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試合結果

アイスリボン632

2015年03月07日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



アイスリボン632
2015年3月7日(土) アイスリボン道場
18時00分開始/17時30分開場
観衆 96人

この日の前説は、あおいと千春リングアナに呼び込まれる形で優華が登場。昨年の大晦日リボン以来のリングで「高校2年への進級が決まりました!」と元気に近況を報告。進級が危ないために学業に専念するという理由で欠場していた優華だったが、進学も決まり(但しまだ補講と追試もあるが練習参加は保護者からの許可が出て)リング復帰に動き出すことになりそうだ。



◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○星ハム子(7分08秒 片エビ固め)235×
※ダイビングボディプレス


昨年3.9名古屋リボン以来の約1年ぶりのシングル対決。前回と明らかに違うのは235に勢いがあった。試合途中コーナーにハム子を振り、お・し・り・だー!を決めた235。その後の動きがなかった為、ハム子の反撃を受けることになってしまったが、この手のムーブが出来るようになれば試合運びに広がりが出る。ハム子の肉弾攻撃を浴びながらも切り返しの丸め込みを仕掛け、あわやカウント3と思わせた反撃技も。直線的な攻撃の多かった235だが、この日は実に柔軟な攻撃を見せハム子を大いに苦しめた。試合はラリアットからのダイビングボディプレスでハム子がフォール勝ちだったが「最近、ハム子さんに元気がないって言われたので、ハム子さんみたく元気いっぱいに真似をしてやってみました。そしたら、けっこう声援が聞こえて、よりパワーアップしたんですけど、最後は負けてしまいました。やっぱり声出すっていいなって思いました」と試合後も前向きな235。ハム子も「235は怒ったり褒めたりしても、いつも泣いてばかっりいるんですよ。だからもっと元気出せって言ったら、私の真似をしてきて。"ダーッ""ダーッ"って試合中に言ってきて"お前はアントニオ猪木か!?"って思ったぐらい"ダーッ"しか言わないんですよね。それでも私の言ったことを守ってくれているんだなって思って嬉しかったです。私もプロレスラーになるまで、すごい不器用で時間かかったし、プロレスが好きでここまで続けてこれました。235、プロレス、好きですか?もっともっとプロレスを好きになって、私といっしょに上を目指していきましょう!」と235の頑張りにエースを送った。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○新田猫子(6分54秒 ギブアップ)弓李×
※猫じゃらしロック


3.21後楽園大会で行われるトライアングルリボン王座戦の前哨戦。トライアングル戦負け知らずの弓李は試合巧者の猫子相手に、シングルでもグランドでの関節技を駆使しながら好ファイトをみせた。関節技で猫子の腕を絞めあげ、さらにその腕への集中攻撃を仕掛けるなど、理にかなった攻撃を決めていった弓李は、猫子のミサイルキックからのカバーを切り返して首固めに決めるなど、トライアングル戦での勝利が決してフロックでないことを証明してみせた。最後は猫子の奥の手・猫じゃらしクラッチにギブアップを喫した弓李だが、「(タイトルマッチが決まって)自分、家族にも"ベルト獲ってね"って応援されて、メラメラってなったんですよ。すごい頑張ったんですけど。負けたのすごい悔しいです。後楽園前にもう1回、前哨戦やれたら猫子さんから3カウント取りたいと思います」と猫子に対して勝てる手応えを掴んだ様子。一方の猫子は「きのう猫ひろしさんに死にそうな特訓をしていただいきました。だから後楽園はトライアングル防衛だニャー!」と必勝宣言。

◆第3試合 タッグマッチ15分1本勝負
藤本つかさ&×藤田あかね(12分57秒 体固め)希月あおい&くるみ○
※ナッツクラッカー


無事高校合格が決まり、晴れて後楽園のメインで藤本のICE×∞王座戦に挑むことが決定したくるみ。あおい、美央を破って挑戦権を獲得したくるみの勢いは、前哨戦のこの日のタッグマッチにおいても止まらない。先発を買って出たくるみはあかねを蹴散らし、コーナーの藤本にもタックルを叩き込む。常に藤本を視野に入れながら、あかねを痛ぶる心理戦に出た。一方の藤本はあおいに対して飛び技を連発し、好調ぶりをアピールすると、7分過ぎこの試合で唯一の藤本vsくるみの直接対決が実現。あかね、あおいを背負ってのボディプレスで先手を取ったくるみだが、アルゼンチンバックブリーカーからのフェイスバスターを着地して切り返した藤本は、顔面へのドロップキック、サッカーキックの連打で反撃。さらにグランドでのフェイスロックに移行。ところがフェイスロックを決められた状態で、くるみが藤本を抱えて起き上がると、バックドロップで後方に叩きつける豪快な切り返しからサンセットフリップを決め、ジャーマンを狙いでバックに回る。今度は藤本がフランケンシュタイナーで切り返し、串刺しドロップキックを叩き込み、間髪を入れずにミサイルキックを決めるスピーディな猛ラッシュ。5分に満たない攻防ながら、パワーとスピード真正面からぶつかり合う内容の濃い直接対決となった。優位に立ったタイミングで藤本があかねにタッチ。藤本への反撃の機会を逸したくるみはあかねを一気に潰しにかかるが、ここであかねが奮起。メアリ直伝の腕巻き込み式キャメルクラッチ、アバランシュホールドをくるみに決めていく。しかし、くるみも負けるわけにはいかない。粘るあかねを振り子式サイドバスターでマットに叩き落とすとアシストに入った藤本の延髄斬りを巧みにカットし、逆にジャーマンで叩きつけ、最後はあかねをナッツクラッカーで沈めてみせた。試合後もリング上で視察戦を展開する藤本とくるみ。タイトル戦に向けて両者共に一歩も退かない構えだ。
そして、試合後の座談会。くるみが藤本に「後楽園まであと2週間。ですが…つっかさん。後楽園の次の週、大阪リボンですよ。ちゃんと考えてるんですか?」と問いかけた。「考えてますよ!バスの手配もしたし、イベントも何回かやって」と答える藤本に「違う、違う、違う。そういうことじゃないくて、まさか大阪リボンでタイトルマッチしないつもりですか?自分、チャンピオンになったら、やりたい相手がいるんですよ。ていうか、その前にカードひとつも決まってないですよね、大阪リボン。どうするんですか?」と問い詰めるくるみ。「えっ…くるみはもしチャンピオンになったら、誰とやりたいの?」と切り返すと「自分がやりたい相手はつくしです。次期挑戦者トーナメントで唯一当たってないのがつくしです。なので、大阪リボンでタイトルマッチしたいです。つっかさんは誰とタイトルマッチやりたいですか?」と藤本に逆質問。藤本が言葉に詰まっていると「先を考えている方がチャンピオンになります!以上!」と一気に話を終わらせたくるみ。座談会の"攻防"は仕掛けたくるみの一本勝ちだった。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
×世羅りさ&宮城もち(14分45秒 ソフトクリーム)紫雷美央&つくし○


正式発表されるまで美央の引退を知らなかったつくしは、前回の道場マッチの座談会でその不満を美央本人にぶつけつつ、なぜか美央に「タッグを組め!」と強要。つくしの一方的な申し出により、これまでシングルマッチでも激しく感情をぶつけ合ってきた2人が同じコーナーに立った。試合は美央vs世羅でスタート。直前に行われた東村山でのおでかけプロレスの流れを受けた張り手攻撃を巡る攻防が続き、もちが美央に捕まった。ロープにもちを固定した美央はコーナーのつくしに声を掛ける。美央の指示でもちに張り手を見舞うつくし。さらに美央が後頭部へのビックブーツを決めるのをしっかりアシスト。おてんばダッシュでは美央を誘いながら、美央が嬉しそうに決めると、つくしが無表情で完全にスルーするシーンも見られたが、その後は終始スムーズな連係をみせた。中でも美央の肩口に乗り、その位置から世羅につくしがフットスタンプを決めた合体技は、一撃必殺の強烈な破壊力を感じさせた。しかも最後はリボンタッグ王者の世羅からつくしが3カウントを奪取。試合後もハイタッチで喜び合うなど、すっかり息の合ったところをみせた美央&つくし。
試合後の座談会では、散々張り手を浴び、背中に手形がついたもちから「なんと(背中に)天使の羽が生えたみたいで。それは置いておいて、このかりんこりん共!(何?と聞き返され)かりんこりんだよ!細いってこと。私のもっちりした可愛いお肌に傷をつけるなんて、いい度胸しているな!いつかお前らアザだらけにしてやるからな!」と迫られた美央&つくしだが、宮城もちっていうくらいに、叩けば叩くほど、いい音するわ〜。また今度試合があったら叩き合いましょうね。でも私はかりんこりんだから、お前ほどはいい音でないだろうな。」ともちに切り返した美央は「そんな事は置いておいて。つくしとタッグを組んだんですけど、合体技も見事に決まりました。つくしとのタッグはなんだかんだ息が合うという事で、今後も続けていけたらいいなと私的には思ったんですけども…ツンケンしているつくしの事だから、どう思っているのかが気になりました」とつくしとのタッグ継続を希望。これに対してつくしが「つくしは紫雷美央とのタッグ、あまりいいとは思わないけど。まあずっと組んであげてもいいけど」とツンデレに語り「ずっと組んでいくなら、チャンス掴んでもいいと思います。今日、負けたリボンタッグチャンピオンの世羅さん。後楽園、リボンタッグ(選手権)どうですか?」と今度は美央とのタッグでのタイトル挑戦を打ち出した。「でも今日、成宮さんいないですし…」と口ごもる世羅に「美央、組むよね?」と美央を呼び寄せたつくし。それでも「成宮さん、いないですし。自分ひとりでは…」とはっきりしない世羅に、マイクを手にした美央が「ほんとダメだわこの子。もじもじしちゃってチャンピオンなのに。どうすんの?あっでもそうだよね。私たち即席タッグでいきなりねえ、チャンピオンに挑戦するなんておこがましいよね。でもおこがましいけど、今日勝っちゃったのも事実っちゃ事実なんだよね。これどうしたもんかなあ〜!?ほんとに申し訳ないんだよね。なんならナルミーもいないからさあ、余計にちょっと心苦しいとは思うんだけど。あっ無理なら無理でいいんだよ、でも私たちが勝ったっていう事実はそのまま残るんだけどね。それでもよかったら、このままこの挑戦を流してもらっても…」と息をつかせぬマシンガントーク!我慢できずに美央の言葉を遮り「挑戦させてやりますよぉぉぉぉ!」と2人の挑発に乗ってしまった世羅。チャンピオン側OKと見なした藤本が、その場で後楽園でのリボンタッグ戦を認め.STAP10度目の防衛戦の相手が美央&つくしに正式決定した。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so26731286
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so26731291
Bhttps://www.nicovideo.jp/watch/so26731292
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