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試合結果

アイスリボン726

2016年05月14日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



アイスリボン726
2016年5月14日(土)
アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 94人

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
優華&×弓李(11分59秒 まるコロリン)雪妃真矢&長崎まる子○


キャリアの若い4選手によるタッグマッチ。文体のメインでICE王座挑戦を経験た優華、弓李は文体でトライアングル王座初戴冠、雪妃は7番勝負で確実に評価をあげ、文体で自力初勝利を上げたまる子と、全員が上がり調子だけに序盤から激しい攻防戦となった。特に動きが良かったのはまる子。これまでタッグでは勝ち星のない優華&弓李の13年同期・同級生タッグの攻撃を受けながらも、切り返し反撃に出て、いい形で雪妃につなぐ。試合の流れを優華&弓李に譲らない。最後も優華のエンジェルス・トランペット・スープレックス、弓李のフィッシャーマンズ・スープレックスの連打も耐え、弓李にまる投げを決めると、丸め込みの応酬を制し、まるコロリンで弓李からカウント3を奪取した。試合後「まる子に負けなんてあり得ないです。本当に本当に自分自身にムカつきます。これはチャンピオンとしてあるまじき行為だと思います。(まる子に)自分、いつまでも待っているんで」とベルトを手にまる子にアピールする弓李。一方のまる子は「今日も勝ちましたーっ!テンション高いです!これからもどんどん勝ちを取り続けて、白星で人生を埋めていきたいと思います。それで自分、最近、自分のプロレスについてまして、自分の目指すプロレスラー像を考え出して。最近やっと見えてきたんです。今日のメインとか観てたら、すごい大好きなんです、猛スピードが!(藤本が「もう1回、言ってもらっていいかな?」と聞き返すが)猛スピードです。シャーッ!って、選手が入り乱れてシャーッ!っていく。そういう動きができるプロレスラーを目指してます。なので、もしよろしければ、今日観てて思ったんですけど、藤本さんとつくしさんと戦いたいです」と弓李とのタイトル戦ではなく、目指す"猛スピード"プロレスを体現するドロップキッカーズに対戦を要求。「うちら猛スピードタッグね!?」と念を押した藤本は、このまる子の要求を受け、次回道場マッチでの藤本&つくしvsまる子&X(後日決定)が決定した。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○宮城もち(6分04秒 片エビ固め)テキーラ沙弥×
※リバーススプラッシュ


若手にとっては門番的なもちが沙弥との初シングルマッチ。スタートのロックアップから強引に沙弥を投げ飛ばし、挑発的な表情を見せるもち。対する沙弥は気合を入れ直して、もちにエルボーを叩き込んでいくが、もちは胸を張って受けたうえで、沙弥を高角度のボディスラム、逆エビ固めと厳しい攻めを仕掛ける。沙弥もカウンターのドロップキックから、ボディアタックの連打を決め、もちをボディスラムに取るが、最後はコーナーでのリバースフットスタンプからリバーススプラッシュの2連打でもちがカウント3奪取。試合後、もちは「沙弥、まだまだだね。でも気持ちは強いなって思いました。沙弥、その体がテキーラを飲めるようになったのは何故だ!?毎日、飲んでたからでしょ?プロレスも一緒。試合して試合して試合して、負けて負けて、勝って、また負けてもまた勝って、そうやってどんどん強いプロレスラーになっていこうぜ!」と沙弥の健闘ぶりを認めた上で激を飛ばした。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
世羅りさ&×235(9分00秒 体固め)ベーター・ノワール○&藤田あかね
※スピンボム


前回の道場マッチでハードコアでのシングルマッチを行った世羅と235が同期タッグを結成。対戦相手のベーター、あかねの重量級タッグはパワーでぶつかってくる。軽量の235にとっては厳しい展開を強いられたが、世羅が必死のフォロー。235はベーターに膝十字固めを仕掛けるなど健闘を見せる。しかし初タッグチームながら息の合ったところをみせるベーターとあかねが徐々に試合の流れを掴む。最後は235に集中攻撃を仕掛け、仕上げはベーターが235を肩口に担ぎ上げてのスピンボム。豪快にマットに叩きつけて勝利した。試合後、涙を浮かべる235に藤本は「235の負けて負けて泣いている姿を見て練習生が入ってきたの。あなたみたいなのも必要なのよ。ありがとう。その練習生を頑張って育てていこう」と語り、パートナーを務めた世羅は「(座談会の席で涙ぐむ235に)また泣いちゃったねえ。でも235の涙は確実に影響がある。私にも、たぶんお客さんや選手にも。そんな235を見て成長してきた後輩がいっぱいいるから。頑張ろう」と同期の235を励まし、「ベーターとは初対戦で、今日初めて対戦してすごい楽しかったんですけど、全てをはね返してくるベーターがすごいかっこよくて、もっともっと試合したかったなって思いました。またやりましょう」と語った。また、ベーターは帰国前最後の試合となる28日の道場マッチでハードコアマッチを要求。ベーターはヨーロッパではハードコアチャンピオンだった。藤本がハードコアリボンでの試合ならと了承。マッチメイクは後日発表。また藤本が世羅に「あなたの文体のバックステージのコメントを読んだの。私と7月3日タイトルマッチをして、その先に戦いたい人がいるっていうコメントをしてたじゃない?あれ誰?」と問い詰めるが、世羅は「やっぱ気になっちゃいます?気になりますよね?読んだんですか?私のコメント」とニヤニヤ。「私的にはラスボス感満載で行こうと思ったのに、その先があるって言われたら。いやナメんじゃねえよって思いません?」と詰め寄る藤本に、「言いません(キッパリ)。・・・つづく」とかわす世羅。「来週に続く?じゃあ、しつこく聞きます」とあきらめない藤本。7月3日のICE王座戦に向けて"攻防"が始まった。

◆第4試合 星ハム子デビュー8周年記念試合
藤本つかさ&○星ハム子(14分01秒 女の執念)つくし&柊くるみ×


ハム子のデビュー8周年記念試合として、2008年デビュー同期の藤本とタッグを組み、2010年デビュー同期のつくし&くるみとのタッグマッチで対戦。つくし&くるみは昨年5月2日のアイスリボン644以来の1年ぶりのタッグ。久々ながら2人ならではの阿吽の呼吸でオリジナルムーブを随所で見せる。一方の藤本&ハム子も、試合巧者らしい動きで応戦。序盤からノンストップの熱の入った展開が繰り広げられた。とにかく選手の動きが止まらない。考えるよりも体が先に動いているかのような、見どころの多い攻防の連続は、キャリアでアイスリボンのトップ4人ならではのスピーディな展開。誰が誰を取ってもおかしくないスリリングな流れの中で、熱戦に終止符を打ったのは、主役のハム子。くるみを女の執念で丸め込んでのカウント3を奪った。道場マッチ出場は昨年6月20日のアイスリボン656以来のくるみは「復帰2戦目でまさかのメインという、びっくりしたんですけど。座談会も10か月ぶりですか?なんか新鮮な、新人の気持ちです。つっかさんと試合するとすごい楽しいし、ハムさんと試合してもバチバチ当たれて、本当に復帰出来て良かったなと思います。いつかは世羅の持つベルトにも挑戦できたらと思います」と改めて復帰の喜びを語った。またデビュー8周年のメモリアルマッチを自身の勝利で飾ったハム子は「はあ、楽しかった(涙ぐむ)。なんかあっという間の8年で、私には北海道に子供がいて、家族がいて、それを犠牲にして8年も続けてこれて、家族の支え、みんなの支え、お客様の支えがあって、ここまで来れたことを本当に感謝しています。235が泣いている気持ちもすごいわかる。私もそうだった。私もずっとずっと勝てなくて、負けて負けて負けて、やっと先輩からスリーを先輩からタッグで獲ったかと思えば、その試合で眼窩底骨折をしてデビューして3ヵ月で欠場しなければいけなくなったりとか。ケガもたくさんしたし、すごい迷った事もあります。どうしたらいいか?分からなくなった事もあります。でもただプロレスを続けてこれて、私はチャンピオンにもなれました。235、プロレスが好きで、続けていく気持ちがあれば、絶対に自分は変われると思う。私はプロレスで沢山んの事を学びました。これからももっともっと沢山の人に出会いに、いろんな街に行きたいと思います」と感謝の言葉と共に9年目への思いを語った。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so30701650
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)