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試合結果

アイスリボン707

2016年02月11日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



アイスリボン707
2016年2月11日(祝・木) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆:122人(超満員)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
×弓李(7分29秒 スクールガール)優華○


同期で同い年、互いを常に意識しながら切磋琢磨している弓李と優華が、昨年4月29日アイスリボン643以来、9ヵ月半ぶりにシングルでの対戦。試合は序盤から一進一退の展開。優華の腕を狙ってのグランド攻撃を仕掛ける弓李に対して、気迫を全面に出した猛攻で応戦する優華。「負けたくない」という2人の思いが伝わってくる熱い攻防が繰り広げられた。最後は丸め込み合戦から、弓李の一瞬動きが止まったところを逃がさずに優華がスクールガールを決めてカウント3。弓李「久しぶりの優華とのシングル。優華が復帰してからは組むことが多くなり、戦うことが減ってしまい、組むことも楽しいんですけど、やっぱり優華とは戦う方が楽しいなと思いました。これからも優華とバチバチガンガンやっていきたいなと思いました」とコメント。一方の優華は「弓李さんとは今日を合わせて5試合戦っていて、3試合勝っていて1試合負けていての5試合目だったんですけど、一番最近戦った試合で負けているんですよ。負けたままだったので借りは返せたと思いました」と語ったあと「それとつくしさんとハム子さんは文体のメインに自分達が立つと言ってますけど、自分が文体のメインに立つので、それは忘れないで欲しいと思います」と文体に向けて、ぶれることなくメイン出場をアピールした。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○大畠美咲(8分27秒 片エビ固め)松本都×
※マンマミーアGT


あかねの体調不良により、急遽、実現した大畠と都のシングルマッチ。試合前から気乗りしない表情を浮かべていた大畠だが、試合開始後も一切、都のペースにつきあうことなく、都がポーズを決めようとするとカットに入る徹底ぶり。要所要所で厳しい攻撃もみせ、試合は終始、大畠ペースで進んでいった。都もポーズつきのスピニング・トーホールド、さらにマンマミーア、マンマミーアZと仕掛けていくが、マンマミーアがいずれも自爆し万事休す。最後は大畠がコーナーに上がってのマンマミーアポーズ(=Y字ポーズ)を決めてからのダイビングボディプレス=マンマミーアGTでフィニッシュ。自身のフィニッシュ技で敗れた都は「今日は急遽、体調不良の代わりに取って付けたような対戦相手でしたけど、私がロープにタッチしているのに殴ってきたり、プロレスのルールを全然知らない人で、私もちょっとカッとなって淳一(レフェリー)さんに八つ当たりしてしまって、それはちょっと反省なんですけど。ただ私の必殺技を最後に使われたのはすごい嫌で、使いたいからお願いしますって言えば考えてあげても良かったのに。勝手に使うのとかはマジでやめて欲しいなと思いました。しかも全然足とか上がってないんで。プロレスなめんなって感じです。で、(優華に向かって)文体のメインに立つとか、根拠なく言ってますけど、文体のメインに立つのは私ですから。プロレス知らないお客さんを一番引っ張って来れるのは私だし、あなたが立つよりはお客さん呼べると思いますよ」と大畠はもちろん、優華にも毒づく不機嫌ぶり。大畠は「都とシングルってことで、私は都と対戦するのは今日が最後だなと思って、気持ちよくプロレスができるように付き合ってあげたんですけど。毎回言っているとおり、私は金輪際、都とはかかわりたくありません。以上」と改めて都との絶縁を宣言するが、そこに優華が割り込み、マイクを手にすると「大畠さん。自分は大畠さんのベストベストベストパートナーだと思ってました。大畠さんには自分の団体に水波さんというベストベストベストベストベストパートナーがいるじゃないですか」と詰め寄る。「前から言っているとおり、アイスリボンでのベストベストベストベストベストベストベストベストベストパートナーは優華ちゃんだから」とする大畠に、優華は「美央さんみたいな事言わないでください。自分は美央さんに散々やられたので。大好きな大畠さんの事は信じていました」と無表情で反撃。「それを言われると何も言えねえ」と戸惑う大畠に、藤本が「優華、優華ちゃん。大好きな大畠さんを独り占めできる方法がひとつだけあるよ」と助け舟。「なんですか?結婚ですか?」と身を乗り出す優華に「結婚ではありません。リングに2人しかいないシングルマッチ。これなら独り占め出来るよ。勝ってさ、取っちゃえばいいじゃん。水波さんから」と藤本。「これで大畠さんに勝てば、大畠さんが自分のものになり結婚もできますよね?」となぜか結婚にこだわる優華に「結婚したら大変だぞ、わがままだし…」と苦笑いの藤本だが、優華は「たぶん似た者同士だと思います。大畠さんと自分。戦いたいです」と藤本の提案に即答。大畠も「やろう!やりたい!」と対戦に前向きに語ると「3・12後楽園でどうでしょう?」と藤本が提案。大畠は「出ます!やります!うちらにしかできないような激しくてエンジェルでフェアリーな試合やろう!」と優華に語りかけ、最後は2人で「お願いします!」。3月12日後楽園ホールでの大畠vs優華のシングル戦が正式決定した。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
星ハム子&×長崎まる子(9分41秒 ギブアップ)藤本つかさ○&つくし
※極楽固め


2月6日川口大会においてハム子に宣戦布告したつくし。3月12日の後楽園ホールでのICE×∞戦に向けての前哨戦第1ラウンドが実現した。試合はハム子組の奇襲から始まり、両チームが連係、早いタッチワークを駆使する好試合となった。特にまる子が、キャリア差を感じさせない必死の攻撃をみせ大健闘。最後もハム子のフォローを得て、藤本相手に猛ラッシュに出るが、エビ固めの攻防をしのいだ藤本がハイキックからの極楽固めを決めで勝利。まる子にとっては無念のギブアップ負けとなった。試合後、まる子が「カード発表された時点で、今日もまる子が負けるんだろうなと思われている現状が悔しいです。早く初勝利したいです」と涙ぐむと、藤本が「次の道場マッチで誰と試合がしたい?」と声を掛ける。まる子は「明後日ですか?最近、どん底に落ちているユキさんと。今、どん底なので自信があります」と雪妃とのシングル戦をリクエスト。「自信あり!」というまる子に、藤本は「では、メインで組みます。まる子大チャンスですよ。あなたの勝利を期待してメインイベントで組みます」と次回バレンタイン興行でのメインに雪妃vsまる子のシングル戦をマッチメイク。「メ…メイン!?」と戸惑いを隠せないまる子だが、最後は「決まったそうなので頑張ります…絶対勝つので、応援よろしくお願いします」と気持ちを切り換え、必勝を期したが、大会後、試合中に鎖骨を強打した雪妃が医師の診断により、しばらくの安静を診断され、2人のシングル戦は見送りとなった。ただし、まる子のメイン出場はそのまま。対戦相手が優華に変更された。まる子はメインでのシングルマッチで優華に初勝利を賭けて挑むことになった。またタイトル戦決定後、初絡みとなったハム子とつくしは「つくし、(今日の攻撃は)痛かった。つくしの腹黒な気持ち。でも本当は優しい子で、それでもリングの上では気持ちをぶつけてきてくれて、私は本当に嬉しい。挑戦表明してきてくれたのも本当に嬉しい。まだまだ前哨戦をやっていきたいと思います。つくし、次回も戦って前哨戦やりましょう。」(ハム子)「つくしは今のアイスリボンを変えたいとは思いません。だって今のアイスリボン、めっちゃ面白いもん!そんなアイスリボンのメインイベンターはつくしだ」(つくし)とそれぞれの思いを語った。

◆第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○世羅りさ(10分33秒 エビ固め)雪妃真矢×
※エアーズロック2


世羅の心情を思うが故に、そしてアジュレボをより強力なチームとするために雪妃が申し出た成宮&世羅の.STAP復活。世羅は雪妃の言葉にリング上で涙を流しながらも、3月12日後楽園ホールでのベストフレンズとのリボンタッグ戦に向けて必勝を誓った。.STAPの復活が改めて証明したアジュレボの絆。その2人がこのタイミングで対角線に分かれてシングルマッチで対戦。力比べから始まり、先手を取ったのは世羅。ボディシザース、キャメルクラッチとつなぎ、逆エビからリバースカンパーナを決め揺さぶりをかける。中盤、タックルから反撃に出た雪妃は、STO、腕十字、さらに飛びつき腕十字と必死の攻め。途中「絶対強くなってやる!」と声に出しながら世羅に挑んでいった。最後はセラリズム、エアーズロック、そしてエアーズロック2と一気に畳み掛けた世羅が勝利をモノにしたが、敗れた雪妃は試合後、笑顔をみせ「本日、ご覧いただきましたとおり、私と世羅さんの間には深ーい、深―い、広―い差がありまして、その2年間の差を一朝一夕で埋めることは到底難しいことだと、身を持って感じております。なんですけど、強くなりたいのです。なので、7番勝負みたいなものをやらせていただいて経験値を積んで強くなろうと」と前向きな発案。藤本も「雪妃真矢7番勝負。強くなるための。いいですねえ。ちょうどいいわ。2月24日アイスリボン道場マッチに最後の参戦となります成宮真希。ここから始めようかな」と雪妃のリクエストに応えると同時に、その第1戦の対戦相手に成宮を選んだ。「ありがたいです。遺恨とかなんでもなくて、元彼とかそういう事でもなくて。私、アイスリボンに練習生として入ったとき、プロサー(=プロレスサークル)コーチは成宮さんだったんですよ。是非やらせていただきたいです」と意欲的な雪妃。一方、成宮の参戦を聞き「えっ?24日、参戦されるんですか?自分絡みじゃない…。」と戸惑う世羅に、藤本は「あなたは関係ないでしょ。本当は前哨戦やりたいなと思ったんですけど、今のユキのマイクを聞いて、あっと思って。世羅さんはどちらのセコンドにつくんでしょうかねえ?」とニヤリ。動揺しながらも世羅は「改めまして3月12日に.STAP再結成させて頂くという事で、これが最初で最後になるんじゃないかなと思っています。最後の.STAPの対戦相手がベストフレンズっていうのも、すごく壮行試合としてはありがたいですし、そこからベルトを奪って、成宮さんを最後にチャンピオンにするっていうのをやりたいなと思っているので。あっ勝ったら防衛戦やりたいなあ。なので、どこかで防衛戦やって成宮さんを送り出したいなと思っているので、難攻不落のベストフレンズかなんか知らないですけど自分たちも9回防衛した実績があるので。.STAPが絶対に勝ちたいと思いますので、皆さん3月12日は後楽園ホールに集合してください!」と語った。

なお、座談会の最後に藤本から今後の大会に関してコメント。次回の2月13日道場マッチで、沙弥(さや)の初エキシビションマッチを行うことを発表。そして、2月27日の仙台リボンの決定対戦カードして、セミファイナルとして川口大会で流れたつくしvsラビット美兎が行われ、メインでの藤本つかさ&宮城もちの宮城県タッグで、中島安里紗&星ハム子との対戦。お互いのパートナーをシャッフルした試合が決定。また仙台リボンには同じ宮城出身の大畠美咲、元みちのくプロレスの愛澤NO.1、はやてが参戦。3月19日の大阪リボンに中島安里紗が参戦。3月21日の広島リボンに広島出身の小波、宮本裕向が参戦することが発表された。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
https://www.nicovideo.jp/watch/so30093865
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