タッグ。開始早々弓李を捉えた10代コンビだが、妹加が出てくると流れが一変。圧倒的なパワー差をみせ、豪快な攻撃を繰り出す妹加に、いぶき、朝陽は苦しい展開を強いられた。しかし、いぶきは切り返し技、朝陽は飛び技で応戦。最後は弓李といぶきの攻防となり、強烈なエルボーを叩き込むいぶきに対して、弓李はグランド技で応戦。弓李をリバース・アルゼンチンバックブリーカーに決め、観客をどよめかせたいぶきだが、最後はGEKOKU娘のバッククラッカー&ダイビングセントーンの合体技を浴び、弓李のフィッシャーマン、ブロックバスターホールドにカウント3。試合後、いぶきは「今回はGEKOKU娘さんと当たるのが2回目で、全部自分がスリー取られてて凄く悔しいです。またGEKOKU娘さんと当たって、自分がスリー取られないようにしたいです。そして今日はレディースリングさんの撮影がありました。親子で撮影しました。これからも星ハム子、星いぶきの親子レスラーを広めていきたいと思います。そしてハム子さんが今日は喧嘩しないぞって言ってたんですけど、今朝、自分はハム子さんにイラついていました。明日はイラつきをぶつけたいと思います」と語ると、次に朝陽が泣き顔で話始めた。「今、凄く言いたい事があります。試合に関してもですけど、自分、いぶきと組めてるのは楽しいし、今日当たってくださったGEKOKU娘さんみたいに固定タッグとしてやっていきたいなと思っているし、組んで戦うことは凄い楽しいんですけど、一つだけ不満があります。いぶきと練習生時代が被っていた時期、自分は群馬からここまで来ないと分からない事がいっぱいありました。プロレスの事は自分から聞かないと教えて頂けない。自分がこっちに来た時にしか教えて頂けない事が沢山あったけど、その間にいぶは毎日隣にいるハム子さんに何でも聞けば答えてくれる。お母さんがプロレスラーだからプロレスもやらせてもらえる。自分も今プロレスさせてもらってるけど、プロレスラーになりたい、プロレスやりたいって両親に言って説得するまでに凄い時間がかかったし、プロレスどうしてもやりたいなら良いよって言ってもらったからっても、すぐプロになれたわけでもないし、通った時間、通った日も少ないから、習得することも時間がかかりました。そうやってレディースリングさんに取材されたとか、ハム子さんがお母さんだから、プロレスラーのお母さんがいるから良いかもしれないけど、自分だって、自分だって頑張ってやってるんです。(この時点で号泣)だけどそうやって、お母さんがプロレスラーだからっていうことを凄くずっと羨ましいと思ってます。自分だって、自分だって、ハム子さんの子供になりたい」とハム子に抱きつきに行く。それを阻止するいぶき。ハム子を挟んで3人がリング上でもつれ合う。周囲の選手は爆笑しながら3人を分ける。「朝陽、落ち着いて!ハム子さんの子供になりたいって言ったの?星朝陽になる?」と藤本。朝陽の横にちゃっかり座った世羅が「私の子供になる?」と尋ねるも、これには力一杯首を振り拒む。騒然とした空気の中、GEKOKU娘がマイクを持つ。苦笑いの妹加は「この雰囲気で何を喋っていいかちょっと分からないけど。なんか言いたい事あったけど、今のでぶっ飛んじゃった。お母さんは選べないからね」と朝陽に語りかけるが、藤本は「ちょっとそういうマイナスのこと言わないで。朝陽のお母さん素晴らしいのよ。蕨まで菓子折持ってきて、朝陽をよろしくお願いしますって挨拶にきてくれるし、本当に素晴らしいお母さんの元に生まれたんだから、あなたはラッキーだよ」とフォロー。妹加が「私だってお母さんプロレスラーじゃないからね。というかみんなお母さんプロレスラーじゃないから。みんな一緒だから。仲間だから。気にしないで、大丈夫。甘えたくなったらハム子さんの家に遊びに行かせて頂いたらね、でもいいとこばっかじゃないっていぶきが証明してるからね。あっごめん、誰の味方していいか分からない」というと「ディスり合いはやめましょう」と藤本。続けて妹加が「今日はGEKOKU娘で、下剋上では無かったけど勝つ事が出来ました。やっぱり隣がキューさんだからと私は改めて思いました」と語ると、弓李が「ね!でしょ?でしょ?でしょ?やっぱキューが一番なんだって。離れないためにはベルトが必要。ベルトを獲ろう!ベルトが欲しい!ベルトが欲しいの!分かった?」と妹加に迫る。圧倒された妹加が「はい…。ということで、また一緒にベルトを協力して挑戦しましょう。でもキューさんすいません、大阪はカードが決まってまして(弓李、ムっとして妹加の背中を思いっきり張り手。妹加、悶絶しながら)タッグじゃないからいいじゃん…。めっちゃ痛い…。絶対赤くなってる!もう喋れない…」と語ると、その様子を見ていた藤本が「アイスリボン愛の劇場」と突っ込み。ここで弓李がマイクを持ち「自分に話させて下さい。今日は19歳最後の試合でした。去年の誕生日にぎっくり腰になり、19歳は絶対ついてない年になるんだろうな〜と思ったら、アクトレスガールズの安納サオリとか、本間多恵とかいうヤツが邪魔して来て、ついてないと思って、でもこうして隣に戻ってきてくれて、終わり良ければ全てよしって事じゃないですか。だから幸せだよ、キューは…ん?どしたの?(背中を痛がる妹加)ハタチは絶対離れないでね。絶対邪魔者と別れて2人でベルトを巻こう」と語った強引に妹加の指を引き寄せ「ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本飲〜ます(と、妹加と指切り。しかし妹加が指を切ろうとしない。強引に切る弓李)指切った!ゆびきりした。裏切ったら針千本ね」とほとんど無理やり妹加との約束を結んだ。