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試合結果

アイスリボン730

2016年06月11日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時30分



アイスリボン730
2016年6月11日(土)
アイスリボン道場
14時00分開始/13時30分開場
観衆:104人(満員)

◆エキシビションマッチ3分間
星ハム子(0-0)宇野(仮:練習生)


前回初エキシビションを行った宇野。今ひとつインパクトを残せずに終わったが、この日は大先輩のハム子に対しスタートから積極的に攻めにいく。タックルの仕掛け、エルボー、そして逆エビには逆エビと間合いを空けることなく、そして常に声を出しながら攻め続ける。最後も丸め込みを連発してのタイムアップ。前回の反省か、別人のような動きをみせた宇野に対して、ハム子は「練習生の宇野いいよ。あたし好き!宇野は若くもないし、可愛くもないし、でも背はすごい高いし、何よりも奇声が良いよね。変なところで叫ぶじゃん。ここ叫ぶ?みたいな。ビックリしたけど。エキシビションは出来なくて当たり前だと思っているの。気持ちでどれだけ先輩に向かって来られるかが、すごい大事だと思っていて。宇野はすごい気持ちを持っているし、歳だから焦っているかもしれないけど、早くデビューした方がいいんじゃないかなって思うんだよね。つっか」と藤本に宇野のデビュー戦を促す。「デビュー戦の相手をやりたそうな顔してますね」と笑む藤本に「そりゃあ、あたしは世羅のデビュー戦もして、まる子のデビュー戦もしてますからねえ」とハム子。藤本が「北沢どうしよう?実は文体でデビューしなよって言ってたんですけど"自分なんて"って(宇野が)言って。たぶん宇野さんはこの日だと決めてあげないとダメなタイプだと思うんです」と語り「6月25日北沢タウンホールで、宇野さんデビュー決定します。対戦相手はハム子さん、あと沙弥、同期になるんじゃない?なので、ハム子さんと沙弥の道産子タッグで、宇野さんと…怪物・柊くるみで」とデビュー戦を決めた。「いいですねえ!決定?やったー!」とハム子も自分のことのように喜びを語った。

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○雪妃真矢(5分27秒 エビ固め)テキーラ沙弥×
※雪の結晶


沙弥がデビュー直後の大阪、博多、広島でシングル3連戦を行った雪妃。約3ヵ月ぶりのシングルマッチ。いきなり先制のドロップキック、クロスボディを決めていった沙弥だが、雪妃のサイドキック2連発を浴び、ダメージのある状態でこの試合で2回目のドラゴン・スリーパーでスタミナを奪われ、沙弥を抱え上げた雪妃が前方に叩き落とす"雪の結晶"を決め、一気にカウント3。結果的に雪妃が沙弥に何もさせずに完勝だった。試合後、沙弥は「ユキさんとはエキシ含め、やらせて頂いていたんですが、いつも良い所を見せられずやられっ放しで、すごく悔しい。いつも負けているから(座談会で)一番最初にしゃべるのも悔しい」と語り、雪妃も「シングルは4回目。この中で一番シングルやらせて頂いているのは沙弥だと思うので。これからもたくさん試合をやっていきたいと思います」と語った。そして藤本から、7月3日後楽園大会で雪妃の7番勝負5本目として、雪妃真矢vs松本浩代が行われることが発表された。

◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
○チェリー&藤田あかね(11分21秒 ギブアップ)星ハム子&235×
※腕固め


北海道から帰って来たハム子が約1ヵ月ぶりに道場マッチに参戦。気合十分のハム子は開始早々のあかねとのタックル合戦に打ち勝ち、動きの良さをアピール。中盤以降はパートナーの235をアシストする動きを随所にみせた。ハム子のアシストを受けた235だが、チェリーのラフ攻撃、あかねのパワーに苦しみつつも、チェリー相手にグランドでの関節技を仕掛けるが、これを関節技で切り返したチェリーはグランド対決。235の攻撃をすべて切り返しての関節技を決め235を圧倒。またチェリーはハム子に対しては相撲対決を仕掛けておきながら、突進を肩すかしに決めるなど、老獪な試合運びをみせ、最後は235の腕を決めながらグランドでローリングし、アームバーで絞め上げて勝利を飾った。試合後「今日は久しぶりのハム子さんとのタッグで、良いところを見せようと思ったんですけど。やっぱりチェリーさんには敵わず。最近落ち込んでいるというか、暗くなっちゃうので、明るく頑張りたいと思います。努力がまだまだ足りてないので、努力して頑張ります」と語る235に対して、チェリーは「235ちゃんは空回りしている所がありますね。さっきも良いところを見せようと思ったとか、記者会見とかでも、この中で一番目立つとか言っているんですけど、私、いつもすごく違和感を感じていて。だって235ちゃんはそんな風に全然、思ってないから。それが透けて見えて違和感を感じるんです。だって235ちゃんは、235の試合を観てお客さんに元気になってもらえたら良いなとか、お客さんが勇気をもらって帰ってくれたら良いなとか思っているのに、なんかいつも違うことを言っているように見える。今、柔術をすごい頑張っているから、それをもっともっと頑張って。お客さんがふみちゃんの試合観て元気になったよとか、235のプロレス面白いって言ってもらえるようになるまで。柔術頑張って練習してください」と苦悩する235に対して的確なアドバイスを送った。これを聞いていた藤本は「チェリーさん、もしよろしかったら、北沢タウンホール大会で235とシングルマッチをしていただけないでしょうか?」とリクエスト。快諾したチェリーは「じゃあ、せっかくふみちゃん、今柔術をやっているので、オンリーギブアップマッチとかはいかがでしょうか?」と235の土壌での試合を提案。「チェリーさん、よろしくお願いします」と頭を下げる235。チェリーは後楽園への出場も打診され、これも快諾した。また「葛西がらみのハードコアリボン」と内定しているあかねが「北沢、私のカードはまだですか?」と迫ると、都があかねに接近し「葛西さんといったら、私が専属パートナーなんで。胸貸してあげてもいいですよ」と葛西のパートナーとしての参加を表明。これをあかねが受け、試合はあかね&Xvs葛西&都のハードコアに決定した。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
○世羅りさ&弓李(14分10秒 片エビ固め)藤本つかさ&長崎まる子×
※ダイビングダブルニードロップ


7月3日後楽園ホール大会でICE×∞王座を賭けて戦う世羅vs藤本の前哨戦。世羅のパートナーに弓李、藤本のパートナーにまる子が入ったことで、6月25日北沢でのシングル、7月3日後楽園でのトライアング選手権での前哨戦にもなった。世羅と弓李は、共に22代王者でもあり、青コーナーの2人にベルトをアピールするなど、試合前から心理戦に出る。試合においても世羅のパワーと弓李のスピーディな動きがスイングし、王者チームの調子の良さを感じさせた。一方の挑戦者チームは、藤本は心理的な揺さぶりを含めて、世羅、弓李に対して仕掛けをみせたが、この日はパートナーのまる子の動きが波に乗れないまま、最後は世羅のコーナー最上段からのダブルニーでフォール負けを喫してしまった。 試合後、弓李が「今日、初めて第22代チャンピオンタッグ組ませて頂きました。今日まる子、すごいボーっとしていて、7月3日、そんな感じでボーっとしてたら防衛しちゃいますよ。まだ推薦者が決まってないですけど」と語ると、藤本が「まる子も前に出て」と弓李とまる子を並んで座らせると「トライアングルリボン選手権、推薦者、清水愛」と発表。一瞬、表情を失っていた弓李とまる子が「清水愛さんってあの、元東京女子プロレスさんの?」(まる子)「清水愛さんって、あの声優の?」(弓李)「ロープの上を歩くエヴァンゲリオン?」(まる子)「とっとこハム太郎のヒトミちゃん2代目ですよね?」(弓李)と藤本を質問責めにした後、2人で意気投合し「頑張ろう」と握手。思わず藤本から「あんた達、敵同士だからね」と突っ込みが入るが、思いもよらぬ清水愛の参戦により、今までと異なるトライアングルリボンの風景が見られることになりそうだ。そして世羅が「つっかさん、今日の夜ハワイに行かれるって聞いたんですけど…(弟の結婚式で行くことを聞き)弟か…世羅、ココナッツが好きなんですよ。だからココナッツをお土産に買ってきてくれるか、くれないかは…あなた次第です。つづく」といつもの調子で下がろうとするが、「ちょっと待って」と引き止めた藤本は「私、今日のタッグマッチ、特に弓李と対戦して、世羅りさ対策を思いつきました。弓李ありがとう。あなたの弱点を知りました。ダイビング・ダブルニーねえ〜。つづく。そしてもうひとつ。なんで、7月3日後楽園と言う舞台で、私があんたに挑戦するか?その意味をもう一度考えてください。ただ挑戦するんじゃないからね。意味を自分なりに考えて後楽園に挑んでください」と逆心理攻撃を仕掛けた。果たして、藤本の発言は何を意味するのか?前哨戦は・・・つづく。

◆第4試合 次期タッグ挑戦者決定戦出場枠争奪4WAY時間無制限
大畠美咲 vs 松本都 vs つくし vs 宮城もち

○大畠美咲(6分55秒 レッグロールクラッチ)松本都×
※松本都のみやここクラッチを切り返し

○松本都(9分15秒 エビ固め)つくし×&宮城もち×
※でんでんむしを宮城もちにかけたつくしごとダブルフォール


前回の道場マッチで、7月3日後楽園ホール大会での次期タッグ王座挑戦者決定戦に名乗りを挙げた都、つくし、もち、優華の4選手(4チーム)から決定戦に出場する2チームを選ぶ為に、4選手による勝ち抜け4WAYマッチとなった。先に勝った2選手が後楽園での決定戦出場を果たす。しかし優華が体調不良による欠場となり、代わって優華がパートナーを希望していた大畠が代打出場となった。試合は序盤は、都を無視して3人で試合開始となるが、徐々に都がちょっかいを出す事で、試合は4選手が絡み合う目の離せない展開となった。。乱戦の中、大畠がみやここクラッチを切り返してのレッグロールクラッチで勝ち抜け。残り3人の攻防では都を蹴散らし、つくしvsもちの展開へ。この日から新コスチュームのつくしが素早い動きで勝負に出るが、つくしの動きを上手く利用したもちが切り返し技で応戦する一進一退の攻防。しかし、もちにウラカン・ラナをキックアウトされたつくしが、でんでんむしを仕掛けたことろで、それまでコーナーでうずくまっていた都が動いた。つくしが最後のブリッジに入ったところを狙ってつくしを丸め込むと、もちも一緒に押さえ込み、まさかのカウント3奪取。唖然とするつくし、もちを尻目にリング上を駆けまわる。その様子を苦虫を潰したような表情で眺める大畠。座談会で大畠は優華、都は葛西をパートナーとして発表し、異色のタッグ戦が次期リボンタッグ王座挑戦者決定戦として行われることになった。
試合後、藤本に「勝ってたら、誰をパートナーにしてましたか?」と振られたつくしは、「自分の同期、柊くるみ。くるみがやっと復帰してくれて、組むのがすごい楽しくて、くるみの隣にいたいと思ったので」と語ると、藤本は「タッグの前につくし対くるみ、シングルやりません?」とつくしに尋ねると「やりたいです!」とつくしは即答。藤本は「後楽園ホールでつくし対くるみのシングル組みます」と決定。"THIS IS ICERIBBON"と言われたつくしとくるみのシングル対決が実現する事になった。また都に負けて怒り心頭のもちは「先週ドロー、先々週まさかの敗北(=実際3週間前のタッグマッチ)という事で、私はこの女に負けたというのが、職歴に残ってしまうのが嫌なんです。またシングルを組んでくださいと言いたいけど、北沢のハードコア、1枠残ってますね?」と迫り、北沢のハードコアのあかねのパートナーに名乗りを上げ、もち&あかねvs都&葛西のカードが決定した。
決定戦進出を果たした大畠は「つくし、くるみが良かったよね。つくし&くるみ対優華&大畠とか激熱じゃん。(都に)ホント空気読めないよ。私は(都との)縁を断ち切りたい。葛西さんはまじめな試合だったら、男子女子関係なくまじめにやってくださるイメージがあるので、そこは楽しみたいと思うんですけど、私は都をボコボコにしたいので、引退する準備をしておいてください」と語り、都は「ああ楽勝だった。優華はこの大事な決定戦に病欠はマジ無いと思って。負けたも同然。後楽園で勝ったという事にして、ベストフレンズもマンネリ化を迎えているので。あと北沢のハードコアは葛西さんを呼ぶくらいなので、ゆるい感じのハードコアに葛西さんを付きあわせるの忍びないので、つっかにはあとで(会場に)謝ってもらう感じの激しい試合にします」と語った。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so31109775
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)