月〜

試合結果

アイスリボン663

2015年07月18日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



アイスリボン663
2015年7月18日(土) 会場 アイスリボン道場
18時00分試合開始/17時半開場
観衆84人

◆エキシビションマッチ3分
新田猫子(0-0)長崎まる子


◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○新田猫子(8分21秒 エビ固め)弓李×
※ランニングサイドバスター


猫子の保持するトライアングル王座奪取を目指す弓李にとって5.4横浜リボンでのタイトル戦以来となる直接対決。第1試合の前にまる子とのエキシビション3分間を消化している猫子だが、スタミナ切れはなく、開始早々いきなりしっぽを弓李に踏まれると逆にそのしっぽを振り回して大暴れ。弓李にしっぽを打ち込んでいく。この猫子のしっぽラッシュに対して、弓李はコーナーに座り込み顔を伏せると声を出して泣き出してしまう。慌てて弓李に近づく猫子だが、その瞬間、弓李が不意に立ち上がり、猫子に強烈なローキックをヒット。猫子の勢いを止める弓李の作戦だった。さらにグランドに持ち込み関節技で勝負に出た弓李だが、その弓李の一瞬の隙を衝きバッククラッカーを決めた猫子は、ネ・コヒストラルはカウント2でキックアウトされたものの、追撃の昇竜拳をヒットさせるとランニング式のサイドバスターを決めフィニッシュ。必死に食いついてくる弓李を沈めた。敗退を喫した弓李だが、試合後は「猫子さんと久々のシングルでした。自分はまだトライアングル・マスターの夢をあきらめていません。猫子さんに負けたということは、まだまだトライアングル・マスターへの道は長いんだなと感じました」と改めて猫子超えトライアングル王座獲りをアピールした。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○つくし(8分13秒 片エビ固め)藤田あかね×
※ダイビングフットスタンプ


この日はあかねの重さとパワーに苦しみつつも、インサイドワークとスピードであかねの攻撃を巧みに切り返していくつくし。あかねは、つくしの腰に的を絞り、逆エビ固め、テキサス・クローバーホールドと攻め込むも、あと一歩の追い込みが出来ない。出来ないというよりも、つくしがそれをさせない。最後はつくしがフロントネックロックであかねの動きを止め、ミサイルキックからダイビングフットスタンプを決めてのカウント3。試合後つくしに藤本が7・29後楽園大会の対戦相手を伝えた。「つくしが前に私に"この人と対戦したいんだよね"って言っていたレジェンド・レスラーです」と前置きしたあと、「対戦カード、シングルマッチ、つくし対尾崎魔弓。以前M.I.O興行のときに4WAYで対戦したんですね。そのときがすごい面白かったんです。シングルを見たいと思っていたら、つくしの方から"尾崎さんとやってみたいんです"って言ってて、なんと尾崎さんもつくしとシングルやりたいって言ってたの。なので決定します」と決定の経緯を説明。「やったーっ!つくしがチェーンで尾崎魔弓の首を絞めてやりたいと思います!よろしくお願いします!頑張ります!」とつくしも気合十分のコメントを出した。

◆第3試合 真夏の異種格闘技戦 シングルマッチ10分1本勝負
×松本都(6分55秒 両者反則負け)世羅りさ×
※レフリーに危害を加えた為


約9ヶ月ぶりのシングル対決だったが、6.24後楽園での人毛デスマッチの試合後に世羅から人毛の中に叩き落とされたことの恨みのリベンジに燃える都に対し、世羅も都との一戦に"真夏の異種格闘技戦"を提案。格闘技戦と謳うも、剣道vsバドミントンという異次元の戦いとして行われた。お互いの競技で使うアイテムを凶器にできるという試合ルールにより、世羅は竹刀を、都はラケット2本とシャトルを手に登場。竹刀を振り回す世羅に対して、明らかに不利な展開となった都は、途中ラケットを1本、世羅に渡しバドミントン対決をアピールするが、都の打ったシャトルを世羅が打ち返したところ、シャトルが道場の天井の梁に乗っかってしまうというハプニング。一方の世羅は竹刀をマットに置き、そこに都をエアーズロックで叩きつけたり、都の腹に竹刀を置いてのダブルニーを決めるが、そのダメージは世羅にも大きく、技を決めながらも都といっしょに世羅も悶絶する始末。最後は世羅が振り上げた竹刀が背後にいた淳一レフェリーに当たったり、世羅の竹刀を奪った都のスイングが淳一レフェリーにヒットしレフェリーがダウン。しかもそのレフェリーの上に都が世羅をボディスラムに決めれば、世羅も負けじと都をボディスラム。フラフラ状態の淳一レフェリーが下した判定は両者反則となり、真夏の異種格闘技戦は、淳一レフェリーにとって真夏の夜の悪夢となって終わった。

試合後「今日は真夏の異種格闘技戦で、私、バトミントン超得意ですし、すごいいいところを見せたかったんですけど、羽根があそこに乗っかってしまったりして、やっぱりちょっと持っているなと思いました。でもスポーツマンシップにすごい世羅は反してる試合だったと思ってしまったし、人毛デスマッチだって、私はカードに組まれていないのに、結局、私の力を借りて成立させて。私みたいになりたいのはわかりますけど、世羅はもうちょっとしっかりして欲しいと思いました」と語る都に、世羅は「自分から提案した異種格闘技戦で勝つことができず、しかも両者反則負けっていう結果になってしまいまして。都さんを目指しているわけじゃないんです。でも尊敬はしています。ということで、やっぱり両者反則負けということはお互いが負けて勝っていないので、決着をつけたいんです。やはりこの決着の場は、次のアイスリボン後楽園ホール大会。こちらはいかがですか?」と後楽園での再戦を要求した。「いいの?後楽園だよ!」と思わず世羅に確認する藤本に「ただ、後楽園で都さんとシングルマッチっていうのは、正直重いです。私に荷が重い。という事で調べたんですけど。アイスリボン、次の(後楽園)ホール、(大会ナンバー)666なんですよね。666っていうことを見て、あっこれはいけるんじゃないかと。やっぱりそれにちなんだ666(トリプルシックス)さんから助っ人を連れてくるというのはいかがでしょうか?なので世羅といえば、この人っていうのがいるんですよね。広島県人タッグの宮本裕向さんを自分は指名したいと思います。誰か連れてきてみてくださいよ。宮本さんは先日、痴漢を捕まえているくらい、超スーパーヒーローなんですよ。今、乗りに乗っているんですよ。その相手になるように人を連れてきてくださいね」と今度は666の選手を巻き込んでの混合タッグ戦を提案。対する都も「私、悪いけど、666は何回もメインに上がって、クレイジーSKB、あのバカ社長と一緒にCGの花火浴びたりしているんですよ。だから負ける気はしないんです。宮本裕向なんかより、もっとすごいヤツ連れてきますから」と世羅の要求を了承したことにより、それぞれが666の選手をパートナーに従えての決着戦が行われることになった。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
希月あおい&×235(13分41秒 メタボリックサンド)藤本つかさ&宮城もち○


藤本&もちの宮城県タッグが、シングル王者あおいと対戦するタッグマッチがメイン。スタートから奇襲攻撃に出たのは、あおい組。チャンピオンになっても、自由かつハチャメチャな試合ぶりは意味で変わらない。235との青春ピラミッドも決め、一方の藤本が青春ピラミッドを狙っても、ことごとく阻止したあおいは、藤本に「もうお前の青春は終わってんだよ!」と精神的な揺さぶりをかけていく。その言葉にダメージを受けた藤本だが、235がエースクラッシャーを決めにいくと、これを阻止し、一気に怒りモードへ。逆に追い込まれた235だが、その235のピンチをあおいが必死にアシスト。藤本にセントーンを決めると、235にも指示を飛ばす。あおいとのセントーン競演にロープに飛んだ235だが、セントーンは目測を誤り自爆。しかも2度続けて自爆し、3度目は藤本に剣山で逃げられてしまう。「空気読め!」と再度、アシストに入ったあおいが藤本をボディスラムに決めて足を押さえる。4度目にして何とかセントーンを決めた235だが、その235の上にあおいがセントーンで落ちてきたからたまらない。ダメージ大の235に代わって、あおいが藤本、もち2人を相手に孤軍奮闘するも、最後は235が捕まり、もちのメタボリックサンドに沈んだ。
試合には負けたものの、235をアシストしながら好ファイトをみせたあおいは「自分は7.・29で紫雷美央とICE×∞とFTEのダブルタイトルが決まっています。今、紫雷美央はユニオンプロレスで試合をして頑張っているらしいんですけど、あいつに言っておいてください。もっとベルト磨いて待っておけって。絶対に自分が初防衛して2冠になりたいと思います」と後楽園に向けて必勝宣言。

座座談会で、藤本がリボンタッグ次期挑戦者決定戦に優華とのタッグでの参戦が決定していたものの、優華の欠場によりパートナー不在となった大畠美咲のメッセージを代読した。

「出場予定だった次期挑戦者決定戦、パートナーの優華が欠場になってしまいました。その為、出場出来ない事で優華ちゃんが気にしてメールもくれました…しかし私はせっかく掴んだ、引退前に美央とベルトを賭けて戦うチャンスを失いたくない。
その為に、パートナーを変更しても次期挑戦者決定戦に出場したい!!
パートナーは、つっかにお任せします。
優華ちゃんも私が遠慮する事は望んでいないと思うし、優華ちゃんが戻って来るまで私は私で頑張るから、今は治療に専念してもらいたいです!」と次期挑戦者決定戦への参戦の意思が綴られていた。
そのパートナーを一任された藤本の前に歩み出たのがもち。
「私の話をちょっと聞いてもらってよろしいですか?私は6月24日、らぶりー・ぶっちゃーずvs紫春鬼をやらせていただいたんですけど。負けてベルトを巻くことが出ませんでした。私の本当のパートナーは星ハム子しかいないと思っています。でも大畠さんが今、タッグ・パートナーを代えてでもベルトを獲りにいきたいって言っていたのを聞いて、私もタッグ・パートナーを代えてでもベルトを獲りにいきたい。そう思いました。私が大畠さんのパートナーとして名乗りを挙げてもよろしいですか?」と自ら大畠のパートナーに立候補。もちの主張に対して藤本は「私、正直言いますと、この前の後楽園のアイスリボン、ニコプロで観たんです。その中でもちがすごくいいと思った。めちゃくちゃ良かった。これ、ベルトらぶっちゃに行ってもおかしくないと思いました。それぐらい良かったです。私の中ではハムさんが北海道に帰ることによって、(もちは)シングルでいくのかなってちょっと思ったくらい良かった。大畠さん宮城県出身ですよね。宮城もち、宮城県出身ですよね?宮城タッグ、やっちゃいますか!」とGOサイン。7.29後楽園大会のリボンタッグ次期挑戦者決定戦に大畠&もちの宮城タッグでの参戦が決定した。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so28337194
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so28337195
Bhttps://www.nicovideo.jp/watch/so28337196
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)