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試合結果

アイスリボン582

2014年08月16日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分



会場:アイスリボン道場
観衆:96人

◆エキシビション3分間
星ハム子(0-0)あきば栞


6・15広島リボン以降、欠場を続けていたあきば栞が2ヵ月ぶりにリングに立った。この日は本格復帰を目指しての3分間のエキシビションではあったが、持ち前の跳躍力を活かしたドロップキック、コルバタを鮮やかに決め、ウラカンラナこそ決まらなかったものの、欠場前と変わらない動きをみせた。ただし、3分間のエキシで動きが良かったからといって、即、復帰とはならない。欠場の原因が記憶障害を伴う頭痛だったことを考えれば、復帰にはまだまだ慎重にならざるを得ない。対戦したハム子が「エキシビションを通して、早く復帰したいんだなっていう気持ちが伝わってきました。」と語っていたが、その気持ちをあせらず溜め込みつつ、エキシで実戦の勘を少しずつ取り戻しながら、ベストのタイミングでのリング復帰を目指す。

◆第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
チェリー&×藤田あかね(10分12秒 ギブアップ)くるみ&弓李○
※腕ひしぎ十字固め


8・14Teens後楽園の第1試合で、チェリーらから「お前はこっち側だろう」と勧誘を受けていたあかねがチェリーとタッグを結成し、リアルTeensのくるみ&弓李と対戦した。
まさに後楽園の延長戦のような組み合わせとなったが、試合では相変わらず老獪なチェリーの攻撃に苦しんだTeensが徐々に標的をあかねに絞ることで勢いに乗ると、一気に勝負に出た。くるみがフォローに入ろうとするチェリーとあかねを一本背負いで投げ飛ばし、さらにあかねにトッププレス。これを受けて弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスから腕ひしぎ十字固めに取って一本勝ち。8・2道場マッチに続き、弓李が勝利を自身の手でモノにした。試合後「今日、Teensの続きのつもりでここにやってきました。」と三つ編みヘアをアピールするチェリーが「私がティーンのときは、角刈りだったんですけどね。」とサラリと衝撃カミングアウトをしたあと「いつからTeensになったんですか?しかも、この髪型、ちょっと古いじゃないですか…。」と突っ込みを入れたくるみは「弓李といいタッグになれたらいいなと思いました。」と語り、くるみとのタッグで連勝した弓李は「勝ちました〜っ!くるみさんと組んだら勝てるんじゃないかという、すっごい自信が湧いてきました。」と語った後、チェリーの髪型を指差し「平成で見たことがありません。」と強烈な追い打ち。

◆第2試合 シングルマッチ10分1本勝負
○世羅りさ(8分15秒 片エビ固め)優華×
※ダイビングダブルニードロップ


3・12道場マッチ以来のシングル対決はロックアップでスタート。開始早々パワー全開で優華をロープに詰めてプレッシャーを与えようとする世羅。しかし、逆に優華の負けん気に火をつけ、パワーでねじ伏せようとする世羅に対して、優華も真正面から挑み、力負けしないところをアピールしていく。さらに立体的な動きで世羅に攻撃を仕掛ける優華。押せ押せの流れとなったが、あと一歩のところで、強烈なしゃちほこ固めで動きを止められ、腰にダメージを受けてしまう。なんとかスクールガール、首固めと切り返し技で流れを戻そうとするが、コーナーに振られてのダブルニー、スプラッシュ二―を浴び、最後はセラリズムからのダイビングダブルニーにフォール負け。敗れた優華だが気持ちは前向き。「今日はタイトルマッチと同じ技で負けてしまったのですが、次からは腹筋を鍛えて、あの技を2で返せるように頑張りたいと思います。」と世羅のフィニッシュホールド対策として、腹筋の強化をアピールした。

◆第3試合 タッグマッチ20分1本勝負
○藤本つかさ&つくし(11分15秒 ウラカンナラ)成宮真希&山下りな×


前回の道場マッチではシングルで対戦し、同じ九州出身という共通点もあり意気投合した成宮と山下がタッグを結成。3・26以来の久々にタッグを組んだドロップキッカーズと対戦した。前回の道場マッチ、Teens後楽園でも爆発的なパワーファイトで健闘した山下に、試合前の握手をはたき、宣戦布告したつくしは、自ら先発に出ると、同じく先発で出てきた山下に串刺しドロップキックの先制攻撃。さらに藤本に代わると、コーナーからつくしが指示し、ダブルのおてんばダッシュへ。「なんだ、これは!?」と初めて受ける攻撃に戸惑う山下を、藤本、つくしが順番に弓矢固めに決めようとするが、共に「お、重い…。」と山下を持ち上げることができず。「そんなに重くない!」と怒りのエルボー、チョップで藤本に反撃に出る山下。つくしに対してもパワー全開で襲い掛かる。序盤から山下狙いのドロップキッカーズに対して、山下のフォローに回ることになった成宮だが、息ぴったりのドロップキッカーズはダブルドロップキックの連打で成宮を蹴散らし、2人がかりで山下に攻撃を仕掛けていく。ダブルのクローズラインをはじめ、猛突進で2人を相手に猛反撃に出た山下が、藤本を捉え、バックドロップ、ラリアットで勝負に出るが、共にカウント2で返した藤本は、突進してくる山下をカウンターのウラカンラナで丸め込んでのカウント3。一瞬の切り返しで勝利をモノにした。
「今日は若干、私、蚊帳の外だったんですけども、負けはしましたけど、たのもしいなと思いました。」と山下の奮闘を称える成宮。山下自身は「アイスリボンさんって、すごい華やかな可愛いイメージかなって思っていたんですけど、モンスター揃い…地獄の底みたいな、そんな感じでした。くるみさんともバチバチにやりたいし、ハム子さんともぶつかっていきたいなと思っています。」と新たな"モンスター"との戦いに意欲をみせた。また、つくしは「気持ちだけはお花畑のつくしです。後楽園なんですけど、ダンプさんにアイスリボンがなめられているのは、正直、つくしとくるみのせいかなと思っています。自分たちが小学生だったり、中学生がプロレスをしているから。でもやっていることは大人なことだし、小学生でも試合ができるアイスリボン…ダンプさんになめられたくないというのが自分の気持ちです。なので試合で勝って、ダンプ松本に一言言ってやりたいと思います。」と8・31後楽園への思いを語ると、前日の8・30REINA後楽園でもダンプ松本とのタッグ対決がマッチメイクされた藤本は「無事にアイスリボンの後楽園のリングに立てるかどうか…正直、怖いです。」とダンプとの連戦にプレッシャーを感じつつ、「ただ(ダンプには)観ないで批判されるよりは、観て批判してほしいし、正直、試合はしたくありませんが、ここを通らないとアイスリボンの成長がないと思います。」とアイスリボンのシングル王者として、避けることの許されないダンプ戦への心境を語った。

■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so24910406
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so24910408
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)