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試合結果

Xmasリボン〜アイスリボン774

2016年12月24日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



「Xmasリボン〜アイスリボン774」
2016年12月24日(土) アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時30分開場
観衆:133人(超満員札止め)

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
×弓李&松屋うの(11分47秒 体固め)尾崎妹加○&テキーラ沙弥
※アルゼンチンバスター


今年最後の道場マッチは『Xmasリボン』として行われた。オープニングマッチは大晦日の若手6人タッグの前哨戦。「自分が若手を引っ張っていく」と熱い決意を語った弓李は入場式で保育士の専門学校に合格を報告するなど、心身共に好調ぶりをアピール。試合でも関節技をメインとした軽快な動きをみせる。また弓李のパートナーのうのもコーナー最上段からの脳天唐竹割りのチョップを決めるなど、試合の流れは弓李チームがモノにしていたが、妹加、沙弥も粘る。最後は弓李と妹加の攻防となり、ここでも弓李が主導権を握っていたが、妹加がカウンターのラリアットをヒットさせ、アルゼンチンバックブリーカーからアルゼンチンバスターを決め、弓李からカウント3を奪取し逆転勝ちをモノにした。試合後、敗れた弓李は「最近、全て上手くいっていたのに、妹加ちゃんにへし折られました。油断大敵、落とし穴ってこういう事なんだなって反省しました。でも、乗りに乗っているのは自分です(妹加を指差して)後楽園覚悟しとけ」と好調ぶりをアピールすると、うのも「最後、弓李さんをサポート出来ずに負けてしまいました。でも新しい技と攻撃も増えて、私も乗りに乗っているかなって思ってます。後楽園ホール大会ではテキーラ沙弥をぶっ倒したいって思いました」と続くが、沙弥は「あんな新しい技なんて、何の効き目もないですから。コスチュームのカラー的には今一番、乗りに乗っているは私じゃないかと。クリスマスカラーのコスチュームなので。年中クリスマスなんですが。自分はスリム美人枠でオファーが来るくらい、ちょっと乗りに乗っているので、後楽園ホールは私が頂きたいと思います」と自分こそが絶好調とすれば、妹加も「私も今、乗りに乗っていると思います。私も歌好きなんですよ(と一節熱唱)。もう一度言います!乗りに乗っているのは私です」とコメント。4選手が後楽園へ気合を入れれば、藤本から急遽「21日のシードリングで私にドロップキックをしてきた(マーベラスの)新人の桃野美桜を(このカードに)ぶっ込みます。なので(6人タッグではなく)7WAYイリミネーションとします。その方が誰が一番目立つかも分かりやすいので、本当に誰が一番乗りに乗っているかの勝負です」とマッチメイクが変更された。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
星ハム子&○宮城もち(10分50秒 片エビ固め)松本都×&長崎まる子
※ダイビングギロチンドロップ


大晦日の後楽園ホールでアビリの持つリボンタッグに挑戦するらぶりーぶっちゃーずにとって、この一戦がタイトル戦前最後のタッグ戦。癖の強い都が相手チームにいる為、なかなか自分たちのペースで試合をコントロールする事が出来ない。しかし都&まる子はタッグとしては、連係もタッチワークもちぐはぐなまま。終盤らぶっちゃは都に的を絞ると、息の合った連係を駆使。最後もハム子がブロックバスターで都をマットに叩きつけると、そのタイミングに合わせてもちがコーナーからのダイビングギロチンを決めてフィニッシュした。試合後、「(藤本に歌歌えと無茶ぶりされて、仮面ライダークウガの主題歌を一節歌う)今日は都さんとタッグでどうなることやらって思ったら、試合中に歌い出して、(2人でのマンマミーアを強制させられ)人の体力というものを考えてほしいなと思ったんですけど、年末に向けて、トライアングルに向けて、ああいうときでも疲れないように体力つけようと思います。」とまる子。フォール負けの都は「今日はパートナーがダメで負けましたけど、ああいうところでも元気に歌ってくれないと、プロレス、わかってないなって思うんですけど、後楽園は葛西さんがパートナーなので、こんな心配はないと思います。今日も紫雷美央には15回ぐらいブスって言われて、そのたびに恨みがたまっていくんですけど、向こうは素人なので、手が出せないので、これはタンクに全部やります。」と改めて打倒!タンクを宣言。勝ったハム子が「まる子も私たちもタイトル戦を前に、最後の道場マッチに都が(自分たちのカードに)いるっていう、すごい試合だったんですけど、ある意味、精神面が鍛えられたかなって。まる子も都に振り回されてたらダメだよ。そういうところも勉強したほうがいいと思う。」と語れば、もちは「道場マッチの最後としては私たちにとっては(相手は)役不足かなって思うんですけど、私たちはまた新たにいろんなものを確かめ合えたと思うし、私が後楽園ホールにもっていくのは星ハム子が隣にいるという自信です。星ハム子が私の隣にいればだいじょーぶ!」とらぶっちゃの絆をアピールした。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&○雪妃真矢(11分14秒 片エビ固め)柊くるみ&235×
※スノウトーンボム


ICE×∞トーナメント決勝で当たる可能性のある藤本とくるみがタッグで対した。また後楽園で七番勝負最終戦として、高橋奈七永と対戦する雪妃にとっても、くるみのパワーは仮想・奈七永とも捉えられる。いざ、試合が始まると、兎にも角にもくるみのパワーが凄まじい。藤本、雪妃を真正面から蹴散らすばかりでなく、横からの動きにも応戦し、逆に豪快に相手を吹っ飛ばしていく。全身を使ったそのド迫力パワーの全開ぶりに苦しめられた藤本&雪妃だが、最後は藤本とくるみが場外でもみ合う間に、雪妃が235を捉え、蹴りの連打からスノウトーンボムで勝利を奪った。敗れた235は「後楽園は自分のデビュー記念日なので、そこで巻き返したいと思います。」とコメント。くるみは「タッグとして負けてしまったんですけど、そんなことは気にしません。自分は自分らしく人をぶっ潰して、ぶっ倒して粉砕するだけなんで、後楽園ホール、自分はますます楽しみになってきました。自分らしく、粉砕して、粉々になるまでやってやろうと思います。」と語った。このくるみの発言に藤本は「くるみってスゲーなって。ただ今日、試合をしてくるみの弱点を見つけましたので、くるみが上がってこようが、世羅が上がってこようが、勝つのは私です。」とニヤリ。最後に雪妃が「アイスリボンの4強のうちの2人である藤本さんとくるみさんの前哨戦だったんですけど、添え物になるのは嫌だったので、自分で図々しく勝ちを取りにいけて良かったと思います。」と奈七永戦に弾みをつけた。

◆第4試合 ラビット美兎ラストリボン
シングルマッチ20分1本勝負
○つくし(15分24秒 タイガー・スープレックス・ホールド)ラビット美兎×


団体の垣根を越えてのタッグチーム"春兎"としても活躍してきたつくしとラビット。28日のJWP後楽園大会で寿引退となるラビットが、アイスでのラストマッチの相手に指名したのも、そのつくしだった。試合はこの2人ならではの動きの早い攻防となり、飛び技、変化技、返し技とスリリングな技の応酬が繰り広げられる。前半はラビットが、中盤はつくしが盛り返し、最後はダイビングフットスタンプから、タイガースープレックスを決めたつくしがフォール勝ちで熱戦に終止符を打った。試合後、笑顔でラビットに駆け寄ったつくしはラビットの健闘を称え、観客の声援にも2人で手を挙げて応えた。試合後、美兎は「最後の参戦でつくしさんとシングルができて、本当に良かったです。実は自分がデビューして初の他団体参戦がここ(の道場マッチ)なんですよ。だから引退前の最後の他団体がアイスリボンで本当に良かったなと思います。残り1試合、引退試合のみとなりましたが、最後まで美兎らしく頑張ります。」と引退試合への決意とアイスリボンへの感謝の意を述べると「アイスリボンで美兎のコールを一番目の前で見たかったので、(今日は)つくしを先入場にしました。こんなに慕ってくれる後輩は初めてで、アイスリボンでつくしさんと最後に対戦したいって言ってくれて、本当に心から嬉しかったです。美兎のことが大好きです!」と語ったつくしは、ラビットへの手紙を読み、「来年は一緒にお酒を飲みにいきましょう!」と花束を渡すと、最後の円陣もラビットといっしょに笑顔で締めた。





■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so31912539
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)