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試合結果

アイスリボン643

2015年04月29日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時30分



アイスリボン643
2015年4月29日(水・祝) 会場 アイスリボン道場
14時00分試合開始/13時半開場
観衆114人(超満員)

◆エキシビションマッチ3分間
紫雷美央(0-0)雪妃真矢


5.4横浜での復帰が決定している雪妃本人の希望で実現したエキシビションマッチは、当初予定されていた5分間から3分間に変更して行われた。これは決して雪妃の調子が悪いということではなく、この一戦を復帰戦の"予告編"と位置付けたため。実際、前半は受けに回る場面が多かった雪妃にエンジンがかかったのは残り1分を過ぎてから。エルボーの連打、ドロップキック、ボディスラム、丸め込みと、ようやく攻めに移ったところでタイムアップ。もっと戦いたい雪妃と、もっと観たい観客の思いはそのまま5.4横浜へTo Be Continueとなった。

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○紫雷美央&つくし(13分20秒 片エビ固め)世羅りさ&235×
※バズソーキック


前回の道場マッチの試合内容が好評価を受けた世羅&235の同期タッグが、現リボンタッグ王者の紫春鬼と対戦するチャンスを掴んだが、立体的に動き回るつくしを美央が巧く活かしながら好連係とタッチワークで試合を有利に進めていく紫春鬼に対して、同期コンビは苦しい戦いを強いられてしまう。劣勢の中、奮起したのが世羅。タイトルを奪われた3.21後楽園以来の紫春鬼との再戦だけに防戦一方ではいられない。235を腰の位置に持ち上げると、丸太棒を振り回すように235を美央にフルスイングでぶつけていく。前回の試合で見せた235(にーさんごー)はロープにもたれた相手に決める619のアレンジ技だったが、この235の進化系2355(にーさんごーごー)は、相手のポジションに関係なく振り回す荒技。試合は235が美央のダブルアーム・フェースバスターからのバズソーキックにフォール負けを喫したが、タッグ王者に対してきっちりと爪痕を残した同期タッグは「このタッグを浸透させていきたいと思います」(235)、 「2355を決めることができてとても満足しています。ふみちゃんとのタッグは本当に楽しいので正式なタッグパートナーとなるかはわからないんですが定着はさせていきたいと思います」(世羅)と前向きにコメント。なお藤本からは235に対して「235の目標は紫雷美央が引退するまでに紫雷美央から勝つこと。どんな手をつかってもいいから」との課題が出された。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○弓李(8分31秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチ)優華×


前回のエキシビションマッチを経て優華がアイスリボンのリングに帰ってきた。1日も早く試合がしたかったという優華の思いは入場時の優華の表情からも十分に伝わってきた。その思いのたけを込めるかのように、いきなりドロップキックを放った優華だが、自ら復帰戦の相手に名乗り出た弓李は、これを冷静にすかすと側転式ボディプレス、逆片エビ固め、ネックブリーカードロップ、ワキ固めと、気負う優華の動きを読み、試合の主導権を奪う。飛び込み式エルボードロップ、串刺しドロップキック、ミサイルキック、スクールガールと、優華も必死の反撃を仕掛けるが、勝負どころで弓李に動きを読まれ、弓李のペースを奪うには至らない。最後も優華の首固めをキックアウトした弓李が、そのままジャパニーズ・レッグロール・クラッチを決め優華からシングル3戦目にして初勝利をモノにした。試合後はレフェリーに食って掛かるシーンもみられた優華だが、座談会では笑顔をのぞかせ「約4か月ぶりに座談会で話すことができて、自分のテーマ曲が鳴って、コスチュームを着て、本当に嬉しかったです。結果は負けてしまいましたが、今日から、今からが始まりだと思っているので、これからどんどん伸びていって、絶対に弓李さんから3カウントを取りたいと思います」と復帰できた喜びを語った。

◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△くるみ(10分00秒 時間切れ引き分け)希月あおい△


1.24ICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦以来3ヵ月ぶりのシングル戦。ベルト獲りを公言するあおいにとっては重要な一戦。スタートからシリアスファイトに徹したあおいは、インサイドワークでじわじわとくるみを攻め込んでいく。一方の王者くるみは一発の重さで応戦。このくるみが放つ一発一発には、あおいが積み上げていく勝利への積み木をあっという間に崩壊させてしまう問答無用の破壊力がある。常に真正面からぶちかましていくくるみのスタイルは、チャンピオンになっても変わらない。変わらないどころかベルトを手にした自信からか、更に威力が増している。王者の猛進に苦しい戦いを強いられたあおいだが、何度倒されても気持ちは折れることなく果敢に挑んでいった。退かない2人の戦いに10分は短すぎた。結果は時間切れドロー。あおいは「いつかどこかで絶対に決着をつけたいと思います。だから5.4横浜。絶対に防衛してください」とくるみとの再戦を見据えたうえでエールを送った。一方のくるみは「10分は普段生活しているなかでは、とても長いし、授業している時はとても長く感じるんですけど、試合になると10分って短いんだなって、改めて思いました。5.4自分は下野さんから絶対に勝って、怪物になりたいと思います」と自ら怪物への覚醒を宣言した。

◆第4試合 タッグ マッチ20分1本勝負
星ハム子&○宮城もち(13分13秒 片エビ固め)藤本つかさ&藤田あかね×
※メタボリックサンド


6.24後楽園大会で紫春鬼のリボンタッグに挑むらぶりー・ぶっちゃーず。第1試合でも2人でリング下から紫春鬼の試合をじっくりと視察するなどタイトル戦に向けて万全の態勢を整えつつあるが、この日のメインでは予想外の苦戦を強いられてしまった。対戦相手はフットサルのカンボジア遠征からの帰国第1戦に、やる気満々の藤本。そして評価を上げて来ているあかね。入場時に自分のコーナーを間違え、苦笑いを浮かべていた藤本だが、試合になれば全体の流れをきっちりと見極める冷静な動きをみせる。スタートからフルスロットルでぶっちゃーずに挑むあかねを好フォローしながら試合を進めていく。藤本の勢いに押され気味だったぶっちゃーず。途中ダメージからかもちの動きが止まってしまう。このチャンスにもち狙いのラッシュに出た藤本&あかねだが、もちのピンチにハム子が奮起。ハム子のフォローで徐々にダメージを回復させていったもちが、最後はメタボリックサンドで粘るあかねを沈めての逆転勝ち。ピンチに直面した時こそタッグチームの実力が問われるもの。結果的に、らぶりー・ぶっちゃーずの地力の強さを証明する結果となった。
試合後「今日の私たちは最高だったとはいえないかもしれないですけど、結果的には勝ちました。もち、私は北海道までにもちとのタッグ、らぶりーぶっちゃーずでタッグ王者として札幌に行きたいです。だからどんなにペースを崩されても、私があなたを引っ張って、絶対にタッグベルトを獲って、札幌に持っていきたいと思います。もち。一緒に頑張っていきましょう!」とハム子が語れば「ちょっと、感動しちゃうじゃないの。そんなの言うまでもありませんよ」ともち。2人の絆は揺るぎない。

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@https://www.nicovideo.jp/watch/so27231111
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so27231112
Bhttps://www.nicovideo.jp/watch/so27231114
Chttps://www.nicovideo.jp/watch/so27231117
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