試合結果
アイスリボン577
2014年07月26日 開始時間 18時00分〜 / 開場時刻 17時30分
会場:アイスリボン道場
観衆 88人
◆第1試合 シングルマッチ10分1本勝負
〇チェリー(4分38秒 片エビ固め)藤田あかね×
※熟女でドーン
8・14Teens第1試合の6人タッグでの対戦が決定しているチェリーとあかねのシングル戦。開始早々の腕の引っ張り合いでチェリーのお株を奪う足踏みを仕掛けたあかねだが、「骨折した〜っ!」と自軍コーナーに戻ったチェリーはアイシング用のアイスを手にすると、自分の足を冷やすのではなく、あかねをヘッドロックに決めてアイスであかねの額に攻撃を仕掛ける。さらにヘッドロックでの髪引っ張ったり、背中への引っ掻きと、足踏みへの10倍返し。チェリーの浴びせ倒しを踏ん張って押し倒し、熟女でどーんを2度かわしたあかねは、タックルさらに水車落としを狙うが、チェリーは千春レフェリーの腕を掴み逃れ、浴びせ倒しから、この試合3発目の熟女でどーんをクリーンヒットしてのフォール勝ち。健闘したあかねだが、でチェリーの老獪な戦法に翻弄されてしまった。
◆第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
〇くるみ&神田愛実(10分18秒 エビ固め)235&弓李×
※ナッツクラッカー
横浜リボンの続きとなった、もっちりvsげっそり対決。2戦2敗のげっそり。特に2試合ともフォールを奪われている弓李は、なんとか一矢報いようと、くるみ、神田を相手に必死のファイトをみせる。入場式で道場で実ったきゅうりを手に「試合に勝って、このきゅうりを食べます!」と語っていた弓李の頑張りに観客も声援で後押し。くるみに対して、変形三角締め、腕十字と関節技で勝負に出た弓李だが、ウエイトをかけられると分が悪い。試合は徐々にもっちりのペースとなり、肉弾攻撃を浴びたげっそりは防戦一方の展開。最後は弓李が捕まり、神田のスライディングラリアット、くるみのトッププレス、ナッツクラッカーを一気に浴びてのフォール負け。
◆第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△つくし(10分00秒 時間切れ引き分け)ラビット美兎△
リボンタッグ挑戦を表明したチーム春兎によるシングル戦が実現した。チーム結成から1年以上経過して、初めて対角線にに立った2人は、スタートからハイスピードの攻防を展開するが、お互いの手の内を知り尽くしているだけに、相手の切り返しに、両者ともに攻め込むには至らない。リング中央でのエルボーの打ち合いをはじめ、感情をむき出しにしていく2人は、グランドでの攻防、さらに相手の技を切り返しての押さえ込みなど、激しい読み合いを繰り広げながら、相手の裏をかこうと細かい動きをみせるが試合時間10分は短すぎた。最後の最後まで動き続けた2人だが、結果は時間切れドローだった。「春兎として組んできたつくしさんといつかはシングルしてみたいってずっと思っていたので、今日できて、本当に嬉しかったです。これからも春兎は組んで頑張って行きたいと思います。リボンタッグを狙って行きます。」と美兎。一方のつくしも「やっぱり10分っていう時間は短すぎて、でもTeens興行の前に美兎とシングルができて、良かったなと思いました。」とお互いの力を確かめ合ったことで、改めて結束を固めた。
◆第4試合 タッグマッチ20分1本勝負
〇藤本つかさ&優華(11分03秒 片エビ固め)紫雷美央&寿ゆり×
※ダイビングネックブリーカー
入場時は、寿とパラパラを披露し、初のペイントタッグに前向きに臨んだ美央だが、いざ反対コーナーに優華を見ると苦笑い。やりにくそうな表情をみせた。先発に優華が出るのを確認し、寿に先発を託した美央はコーナーへ。優華と寿もプロレスサークルで汗を流した仲。いきなりドロップキックの相打ちをみせると、激しいエルボーの打ち合いで意地を張り合う。注目の美央vs優華が実現したのは5分過ぎ。美央が戦闘態勢に入る前に、いきなり優華のエルボーが飛んできた。まったく臆することなく正面から攻め込んできた優華に、ようやく美央も火がついたか、首4の字、タランチュラと、優華を締め落としにいく。また美央は寿に対しても、要所要所で的確な指示を出し、どうしても技が単発になりがちな寿の動きをフォローすることで、試合はがっぷり四つの展開となったが、翌日にWAVEでの大事な一戦を控えた藤本の気迫が頭ひとつリード。美央との攻防も優位に進めると、寿を捕まえ、最後はサッカーキック、フェースロック、極楽固めで追い込み、コーナーからのダイビングネックブリーカードロップでフィニッシュ。笑顔で勝ち名乗りを受けた。
敗れた美央は「ペイントタッグ、初めて組んだんですけど、試合終わって化粧がそこまで崩れたら、まだまだだな。私は試合終わってから化粧直しをしないで売店に立てるほど強力な化粧をしている。これくらいにペイントがうまくなったら、試合もうまくなるかもしれない。そして大好きな大好きな優華は、なんの躊躇もなく私の顔面を打ってきた。今日の教訓は下の子はどんどん私を乗り越えていくと。若い子たちに囲まれて、私も頑張ろうと思います。」と2時間メイクの成果を語れば、化粧が、ぼろぼろの寿は「最近、試合で泣くことが多くて、本当は泣き虫レスラーなのかなって、自分では思っているんですけど、まつ毛が両方取れているんで…(とつけまつ毛を取り、髪の毛で顔を隠しながら)これからは化粧が取れないように、アロンアルファ―でも塗ってやっていこうと思います。」と語った。優華は「7月21日のタイトルマッチ、負けてしまいました。応援してくださった方、観に来てくれたお父さん、大好きな美央さんを裏切って、自分が負けてしまいました。負けてからいっぱい考えて、発表された(今日の道場マッチの)対戦カードは相手が美央さんでした。すっごく考えました。でもここで遠慮したら、美央さんが大好きだからといって全力をぶつけなかったら失礼だと思うし、タイトルマッチで悔しかった思いを美央さんにぶつけようと思って、一人でも大丈夫だよっていうのをぶつけていこうと思って、今日は全力で戦いました。負けてもくよくよしないで、どんどんどんどん突っ走っていきたいと思います。」とこの日の試合に臨んだ心境を告白。
そして、翌日にWAVEの決勝トーナメントに出場する藤本に対して、「自分が初勝利してから食べようと思ったんですが、藤本さんにこれをあげたら、明日勝てるんじゃないかと思いますので、これを食べてください。愛情たっぷり入れたので、おいしいですよ。」と弓李が育てたきゅうりを藤本にプレゼント。一度は受け取った藤本だが「さすがに一人でこのきゅうりは食べられないよ。弓李が大事に大事にきゅうりを育てていたのを私は目の前で見ているんです。だから弓李、私十分パワーあるし、これ食べなくても優勝するから。」と弓李にきゅうりを返そうとしたが、「じゃあ、半分こしましょう!」と弓李。
リング上で2人並んで、弓李の育てたきゅうりにがぶり。きゅうりパワーをもらった藤本は最後の円陣でも「私、明日、優勝します!そして、その先にある夏の挑戦を必ず実行します!」と力強く語った。
なお、次回、7月30日の藤本リアルバースディ興行で藤本自身が見たいカードとして、紫雷美央vsつくしを発表。「もう腹壊すなよ。」と握手を求める美央に、「自分は美央さんしか見ていなかったです。お願いします。」と張り手で返したつくしは早くも臨戦態勢。
すでに発表されている希月あおいvs235vs藤田あかねvs内藤メアリのDVD出演権争奪4WAYは負け抜けのオーバー・ザ・トップロープ・ルールで行われることが決定した。また、メキシコから藤本の遠い遠い親戚のマスクドつっかの参戦も決定。当日は、藤本の言う「夏の挑戦」に関しての具体的な発言も注目される。
■「アイスリボン」のニコニコ動画ch!
@https://www.nicovideo.jp/watch/so24910398
Ahttps://www.nicovideo.jp/watch/so24910400
◆月額見放題500円/1本100円〜(税抜)