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試合結果

アイスリボン628『バレンタインリボン』

2015年02月14日 開始時間 14時00分〜 / 開場時刻 13時30分



アイスリボン628
『バレンタインリボン』
会場:アイスリボン道場
観衆:124人(超満員札止)

◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
○つくし(7分44秒 片エビ固め)藤田あかね×
※ダイビングフットスタンプ


ウエイトで上回るあかねがつくしに挑んだシングルマッチ。前回(昨年11.22「606」)の初対決ではつくしの2カウントフォールによる3人掛けの1番目の対戦相手を務めたあかねだったが、早い勝負に出たつくしに何もできずに4分でギブアップ負けを喫した。この日のあかねは前回とは違いつくしの動きを見る冷静さもみせ、ボディスラムを皮切りに、逆エビ固め、腕巻き込み式ラクダ固めとパワーで正面からつくしに向かっていった。しかし巧みな間の外し方、相手の裏をかくフェイント攻撃と、あかねのパワーに対して切り返しのうまさを存分に発揮したつくしは、要所要所でしっかりとダメージを与えながら、じわじわとあかねを攻め込んでいく。そして勝負のタイミングを逃さず最後はトゥインクルスターからコーナー最上段からのフットスタンプと畳み掛けての快勝した。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
×松本都(4分59秒 片エビ固め)くるみ○
※ダイビングボディプレス


2週間後に美央との次期ICE×∞王座挑戦者決定戦の再戦を控え上昇気流に乗っているくるみにとっては、一歩間違えれば乱気流に巻き込まれかねない都との一戦。しかしスタートのロックアップからいきなりパワー差を存分にアピールしたくるみは、途中、都の卍固め、ロープを使っての卍固め、グランド卍固めの攻撃を受け腕にダメージを受けたものの、まったくペースを乱すこともなく、この試合2発目の都のシャイニングウイザードを叩き落とすとサマーソルトを決め、最後はロープ2段目&最上段からのダイビング・ボディプレスの連続攻撃で都を圧殺した。「久々に都さんとシングルマッチをしたんですけど、全然、変わってないなと思いました。自分がデビューしてからけっこうシングマッチ組まれていて。歳だけ取ったなと思いました。自分は来週土曜日に試合して、再来週受験が待ってます。この調子で受験も頑張りたいと思います」と試合後、余裕の表情をみせていたくるみ。この勢いで受験、そして美央との再戦を突破できるか?

◆第3試合 トライアングルリボン15分1本勝負
×235(9分10秒 首固め)弓李○
※もう1人は藤本つかさ


試合前から235が弓李に対してライバル心を燃やしまくり、試合開始のゴングが鳴ったあとも弓李から視線を外そうとしない。いきなり蚊帳の外の藤本だが、ここはあえて強引に試合に"参加"。なんと235、弓李の2人を捕まえての交互サッカーボールキック、両腕を使っての2人同時ドラゴンスリーパー、2人まとめて逆エビ固め、さらには2人まとめてエースクラッシャー、ビーナスクラッチと、1人で2人を相手にする"勝手に"ハンディキャップマッチに挑んでいった。しかし、途中攻め込みに行こうとしたところを、弓李の「許してニャン」の一言に一瞬、躊躇してしまい、直後弓李の反撃を浴びた辺りでペースダウン。弓李に逆「許してニャン」を仕掛けるが、30代のアピールは10代には効果なし!?そのまま弓李の反撃を受け一瞬の隙を衝かれて、弓李に場外に転落させられてしまった。藤本を場外に落とした弓李は、すかさず235を丸め込んでカウント3。トライアングル初出場の弓李がビギナーズラックの勝利を飾った。試合後「今日、久しぶりの道場マッチだったんです。弓李に負けてめっちゃ悔しいです。トレーニングやって筋肉ついてきたなと思ったんですけど、負けたからには次がある。今度はぜってえ負けねえから!」と悔しがる235を尻目に、弓李は「今日は初めてのトライアングルでした。初めてなのに勝っちゃいましたよ。これは自分がトライアングルに向いている、素質があるんじゃないかと思います。今年中にトライアングルマスターになりたいと思います」と自身満々で語った。

◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
○成宮真希&世羅りさ(10分10秒 ドリンク固め)希月あおい&宮城もち×


2.7「626」で初シングルマッチを行ったあおいともち。試合後あおいが「対戦するより今度は組んでみたい」とアピールしていたあおい&もちの初タッグが実現。しかもいきなりリボンタッグ王者の.STAPとの一戦でメインに組まれた。開始早々、「今日はバレンタインだから、私を食べて!」と両手を広げて世羅にアピールするもち。執拗に「ほれ、食べてみろ!今日はチョコレート味だから」と腕を出して迫るもちに、世羅も半ばやけくそ気味に腕に噛みつくが「意外においしい!」と予想外のリアクション。さらにはあおい&もちで青春ピラミッドを決めた後は、.STAPの周りを流行りの8.6バズーカーネタをもじって「青春ピラミッド!青春ピラミッド!」と2人で行進。「ちょっと待って、青春ピラミッドってなんですのん?」と突っ込む.STAPだが、関西人の吉野レフェリーからダメ出しを受けてしまう。試合は序盤から、その場の空気に関係なく自由にアピールしまくるあおい&もちのペースとなってしまった。
もちろん、ネタばかりでなく試合運びにおいても独特のリズムを持つあおいともちに、なかなかペースの掴めない.STAPに猛攻撃を仕掛け徐々に追い込んでいく。初タッグとは思えない2人の攻撃に押されまくった.STAPだが、王座9連続防衛中の底力が最後の最後に出た。あおいのダイビングセントーン、もちのスプラッシュ、さらにもちのメタボリックサンドと猛ラッシュを浴びた成宮が、世羅の好フォローを受けカムバックすると、更にとどめを狙って勢い込むもちにドリンク固めで丸め込んでの逆転勝ち。「ここで負けるわけにはいかない」という.STAPの執念が試合を制した。
試合後もちは「アイスリボンは夢かなう団体という事で、あおいさんとの初タッグだったんですけど、惜しくも負けてしまいました。でもあおいさんと組んでいて、すごいワクワクしたし、.STAPをすごい翻弄したんではないかなと思います。1枚も2枚も、36枚ぐらい上だったんじゃないかなと思いました」と試合には負けたものの、あおいとのタッグに手ごたえを掴んだ様子。一方フィニッシュを決めた成宮は「.STAP、今チャンピオンですけど。正直、最後は危機を感じてしまいました。でも絶対に負けるわけにはいけないという思いの強さ。最後丸め込む事が出来て、本当に良かったなと思っています。いろいろ思うところ、考えるところ、最近すごく多いんですけど。こうやって.STAPで勝てるとホっとして大丈夫だと思える自分もいるので。絶対に負けられないなと思いました。」と弓李とのかっぱ巻き、都とのもうすぐ三十路タッグとは違うシリアスな表情をみせた。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so26573823
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so26573825
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)