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試合結果

不思議の国のアイス2017

2017年08月27日 開始時間 12時00分〜 / 開場時刻 11時30分



アイスリボン後楽園ホール大会
「不思議の国のアイス2017」
2017年8月27日(日)後楽園ホール
12時試合開始/11時00分開場
観衆 1047人(満員)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星ハム子(5分54秒 片エビ固め)星いぶき×
※スモーラリアット


いぶきにとって初の後楽園での試合はハム子との親子シングルマッチ。試合前、握手を求めて差し出したハム子の手をいぶきがパチーンと叩き返しスタート。先に仕掛けたのはハム子。タックルでいぶきを吹っ飛ばし、逆エビ固めに出た。ロープに逃れたいぶきはクロスボディ2連発、ハム子のダイビングボディプレスをかわしての高角度ボディシザース、コーナー2段目からのダイビングボディアタックを決めるが、2発目を狙ったところをデッドリードライブに取られてしまう。ラ・マヒストラル、エビ固めでハム子を丸め込みにいくいぶきだが、最後はエビ固めを潰され、立ち上がったところにスモウラリアットを浴び、カウント3を奪われた。

◆第2試合 朝陽デビュー戦 シングルマッチ15分1本勝負
○豊田真奈美(8分18秒 片エビ固め)朝陽×
※ムーンサルトプレス


5月Teens興行で直訴し正式に練習生となったゆうひ(仮)改め朝陽のデビュー戦。対戦相手は11月3日に引退を控えた豊田真奈美が務めた。豊田にとってはおそらくデビュー戦の相手を務めるのは最後であり、朝陽にとっては一生に一度のデビュー戦が豊田という最大級の抜擢となった。朝陽は果敢にエルボーを連打し、クロスボディを狙うが、これは豊田にキャッチされてしまう。ならばとドロップキックを連発、さらに串刺しドロップキックを連発と、ウエイトのハンディを蹴りの数でカバーしようと必死に攻めていった。しかし豊田の低空ドロップキックを胸に受け、更にコーナーからのミサイルキックを浴びてしまう。カバーに入った豊田だが、朝陽はカウント2で返す。さらにミサイルキックをもう1発決めカバーも再び返した朝陽。3発目からのカバーも返すと、豊田は4発目のミサイルキックをトップロープから放った。4度目のカバーに入った豊田だが、これも朝陽が返す。粘る朝陽に豊田は伝家の宝刀ムーンサルトプレスを敢行!さすがに返す力はなくカウント3を聞いた。しかし豊田相手に8分以上の攻防をみせた朝陽の健闘が光った。

〈試合後の朝陽〉


朝陽)引退される豊田さんに自分のデビュー戦の相手をして頂いて、本当に怖くて入場待ってる間も怖いし、でも気持ちで負けないようにって思ってました。デビュー戦の相手をして頂き本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。お客さんからの声援、エキシビションの時もお客さんからたくさんの声援を頂いて凄く嬉しくて、お客さんの声援が凄く力になるっていう事を自分は今までよく分かっていなかったんですけども、エキシビション含めデビュー戦でお客さんの声援を聞いて力になるっていう事を実感しました。最後、返せなかった事も凄く悔しいし、本当に試合してる間、凄く短くて、豊田さんと当たる機会はもう無いとは思うんですけども、それを分かっていたから最後まで頑張ろうって思って。当日迎えて最後返せなくて本当悔しいです。(今後は)ずっとお客さん、プロレスファンの方々の間で話題になるような有名なプロレスラーになりたいって自分の中で目標があって、今もそれは変わっていないので、プロレスファンの方々の間で話題になるようなプロレスラーになりたいです。なります。(目標とする選手は)アイスリボンの中で、自分がアイスリボンのプロレスサークルに通い始めてから、絶えずお世話になっている長崎まる子さん。練習からずっとまる子さんに教えていただいていて、ずっと大好きで、ずっと憧れています。

◆第3試合 3WAYタッグマッチ20分1本勝負
×松本都&葛西純(10分49秒 片エビ固め) 宮城もち○&世志琥
※ダイビングギロチン
※もう1チームは弓李&尾ア妹加


3チームによる3WAYマッチはスタートから選手が入り乱れる激しい攻防が繰り広げられた。そのカオスな戦いの中で、前日の道場マッチで世志琥狙いを宣言していた都が仕掛けていく。葛西と共にヤンキー座りを決め、世志琥を挑発。負けじと世志琥もヤンキー座りで中指を立てるが、ここにもちがセクシーポーズで割って入り、世志琥もそれに合わせてセクシーポーズを披露。都がたじろぐド迫力(!?)だ。GEKOKU娘も乱戦に加わるものの、カオスな試合に慣れている385都猿気違's、またもち&世志琥の壁は厚い。終盤、葛西が奮闘しGEKOKU娘、もちを次々と蹴散らすが、この葛西の奮闘にクレームをつけたのがパートナーの都。「私より目立つな」と葛西につっかかるが、葛西のソバット、ブレーンバスターを浴びてしまう。そして葛西は世志琥とのタイマン勝負に持ち込む。激しいエルボー、ラリアットの打ち合いの中、葛西が「お前の事が好きだった〜っ」と世志琥にキスを迫るが、世志琥が葛西をラリアットで吹っ飛ばすと、リング上に倒れている都をロックオン。コーナートップに立った世志琥は都から奪ったゴーグルをつけ、その場でY字バランスを決めるとダイビングセントーンを決め、続けてもちがコーナーからのダイビング・ギロチンドロップを決めてフィニッシュ。

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○KAORU(8分47秒 エビ固め) 藤田あかね×
※毒霧からのパワーボム


元祖ハードコアクイーンとして君臨してきたKAORUは、あかねにとっては目標であり、超えていかなければいけない存在。試合は両選手の希望でハードコア・ルールの一戦として行われた。開始早々にボードと黒バットの打ち合いを展開。さらにラダーを持ち出したKAORUが、最上段からボードを落とすが、これをあかねがセコンドの藤田ミノルから受け取ったアルミのごみ箱のフタでカバーするなど、凶器アイテムを使った攻防が繰り広げられる。さらにアルミのごみ箱をKAORUにかぶせたあかねは、バットで滅多打ちにすると、イスを持ち出し、その上に「火気厳禁」と記した鉄板を縦に固定する。この鉄板にKAORUをボディスラムで叩きつけようとするが、逆にKAORUにブレーンバスターで切り返されあかねが背中を鉄板に痛打してしまう。更にボードであかねを滅多打ちにし、ラダーを持ち出したKAORUが最上段に上がるが、あかねが追いかけ、今度はあかねがラダーの上からのブレーンバスター。更にリング上のイスにKAORUをボディスラム、変形バックフリップ、みかんでポンを決めたが、KAORUもイスの上へのエクスカリバー2連発で応戦。さらにKAORUはラダーからのヴァルキリー・スプラッシュを狙ったKAORUだが自爆。再びラダーに上がったKAORUを追いかけラダー上でもみ合う両者。しかしここでKAORUが毒霧を放ち、素早くラダーを降りたKAORUはラダー上で棒立ちのあかねをパワーボムで叩きつけカウント3を奪った。

◆第5試合 タッグマッチ20分1本勝負
○藤本つかさ&中島安里紗(12分44秒 たいようちゃん☆ボム)大畠美咲&水波綾×


WAVE、SEAdLINNNG、そしてアイスリボンと3団体で組まれたベストフレンズvsアビッドリバルの3番勝負。ここまでの戦績はアビリバの1勝1分け。ベストフレンズにとっては負けが許されない状況での最終決戦。序盤戦はアビリバの連係がベストフレンズを上回り試合を優位に進めていった。大畠は中島、水波が藤本を標的とした攻撃も決まりベストフレンズを追い込む。しかし、1戦ごとにベストフレンズも確実に調子を上げてきていた。特に第1戦でフォール負けを喫した藤本の表情の変化がそれを如実に表していた。そして藤本を徹底してフォローしてみせた中島。お互いを信じているからこそのベストフレンズらしい動きが徐々に試合の流れを押し戻していく。最後はホットリミットを狙って水波が藤本を担ぎ上げたところを中島がカット。ベストフレンズのダブルトラースキックから何度も何度も水波を押さえ込む。さらに中島のドラゴン・スープレックスから藤本のビーナスシュートが水波を捉えカバー。これは大畠がカットに入ったが、その大畠を中島が牽制する間に、藤本が水波をたいようちゃん☆ボムに決めフィニッシュ。その瞬間、左手を突き上げ勝利の喜びを爆発する藤本。アビリバとの3番勝負は1勝1敗1分けに終わったが、藤本にとってはそれ以上に価値のある1勝だったようだ。

〈試合後のベストフレンズ〉


藤本)今年の夏は私にとって辛い夏でした。負けて、負けて、負けまくって、パートナーに張り手されて、ああもう誰も自分の隣に立つ人はいないのかなって思ったりもしたんですけど、あの張り手の意味はそうではなくて、「お前もっと出来んだろ。何一人で背負ってるんだよ」みたいな感じだったんでしょ?
中島)そうだよ。本当負けて負けてってベストフレンズの負けだから。私はそんな藤本つかさ、もう二度と見れないと思うので、こうやって、そういう時を一緒に過ごせた事がベストフレンズにとってもプラスになると思うし、今日三番勝負終わりましたけど、終わったって事は、また何かが始まるっていう事だと思ってるので。まだまだここから。
藤本)そうね。ベストフレンズまだまだここからだね。本当に。普段言わないけど安里紗がいて良かった。
中島)なんだよ、やめて!
藤本)文体とか自分のそういう、キーとなる試合の時に、いつも隣にいて、ベストフレンズっていう名前でからかわれたりもしますが、本当になったんじゃないかなと思います(と涙ぐむ)。
中島)そうね。泣かないで。
藤本)泣いてないし。
中島)泣くなつっか!
藤本)泣いてないし!
中島)泣いてる。つっかが〜(笑)。
藤本)(涙の意味は?)
嬉し涙なのか、試合が終わって安堵した涙なのか、終わった後に隣に誰かがいるっていう安心なのか、まだまだここからですけどね。泣いたところでこれからもアイスリボンが続いていくし、このあとセミとメインが待っているので期待してます。(今後のベストフレンズのテーマは?) 女子プロレスブーム再来ですかね。タッグの筆頭となっていきます。今は空も飛べるので私は。怖い物なしです。羽根生えました!見えました?見えてない人は結構ヤバイんですよ。大丈夫ですか?心が病んでる人には見えないんですけど。(今回の三番勝負を振り返って)やっぱり試合に向けてメンタルってプロレスラーにとって大事だなと思って、これがもしシングルだったら私は間違いなく3連敗していたと思います。だけど隣にベストフレンズがいてくれたおかげで持ち直せた。分かりやすい三連戦だったと思います。だから皆さんには人間ってこういう風に心のモチベーションを上げて行くんだなっていうのを生で見せてしまったと言うか、見せられたのかなと思います。人は一人じゃ生きていけないんだっていうことを、私を通して分かっていただけたんじゃないでしょうか?

◆第6試合 イリミネーション8人タッグマッチ 時間無制限完全決着
長崎まる子&テキーラ沙弥&松屋うの&トトロさつき vs 華DATE&法DATE&直DATE&華蓮DATE

○長崎(0分48秒 片エビ固め)華×
※キャット空中ニャン回転
○華蓮(2分24秒 カサドーラ)松屋×
○直(5分20秒 ギブアップ)トトロ×
※変形ヨーガアームロック
○沙弥(5分34秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)直×
○法(7分28秒 体固め)沙弥×
※カルーリカ・ダブルハイ
○長崎(8分14秒 猪突猛進)華蓮×
○長崎(12分09秒 まるコロリン)法×

※オーバーザトップロープルール不採用。
※選手は負け抜けでメンバーは0人になったチームが負け





アイス新世代軍vsTeam DATEの4対4イリミネーション戦は、オーバー・ザ・トップロープが認められない完全決着ルールでの一戦として行われた。先に入場してきたTeam DATEの華は直におぶられてリングへ。左足を引きずっていた。試合2日前の格闘技の練習中に左足を痛めたが、華本人の意思で決着のリングに立った。しかしそのような状態では試合にならず開始早々、他のTeam DATEの3人を場外に蹴散らしたアイス新世代軍が、華をコーナー下に寝かせると、沙弥がムーンサルトプレス、まる子がトトロをファンタスティックフリップで叩きつけ、最後はまる子がキャット空中ニャン回転を決め、わずか48秒で華を下した。勢いづいた新世代軍だがTeam DATEも負けてはいない。華蓮がうのをカサドーラでフォールし、続いて直がトトロから変形ヨーガアームロックでギブアップ勝ち。逆に残り人数が3-2で優位に立った。ここで沙弥が直をグラン・マエストロ・デ・テキーラに決めるも、法がカルーリカ・ダブルハイ(=ハイキックの2連打)でフォール。新世代軍はまる子1人となってしまった。法、華蓮2人がかりでまる子に攻撃を仕掛けるが、まる子も2人相手に奮闘。華蓮のドロップキックを法に誤爆させると、華蓮を猪突猛進で丸め込み、法との最終決戦に持ち込んだ。猪突猛進を切り返してサッカーキック、ミサイルキック、さらにヨーガアームロックと攻めに出た法だが、まる子は猛スピードで応戦すると、リバースまる投げ、通常より高い位置で抱えての高角度まる投げと繋ぎ、再びキャット空中ニャン回転を仕掛ける。これは法にかわされたものの、ブリッジの効いた法のブレーンバスター・ホールドをしのいだまる子は、法のミドルキックをかわすと、その蹴り足を抱えてのまるコロリンを決め、カウント3を奪取。まる子に駆け寄る新世代のメンバー。4人で勝ち名乗りを受け花道を引き揚げた新世代軍だが、再び入場ゲートからリングに向かうと、その手にはアイスリボンのジャージが。Team DATEの4人の前に立つと、そのジャージをTeam DATEに手渡し握手を交わした。



〈試合後のアイス新世代軍〉
まる子)やっと勝てました。
(華のケガに関しては)
今回は対抗戦だったし、ノータッチルールで完全にチームワークが勝ってるこっちのチームが勝てるルールだったのですけど、やっぱりこの後ちゃんと…不調か怪我か分からないですけど、しっかり治して一騎打ちしたいです。
(最後にジャージを渡したのは)
今までずっと戦ってきて、負けてたんですけど、自分のプロレスに対する気持ちを更に高めてくれたのはあっちですし、最初は認めてなかったですけど、やっぱり戦い方とかプロレスに対して真摯に向き合う姿勢が見えたので、じゃあ、これ渡すからもっと頑張れよというので渡しました。今後やっぱり(Team DATEが)格闘10年やってようが自分がプロレスの先輩なので、そこは負けないようにぶっ潰して、戦うならぶっ潰していきます。
沙弥)アイスリボンは団結力、団体力を掲げてますし、だからそのアイスリボンの中で分裂があるっていうのもなんですから、みんなでまとまっていけたら良いなと思っていたし、その気持ち、向こうのTeam DATEもきっと同じだと思うので。これからはアイスリボン一丸となって上にいけたらいいなと思います。そして私たち4人の団結力はもっと強まったと思うので、これからも切磋琢磨してやっていきたいなと思います。
うの)完全決着という事で、最後まる子さんがスリー取ってくれました。自分は、あまり目立たない存在というか、最近はちょっと目立つところが無かったけれども、いぶきとのシングルで勝って、自分で掴んでこの後楽園ホール大会で4対4の対抗戦に出ることが出来ました。チームとしてTeam DATEには勝ったけど、自分自身は色々課題がありますし、Team DATEの新人にも負けないように、これから向上していって、新世代として戦力になれるように磨き上げたいと思いました
トトロ)Team DATE、自分より1ヵ月後にデビューしたんですけど、正直凄く強くて、特に4人の中でも一番意識しているのは直DATEかなと思ってます。今日もチームでは勝ったんですけど、ギブアップを取られてしまったので、これからは敵ではなくてライバルとしてまた試合したいです。

◆第7試合 ICEx∞選手権試合30分1本勝負
[王者]○世羅りさ (16分09秒 片エビ固め) 雪妃真矢×[挑戦者]
※ダイビングダブルニードロップ
※第24代王者5度目の防衛に成功


「私が隣にいない時のユキは弱い」という世羅の言葉に雪妃が反発。両コーナーに分かれて戦うことになった世羅と雪妃のアジュレボ対決は、後楽園ホールメインでICE王座を賭けての大一番になった。先に仕掛けたのは雪妃。これまでの前哨戦でもみせていた世羅の膝への攻撃がスタートから爆発。徹底した膝攻撃で、反撃に出ても膝をカバーしながら苦痛の表情を浮かべる世羅。世羅の攻撃にも必死に耐え、なおも膝への集中攻撃。そして初公開のキャプチュードを3連発で決めるなど、世羅と互角以上の攻防を繰り広げた。しかし世羅は鬼神の表情で持ち前のパワーで対抗する。強烈なしゃちほこ逆片エビ固め、エアーズロック、エアーズロックU、さらに雪妃が三角絞めに決めたところを担ぎ上げ、豪快なスパイラルボムで叩きつける。カウント2で返した雪妃だが、直後にダイビング・ダブルニードロップを浴び起き上がることは出来ずカウント3を聞いた。試合後マイクを手にした世羅は「無事V5達成しました〜!!初戴冠の時は初防衛戦で負けてしまって情けない自分でしたが、1年後はこうしてV5。このベルトを巻いたおかげでここまで成長出来たのかなって思います。そして雪妃!ユキちゃんの存在がやっぱ一番大きかった。シングルのベルトは私がずっと守り続けるから、次はタッグのベルト、2人で狙おう」と雪妃にマイクを渡す。雪妃「全然獲れなかった〜!獲れる気がするなんて大口叩いて、自分を鼓舞したんですけど全然獲れなかった〜。でもアジュレボは絆を深まりましたでしょうか?(観客から拍手)じゃあベルト獲れ無かったけど良しとします。また私がシングルを狙う時には皆さん応援よろしくお願いします」と語りリングを降りる。そして世羅は「無事防衛出来たという事で、ここで私から皆さんにちょっとした重大なお知らせをさせて頂ければと思います。私の重大なお知らせはこれだ!!(会場のスクリーンに「11月14日(火)世羅りさプロデュース興行第4弾開催決定!!「ラストデスマッチ」in後楽園ホール。メインイベント 60分アイアンウーマンデスマッチ 世羅りさvsX」の告知が出る)ビックリしました?ちょっとけじめをつけようと思って、ここ後楽園ホールで、あのデスマッチが帰って来ます。今までの全部使ってでも、この後楽園ホールめちゃめちゃにしてやりたいと思いますので。それと恒例の携帯破壊。誰になるかな?社長も覚悟しといて下さいよ。皆さん是非11月14日も後楽園ホールにお越し下さ〜い!!

〈試合後の世羅〉
世羅)無事V5ということで、なんか、なんだろうな、今まで戦った中ですっげー精神的に追い詰められてたなって思います。もちろん肉体的にもなんですけど、やっぱパートナーだからこそ分かってる弱点っていうんですかね?膝を徹底的に攻められて、なんか大切なパートナーを越えるっていう大変さを思いました。でもどうしても勝って発表したかった事もあったし、アジュールレボリューションをこれからも2人で盛り上げていく為には私がベルトを持ってないとって思ったんで、防衛出来て良かったって心から思います。最後火事場の馬鹿力みたいなのが出たのも相手が雪妃だったからだなって、絶対負けたくないって気持ちが凄い出ました。そして11月14日は、けじめをつける大会として後楽園ホールという場を用意してもらったので、絶対に成功させたいし、私史上最高のデスマッチをしたいと思ってますので、後楽園ホールがどこまで許してくれるのかは分からないですけど、ギリギリにラインまで攻めて、私らしいデスマッチで終えたいなって思います。
(もうデスマッチは最後?)
そうですね。ひとつの区切りとして後楽園ホールやりたいなと思ってましたので。でも引退と言いつつ続けてらっしゃる方もいると私は聞いておりますので、辞める辞めると言いつつ、もしかしたら続けるのかな…いや、こんなこと言っちゃダメですね、やる前から。けじめとしてラストデスマッチと銘打ったからにはやりたいと思ってます。デスマッチファイターになりたいと言いつつも、年一回しか出来ないような私は名乗れないなと最近思って、どこまでプロレス人生があるかも分からないので、元気なうちにきっちりけじめをつけたいなと思ったので、けじめつけます。
(雪妃戦を振り返って)
あまり覚えて無いというか、凄い膝が痛かった覚えがあって、その膝の痛みすら、雪妃の愛を存分に受けたなって思います。今もまだ痛みますけど、これが雪妃の愛だと私は受け止めて、タッグチームとしてベルトを巻くまではお互い高みを目指して行くつもりなので、今日でユキちゃんとの絆は富士山越えたぐらいまで深まったなと思います。
(蹴りを浴びまくっていたが)
ボコボコ蹴られてましたね。でも蹴りの選手って…あんまり頭を蹴るって、ちょっと信頼されてるのかな?って。私ドMじゃないですか(笑)だからある程度の信頼はされていて、あそこまでボコボコ蹴ってくれてるんだろうなって思ったので、それも雪妃の愛を私はちゃんと受け止めたよって、控え室帰ったら言ってあげたい思います。
(今回のメインはいろんな状況でプレッシャーではなかったか?)
相当プレッシャーではあったんですけど、私以上に雪妃の方が悩んで悩んで悩んでの子なので、そんな雪妃を見てたら私がしっかりしないとなって思って、この状況で私でよかったなって思います。自意識過剰じゃないですけど。

〈試合後の雪妃〉
雪妃)シングルのベルトは遠いなと思いました。獲れなくてすごい悔しいけど、でもスッキリしました。何かが世羅さんと食い違ってたらしい、どうやら私の思ってたことと、世羅さんの発言と私がそれで卑屈になって取ってた部分が相当食い違いがあったらしく、でも結果、そこからこのシングルをやってよかったなと思います。どうやら絆は深まったのかなと思うので、やっぱタッグのタイトルに向けてかなって思います。
(今日の戦力は)
本当に最初から最後まで、前哨戦の時から考えてたのは、とにかく膝を止めて、足を止めて頭部を狙うしかないと思ってたので、世羅さんみたいにパワーも無いし、翻弄出来るようなスピードも無いので、足を。ギブアップは取るのは相当難しいけど、でも足をちょっと止めて、頭飛ばす事は出来るかな?という計画だったけども、やっぱり王者は王者だなと思いました。でもますます、なんて頼りがいのあるパートナーだろうと思って(笑)もちろん自分が勝つつもりで、組んでる時も自分が勝つつもりでいるんですけど、どうぞ、どうぞってなっちゃう気質なので。もうちょっと前に出ようかなって気になりました。
(初めて後楽園でシングルでのメインだったことは)
それがですね、私、初メイン、シングルで初メインのプレッシャーが大会が近付くにつれてゼロになりまして。緊張もゼロで、今日。不思議すぎて自分でも。今まではもうガタガタガタガタって震えて裏で入場を待ってたんですけど、決まった時は絶対嫌だ、絶対嫌だ、メイン怖い怖いってなってたけど。元々ホールが苦手で、聖地が怖くてしょうがなかったんけど、最初からもう楽しんでボコり合うぞって言うつもりでいたからか分からないけど、緊張とかじゃなかった。あと凄いお客さんが応援してくれる声も聞こえて嬉しかったです。怖く無くなりました。楽しめました。楽しんだけど最後の方辛かったな。何かが起きてドーンってなって、私の記憶はゼロです。私のHPは。
(世羅は)
強い。けど嬉しかった。楽しかったです。やって良かったと思います。見てた方とかもそう思ってくれると良いなって思いますし、対決して良かったねって思ってくれるといいな。
(今後のアジュレボは)
どうなんでしょう?私世羅さんの考えてる事って本当にイマイチ分からないので。分からないけど分からないまま、とりあえず放置してるんですよ、いつも。なんか考えてること分からないけど、とりあえず横にいるみたいな。だからそのスタンスは変わらないんじゃないかな。

【エンディング】
まずは藤本が観衆を発表。続いて藤本、もち、沙弥、華蓮 DATEの4人がテレビドラマ『全力失踪』(9月3日、22:00〜、BSプレミアム)で”女優デビュー”を果たした事を報告。そして次回の10月29日の後楽園ホール大会で新たにデビューする新人でイタリアと日本のハーフでもあるグロリア(仮)を紹介。最後は世羅がマイクを持ち「プロレスでハッピー!アイスリボン!」を決めると、サインボールを客席に投げ、夏の後楽園大会を終えた。



■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so32597550
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so32597552
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